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2021-06-03 16:23

番外編#10 一部上場企業のお給料って高いの?<質問回答>

Twitterアカウントに寄せられた質問に答えるコーナー。
質問箱ではサラッと答えていますが、ここはポッドキャストなのでガチ気味に回答しています。
株式の説明とか、ちょっと正確じゃないかもしれませんが、「給料とは関係ない」ということは伝わると思いますので参考にしてください。
引き合いに出している、立川談志さんの「ねずみ穴」はこちら。(リンク切れちゃったらごめんなさい)
「鼠穴」
https://youtu.be/MMGisluwa80

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建コンのアレこれの、建コンのアレです。よろしくお願いします。
今回は、私のツイッターアカウントに寄せられた質問に回答していくコーナーです。
その質問は、一部上場企業について話していきます。
ほとんどは建コンというよりも、そもそも株式会社ってどういうことなんだっぽいような話になります。
後半に建コンという背景も重ねて話をしようと思います。
こんな質問がいくつか来ています。今までに。
一部上場している建コンの会社がいくつかありますけど、そういう会社の方が給料がいいんでしょうか。
とか、建コンの売上ランキングを見ると、一部上場してない企業の方が上にあったりする時があるんですけど、どうしてでしょうか。
という質問なんですね。
これも、まず速攻答えると、一部上場と給料は関係ないし、一部上場と売上も関係ないです。直接的には。
売上は一切関係ないこともないかもしれませんけれども、給料も間接的には関係あるかもしれませんけど、あまり関係ないんですよ。
この質問は、一部上場という言葉をクリアに理解していないから発生する疑問だと思うんですよね。
私も学生の頃全然わかってなかったので、そういうイメージが一部上場企業の方が良い会社とか、成績の良い会社みたいなイメージがあるのは仕方ないというか、そういうものかなと思いますので、
今回の配信というか、この回で触りを説明しますので、「ああ、なんだ、そういうことだったのか。」って思っていただけたら嬉しいなと思います。
いきなりというか、いろんな背景から説明しないといけないので、ちょっと遠回りに感じるかもしれないんですけど、できればお付き合いいただきたいと思います。
では、参ります。いきなりこの話から入るのもあれなんだけど、私の好きな落語にネズミ穴っていう落語があるんですよ。
YouTubeでも出てきますんで、私は立川男子先生のやつが大好きなんですけど、何度も聞いてるんですけど、ネズミ穴、ネズミの穴です。
この話どういう話かというと、これ話を詳しく説明する気はないんですけど、どういう話かというと、越後から江戸にやってきた武蔵さんがですね、江戸で商売を始めようと思うんですよ。
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事情があって、越後の自分の農地を失ってしまって、それで武蔵さんより先に江戸に来て商売に成功していたお兄さんがいて、そのお兄さんに商売の元出を借りるところから始まるんです。
元出を借りるというよりも、武蔵さんは元々は雇ってくれって言いに行くんですよね、お兄さんに。僕を使ってくださいって言って。
そしたらお兄さんが、いや別に兄弟でね、弟を雇うなんてのもちょっと嫌だから、元出を貸してやるから自分で商売しろよって言うんですよ。
武蔵さんが、いや元出が借りれるんだったらやってみますって言って、そこから話が始まるんですけど、元出って分かりますかね、元出っていうのはお金です。
特に元出って言った場合には、ビジネスをスタートするために使う軍資金というか、スタートするために使うベースのお金っていうか、そういうものですね。
ビジネスっていうのは最初にスタートするときに、もしかして0円からできる仕事もあるかもしれないんですけど、一般的で多くのパターンは元出を使って材料とか設備を仕入れて何か価値を生むっていうのがビジネスなんですよね。
その一番最初の材料を買ったり設備を買ったり、あるいは場合によっては勉強をするためとかね、人を雇うも含めて最初にビジネスをスタートする前に先にお金って大概必要で、そのお金のことを元出って言います。
