おんとし、今、私35歳なんですけど、
これたぶん高校生とかのときに見てたら、
普通に面白い映画だなーで終わっちゃったかもしれないね。
ほんまにそう。俺もたぶん初めて見たの、大学のときとかやったと思うけど、
そのときはやっぱり、アクションシーンがすごいっていう印象がすごい強かったよな、見終わった後も。
アクションシーン。
すごいもの見たなーっていう。
というか、あと、
長回しのね。
確かに長回しって言われてもピンとこないけど、
要はシーンの切り替えが一切なく、一台のカメラでずっと追っかけてるっていう。
そうそうそうそう。
確かに変態的だったなーっていう、そこら辺は思うけど、
そこはすごいって進んでしまうんだけど、そうじゃなくて、
この歳になって初めてこう、自分の心を揺さぶられる映画でしたね。
なんか今日喋ってるうちに泣いちゃったら申し訳ない。
いやいやいや、それはいい感想会になるよ、それは。
やっていきましょうか、いつものやつ。
スタジマとギリーのアレミター。
この番組では、昔なじみのスタジマとギリーがお互いに好きな映画、見てもらいたい映画を紹介しあって、感想を語り合っていきます。
今回は、俺が紹介したトゥモローワールド、現代がチルドレンオブメンってやつね、の感想会をやりたいと思います。
トゥモローランドと間違える人結構おるから、ちょっと気をつけてほしいんですけど、トゥモローワールドです。
これはですね、現代がチルドレンオブメンで。
そうそうそう、人類の子供たちですね。
とてもいい現代だと思います。
でも、俺放題のこのトゥモローワールドっていう放題も結構好き。
作中の用語から取られてるから、まあいいよね。
そうだね、この映画を見ると、子供ができなくてね、どんどん閉塞していく社会と。
閉塞していくにつれて、人の心もすさんでいきますから。
で、国もなんというのか、暗い雰囲気になるし、あと移民ね。
他の国が崩壊して、なんとか義理成り立っているイギリスになだれ込んでくる移民とか。
少子化と移民っていうところは、今の社会が抱えている移民問題とか、少子化は今の社会が抱えている病気みたいなものだから。
そうだね。
日本もちょっとずつ、ちょっとどころじゃないか、もう結構その病気の影がもう見えてきてて。
まあそう、病気っていうか、まあもう、なんかどっかでなんとか折り合いつけて、一緒に生きていくしかないんやろうなみたいな感じ。
感知が難しいっていうかさ、きれいな解決方法がないみたいな。
そうなんですよね。
社会が発展すればするほど、ついてまわってくるというか。
そういうことで、他人事ではございませんよと。
明日の世界はそんなふうになってるかもよっていう捉え方も、
まあ俺はそういう、なんだ、広大がトゥモローワールドってなってるのはすごい好きですね。
あれ最後に乗った船、トゥモローワールド号じゃなかったっけ?
あれ、トゥモロー、トゥモロー号とかじゃなかったっけ?
トゥモロー号か。
だったかな。
ワールド号ではないのか。
トゥモロー号だったと思うんだけどな、違ったかな。
やばい、なんか記憶があやふややねんけど。
まあでもなんか、そこからもちょっとかかってる感はあったと思うけどね。
船の名前にちょっとかけて、放題も作ったんかなーって思いながら見てたけど。
カイジっていう漫画でね、カイジが借金返せなくなって、
博打をするためだけの船に乗せられるんだけど、
その船の名前がエスポワルっていう船やねんけど、
エスポワルは和訳すると希望やねん。
超皮肉みたいな。
いいですね。
でもこれは超皮肉やねん。
でもこれはちゃんとね、トゥモローな感じが。
そうだね、トゥモローを託してヒューマンプロジェクトの人たちが作ってたやつやね。
ちゃんと人類を救おうっていう人たちが乗ってるはずの船やからね。
このヒューマンプロジェクトっていうのが裏組織みたいなね。
どういう組織なのか正直、あんまり明かされてないけど、
たぶん人類のためにいいことをしてくれてる、
細々とやってるんだろうなみたいな、そういう裏の組織やねんな。
フリーメイソンみたいなね、そんな感じなんかもね。
ちょっとしそうでるな、お前の。
お前の政治感がちょっと出てくる感じするけど。
フリーメイソンのこと全然知らんけど、
まあああいう、なんかあるかないかよくわからん組織みたいなね。
まあそうやね。
そんな感じなんかもね。
みんながほんまにあるんかどうかわかれへんけど、あるらしいって言ってる組織みたいなね。
はい、ですね。
で、この監督のアルフォンス・キュアロンっていうのがアズカバン。
ハリーポッターのアズカバンの囚人の監督でございますよ。
やっぱり、ハリーポッターをこの流れで、ワン、ツー、スリーとね、アズカバンまで見てみたんだけど、
やっぱり本から入った身からしてみたら、
アズカバンのあの空気感が、なんか一番ハリーポッターの世界にちょっと近い気がしてて。
はーい、なるほどね。
小説は昔読んでたけど、もう内容だいぶ忘れてるから、どれが一番近いんかとかわかれへんかったけど、そうなんやな、やっぱり。
俺の主観ね、主観。
いや、でもなんかな、俺の他の友達の、あのハリーポッターフリークも、アズカバンが一番その本に近くてよかったって言ってたから。
あーそうなんか、やっぱり。
そうなんかも。
非常に暗い社会を描くのが上手いというか。
特にこの作品に関しては、なんか青緑なんだよね。
なんとなく画面が。
あーそう、ずっとなんか。
言ってることわかる。
なんていうのかな、鈍色っていうのかな、なんかわからんけど。
青銅色みたいな。
そうそうそうそうそうそう。なんかちょっと金属っぽいっていうかさ、なんか自然が少なさそうな感じ。
うん。
コンクリートの色っていうんかな。
