キャリアプランの初めの一歩
ラジオネーム建コンの若葉さんからのお便りです。建コンのアレさん、こんにちは。以前、大学での研究分野と配属先の分野が違うことについて相談させていただいたものです。
質問にご回答していただきありがとうございます。おかげさまで前向きに社会人として歩み始めることができております。さて、この度はキャリアプランに関する質問をさせていただきたいと存じます。
入社後1ヶ月が経ち、研修等でキャリアプランを考える機会がありました。その中でキャリアプランの方向性として技術のスペシャリストと組織運営に携わるゼネラリストの大きな2つの方向性が挙げられていましたが、現時点で方向性を見据えることができませんでした。
そこでこの2つの違いや求められる資質能力など健康のアレさんのご意見を頂戴いただけないでしょうか。いつも更新楽しみにしております。よろしくお願いします。
健康のアレコレの健康のアレと申します。この番組は建設コンサルタントという分かりにくくつかみにくい業界についてあれこれお話ししていく番組です。
健康の若葉さんいつも素敵なお便りをありがとうございます。今回のこのお便りで初めてハンドルネームというかラジオネームとして健康の若葉っていうふうに書いていただきまして、あの私の番組で設けているそのなんていうかご意見リストお便りフォームはお便りフォームはあの特別名前を書く欄がないので、
あの名乗りたい人は本部の中で名乗ってくださいということをご案内してたんですけれども、健康の若葉さんいつもありがとうございます。とてもあのなんというか新入社員というか若い社員の人が感じている悩みとか、
あのそういうことをあのなんていうかな私に伝わりやすく質問にして投げかけてくださるので、あのそれを起点にして私としてもあのこういうエピソードをあの撮ったり作ったりすごくしやすくて、あのとても助かってますありがとうございます。
今回いただいたご質問ですけれども、技術のスペシャリストを目指すのか組織運営に携わるゼネラリストを目指すのかと、この2つの道がキャリアプランを考える中であの研修で示されていたということというふうに伺いました。
でですねまあここでいうゼネラリストはあのわかりやすく言っちゃえば部下長のことだと思います。部長とか課長とかそういう人のことを言うんだと私は捉えました。
あのちょっと健康の若葉さんの会社の研修で言っている意図ともしかして一致してなかったら申し訳ないんですけど、まあ多分そういうことであろうとよく技術のスペシャリストと対比される概念として言われますね。
部下長を目指すかどうかということでであの今日この話では私ちょっとこのゼネラリストっていう表現ちょっと使いづらいんで
チームマネージャーっていう言葉に置き換えさせてください。あのねスペシャリストっていうのはスペシャライズなんで特定のその限られ限られたってかな特定の分野に特化するっていうスペシャルスペシャライズスペシャリストという意味合いだと思うんですけど
でそれと対比する言葉として確かにゼネラリストっていうのは一般的な幅広いみたいなねそういう意味なんでスペシャリストとゼネラリストっていうのは確かに対一概念対比概念対義語と言っていいと思うんで
スペシャリストまたはゼネラリストって確かに言うこと多いんだけどでも組織の中のこれからねあの私なりに話をしていきますけど組織の中での役割の名前という意味で言うとゼネラルかゼネラルじゃないかとかはあんまり関係がなくてチームをマネジメントする人とそのマネジメントされたチームの中で技術を発揮する人っていう
この位置関係になるはずなんです組織チームというのはそういうものだと私は理解していてなので目指す道筋が2つありますよって言った時にチームのメンバーとして技術者として価値を発揮する人とそのチームをマネージメントする課長とか部長としてチームをマネージメントする存在としてのマネージャーっていう
そのスペシャリストとマネージャーというかエンジニアとマネージャーと言ってもいいけどそういう位置づけの違いとして理解をする方があの皆さんが本配属をされた後にあの自分が道路部に配属された河川部とかに配属された時の見える景色に近いと思うんで
配属された時に誰がゼネラリストかな誰がスペシャリストかなとかいう目で見ると混乱する気がするだってうちの部長もめっちゃ河川屋じゃんみたいなうちの課長もめっちゃ河川屋じゃそうなんですよこれね非常に特に健康があるあるだと思うんですけど
