公共R不動産の始まり
建コンのアレこれの建コンのアレです。どうもこんばんは。
今回はですね、公共R不動産というウェブサイトというかウェブメディアの話をしたいと思います。
公共、公共事業の公共ですね。公共R不動産って皆さんご存知ですか?
あのですね、公共R不動産というのは不動産会社みたいな名前になってますけれども、不動産会社とどうも違うらしくてですね。
公民館とか市役所のスペースとか公園とかですね、とにかく公共施設とか公共スペースってあるじゃないですか。
そういうもののうちのいくつかは未利用、利用されていなかったり利用率が非常に低い場所が世の中にはあると。
例えば公共施設として稼働してたんだけど建物は残ってるけどもうその営業停止しちゃったとかね。
まあそういうところも含むのかもしれません。
そういう場所を活用したい人たちとマッチングしてそれで生かそうと。
そういう活動でマッチングをやっているウェブサイトだということでした。
公共R不動産が今回ポッドキャストを始めたんです。
公共R不動産の頭の中っていうポッドキャストが始まりまして。
私もあんまりウェブ記事をたくさんは見てないんですけど、ポッドキャストは聞いてみて面白い。
まず活動そのものも面白いしポッドキャストも面白いので、ぜひ紹介したいと思って今回撮りたいと思ったということです。
ポッドキャストの中でおっしゃってたんですけど、公共R不動産はだんだんやってる事業も増えてきてるのかわからないんですけど、
自治体に対してコンサルティングもやってるそうなんですよ。
ということは健康と部分的には同業とかね、とも言えるかもしれません。
我々も都市計画とか街づくりとかやっている部署をお持ちの会社もあるし、そういうのを専門にやってる健康企業もありますけれども、
だからそういうフィールドでやってらっしゃる人は公共R不動産をご存知なのかもしれないですけれども、
そういう健康に関連もある、そういう取り組みをしてらっしゃる会社ですね、公共R不動産。
ポッドキャストは今現在、今現在って今日撮ってるのは6月の中旬ですけども、
2つエピソードが公開されていて、今後もどんどんアップされていくと思うんですけれども、
1回目のエピソードで話した話は、改めて公共R不動産とは何なのかっていう話をしていらっしゃって、
公共R不動産の活動と公共性の概念
それでですね、公共R不動産が立ち会ったきっかけとして、
原体験として、もともと東京R不動産っていう活動をしてらっしゃったらしいんですよ。
今でもそれは続いている。東京R不動産はそれはそれで続いているみたいなんですけど、
その東京R不動産の活動の中で、池袋の近くのあるどっか公園かなんかで仮設のカフェとかを作ってイベントをやってくださいっていう依頼があったらしいんですね。
で、それを実行しようとして、区役所とか都庁にも行ったのかな。
消防とか警察に行ってみたって言ったかな。
営業活動、営利活動とかする場合に許可とかいるじゃないですか。
で、競技に行ったところ、いろんな制約があって、すごくそれが悲しかったというのが原体験だそうです。
で、その話の中で出てくるのは、そのポッドキャストでのセリフですけれども、
どうしてそんなにあたかも我が物のように管理主体である行政があれはダメ、これはダメっていうのかと。
公共の概念で考えるならば、公共スペース、例えば公園っていうのは公共のスペースなのであって、
それは行政のスペースではないっていう。
で、これでそのポッドキャストの中でもパブリックスペースとオフィシャルスペースってのは違いますって話が出てくるんですけど、
公共性っていう書籍に出てくる話みたいですけど。
で、一瞬どうですか。ピンときます。パブリックスペースとオフィシャルスペースは別ですよと。
オフィシャルスペース、オフィシャルってのはオフィスですから、
オフィシャルスペースってのは行政空間ってことですね。行政のための空間。
なんでそれは行政がその空間を利用する主体として、当然いろんな権限を持ってしかるべき。
だけどもパブリックスペースというのは、管理は行政がしてるかもしれないけど、誰のものですかと言えば市民のものであって、ってことですね。
だから区役所の人があれだめこれだめって言うかもしれないけど、
それはあなたのスペースじゃなくて我々のスペースなんですけどっていう、そういう行き通りを感じたということのようです。
それはね、どうなんですかね。結構いろんなところで聞く話で、
健康のそういう街づくりとかやってらっしゃる方も共感するかもしれないし、
一方で仕方ないんだよなっていうその行政側の気持ちもわかるという人もいるのかもしれません。
確かに難しい話なんですよね。もし火事とかトラブルが起きたときに誰が責任を取るかっていう話の中で、
管理主体である行政が少し保守的っていうかディフェンシブになるということもままあるんだろうなと思うんですけれども、
一方でそのパブリックっていう公共という概念を考えたときに、もっとみんなが自由に使えていいんじゃないかっていう意見もあると思って、
しかも海外とかだとその辺やっぱりもっと日本以上にオープンな感じだったりするんですって。
やっぱりその方がいいじゃん。暮らしは豊かじゃないかと。
公共のスペースを我々市民がもっと自由に使えた方が豊かじゃんっていうのはきっとその通りだなって私は思ったりして、