もうちょっと緑がかってる気もするんやけど。
なんか閉塞感がある感じね。
そうね、あんまり眺めてて落ち着くような色味ではないのが、うっすらフィルターがかかってるから。
あとあのイギリスね、もうどこに行っても落書きだらけで。
なんかその街の落書き農作って、やっぱりどれだけ社会が逼迫してるかっていうのが、ストレスをどれだけ人がため込んでるかっていうのが指標だと思ってて。
そういう意味では、もうあのイギリスは終わってますね。本当にギリギリの状態なんだと思う。
まあ他の世界に比べると、まあギリ社会らしきものを保ってはいるかって感じやんな。
ね。
果たしてそれもいつまで続くのかみたいな。
本当にそれ。ギリギリなんだよね、あの世界は。
政府もかさ、これ以上じゃ人類が増えないんだったら、今いる人類を何とか良い方向に持っていこうってするのかなと思いきや、
もう社会が荒れちゃっててさ、どうしようもなんないから、政府が主導で、ちょっとねクセルの名前忘れちゃったけど、なんか安楽死できるクセルとか。
はいはいはいはい。
なんかパイキューしてましたよね。
作って、なんかみんなに配ってましたね。
クワイエットリー、なんかそんな感じの名前、なんだっけな。
あー、名前なんだっけな。
クイックリー、クイックリーだかクワイエットリーだか、なんかクイックでクワイエットみたいな、なんかちょっとよくわかんない。
あー、なんか静かにいけるみたいな、苦しくなくいけるみたいな、なんかそんな感じの。
そう、あなたが決断したその時に、みたいなのがこう、その下になんかパッケージで書かれてて、でCMまで流れてたよね。
流れてましたね。
いろんなCM流れてたけどな。
その安楽死のCMもさ、なんか椅子から立ち上がって草原の向こうへスーって人が笑顔で消えて歩いてくみたいな、光の中に歩いてくみたいなさ、いやいやいや自殺ですよみたいな。
何やってるんですかこの国はって思うけど、まあそれくらい、そんなん配らんとあかんくらい、もう未来がない状態なのかなって。
いやー、ほんま多分、他の国がよりひどいことになってるから、まだましな死に方みたいな価値観なんやろうな、きっとな。
ですよねー。
本当にこの映画を見てると、起こりがちな人の馬鹿さ加減が露呈するというか、最初っからさ、これはギャグなのかなってちょっと思ってしまったけど、
この映画の世界で一番若い18歳の男の子がさ、ディエゴくんっていう男の子が、死にましたっていうニュースからスタートするじゃない。
死んだんやって、あーあーって思ってたら、ディエゴくん世界で一番若いからっていう理由でさ、スター状態でさ、押し寄せたファンにサインをねだられて断ったら、断ってツバ吐きかけたんだっけな、ディエゴが。
で、切れたファンに差し殺されたんでしょ。で、しかもその差し殺したファンは、その後みんなに袋叩きにやって殺されたっていうさ、それを見ながら、ニュース見ながらみんなさ、涙ぐんでてさ、なんかディエゴ追悼番組みたいなのが流れてて、
何だこの世界、これさ、笑わせに来てんのかなって、ちょっと思ったぐらいだよ、最初。
なんか、ちょっとブラックミラー感あるなーって思いながら最初のところ見てた。なんか、なんなんこの社会みたいなさ。
余裕てくれました。この映画は、全然ブラックミラーって言われてもわかるくらいに、あのブラックミラー感がすごい強くて。
やっぱイギリス色なんかな、あれが。
だと思う、なんか現実をさ、現実の悪いところを本当に見つめてさ、描く物語にする感じが、ブラックミラーっぽいというか、まぁイギリスっぽさなんだろうね。
最初のそのさ、ディエゴさんが亡くなった時もさ、なんか、やたらあのセオの職場の人もみーんな泣いててさ。
泣いてた泣いてた。
でもセオはセオで、なんかあの爆破の爆破テロに巻き込まれた後だったけどさ、なんかみんな別のことで泣いてんねんけどみたいなさ、何これみたいな状態で。
ちょっとなんか、ブラックミラー感で、なんか笑うに笑えへん皮肉みたいな感じあったよな、最初っから。
やっぱイギリスってうまいね、なんかこういう悪意のジャムみたいなのを作るのが本当に上手。
いや、ほんまに、アルフォン・サキュアロン監督自体は、確かメキシコの人やった気がするけど。
そっか、でもイギリスで映画やってるんでしょ?だって。
あ、そうだ、ハリーポッターもそうやもんな、だって。
でしょ?
うん。
だからまぁその辺のイギリスの雰囲気というか、ね、ミームみたいなのがしっかりと受け継いでるのかなって。
まぁ小説があるから、もともと。
そう、これもともとね、原作がそのままチルドレン・オブ・メンなんだよね。
まぁ読んだことないんやけど、俺は。
ちょっとね、自分もちょっと恥ずかしながらなくて。
読みたいって思ってるけど、これはこれでな、アクセスしづらいねんな、なんか。
あ、そうなんや。
割となんか買いづらそうな、ちょっとパッと見た時なかったから。
うん。
ちょっと古本屋とか行かなあかんかもしんないけど、ちょっとこれはこれで読みたいなと思ってる。
あとまぁ、政府がさ、指示実が落ちてきた時の、なんかその仮想的を作るためなのかわかんないけど、なんか、
政府自身で爆破テロ仕掛けたりした、みたいな感じの言説じゃなかったですか?
なんかね、そんなこと言ってましたね。
最初の爆破とかも、なんかあれ政府のやつじゃないの?みたいな。
そうそう、自作自演であって、反政府組織はやっぱり悪、みんなで団結しよう、みたいな。
そういうさ、昔の政官論みたいなさ、そんなことしてたんでしょう、要は。
とかね、あと、フィッシュっていう反政府組織がいたね。
はいはいはい。
あのフィッシュもさ、結局打ち毛場で仲間を殺して、赤ん坊を政治利用しようとしてましたよね。
いや、そうやねんな。えっと、ルークやっけ?