私は健康あるあると言っていいと思うんだけどあのスペシャリストほど課長になったりするんですよめっちゃ技術ができてめっちゃ仕事できる人ほど課長になったり部長になったりするんですよやっぱり技術で人を評価するんですよねだからあのパッて見た時にうちの課長めっちゃスペシャリストだなぁとかなって混乱するんですでも問題はそこじゃないスペシャリストがゼネラリストかじゃない問題はマネージメントする人かマネージメントされながら
技術者として発揮する人かってこの2つだと思ってくださいであのえっとですね
どっちを目指すか問題 なんですけどどっちを目指すか問題で私の会社ではまあだいたいほっといたらみんなスペシャリストを目指しますね
部長課長になりたいと思っている人は私がパーッと見た感じ少ない し実際に部長とか課長になっている今やってる人たちも別にほんとやりたくねんだけどなぁって思い
ながら課長やったり部長やったりしている人が多いです これは結構健康があるあるな気がします
あの えっとそうですねだから本当は都市計画の専門家だったら街づくりの仕事したいんだ
けどでもその街自分が街づくりのプロジェクトに関わる時間を減らして まあゼロにしている人もいるけど健康の場合割とプレイングマネージャーって言って0にして
る人は少ないと思う まあでも減らしてで分とかかのまあマネージメントする面倒を見ることに時間を
割いているっていう部課長が多いんですよねだからどっちか目どっちを目指すか問題で あの
そうなんですスペシャリストを目指したがる人の方が多いですねこれ一応あの 別の業界の話チラッとさせていただくと例えば製造業とかって例えば
自動車のね 会社に行ったりとかしたとするじゃないですか
a まあ自動車じゃなくてもいいんだけどあの生産の管理とか品質管理とかそれから企画 設計調達とかっていろんな部署がいるあるとしても例えば
車の会社だったらみんな車に関する仕事をしているわけなんですよ その車の8新しい車種を考えて設計をしてプロトタイプを作ってで改良をして
量産体制を作ってそして実際に作りながら水のない壊れていない ちゃんと品質の高いものを毎日毎月使い作り続けるっていう
1個の車を作るっていうすごい壮大な流れの中のいろんなプロセスを車屋さんがこう になっているから一つの車を作るプロセスの中で移動するんです
だから一番最初はその生産管理とか品質管理の部署にいたけど そこからまた移動して設計とか企画に行くとかね
ねわかりますそうするとそのプロセスラインのいろんな場所を知っている人がまあ移動 したりしてあそこにいた人が9プロセスの課長になるとかそういうことが起こるんですよ
健康を見てみてください健康の人で河川を専門の人が道路部の部長になるってことは普通 ないです
と思います私自分の会社以外経験したことないけどでも健康協会とか行って見聞きした話でも その分野を変えて部長になるとか課長になるってのは滅多にないですね
道路の設計をやってた人が交通の部署に移動をするとかね 建築やってた人があの都市計画の部署に移動するから関連をする部署の中での移動とか確かに
ありますよあと国内と海外の移動とかねあるけども基本的にはベースのその分野をまたがない すると何が起こるかっていうとやっぱりその仕事に愛着を持ってその仕事にプライドを持って
やり続けたいと思うわけですよねやっぱりマネージメントすることにってなんか 現場から離れるっていうかね技術の最前線から離れる感覚があるんじゃないかなだから課長部長で
やりたいと思ってやってるって人が少ないように見えるのはやっぱそういうところだと思うん ですよねさっきの製造業みたいにプロセスラインがバーってあるときはマップどっかでねその
つながりの中で調整をしてこの企画と設計と生産がちゃんとつながっていることでいい ものができるんだなぁみたいなあの認識が生まれてだったらマネージメントすることを目指そうって思いやすいん
じゃないかと勝手に想像するんだけれども健康の世界はなかなかそれが起こりにくくて あの技術をずっとやってたいって思ってる人が多いなぁってそんな風に見え
マネージメントの重要性
たりしています でですねえ
えっとですね あの
そうせずまあさっきも言ったんですけどまぁそうやってね技術 にプライドを持って技術をこう研ぎ澄ますというか経験をたくさんして技術者として引い出て
いってそれでね一際技術が 引いててる人が部長とか課長になったりすることがあったりするから