で、現代のビジネスでは、ネズミ穴の落語の話は多分江戸時代の話なんですけど、現代のビジネスではこの元出を提供しましたよっていう証が株式です。ちょっとこの説明正しくなかった、専門の人から聞いてん?って思ったらすみません。
触りで言ったらそんな理解で大きく外れてないと思います。
ネズミ穴で言うと、お兄さんは竹蔵さんにお金を貸すんですけど、貸したよっていう証、あ、そうか、出資だからな、貸すじゃないんだよな。元出を提供する、提供した証が株式です。
企業からすると株式会社っていうのは株式を発行して誰かに買ってもらうわけです。誰かっていうのは基本的に投資家だったり銀行ね、投資家としての銀行とかに買ってもらう、投資する出資者に買ってもらうってことですね。
出資をするっていうのは逆に言うと資金を提供して株式を手に入れること。これが出資ですね、株式で言うところ。
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そういうふうにして投資家とか出資者がお金を提供して株式をもらいますよね。買うみたいな、株を買うみたいな格好ですね。株の発行元から買うっていう感じです。
手に入れた株式を持っていると資金提供した企業が利益を上げた時にその売上から配当金っていうのがもらえるんですね。そういう権利が宿った出資証明みたいなのが株式ってことです。
だからさっきの例で言うと竹澤さんがどんどん利益が儲かると株式会社スタイルだったら出資をしたお兄さんはどんどん利益の一部を還元してもらえて、自分でビジネスをしなくてもお金が入るっていうことですね。これが株式っていうものなんですけど。
ポイントは出資をした人が株式を手に入れるんですけど、その株式を転売できるんですよ。売買できるんですね。
例えばAさんが2000万円出資して、出資したその時の価値での2000万円分の株式を持っていると、これをBさんに売ることができる。これを売買する場所っていうのが株式市場なんですね。
この株式市場で自由に売買できるような登録をするっていうのが上場なんです。逆に上場してない企業は何かっていうと、株式市場での売買ができないような株式を発行している状態だと思うんですよね。
一部上場っていうのは略称で、東京証券取引所の市場第一部っていうところに上場しているのが一部上場企業なんですね。一部っていうのは略称なんですよ。
ここまでの説明で分かっていただいたと思うんですけど、給料の話は1個も出てきてないんですよね。給料とは直接関係ないんですよ。売上ともあんまり関係がない。
ただ、上場するにあたって審査があって、ビジネスの収益性とか健全性っていう項目がその審査の項目になってるんで、ビジネスが上手くいっている、あるいはこの先も上手くいくであろうと証券取引所が判断した会社に限って上場ができるっていう意味で言えば間接的に関係はしてると思うんですけど、
だからといって、上場してない会社は上手くいってないわけじゃないわけですから、上手くいってるけど上場しないっていう経営選択もあるので、上場してるかしてないかっていうのは企業の良さとか給料の良さを測るバロメーターにはならないです。
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健康っていうビジネスモデルを考えたときに、この上場がどれくらい意味があって、どれくらいメリットがあるかっていうのをちょっと話してみたいと思うんですけど、
元手を手に入れることが上場の目的なんですよね。いろんな目的あるらしいんですけど、メインのものは出資を募るっていうことです。
例えばこれがAmazonだったら、今日本にもたくさんフルフィールセンターって言って配送するセンターを作ってるんですよ。
それによってAmazonプライムとか言って次の日に届いたりとか、そういう配送券のスピードとか効率を高めたりしてるんで、
あのものすごいでっかい倉庫を、しかも高機能な倉庫を作るのは売り上げを貯金しておいてその貯金から作ってるんじゃないんですよ。
先に出資を募って集まった資金で先に作るんですよ。借金とはちょっと違うんですけど、
そういうように工場をたくさん作ったりとか、あるいはSpaceXみたいに、SpaceXってご存知なかったら調べていただきたいんですけど、
宇宙船の打ち上げ試験を何度もやって何度もぶっ壊してるんですよね。
試験だから壊れていいみたいなんですけど、あんな風にものすごい高額な試験をやってるわけです。実験を。