あの、もともとリーダーのジュリアン、ジュリアン・ムーアー演じるジュリアンがおったけど、
そいつを、まあなんか外から襲われたように見せかけて、副リーダーみたいなやつが殺して、
そう、ルークがね。
で、その副リーダーが、まあリーダーになって、みたいな話あったもんな。
なんか、反政府やのに政府と同じことしてるやん、みたいなな。
最後の、ルークとはね、最後主人公のセオで、まあお互いの意見を、まあ違うな、
ルークが心の叫びをこうね、死ぬ間際にするシーンがあるじゃん。
まあ、あれとか聞いてると、ルークの気持ちもわからんでもない、こんな状況だったらね。
ジュリアンはね、平和を訴えていたけど、人権も尊厳も奪われた状態で何が平和だって言って。
戦うしかないんだ、みたいなさ、こと言ってて。
確かにあんな社会だったら、頭お花畑なジュリアンって思われても、まあしょうがないのかなって。
問題がね、もうぐっちゃぐちゃに絡み合ってるからさ。
とりあえず、政治的なこの象徴みたいなのを、赤ん坊っていう象徴をね、政治的なアイコンに仕立て上げて、
自分たちが主導権を握らなきゃとりあえずダメだって。じゃないと世界が変わらないって思うのもわかります。
そやね。ルーク側で生きてきてて、ルーク側の価値観やったら、まあそう思っちゃうかっていうな。
そうなんですよ。
SEOが絶妙に部外者やからな。
なんか政府側の、まあ政府で働いてんねんけど、めっちゃ政府側ってわけでもなく。
ディエゴが死んで泣いてる職場の人たちを、なんかはーって思うぐらいの距離感の人やったからさ。
かといってフィッシュにすごい入れ込んでるわけでもないし、なんかどっかやっぱちょっと疑ってるとこがある。
なんか何にも属さない感じのな、感じやったからSEOが。
そこがすごい絶妙にこう、主人公っぽいというか、よかったよね。
ルークはルークでわかんねんけど、みたいな。
そういう感じで。
そうね。
人類の危機イコール人々の団結には、まあつながんないだろうなっていう姿勢が、まあイギリスっぽいというか。
確かに。他の国は滅びだけど、イギリスは大丈夫ですから始まったからな。
で、そのイギリス内でもさ、強いてあげられてる人たちが、団結はしてるけど結局内側で人殺しちゃったりしてるわけだしさ。
政府は政府でね、こう、政府は政府でなんかね、自作自演だし。
いやすごいよな、なんかさ、人類減る一方やのにさ、なんか一部を爆発することによって、なんか怒りをよくわからない方向に向けて何とか長引かせてるみたいなさ。
なんかイギリス昔、なんか世界史で習ったことと似たようなことやってへん?それって思いながら。
結局、アホだなーってね、人間の根本的なところって何も変わんないよね、っていう強い意思みたいなのを、なんかこの映画というか原作からは俺は伝わって、ビンビン伝わってくるよね。
なんか限られたリソースやのに、それもさらにこう、なんていうかな、全く効率的に使わないみたいなな。
そうそうそう。
ほんまに行き当たりばったりでやっちゃうみたいな。
理性に考えてればね、こんなことやってる場合じゃないっていうのも分かるけど、分かるけど、算積した問題とかを、やっぱ見てくと、いやまあそんな理想を言ってられないみたいになってくんだろうね。
たぶんね。
そうなんだろうね。
もうほんまに、とにかく今の状態を何とか保たないとみたいな。
そうだよな、だって日本の、日本が今抱えてる問題とかもさ、なんかたぶんシンプルな解決策ってあるんだけど、諸事情あってやっぱできないんだよね、たぶん。
まあまあ問題によるんやろうけど。
ね、きっと、なんかあんまりここでそういうことを話すとなんか趣旨ずれてくるから言わないけど、力づくっていうかね、パワー系の解決策なんで、たぶんいくらでもあるけど、でもできませんみたいなね。
なんかまあある意味独裁政権とかやともうぐいっとやれちゃうようなことを、こう、まあ民主主義やとどうしても、いやでも何々さんが困っちゃうじゃないですかみたいな。
そうそうそうそう、ですよね。
みんながハッピーになる解決方法ってまあほぼないやろうからな、あらゆる問題において。
なんすよね、それは人間一人一人がやっぱり違うから、だからそれは人類が危機に陥っても、まあやっぱ違うから一人一人、だから団結にはつながらない、だろうなって俺も思います、この映画みたいに。
そういうさ、そういう創作物につけ込まれて生きてきてるから、あんまり人の一致団結みたいなの俺あんまり信じてなくて、なんかアーマードコアとかわかる、そんなこと言ってる場合ちゃうやろみたいなさ。
そうかそうか。
でも戦うとかさ、なんなら戦いが楽しいまであるみたいなさ、そういうのに触れすぎてきてしまってるから。
もうなんかスターウォーズとかそういう規模ならへんのダメなんかな。
なんじゃないすかね。
規模がでかくなるとさ、インディペンデンスデイとかの時はなんか一致団結した気するね。
そう。
ターミネーター4の時も一致団結したね。
一致団結したね。
みんなで一斉に基地攻撃しようみたいなさ、なんかやってたね。
でもあれぐらいほんま普遍的に人間じゃない何かの脅威が出てけえへん限り、なんか仲間内で揉め合うんかな。
かもしれん。
確かにインディペンデンスデイとか宇宙人だったからね。
いやそうそう、宇宙人とかターミネーター4の機械とかさ。
エイリアンとか機械とか、なんかそういうのが出てけえへん限りはこう、みんなでリソースを共有して最善を尽くしましょうとはならへんのか。
そうね。今の世界というか、今の世界もこの映画の世界も、やっぱ敵は人間の中にすくってる病気だから。
そうだね。
だからまあまとまらんのかもしれんね。
外じゃないからな。
そうそうそうそう。
なんか人間の中にすくってる問題を一部の人間のせいにしてその人たちをこう、追放することでなんか問題解決したふうに見せるみたいな。
そんな感じやな、きっと。
しかもね、なぜか子供が流産し続けて生まれなくなるっていうさ、もうこれは滅びろって言われてるんだよっていうふうに解釈しちゃうよね。
いやそうやね、ほんまに。もういいよっていうな、なんかこう、人間のさらに上の意志というかさ、上の次元の意志みたいな。
ね、そんなふうに解釈するよね。
それは投げやりになりますよ、みなさん。
俺、日本が崩壊してんのなんかいまいちピンとけえへんかったけどな。
それはなんで?