そのなおさらねその人は本当はもっと技術をやっていたかったのになーって思い ながらやってる人もいるかもしれないんですね
で今日 ちょっと最後にちらっとだけ振れるんですけど今日はまあとにかく技術者と
部課長の話を分けてします なんだけど技術が引い出てるってどういうことかって健康の世界で言った時には
やっぱりプロジェクトチームっていうねそのブーとか母があって彼のさらに中に まあ a 版 b 版 c 版みたいに3 4人ぐらいのチーム作ったりする
これいろんなやり方会社でやってると思うから違うかもしれないけどまぁチームで1個 のプロジェクトって3 4人とかでやったりするんですよまあ2人とかであることでその
プロジェクトのチームプロジェクトのリーダー をになっている人は
まあマネージャーなのかそれともスペシャリストなかって言ってまぁその愛の子間にある 存在だと思うんだけれども
これがねまあ要管理技術者です管理技術者が上手にできる人がやっぱりいい 店を業務評点をもらったりして次の仕事につながってより
なんてか難しい仕事をやるようになってって引い出てる人になってくるから あの何が言いたいかというと技術に冷えてた人が部課長になることがあながちおかしなこと
じゃないってこと言いたいんだけど技術に仕入れた人っていうのを健康の世界で言う 場合にはスケジュール管理だとか予算管理とかプロジェクトに対してちゃんとできる人の
ことを言うわけだからその人がさらに1個上のレイヤーとしてもう少し人数の多い 母を面倒見るとか部をマネージメントするっていうことには一定のその
なんていうか 合理性があるというふうにも思うんですけどただこのプロジェクトマネージャープロジェクトリーダー
の話をするとちょっとややこしいのでまずはとにかく2つに分けます マネージャーと技術者に分けます
技術者ってのはスペシャリストのことで最初の質問文で言ったらスペシャリストのことは 技術者
とマネージャーですのマネージャーは部課長です でご質問の中でも2つの違いとか求められる資質や能力
について教えてくださいというふうにありましたんでこれからその違いとかまあその 資質っていうかどういうことが求められるかみたいな話をしていこうと思うん
ですがここで一つ書籍本を紹介したいんですけども 青野よしひささんという人が書いたチームのことだけ考えた
っていう本があるんですよこの青野さんっていうのはサイボーズっていう会社の社長 今でも社長でまぁ創業をした人です
本のタイトルはもう一度言うとチームのことだけ考えたっていう本ですね この本はそのチームとか組織っていうこととその組織の中で働くっていうことと
マネージメントをするっていうことについてすごくわかりやすく書いてある 本なのであのとても
あのおすすめですで私の個人的な思い出で言うとこのチームのことだけ考えたっていう 青野さんの本は私があの健康協会の若手の会の委員をやってる時にあのみんなで
サイボーズに見学に行ってサイボーズのあのなんてか働き方を学びに行こうみたいな 時があってそれでいろいろ話を聞いてですね
すごく感銘を受けてそれでまぁそこで青野義人さんが社長が現れたわけではないんです けどでもそのその中でやってる社員の人の話がもうすでに健康のチームマネージメントには
あんまり感じないようなすごく洗練された合理的なチームが パフォーマンスを発揮するためにマネージメントってどんだけ大事かっていう部課長
部長課長それからそのプロジェクトリーダーのやるべきことがどれだけ大事かというのは すごくわかりやすい
何というかセッションだったんですよねでそれ本を読んでみてなおさらにこう理解が深まる っていう経験があってあのこのチームのことだけ考えたっていう本はとてもおすすめです
でこれから話す話がこのチームのことだけ考えたにどれだけ書いてあったかも10年 以上前に読んだでちょっとあんまりちゃんとは覚えていないです
この本を読んだ後にもチームのマネージメントについていろいろ私インプットしてそれで私の頭の中に行こう 整理された話をこれから話すんでこの書籍とちょっとどれぐらい関連しているかは別として
ですねでも一番最初の私の入り口としてはこのチームのことだけ考えたっていう本がもう そのチームマネージメントについて考える入り口になったんですよね
あの技術士の試験にもすごく役に立つと言えます 言えます特に相関の勉強になると思いますのでチーム