そういう研究開発なんですけど、そういう研究開発に投資するお金っていうのを資金調達で賄ってるわけなんですよ。
SpaceXとかイーロンマスクの会社ですけど、ものすごい企業価値とか言って株価が上がったりしてるんですけどね。
一方で健康はどうかっていうと、健康ってサービス業なんで、技術的なサービス業なんで、生産拠点ってないんですよね。
だから工場をたくさん増やすために資金を集めたいっていうようなことにはなかなかならないわけなんですよ。
ビジネススタイル的に大きな資金調達が必要なシーンっていうのが少ないビジネスモデルだと思います。健康は。
そういう意味でも製造業に比べて一部上場してるかどうかっていうのは、本当に参考になりにくいというか、
企業の良さを判断する上で、本当に参考程度の情報でしかないんじゃないかっていうふうに私は思います。
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だから一部上場してる企業が良いとか悪いとかっていうのは健康においては特に関係がないんじゃないかって思います。
最近、以前からですかね、一部の健康の特に大きな企業っていうのはM&Aを積極的に行ってて、
M&Aっていうのは企業買収みたいなものなんですけど、
てか企業買収のイコールなのかな。
企業M&Aを行う上での資金調達としてだったら意味が分かるかもしれないんですけど、
ただ果たして健康のM&Aを積極的にやってる会社が増資っていう方法でM&Aの資金を年収としてるかどうかちょっと私は分かりません。
分かんないんですけど。
とにかくですね、そういう動き。
あと大きな実験とか開発センターみたいなの持ってる、研究所っていうの持ってる企業もありますけどね。
とにかく一部上場して大きな資金を調達するっていうことによって事業がどんどん拡大するっていうそういうビジネスモデルではないと思いますっていうことが一つです。
そういうわけでですね、一部上場、この私の説明は非常にちょっと素人レベルの説明なんで、よく調べてみてください。
株式って何なのかとか上場って何なのかっていうことをですね、なんか散々説明しといて調べてくださいってちょっとひどいんですけど、関係ないってことは分かるはずなんですよ。
で、そういう質問ね、給料がいいんでしょうかとか、ランキングとちょっと噛み合ってないんですけどなんででしょうか、そういう質問は生まれなくなるはずなんで。
で、私やっぱりね、そういうのを学校でね、小学校とか中学校レベルから学ぶような世の中のほうがいいんじゃないかなって思うんですけどね、これからの時代は。
で、最後に最初に紹介したネズミ穴っていうですね、落語をもし聞かれる場合はYouTubeで。
楽しみ方に一個だけポイントがあるんで、それをお話しして終わろうと思います。
縦川男子さんというね、もう亡くなられた方ですけど、のバージョンが私は好きなんですけど、その縦川男子さんのバージョンの落ち、落語では下げって言うんですけど。
古い言葉を使ってて、パッと聞いても意味がわからないんで、その下げがバレない程度にエッセンスをちょっとインプットしておきたいと思います。
これを聞かずに楽しみたい方はもうここで終わってください。
下げがバレない程度に何を言いたいかというと、五臓六腑に染み渡るって言葉わかりますかね。
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疲れた後にお酒飲んだ時に、はぁ、五臓六腑に染み渡るなっていうのは日常会話で私も使ったことはないですけど、こういった時の五臓六腑っていうのは内臓を表すんですよね。
五臓、五つの臓器。六子の腑、腑っていうのは袋のことを言うみたいですけど、心臓とか肺とか、腎臓、水臓の臓、五臓、五つあるらしいんですけど。
五臓六腑っていう言葉があって、五臓六腑に染み渡る、酒飲んで染み渡るってことは心と体の疲れの症状なんですよね。
ごぞろっぷに効いてくる、ボディーブローのように効いてくるじゃないですけど、心とか体が疲れると、ごぞろっぷに疲労が蓄積するような、そんなイメージでごぞろっぷに染み渡るって言葉がありますよね、っていうことだけ言っておきます。
ということで、今回はちょっと健康と関係ない企業、株式会社とはっていう話でしたけれども、
最後まで聞いていただいてありがとうございました。
それではまた。
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