あ、いやなんかイギリスよりはもつんちゃうと思ってんけど。
なんか言うてさ、なんかこう災害の時とかに、なんか略奪とかがまあ起きる率が低いみたいなさ、まあみんなこうなんとか少ないながらにこうやりくりしあおうねみたいな。
助け合いの精神は、なんか日本やったらもうちょっともつんちゃうかな、まあずっともつとは思わへんけど、イギリスよりは長くもつんじゃないですかねってちょっと思いながら見てた。
今のユナイテッドキングダム見てると、まあ日本の方がもつかな、たぶん。
まあわからんけどな、自分の国やからなんかいけんじゃね?と思ってるだけで、いざなってみるとすぐやばいことになる。みんななんかサラリーマンのストレスとか爆発してさ、どえらいことになるかもしらんけどもしかしたら。
まあ国民性というかね、まあそういうところが結構大きくかかってくると思うけど、まあ少しはもちそうだね、日本人の方が少しは。
いやーどうやろうな、でもなんか北海道でなんか急にロシアから拳銃輸入し始めたりとかして、なんか銃ばら撒かれたりとかし始めんのかな。
まあ一部の人間性。一回崩れ出したらダラララっていきそう、日本は。
みんなやってるしみたいなのが一番怖いからね。
そうなんだよね、もうみんな崩壊してるしってダラララってね、なるかもしれないよね。
じゃあやっぱ最初に東京崩壊しましたって言われてんの、まあ間違いじゃなかったんかな。
まあ思ったより崩れ出すのが早かった。
早いかもしれない。
早かったかも。
ニューヨーク、東京とかすぐ出てたもんな。
そうそうそう。
あ、名指しで崩壊されんねやと思ったもん俺。
そうな。
この映画さ。
うん。
うわーめっちゃ雷鳴った。
お。
すごい。
そっちは雷雨ですか。
雷雨ですね。
すごいな。
本当にすごいな。
うん。
この映画は地球がさ、もうイギリス以外全部沈没みたいな感じで、イギリスに人が押し寄せてる世界だから、人種のるつぼとかしてる様子がよく描かれてて、もう字幕も当てられないさ、セリフがめちゃくちゃ多い。
なんかそれが、それにさ、四方からに囲まれるみたいなシーンが多くない?
はいはいはいはい。
お前らは一体何を言ってるんだっていう言葉が通じませんみたいなさ、なんかバベルの塔の話をなんか思い出しちゃってる。
あー。
神が、あれイカって言語を分けたみたいな話やっけ。
言語を分けた瞬間に、人は天まで届く塔の建設ができなくなって、お互い争いあって、今の地球になったみたいなさ。
だからこう、言葉がこう、やっぱ分かれてるだけで、人は仲良くできませんよみたいな。
まあそんなような話がバベルなんですけど、こんなに言葉違って意味通じないとしんどいなーって思ってたんですよ、俺は。
この映画を見てて、なんかわけのわかんねーことペラペラペラペラ喋って、敵か味方もわからん、目の前の人が。
目の前の人がっていうところが、赤ちゃんっていうのを見たときに、そこから一気に話がさ、動き出すというか、今までも動いていたんだけど、
今までがさ、暗い世界、政府もいまいち信用ならん。で、反政府組織もクソで逃げますっていうところから。
もう最後の方やな。
最後、あれもう最後なのか、俺シークバー見てないからわかんないけど、フィッシュ、反政府組織のフィッシュが、内側からフィッシュも結構腐ってて、ジュリアンを殺したのは副幹部だ、みたいなのがわかって逃げ出すじゃん。
そうそうそうそう。
いきなりその服脱ぎ出してさ、キーが、なんだよって。
で、ちらって見たら、うっ!って。
いやそうそうそうそうそうそう。
ちょっと待って、みたいなさ。
全然俺も想像してなくて。
あーいいなー。
ほんとに想像してなくて。
いや、衛星に考えれば、絶対そういうプロットなのに。
まあまあまあ、そうだね。
何にも考えずに見てたから。
いや、俺口滑らさんでよかったわ、マジで。
いやー。
紹介会の時に。
まあそうだね。
あのー、よかったと思います。
もうそこからの俺は、もうずーっと、ずーっとそのセオとちょっと気持ちがリンクしてたっていうか。
もうあの、逃げる途中にさ、こう、腎痛とか起こしちゃって。
はいはいはいはいはい。
ねえ、破水とかも起こすわけじゃん。
バスの中でな。
そう。
あー。
ずーっと、ずーっとキーのこと心配してた、俺は。見ながら。
いや、ほんますごいな。ほんまセオと同じ。ほんまに。
ずーっとそう。
そう、ずーっと心配してて、もう。
で、あとその、ね、それは、その一緒に逃げてたさ、ミリアムさんだっけ。
うんうん、女三子の人ね。
とか、あと、あー、マイケルケインよ。おい、出てくるなんて聞いてなかったぞ、俺、マイケルケインが。
あの、やたら髪の長いマイケルケイン様ね。さあ、マイケルケインが出てきますよ。
そう。
当たり前は出てきますよ、それがイギリスの映画だから。
そっか、出てくると思わなくて。
そう。そっか、最初にそっか、バトンを繋いだのはマイケルケインか。
うーん。
ね、ちょっと。
うんうんうん。
っていうのは、ほら、あの、フィッシュのところから抜け出して、最初に頼ったのはマイケルケインの家でしょ。
そうだね、そうだね。
うんうん。
マイケルケインも、あれは、なんか、ちょっとね、ジョン・レノンっぽい感じの人だよね、なんか。
あ、でもなんか、演技の時にジョン・レノンを参考にしたって言ってた気するね。
いや、ジョン・レノンだよ、なんか、全ミュージックかけてみたりとかさ。
なんかわけわからん、全ミュージックかけてだよな。
そうそう、あれはね、一発でジョン・レノンだなって、なんとなく思ってたんだけど。
マイケルケインめちゃくちゃ、なんか、ずっとマイケルケインやったよな、なんか。
マイケルケインだったね。
ずーっとなんか、よくわからん、軽口を叩いてるみたいなさ。
そうそうそうそう。シャンティー、シャンティー、シャンティーね。