はいこの方おすすめですえっとそれで違いね違いなんですけどまぁスペシャリストの位は イメージの通りなんでもうちょっとあの割愛しますね
スペシャリストの能力
あのそれぞれのあの分野のスペシャリストっていうことなんでその技術について経験を積んで 知識を積んであのいろんなプロジェクトに対して自分で考えて
解決策を提示したり発注者さんとあの競技議論議論というのは競技ですよね 競技をして方向性を決めてそして特許証書とか求められた成果を納品する
そういうことができる能力プロジェクトに対してそのプロジェクトに求められたことを 答えるっていうその能力がまあ
日出ている人のことは素晴らしいスペシャリストというということでまぁ要は素晴らしい 技術者であるという言い方でもいいと思います
で問題はまあゼネラリストって何って話なんですけどこれは最初に言ったようにゼネラリスト ってのは幅広いっていう意味なんだが
あの組織論組織のことを考えた場合にはゼネラルかスペシャルかっていうのはあまり 大事な問題じゃなくてマネージャーであるかっていうマネージャーってねあの部活のマネージャーとは
ちょっと意味合いが違うんですよその管理職っていう意味ですチームマネージャー カタカナで管理職って言った方がいいのかなまぁちょっとごめんなさいもう言い始め
ちゃったからチームマネージャーって言い方でいい ちょっとこの話は通しますけどもあの部課長ですね部課長
で部課長ってどういう仕事かっていう話ですね あのここの先はスペシャリストいいでしょ
で部課長ってどういう仕事ですかねあのまずまず えっとこれ前話でちょっとかぶってたらすいませんけど会社というものは会社というものは
一人でできないことをやるために作るんですよね なんであの会社に所属をするってことは一人でできないことをやるために所属を
しているはずでで つなわちチームの一員になるっていうこととまあ同義だと思うんですよね
一人でできることを皆さん誰かあなたがやりたいんであれば会社なんかに所属をしない 方がよっぽどやりやすいはずです自分で自由に意思決定をして誰かに頼まれるだけでも
なく自分であの やろうとすることを自分で決めて自分でやれるので会社なんかに所属しない方がいい
一人でできることをやるならですよなんだけれどもあの会社に所属をするってことは あの一人でできないことをやるために所属をしているはずなんです
私がそんなねややこしいことを考えて就活をしていたわけじゃないんですけどみんな 就活している就職活動っていう意味は会社に就職をするんだって
企業活動って日本でなかなか言わないですからね就職活動っていう名前がもう 固定されている時点でまあみんな会社に就職をするっていうのがもう前提になっていて
なんとなく私も就職したんですけれども でもあの意味合いとしてはそういうことなんです会社に所属をするということはチームで
働くということと一緒なんですで チームがよりよく社会に貢献をする
チームが世の中により価値を発揮するためには マネージメントをする人とメンバーとに分かれるのがいいとされてるんですね
あの逆にチームをちゃんとマネージメントする人がいないでみんなが平等ですみたい なんでまあまあメンバーのみですっていう感じで話し合いとかでやることを決めると
まあなんかいろいろとうまくいかないことが起こるという話なんですねでこの後に じゃあうまくいかないことって例えばどんなことかの話をまあちょっとだんだん
していきますんでああありそうだなぁとかバイトでもそういうことだったなぁとか部活でも そんなことあったなぁとか思いながらですね
だけどそれを何とかする人がマネージャーなんだな 部課長なんだなってこう思いながら聞いてほしいんですね
でまぁちょっと一応イメージのしやすいように仮にですねまぁこんな人数整理する必要ない かもしれない9人の
かがあるとしてくださいかがね9人プラス課長 9人プラス課長で10人ですね9人プラス課長で10人の課があってこのかが3つ
集まった分あるとしますそうすると10人10人10人で30人 この30人に部長を足して31人です
河川部道路部構造部 なんか地質部とか
そういうやつそうするとこの31人の部の中に課長が3人いて部長が一人ですよね だから31人中4人が部課長
31人中4人がチームマネージャー ってことになります私が一番最初にあの
ほっといたらみんなスペシャリストを目指すって言ったんですけど 実際の人数割合で言った時にこんな感じなんですよ