すごく興味を持っているんですけど、そういうような現体験なんかも語られていました。
それからですね、第2回のエピソードでは、じゃあこのポッドキャストで今後どんなことを話していきましょうかっていう公開企画会みたいな話がされていて、
それがまた面白くて、実際現在オンゴーイングで自治体に対するコンサルティングとかもやってるし、中にはそういう規制とか制約に対して行政の人がすごく突破力のある人がいたりして、
普通なかなか認められないような前進的な取り組みをその行政の人が、敏腕な行政の人が押し進めて実現したっていうような事例もあるそうで、
そういう行政裏話ということで、場所は伏せつつですね、どんなふうに組織内、役所の中の合意形成を取り付けたかとか、
同じ役所でもちょっと分野横断、組織横断的な合意形成を取り付けたか、それから議会とか市民の人たちと合意形成をどんなふうに取り付けたかみたいな裏トークとかできたらいいよねって話があって、
めちゃくちゃ聞いてみたいですよね、めちゃくちゃ聞いてみたいですよね、そういうことがこれからですね、繰り広げられるかもしれない、そんな期待の大きいポッドキャストです。
あと、その行政とか、行政って書いてないかもしれない、公共っていうことをテーマにした、あるいは読み取れるような映画についてみんなで語るっていうのもいいねっていうことで、
公共施設・空間の活用事例の紹介
もともとの公共アール不動産のサイトに結構硬い記事はいっぱいあって、私もね、植物園、もう閉館してしまった植物園を再利用してリキュールの上流場を作ってるっていう千葉の方の事例の記事とか読んでみたんですけど、
そういうふうに、実際の公共施設、公共空間で未利用であったり利用率が低いところを活用する事例については、サイトの方で活字の記事がたくさんあると、活字とか写真のね。
耳で聞くポッドキャストの方はもっと緩い話にしたいねっていうことで、映画とか絵本とかで、公共性とか街に関することについてのコンテンツがあれば、それを取り上げてみんなで話してみたいねっていうことをおっしゃってました。
で、映画なんかはいろんな事例が出てたんですけど、絵本がいいよねっていうことを、あの、公共ある不動産の方で、あの、ポッドキャストのね、第2エピソードで話してて、絵本についてはですね、私最近ってか結構前に、あの、子供向けに買った絵本で一つおすすめがあるんで、
公共ある不動産の方は聞いてくださるかわかりませんけれども、あの、一つおすすめはここで話したいと思います。
それはですね、ここはっていう、あの、絵本です。で、ここはっていう本は、えっとね、最果てたひさんっていう人が文を書いていて、で、えっとね、なんだっけな、大井川賢治さんっていう方が絵を書いてらっしゃる作品です。
で、どんな感じかっていうと、子供が、あの、えっと、お母さんの膝の上に座っているシーンから、あの、始まって、ここは、あのなんだ、ここはお母さんの膝の上ですっていうのが最初の1ページ目なんですね。
で、わりと比較的アップに、窓の外から部屋の中に座っている少年、部屋の中に母の膝の上に座っている少年をこう捉えたような画角で、ここはお母さんの膝の上ですから始まるんですよ。
で、ちょっとこう画面が引いて、家全体と隣の建物ぐらいが映せるような画角で、あの、町の真ん中でもありますっていうページがあって、で、その次、3ページ目だったかな、あの、大地の上でもありますみたいな感じで、ここはっていうタイトルの絵本なんですけど、ここっていうものをいろんなそのスケール、いろんな角度からこう描くんですね。
もうひたすらここは何とかでもあります、何とかでもあります、公園の隣でもありますとか、あの、何とかでもありますってこう引いていくんで、だんだん引いてって、かと思えばギューッと近くに行って、あの、お母さんの温かい手のひらの上です、手の上ですとかね、なんかそういうのがあって、こういろんなスケールで描くっていう、あの、物語というよりもちょっと随筆っぽいテイストで、でね、絵がすごく素敵なんですよ。
で、絵の中にもそのいろんな、例えば家の隣にいる猫がね、すごく引いたところでもちょこっと猫がちゃんと描いてあって、その猫とか、あと子供が、外を歩いている子供が、その風船を手放しちゃうんですけど、その手放しちゃった風船がこう引いていく画角の中でいろんなページに描かれてて、あ、この風船ここまで飛んでったんだ、ここまで行ったんだとかですね。
あとテレビで映っている、こう、宇宙船の発射の映像が、こうだんだんだんだん引いていった時、今度こう地球上を飛んでいるロケットが今度こっち側から見えたりとかですね。
いろんなページがいろんな風に連観してるんですね。っていうこう繋がりも感じるし、絵も綺麗だし、街と地球と我々の暮らしに、なんとなく、なんていうかね、なんかわけ言えないな。
ごちゃごちゃ言わずに、その繋がりを描いているっていう絵本ですごく素敵な本なんで、公共ある不動産の皆さんもし聞いてくださっていれば、ここはという絵本、ぜひ取り上げてみてください。
ということでちょっと長くなってきましたけれども、今後もですね、公共ある不動産の記事は少し私は読み進めたいと思っているし、今後のポッドキャストの展開も非常に期待をしておりますので、楽しみにしておりますので応援しています。
というところで公共ある不動産の頭の中というポッドキャストのご紹介でございました。最後まで聞いていただきありがとうございました。