うんうんうんうん。
いや、良かったですよ。
でもその、奥さん、奥さんあれどういう状況なんだろうなと思って調べたんだけどさ。
おーおーおーおー。
奥さん、車椅子に座ってじーっと前向いたまま、反応もしませんみたいなさ。
うん。
あれは、マイケルケインは、あれは反政府とまで言わないけど、新聞とかに風刺画とか載ってんじゃん。
あーそうなんだ、作家なんやな、風刺画作家。
そうそう、あれをちょっとやりすぎて政府の拷問を受けた結果、奥さんごと受けた結果、奥さんあんなっちゃったらしい。
あーそう。
どうやら、そうらしいです。
なんか、あの風刺画みたいなのいっぱいあの、なんか写真立てみたいなところに置いてたような気がしたけど。
そうです。
そうなんや。イギリスなんか一番風刺画好きそうやのにな。
な。
追い詰められた瞬間これか。
ほんとだよ。
まあまあ不都合やもんな、政府がやろうとしてることに。
おっと、ねえ、あのおいイギリス余裕なくなってきてんぞっていう。
そやな。
感じですよね。
一番風刺が上手いのイギリスな気すんのにな、なんかそれすらもうできひんくなんで。
そう。っていうところに転がり込んで、で、結果的にフィッシュがさ、追っかけてきちゃって。
うんうんうんうんうん。そうね。
マイケル・ケインが逃がしてくれたじゃん。
いや、そうね。違う方向行ったって言ってな。
のさ、もうかっこいいよね。やっぱ俺はバットマンのね、あの羊のイメージがすごい。
アルフレッドのときのね。
アルフレッドのね、羊のイメージが強いけど、まあ、それに近かったよね。窮地をくぐり抜けるのは慣れてるからさって言って。
いや、そうそうそうそうそうそう。
見て、にこってウインクして、バーって言って送り出すみたいなさ。
うーん、そうやねんな。でもなんか、自殺キットみたいなやつにさ、ちょっとこうカメラが写っていったりとかしてさ、あーってちょっとな、思っちゃったり。
奥さんにはね、苦しんでほしくないから、だってどうせ殺されちゃうんだからさ、あの後。
そうそうそうそう。奥さんと犬には食べさせたんかな?
そうね、犬に食わせんくてもいいんじゃね?とはちょっと思ったけどね。野生に放っとけよと思ったけど。
いやー、犬って逃げへんくない?でも。
あー、やっぱ殺されちゃうかもしんないからかな。
その、周りにおるんやん、きっと。
そっかそっか。
懐いてたら懐いてるほどさ。
そっかー。
猫はおらんかったっぽいけどな。
うん、猫おらんかった。
おらんかったんかな、やっぱり。
なんかあの家の中に猫いましたよね?
最初おった、最初おった。
うん。
じゃあやっぱりワンワンは逃げなかったんだよ、きっと。
ラムと一緒やん、それ。
そうね。
ラムも猫だけ生き残ってたよな。
猫は、たぶん定住しないというかね、そんな。
危機を察知して。
でも犬はきっと家からきっと離れなかったんだろうね。
いやー、そうだよ。絶対そうだと思うわ。
だから、しょうがなく。
殺されるぐらいやったらね。
ね。なんかよくわからん。反政府のやつらに銃殺されるぐらいだったらさ。
グッてきたのが、マイケル・ケイン自身が一番つらい死に方をしたっていうところ?
いや、そうやねん。
全然さ、自殺キット使おうと思えば使えるんやけど。
ね。
でもそれやとたぶん十分な時間を稼がれへん。
ま、稼がれへんというか、なんか自分がつらい思いしてちょっとでも時間を稼げるんやったら、そっちの方がいいやろうっていうので。
あとなんかフィッシュにもめっちゃなめた口聞いてたしな。指引っ張ってって言ってたもんな。
言ってた言ってた。
マイケル・ケインやなーって思いながらさ。
ねー。
最後まで指引っ張ってって言ってんのはね。
決まってたよね。
いやー、めちゃくちゃやっぱな。あそこにマイケル・ケイン持ってきたのはすげーいいなと思った。
ねー。
最初さ、フィッシュのとこから逃げてきてさ、マイケル・ケインのジェスパーが、ジェスパーの家へ入ったときさ、
なんか、あ、もうキット使ったんやみたいになっててさ。
そうそうそう。
あー死んじゃってたってうちかーって。
そうそうそう。
うわー何これーと思ったらなんか、うわーみたいな感じで起き上がってきてさ。
なんやねんみたいになってさ。
あんたやっぱコメディ担当なんかいみたいになってた。
そうじゃなかったっていう。いやなんかこれは地獄の三鬼神に通ずるところがありますね。
地獄の三鬼神っぽいね確かに。
なんかな、ちょっとなんかユーモアで乗り切れんじゃないかと思いきや。
目の前でな、殺されちゃうわけやからさ。
いやすーごいひどい殺され方し。
いやほんまに。
銃だからまだましか。拷問受けたとかじゃなくて。
まあまあまあまあまあ。
でもね、あのね、こう4発ぐらい体に順番に打ち込まれてね。
それをこうね、あの主人公はね、見てしまったわけじゃんか。
少し離れたところからさ。
ねーしんどいだろうなー。
いやーそうやねんなー。
俺なんかこの映画のすごい好きなところでもあり、めっちゃ暗いなと思うところでもあんねんけどさ。
なんかセオがどんどんいろんなものを失ってくねんな。
なんかこの旅のせいで。
そうやね。
まあ、もちろん最初の仕事を捨てることにもなるやろうし。
奥さんも失ったな、モトク様。
そうそう、ジュリアンも一番最初に死んじゃうし。
子供も失ってたな、そういえば。
そうやね、そうやね、昔にね。
昔に。
っていうのもまあ途中でジェスパーが言ってくれたんかな、キーに。
言ってたね。
いやし、ジェスパーも死んじゃうし、みたいなさ。
なんかこう、どんどんセオがいろんなものを失ってくのなんか、今回それがすごい。
で、マリカさんですね。
マリカさん。
出産、出産手伝ってはくれてなかったのかな、見つけんねん。
してなかった、見つけて、なんだあの、よくわかんねん男は。