31人のうちのだいたい1割ちょいとかがチームマネージャーなんで みんながみんなマネージャーを目指す必要って本当はないしみんながみんなマネージャー
やったってしょうがないんですよ それにまあ日出てる人とかやりたい人がやるっていうことの方が意味があると思って
でもどういう人がマネージャーをやるのがいいのかみたいなのさっき紹介したチームの ことだけ考えたって本には書いてあるんだけど
まあそんな感じなんですねだからまあまあそういう人数割合であの普通の組織 というのはスペシャリストの方が多い
マネージャーの方が人数は少ないとまぁまずそういうもんだなぁと思ってイメージして ください
チームマネージャーの役割
でそういうかとか部の中に例えばこんなトラブルがあったとします 私ばっかり仕事が多いんですけどでなんであの人前毎回
さっさと帰ってんですか私ばっかり残業しててマジ嫌なんですけど とかいう話どうですかありそうですよね
でこれとは逆にあの 仕事をバンバンバンバンバンバン取りすぎる課長がいてもうそのか
1か2か3かあって参加だけずっとみんな忙しい でもメンバーがめっちゃ疲弊してる
をただでも残業が多いのにまた1個仕事を取ってきちゃったんですか課長みたいな こういうのも問題ですよね
こんな風にあのチームがよりよくパフォーマンスを発揮するときにやっぱり こなしきれない仕事を抱えるといい
ものは品質が低下するんですよねミスが起きやすい トラブルも起きやすい電話したのに出ない
なんかずっと出張行ってると打ち合わせばっかりとかそういうことになりやすくて あのいいものができないですチームがより良くあの価値を発揮するためには
あの仕事の多すぎは良くないし偏りがあるっていうのも良くないんですよね これもあの
これはさっき紹介した本だけじゃなくてチームマネージメントにのについて語るときに必ず 出てくるキーワードがあってそれがモチベーション
って言葉なんですよ モチベーションが上がんないとかモチベー下がってるわーみたいな日常会話でも使うかもしれない
ですけどにモチベーションという言葉は専門用語です まああのチームマネージメントの世界によってして専門用語ですもうどんなあの
なんていうかあのコンテンツから本を読んでも出てくるモチベーションしかも えっと技術士の総合技術管理部門
相関試験にもモチベーションということは出てきますあのこれも後で話しますけどそう モチベーションってそれぐらい本当にあの夏がノリでねテンションが上がる下がる
とかいう世界の話じゃなくてチームがより良いパフォーマンスを発揮する上でモチベーション という観念はすごく大事なんです
であの 仕事取りすぎる課長がいるっていうもうこの問題はモチベーション以前の問題であの
品質が低下するこなしきれない仕事を抱えているという時点で物理的な問題ですね で
具全体の仕事量はほどほどだとした時にここに偏りがある場合 この偏りがある場合っていうのはモチベーションの問題になってきます
なんであの人ばっかり 楽してんだよみたい
であのなんていうか そういうのをまず調整するのは部課長の仕事なんですね
さっき言ったみたいにチームがより良いパフォーマンスを発揮するときにマネージメント する人とメンバーとに別れた方がいいって言ったのはこのポイントで誰かが
まあ上に立つって考えちゃいますよねまあちょっとそれはイメージしやすいんで上と下 って言い方しますね本当はね上でも下でもないんだっていうのがさっきの青野さんの話
でもあるんだけどまぁイメージは上と下って言いますねで上に立って 下のメンバーのバランスを調整したり不満を解消したりあるいは説明をしたり
するそうやってコミュニケーションをとって調整をすると モチベーションが上がったり
まあやりたいことを見つけたりあるいは適材適所って言ってこれが得意な人をこれを やってもらうとかこれが苦手な人はじゃあこういうふうに役割を調整するとかね
そういうことをすることによってもちっぱいあのチームというのはパフォーマンスが グーンと上がるんだっていうのがチームマネージメントなんですそれをする人が部課長です
組織運営と評価
あの 質問のに立ち戻るとそのスペシャリストとゼネラリストの違い
でゼネラリストということはここでチームマネージメントに言い換えているんですけど あの違い分かってきますよね
あのスペシャリストたち の調整をするのがまあ
マネージメントということです組織運営に携わるっていうふうに質問の中にも書いてある そういうことです
