もっと話してほしいの背景
はい、どうも。丸山のコミュニケーションです。
まずは、おめでとうございます。
ということで、今回は、もっと話してほしい、という話をしていきます。
はい、もっと話してほしい、ですね。
これは、どちらかというと、話す側というよりかは、聞く側の意見というか、感じるようなことですかね。
相手にもっと自分のことを話してほしいと思う時に、どういうことをしたらいいですよ、というようなことですかね。
相手に話してほしいと思う以上は、おそらくその相手からの話が少ない。
もしくは、知りたいことを教えてくれない。
もっと相手のことを深く、事情を聞きたいけれども話してくれないとか、物足りないなと。
聞く側としての視点で、もっと話してほしいな、というようなこと。
この相手に、なんでこの人話してくれないんだろうとか、無口であるなとか、物静かな人だなと。
もっと話してほしいんだけど、この人は話さない人なんだな、というように
相手に原因を求めがちなことでもありますね。
ただ、その実、話してほしいと相手に求めていても、そうはならない。
だからこそ話してほしいとね、思うわけで。
いわば、相手のせいにしてというか、そうしていてもね、物事は進展しない。
もっと話してくれるというようなことにはならないので、
聞く側のあなたが何ができるかというようなことを考えてみるといいですね。
これは一言で言うと、聞く側が土台を整えるというようなことをするわけですね。
その土台がどうやって整えられるのかと言ったら、
言葉も助けにはなりますが、一番は表情で表すというようなことですね。
ですから、状況的に対面であること、顔を合わせて、
リアルでもネット上でも顔を合わせて話すと、
相手の表情が見える状態での土台の整え方ですね。
というよりかは、もっと話してほしいと思っている以上は、
おそらく顔を付け合わせて話している状況になると思いますので、
表情で表すということですね。
あなたから見た相手、あまり自分のことを話してくれない相手に対して、
よく言うのが、自己介状するだとか、相手の話しやすいように言葉を投げかける、
これらももちろん有効なんですけれども、
その中でも一番は表情で表すということで、
相手側は話さないわけですよね、あなたに対して。
あなたはもっと話してほしいと思っている。
その相手は心理的なのか物理的なのか、何にせよバリアが働いていますね。
それはあなた個人に対してなのか、もしくはそもそも人に対して、
他の多くの人に対してなのか、何らかのバリアが働いていて話すことをしないということがあります。
そうした人に対して、何の心配もいらないですよ、
何の不安もいらないですよと言うんですね。
言葉で伝えたり、質問を投げかけたりして、話を発言させるというのもいいんですけれども、
その話をしない相手も何らかの経緯をたどって、そういう状態になっている。
何か話をしていて、嫌な気持ちになったことがあるのかもしれない。
その背景すらも話してくれないわけですから、わからないわけですね。
そうすると、どういう言葉をかけるにせよ、どんな質問をするにせよ、
相手のことがわからない以上、的確な対応ができない可能性もあるわけです。
表情の重要性
そうした状態の場合には、相手に心配ないですよ、不安ないですよ、
もっと自分に話してもいいんですよということを伝えるためには、
表情を作ることが一番の方法になります。
一般的にこの人に話をしても良さそうだなというような、
乳話な表情といいますか、ほからかな表情をイメージしますよね。
この表情を整えて、相手の前でそういう表情をしてあげるわけです。
そうした表情を作るときに、顔のどこに力を入れればいいのか。
これは2箇所なんですけれども、眉毛と眉毛の間、
眉間にシワを寄せた状態で目を開くという感じですね。
これが一つ目と、二つ目は口の両端を若干上げる。
口角を笑顔とまでいかないぐらい上げるという感じですね。
そうすると一見、間延びした表情になると思うんですけれども、
のぺっとした表情というか、これは人が警戒心を抱かない表情になるわけですよ、これをすると。
もう一回言いますね。
眉間にシワを寄せた状態で目を開ける。
そして口角を若干上げる。
鏡を見ながらやってもらうと良いかもしれないですね。
お風呂場なり洗面所なりで。
もしくは携帯のインカメでも良いですね。
それで自分の表情が確認できる状態でやってみるとわかると思うんですけれども、
なんとも気の抜けた表情といいますか、攻撃をしてこない人の表情になるんですね。
話して欲しいと思う相手が何らかのバリアで話せない状態で、
背景すらも話してくれないわけですから表情で表す必要があると。
眉間にシワを寄せた状態で目を開いて口角を少し上げる。
ニッコリとまではいかないでしょう。
やんわりとした表情ですかね。
ちょっと言葉で表現するのが難しいですけれども。
これをすることによって、聞く側であるあなたが話してくれない相手が
もっと話してくれる土台を整えることができるということですね。
ただこれも万人に当てはまるということではないですから、
至る所で試してみていただきたいんですけれども。
今まであなたに対して話をしてくれない、
もっと話して欲しいんだけどなと思っている人が話をしてくれるような
きっかけになるかもしれないですね。
つまり何が相手のかというと、もっと話して欲しい。
これは一言で言うと、聞く方が土台を整えるということをする。
相手に原因を求めても話してくれるようにはなりません。
ですからあなたが土台を整える。
それは言葉も助けになりますが、一番は表情で表すということ。
その相手がもっと話してくれるような表情をどうやって作るかというと、
眉間の間に力を入れた状態で目を見開いて口角を若干上げる。
これをすると一切的意のない、やんわりとした表情、
この人には何を言っても反応してこないであろうというような表情が作れるということです。
はじめのうちは意識をしてやる必要があると思いますが、
慣れてくると人と顔を合わせて話をしているときに、
自然とそうした表情を定期的にとるようになります。
常にそういう表情ではなくて、気づいたときにふっとその表情になる。
そんな状態になっていきます。
やってみてください。
ということで、以上となります。ありがとうございました。