刑務官みたいな人やな。
悪徳刑務官みたいなやつな。
お前ジェスパーの友達って言うからさ、ちょっとさ、子供、毛布めくってさ、子供がいるってわかったらさ、これはなんとかしてみんなで守らなあかんって言ってさ、リーダー的な感じでやってくれると思ったのにさ。
なあ、なんかちょっとキサって言うほどでもないけど、なんか軽そうなやつだったのにな。
さすがね、ジェスパーの友達だけあって、ちょっと雰囲気似てんなーと思ってたのにさ。
ややパワハラ気味なジョークやったけど、まあまあまあ。
うん、だいつはーって。
そう、あいつがさ、子供はよこせみたいな。
で、お前ら二人には懸賞金がかかっているから、お前ら二人は突き出すみたいな、なんかわけのわからんこと言い出してさ。
えーって思ってたら、そこもマリカがね、助けてくれた。
いや、そうよ。マリカはやっぱすごいよな。やっぱ犬に愛情を注ぐぐらいの人やからさ。
うん。
なんかこう、子供がおったらやっぱ可愛がってくれるんやろうな。
そう、あの子供がいるってわかった時の、そっからのマリカのスイッチの入り口やばかったもんな。
いやそうそうそう、ずっとついて、なんか最初出会った時とかな、割とブッキラゴンにはいここ部屋みたいなさ、まあついてきてみたいな感じは言ってたけどさ、
別にそんなめちゃくちゃこう、なんかしら世話を焼いてくれる感じじゃなかったけど、子供がおるってわかった後からのな。
部屋案内してる時に、言葉通じないけど、なんとなくね言ってることわかるんだよ。なんか夜電気は何時までしかつかないからって。
ちなみに蛇口からは水しか出ないから、シャワーは浴びれませんとか、あ、そこ床きしむから気をつけてとか、なんかバーって。
大屋さん的なね。
そうそうそうそう、バーって喋ってる感じ。なんかね想像ついて、ああそういうもう疲れちゃってんなこの人って思ってたらさ、いや子供見てからのあの母性爆発みたいなのやばかったよな。
いやずっとついてきてくれてたもんな。
そうだよ。ずっとついてきてくれて、刑務官からも逃げて、その次、その次さ、なんかちょっといい感じの家に行けたよね。あの家なんだっけ?
えっと、なんかマリカの知り合い、知り合いだかなんか親戚だか。
マリカの家だったよね。あの家の中でさ、清潔な服をね、子供に着せてあげて、で、その家の人みんなでその赤ちゃんをさ、かわいがるみたいな。
いや、やばかったね、あのシーンが。
いや、そうやね。
やばかった。
いや、でもそうなるよな。
なるよ。
なんかあの、みんなで来るみたいなのも、ちょっとなんか、東欧っぽいイメージある、なんか。
はいはいはい。
ちょっとこう、ギュッと、家族がギュッとなってる感じ。
うん。
割と狭い、こう、空間に集まってる感じ。
そう。
みんな広々したスペースはないんやけど、でもこう、愛情の密度も濃いみたいな空間。
なんか、すごいよかったよね。
こう、みんなの宝っていうかさ、子供。
いや、そうね、そうそうそうそう。
それは、ここまでひっ迫した世界じゃなくても、こう、あるやん、なんか今の日本でも。
昔からそうだよね、子供はみんなの宝みたいなさ。
それがこう、今まで荒れた世界を見せられて、ね、そういうなんか人間のあったかいところみたいなのをさ、
子供っていう大きな希望、一雫ですけど、その一雫があまりにもでかいというか。
そやね。手前で刑務官みたいなやつもおったから余計な、なんか。
そう、カス。
そうそうそう。
ほんとに。
大秘ですよね、これも。
あのカスマジでさ、ドアに挟まって死んで、ざまあって思ったわ、ほんとに。
あのレンガで殴られてな。ドアに挟まった上に、頭レンガで殴られて。
セオもさ、セオもさ、殴った後、あ、あ、みたいな感じだったもんね。やべえみたいな。
ほんとにやっちゃった、みたいな感じだったもんね。
そうそうそう。
でもなんか、あんまりそれに対して悔いを感じてなさそうでよかったけど。
さすが昔、警察になんか睡眠薬入りのコーヒーを渡しただけあるなって感じだね。
元活動家やからな、バリバリの。
そうそうそうそう。
いやーそうやな、なんかさ、刑務官のほうってさ、言ったら恵まれてるわけやん、物資的には。
その政府側についてるし。
うんうんうん。
その他の人を、言ったら知りたげて、こう生活してる中でさ。
そうね。
すごい物資的には恵まれてるはずやのに、でもなんか子供に対しては別になんかこう、
うん。
なんていうんだろうな、まあ自分がのし上がるための道具とかさ。
そうだよ。
そういうふうにしか思ってない。
まあ献上肝手に入るし、なんか子供を見つけたっていう、まあヒーローになれるんじゃないかみたいなさ。
うんうんうんうん。
で、一方なんかそのマリカのほうって、まあ言ったら難民キャンプみたいなさ、難民エリアみたいなところにこう詰められて。
うん。
すごい、まあ言ったら物資的に豊富じゃない中で過ごしてるのに。
うんうん。
なんかこう、心の豊かさっていうかさ。
うん。
なんか、何かに愛を傾ける余裕みたいな、余裕じゃないな、なんか何かに愛を傾ける気持ちみたいなのさ。
うん。
すごい強くあるっていうのはなんか、あの対比もすごい良かったよな。
刑務官が貸すすぎるのはなんか、めっちゃいい対比やなと思いながら。
そうだよね。
うん。
まあ人本来としての温かさっていうのはやっぱり、あのマリカのお家のさ人たちのようなものであるっていうふうに、
うんうんうんうん。
どっかで俺信じたい部分があって。
うんうんうんうん。
あれみんな難民っていうのもな、なんか皮肉が効いてていいよな。
そうやね。
なんかイギリス政府がこう、絶対に入れたくない不穏分子って言ってる人たちが、すごい子供に対して愛を傾けてるみたいなさ。
な。
優しさの象徴みたいなシーンが、みんな難民っていうのが。