で今のは仕事量の話ですけどそれにまあまあひんもずく話として あの評価っていうのもとても重要なマネージャーの仕事ですね
でとても優秀な人となんかわかんないけど毎回 発注者さんとトラブルばっかり起こす人がいたとした場合にこの2人が同じ評価だったりすると
優秀な人のモチベーションは下がります なのでやはり優秀な人はあのまあ発注者さんの評判もいい
で毎回成果の品質もいいミスが少ない しかも次の仕事を取ってくるときに世の中の情勢の変化とかね
的確に捉えて新しい仕事にチャレンジをする プロポーザル書いてあの今までブーがあんまり受注したことないけど確かに今後増え
そうな仕事をいち早く見つけて取ってくるとかね まあそういうことができるような人というのは良い評価になるわけですけれどもそういう
人をちゃんと高い評価をするかしないか であのチームのモチベーションというのは変わってきます
でしかもとても重要なのは黙っていい人をよく評価して悪い人を悪く評価するっていう のを黙ってあるだけだったらこれはモチベーションに実は繋がらないんです
どうしてそのように評価したかを説明するっていうのはすごく大事なことなんです でどうしてあなたはこういう評価でどうしてあなたはこういう評価なのか
っていう良い人にも悪い人にもこれからの見て人欲しい人にも説明をするっていうのは とても重要な部課長の仕事で
でこれを説明する時には必ずついて回ることが私たちのかはここにこれを目指してるんだ っていう
組織がやりたいこと組織が求めるもの組織の方向性を説明することが必ず必要になって くるんです
あんたなんかいいねってじゃないとなっちゃうけど組織がやりたいことにあなたはとても コミットしてくれている貢献してくれているから高く評価するっていう
組織の向かう方向性とか向かうスピードが基準軸になるんですよね でうちの組織がこれだけやりたいと思っているのにあなたは申し訳ないけどそこに
まだ足りてないから今年はこういう評価にさせてもらうっていうふうにこの組織の 目指す部分を軸に基準にしてそれに対してあのどれぐらい貢献しているかどうかって
いうのがまあどうしてもそう話さなければ論理的にならなくなっちゃうんで そういう説明が必要になってくるわけですよそうするとここで話すとそのマネージャーっていう
のにはとてもとてもコミュニケーション能力が求められます でこれもまた技術を発注者さんに説明するのとは全然違うコミュニケーションが求められます
ここがねー あの健康の人が健康の人だけじゃないかまあでもは使うと私の会社の人は
あんまり部課長やりたがらないポイントの一つでもあると思う で説明するのが大事ですなんていうのは簡単ですけど本当に説明して理解してもらうことなんて
言ったら不可能かもしれない違う人間だからさでも不可能かもしれないけど全く説明し ないよりも説明した方がまだ分かり合える
でその100%合意できないけどでも 最善を尽くしてなるべくお互いに歩み寄ってそれであの
なんていうか 可能な限り良いパフォーマンス可能な限りいいチーム可能な限りいいかみたいな
理想にはとてもたどり着けないけどでも最大限努力して今のメンバーで一番いい 形こここういうことを目指すしかないことなわけなんですよね
だからねプロジェクトをね設計業務とか計画業務みたいな プロジェクトに良い品質のものを答えるって言ったらもしかしたら自分の考える
100点に対して95点ぐらいの良い設計できたなぁとかあるかもしれないけど チームをマネージメントしようと思ったら
多分でそういうわけにいかないんですよねいろんな人がいるんでね で私は常々言ってますけど
あの ものすごくたくさん働いてものすごく活躍したい人もそこまでじゃないけどそこそこにやりたい人も
どっちの人も一緒のチームで働けるチームがいいチームだっていうのは私のあの あのなんていうか考えなんですけど私の意見なんですけどこの意見はあの青野さんが言って
いたさっきのチームのことだけ考えたっていうのに結構近いそこから着想を得ている ところがある
ですよでそのなんでかっていうとやっぱり世の中多様化していてね 昔だったら会社のために身をこにして働くのが当たり前みたいなだって土曜日の
午前まで仕事だったわけだからね昔なんか 土曜日1日休みじゃなかったわけなんだけど
スペシャリストとゼネラリストの違い
あの なんかねまあそういうのが当たり前だった時代から全然変わっていろんな人がいる
で めっちゃ会社のために犠牲になってくれる人
