コミュニケーションの攻めと守り
はい、どうも。丸山のコミュニケーションです。まずは、おめでとうございます。
ということで、今回は、攻めより守りが難しいという話をしていきます。
攻めより守りが難しいですね。何の話ですかというようなことですけれども、
これも当然ね、コミュニケーションにも当てはまるというようなことから、
攻めると守る、攻撃と守備というようなところで、
人との会話にも攻める方と守る方というような関係性が発生するわけですね。
それは何か攻撃的なことを言うとかそういうことではなくて、
いわゆる話す側と話を受ける側というようなことです。
これはどちらかというと、話をする側が守る側、話を受ける側が攻める側というようなことになります。
ということは、話す方が守りなわけですから、話を受けるよりかは、
そちらの方が難しいですよというようなことですね。
なんとなく言葉の響きで言うと、話す方が攻めるということ、受ける方が守るということ、
このように思うかと思いますが、これはもう逆なんですね。
話す側というようになると、自分が何かを話さないといけないというように感じるような場面があると。
これは一見攻めのように感じて実は守りなわけです。
話す側というものは、受ける側である相手に対して、
どこを受けようとしているのかということを考えながら話す必要がありますよね。
適当な話を何かしていても、相手が聞く耳を持ってくれないとか、自分の話を聞いていないとか、
それは話を受ける側、つまり会話における攻めの側がどう思うかによって変わってくるということで、
そんな中でもコミュニケーションを通す中で、何か話さなければというふうに思うと、
言葉が出てこないということが発生するわけですね。
ちょっと一旦、攻めと守りというような、攻めより守りが難しいというようなことのイメージがあまり湧いていないかなという状態で、
先に話をしてしまったんですけれども、
例えばどんなスポーツでもいいですけれども、
攻めている側と守り、スポーツでもありますよね。
これは文字通りの攻撃守備だと思うんですけれども、
攻める側というのはどこを攻めるかというのは自由なわけじゃないですか。
A地点なのかB地点なのかC地点なのか、どこに攻め込むかということは、
攻める側が決められることであって、守る側は相手が攻めてきたところに迎えに行かないといけない。
相手が攻めてもいないところを隙放題に守れるということはないじゃないですか。
相手が来ている場所に行かなければいけない。
攻める側はどこでもいいですけど、守る側は攻めてきたところを守りに行かなきゃいけないということで、
だからこそ攻めより守りが難しいということになる。
というのは今の話を聞けばイメージできると思うんですよ。
これ先に言えばよかったんですけど、
会話においても攻めより守りが難しいというのは、
攻めるというのは話を受ける側。
これはどのように受けてもいい。
会話の主導権
相手がどのような話をしてきたとしても、
自分の解釈次第。
相手がこう思ってほしいと思ったことではない受け止め方をしてもいいわけです。
つまり攻めてますよね。
どこでもいいわけですから。
どんな受け方をしてもいいわけですから。
それでその話す側は、これは先ほどのスポーツの例で言うと守る側。
相手がどういう風に受け止めるかわからない状態で話をし始めるわけですね。
この話す側、受ける側という2つでいくと、
多くの人は難しい方、つまり守りの方の話す側を選択する。
だからこそ自分が何とかしなきゃいけないということになってくるわけで、
そうじゃなくてもいいということなんですね。
攻めである受ける側に、そちらの方が簡単なわけですから、
時としては守る側、話す側に回らなければいけないようなこともあるかもしれないですけれども、
基本的に簡単な方のまず受ける側、攻める側、
こちら側のブラッシュアップから測っていくといいんじゃないかなという風に思います。
いろんな人を見ていると、どうしても話さなければ意識がなかなかあるなと思いますので、
特に会話をするときに話さなければいけないというふうに思う場合には、
攻めより守りが難しい方の先に守ろうとしているので、
話を受ける、つまり攻めの方を先にやろうというような考え方をしてもいいんじゃないかなというようなことです。
これもよく言うことなんですけれども、会話の主導権ですね。
それは話を受ける側、つまり質問をする側にありますから、
そっちの方が簡単なんですよ。自分が話すよりもね。
ですからそこをグリップしに行きましょうと。そっちの方が簡単ですからね。
つまり何が言いたいのかというと、攻めより守りが難しい。
攻めより守りがというのは、スポーツでもいいですけれども何かしら想像していただいて、
攻める方はどこを攻めてもいい。守る方は相手が攻めてきたところを守らなければいけない。
そうすると守りの方が難しいですよね。相手に合わせなければいけない。
いろいろ考えることが増えるということですね。
これはコミュニケーションに通ずるというところで、それは話す側と受ける側。
話す方が守り、受ける方が攻めなわけですね。
それは受ける方をなぜ攻めと呼ぶのかというと、相手が話したことをどう受け止めようとも、
それは自分の自由であるから、話を受けた側の自由であるから。
さらには会話の主導権というところで質問が有用なんですけれども、
その質問をするというのも基本的には話を受ける側がするようなことですね。
質問をされた相手は話す側ですから、話さなければいけないですね。
相手から聞かれたことを話すということになりますので、受ける側、つまり攻める方が簡単であると。
多くの人は話す側を先に目指してしまう。
より難しい方を先にやろうとしてしまうので、まずは簡単な方からやっていきましょうと。
すべてを同時にこなすというのはなかなか難しいですから、
何かひとつまず先に簡単な方からやるということも選択肢のひとつなんじゃないかなと思います。
はい、ということで以上となります。ありがとうございました。