そうやな。
うん。
それもすごいよね。
まあでもイギリス国民がじゃあ、あのみんなね、そのひどかって言ったら多分そういうわけでもない。
多分イギリス国民の前であの赤ちゃんをぺろって見せても、まあ同じようにかわいがってくれては、政府の人間以外はね、かわいがってくれたんじゃないかとは思うんだけれども。
まあ難民っていうところでそのシーンを描いていたから余計ね。
そうやね。
強いよね。
うんうんうん。
なんか。
そうやね。
まあ難民の中でも難民の中でまあ言ったらその、銃を取って戦おうとするみたいなさ、まあ暴力を振るう人たちもおるわけやし。
イギリスの中も一枚岩じゃないし。
イスラム教徒の人が結構多いのかな。
ああ言ってたな。
アークマルみたいな。
言ってたから。
うん。確かに確かに。あのパレードじゃないな。なんか行進みたいなしてるときに。
ね。
言ってたよな。
まあ中東系の人とか。
イギリスから来てる難民の人たちってことなのかな。
ね。かもね。そうそうそう。で立ち上がってましたね。みなさんね。
まあそこから本当にもう大規模な戦闘になっちゃって。難民区域を巻き込む。
戦車も出してな。
戦車も出して。そうそうそうそう。あれはイギリス軍側だよね。
イギリス軍側が戦車出してきて。装備整いすぎててちょっとびっくりしたけどな。
なんかガチであの、まあでもそうだよね。潰しにくるよね。だって難民の数減って遺跡2丁だもんね。
まあそうや。なんか口実ができてさ。
できて徹底的に、うん。まあこの際徹底的にやっちゃいましょうって言いそう。
なあ。なんかちょっと今の世界情勢とややかぶるところがあってあれやけどな。
なんかこう攻撃する口実ができたみたいなさ。
そうそうそうそう。
なあ。
ね。思いっきりやっていいんだから。
いやそうそうそうそう。
ね、いいよねっていうところで。
うん。
だからあれはガチで来てましたね。本当に。ガチで攻めに来てて。
でさ、ここからが長回しだなって多分、えーと、その言葉さえ知ってればどんな人でも気づくと思うけど、
すごいカメラどこまでヌルヌル追いかけ続けるんだろうって思ってましたね。
思ってましたね。
あのー、町中の戦闘、難民区域の町中の戦闘シーンな。
戦闘シーン、そうですよ。そこからホテルだか、ホテルなのかなあれ。なんかかつてホテルだったところかな。
あー、でも人住んでそうな感じやったけどな、今は。
かつてホテルだったようなところへ逃げ込んで、1階、2階、3階まで上がってくんだけど、
そこまでずーっとカメラで、銃弾、銃撃の中をね、こう飼いくぐって進んでいくセオをずっと追々してカメラが。
すごいよね、あれ。
ドキュメンタリーでも見てんのかと思っちゃった。
いや、せやねんな。なんかまあそういう意図があっての長回しやと思うんやけど、ドキュメンタリー調で、もうほんまにセオについていくみたいな。
そう。
俺らもセオについていってるような気持ちになるっていう感じなんやけど、なんかほんまにあそこはなんか体験って感じやったな。
体験って感じやった。
映画見てるって感じじゃなかった。
うん。臨場感を出す方法はね、俺はバカの一つ覚えみたいに、POVしかないんだろうなって思ってたんだけど。
まあ近いとこあるよな、ちょっと。
POV。
でも、ちょっと違うけど、でもやっぱ味は違うね、全然。
まあまあまあ、そうやね、あのー、カメラマンがつい、戦場カメラマンがついていってるみたいな感じなんかな。
そう。
まあ今時のは、なんかそのYouTubeとかでさ、なんかまあ現地の人が撮ったみたいな。
はいはいはい。
ポロッと見えるときあるけど、なんかまあそれに近いぐらいの臨場感っていうか本物っぽさみたいな。
そうですね。
なんかシーンが変わらないだけで、なんかここまでの効果があるのかと。
うーん、なんか地理的にめっちゃ把握しやすいしな。
あ、今あそこからこう行ったんや、みたいな。
うんうん。
カット割れちゃうとなんか、意外と地形わかりづらくなったりするから。
うん。
なんかああ、こういう距離を移動して、ここ登ってくんや、みたいな。さっきんとこぶっ飛ばされてるやん、みたいなさ。
うん、そうね。
なあ。
カットを挟むことによって、どうしてもそんなに深く意識しないけど、まあ映画なんだなっていうのを再確認する機会でもあるから。
うんうんうん。
それがさ、あの6分半ぐらいの間、なかったから。
いやそうなんすよ。
うん。
なんかあの、ドキュメンタリー調の、こう絵作りでやってる映画で言うと、ハートロッカーとか。
うん。
あの、ジェレミー・レナーが出てる戦争映画。
うん。
やけど、そういうとこは結構その、なんていうの、ハンディカムみたいなので、ずーっと映したりとかしてるから、やっぱこう臨場感はすごいあんねんけど。
うん。
やっぱこうカットがすごい割れたりとか、まあそのドキュメンタリー屋としたら、そんなとこにカメラマン立ってへんよな、みたいなその。
うん。
敵側の陣営におるとかさ、そのカメラが。
はいはいはいはい。
っていうのが、まあこの作品に関してはないやん。ずっとセオのとこにおるからさ。
そうだね。
それもやっぱなんか、なんていうの、臨場感?その、どっちサイドも見るみたいな感じじゃない。
うん。
だからなんかそれがめちゃめちゃ臨場感につながってんのかなーと思いながら、マジでセオ視点みたいなさ。
うん。
でもなんかあれすごい、そういうなんかその戦場のリアルさを出したいとか、なんかその技術的にすごいとか。
うん。
っていうのをもちろん俺は1回目見たとき、大学生のときはそこがすごい、うわーすごいなと思っててんけどさ。
うん。
あの戦闘シーンが長く続いてるのってさ、その緊張がずーっと高まっていって。
うん。
で最後にさ、あの赤ちゃんを取り戻すんやな、ルーク?