がいいですって会社が思い続けたらその会社は結局 魅力のない会社だとみなされてどんどん人が離れていってしまうと私は思うんですよ
だけどすげー頑張りたい人はすげー頑張りたいなりに頑張らせてくれるし あの
まあ頑張らないって言い方あれだけどマイペースに成長したい人はマイペースに成長する 道も用意してくれているそんな会社があったらそこにはね
いろんな意味でいろんな優秀な人が集まってくると思うんですよね あの人はマイペースだけどでも一個一個の仕事は完璧にこなすし
あの なんていうか議論をする時にはとてもいい意見を言ってくれるんだったらそれはなんか
あのマイペースでもとても会社に価値を発揮していることになる貢献してくれることになる から
だからいろいろな人がごちゃ混ぜになってみんなで良い ムードで働けるチームがあったらそれって理想だなって思うんだけどそのチームを
マネージメントするのって結構大変なわけですよ みんながみんないろんな思いの中で仕事した時にねだからこれからの世の中にはそういう
いろんな人がいる組織を上手にマネージメントして上手にコミュニケーションしてなるべく みんなにある程度納得をしてもらって
でまぁあの人が言うんだったら頑張ってみようとかあの人が言うんだからあそっか いろんな人がいていいんだとか
なんかそうやってねチームを作っていけるようなマネージメントマネージャーというのは あの求められるんじゃないかなというふうにまあ思うわけなんだけど
まああの繰り返しになりますけどこういう存在こういう人材というのは スペシャリストとはすごく違いますよね
なのであの その2つの違いと求められるものって何でしょうかっていうのがまぁ今回の質問だった
けですけれどもまぁそんな感じの a
役割というのがチームマネージャーであるということだと思います さて
技術士の試験とその意義
と話の中でちらっと触れましたけどもこういうチームマネージャーに必要な資質を問う試験 が技術士の総監です
これねこの総監は総合技術管理部門って技術って言葉入ってるからあの想像しにくい かもしれないんですけど本当かよって思った人は問題文を読んでください
ぜひぜひ読んでみてくださいあのマークシートの方とかね あのモチベーションの話出てきますし財務管理の話出てきますし
あの多様性の話も出てくるし あのそうなんです総監っていうのはねその部下長というか組織をマネージメントする
資質を問う試験なんですよそれがまず一つあの意外と受けたことない人は知らない事実 ですね
でさらに今日ちょっと割と軽く触れてスキップしましたけれども建設部門とか機械部門 とかそういう総監以外の技術士
はプロジェクトマネージャーの資質を問う試験なんですよ スケジュール管理ができるのか予算管理ができるのかスケジュールと予算を守ろうと思って
さらに発注者さんの要求に答えようと思ったら微妙に何かを犠牲にしないといけない そんなトレードオフをどうやって上手に解決をするか
例えばこんな新しい技術を導入することで3つのこう一一見コンフリクトした あの全部あちらを立てればこちらが立たないような状況を新しい技術を導入して解決を
したとかあの場合によってはちょっともともと予定になかったけれどもメンバーを 増員して解決しましたとかね
そういうプロジェクトマネージメントの話を問うているのが技術士のあの 総監以外の話なんですよねこのプロジェクトマネージメント
まあそうそうなんですよねまあそういうことなんで今日話した話っていうのは技術士にも すごく直結した話になったりもするわけなんですけれどもまあ特に今日の質問の
まあ
コアな部分であるスペシャリストとゼネラリスト このゼネラリストをチームマネージャーというふうに呼びかえて
今回はお話をしてまいりましたでさらに特にわかりにくい 部課長っていうのは何をする仕事なんだ何が求められるのかいなかったらどうなっちゃうのか
とそういう話をしてまいりました ご質問の回答になったでしょうかあのこんな感じで
まあこの番組は特に若い人とかあるいは学生さんとか に向けてまあ
健康ってどういう仕事なのかっていうことが伝わることを目指した番組ですけれども あのまあそういう方に限らずですね
私よりもさらに経験の多いベテランの方でも結構ですので概要欄にご質問フォーム の url を載せておきますので聞いてみたいことがあったらぜひぜひお便りをお寄せください
ということで今日は最後までついていただきありがとうございました