そうだね。
ルークから取り戻すんやんな。
あのフィッシュのリーダー、リーダーになった。
そうだね、なったルーク、そうね。
であの3階におったルークから、赤ちゃんを取り返して、ルークともちょっと話して。
そう、さっきも言ったけど、あそこのルークとの話はすごく好き。
なんか、えーっと、なんだっけ、その坊主を返せって言ったときのセオが、坊主じゃないよ、女の子だよって。
うんうん。
言ったときのルークが一瞬言葉に詰まる感じ。
いやーそうだね。
で詰まって、何を言い出すのかと思ったら、俺にも妹がいたんだ、みたいな。
あー。
そうそうそうそう。その俺にも妹がいたんだっていう一言がなんか良くて、なんか反体制のリーダー、なんか大義のために戦っている何かじゃなくて、人としてのルークがあんときボロって出てきて。
いやーそうやもんなー。
人間なんやなってこう。
なる。
思っちゃうよな、ああいう、そう聞いちゃうとさ。
そう。ね、なんか尊厳も誇りも人権も奪われて、何が平和だって言って。
その、ね、嘆きとかもね、だからあそこでルークに関しては、ちょっと心ほどけたというか、許しましたね、結構。
いやーなんかでもすごい、なんかちょっとさ、悪役っぽく描かれるからさ、まあジュリアンを殺す、裏で糸引いてたのもルークやったりしたし。
まあセオも殺そうとしてたしね。
セオも殺そうとしてたし、子供も政治的に利用しようとしてたし、なんかああまあそういうやつね、みたいな。
思ってたら最後にポロっとな、ちょっとこう人間っぽいことを言うっていうかさ。
ああ、やっぱ同じ人間やったんや。
何があったんか詳しくは聞いてないけど、でもなんとなく想像がつく。妹がいてどうなっちゃったのとかね。
まあ最後ぶっ飛んでましたけどね。
まあしょうがないよってね。
しょうがないけどね。
いやーだってね、誰かをはめたり誰かを殺そうとするってことは、自分も殺されることがあるってことだから、しょうがないとは思います。
戦うものは宿命やもんな、それは。
そうです。
そこはしょうがない。
良かったんじゃない?戦士として死ねてそれは。
そうはね、そうはね。
そこまでの長回しでずっと緊張感もあって、あそこでルークの話もあった。
後に赤ちゃんを抱えてさ、1階まで降りていくやんか。
俺はあそこですごいジーンと来て。
自分あそこの時点でも泣いてましたね。
そうね、そうね。
いやなんか、俺たぶん昔見たときそんなに泣かへんかったんやけど、あそこで。
なんかみんな銃を下ろすやんか、あの1分ぐらいだけ。
フィッシュなのか、難民の人たちなのか、軍隊なのかわかれへんけど、しかもたぶんみんな何が起こってんのか全然わかれへんねんけど、
でも赤ちゃんがいるからみんな、銃下ろせ銃下ろせって言ってさ、うちにやめろみたいな。
なんかあそこのシーンほんまなんか美しすぎてさ、
なんかもうあのずっと降りていって、兵士の間を抜けていくセオのところぐらいまでめちゃめちゃなんか涙出てきて、
なんかこれ昔はこうは思わへんかったなと思って、なんかめっちゃ今回改めて見直してすげーよかったなと思った。
キリストがゴルゴダの丘で、たっけいに処されて、その後キリストの弟子たちが彼の死体を下ろして、死体を運ぶんだけど、
その運んでるときにね、キリストを慕ってた人はキリストの死体にこう少しでも触れようとしたみたいな話が聖書にあったんだけど、
あーなんかそこを意識させるシーンというか。
神話っぽい感じ。
映画っぽかったよね。
あのホテルでさ、たぶん巻き込まれたんだか、それとも反政府の戦闘員だったんだか、もう分からないんだけど、
お腹とかからさ、明らかに死ぬかなっていうような出血をしてる人でも、
その赤ちゃんのところにすり寄ってって、笑顔でさ、その赤ちゃんをこうなでたりあやしたりしてるみたいな。
兵士もそうじゃん、銃を下ろすよね。
撃つなっつって。
いやーあのシーンは美しかったね。
なんかほんと、冗談抜きで赤ちゃんはやはり宝なんだなっていうのを、あの世界だと余計な。
そうやねんなー。
あれに持っていくための、なんかこう長回しみたいなところもすごい。
なんていうかな、こう技術的にできるからやりたいとかじゃなくて、
あれを描くんやったらこれが一番最適っていうので長回しをちゃんとやってるっていうのは、
俺なんかそこがすごい、この映画はめちゃくちゃ好きなところやし。
なんなら昔見た時って俺どっちかっていうと、あの自動車の運転してるところのシーンの方が、
やっぱアクション的に色々あったから。
あったしなんか、え、こんな車の中でこんなカメラ動くんやみたいな技術的な面白さとかもあったからさ。
あっちの長回しのシーンの方が昔は好きやったんやけど、
やっぱ改めて見るとこの最後の戦闘シーンからのあの赤ちゃんでみんなの戦闘が止むっていうのなんか美しすぎて、
でも、でもなんかその美しい瞬間ってすごい一瞬でまた始まるやんか、結局。
そうやね。
なんかみんな、あの瞬間だけみんな一つになったんかなと思いきや、
全然そんなことなくてまた打ち合いが始まるみたいなさ。
あそこでやめてたら、あのなんだろうな、なんかあんまり良くなかったと思う。
そこまで心に残んなかったと思う。
あの一瞬天使が通り過ぎてる時だけ、
みんなは本当にね、祈りを捧げたりすることしかできなくて、一瞬なんだよね。
始まるのもまたすごいあの、長回しシーンの良さに輪をかけてるというか、やっぱそうなんやみたいな。
人間が抱えてる罪なんだなって思ったね。
本当にしょうもない生き物だよ。
っていうところも含めてあの最後の長回しシーンはね、改めてこの年になって見れてほんまに良かったなと思った。
結構来るよこれ、今だから来るんだとすごく。
あーそうだと、この先にやっぱキリスト教っぽいところが結構そこそこ見られるなって思って、さっき話したこともそうだし。
えっと、結構さ粗末なところで子供を産むじゃん。
はいはいはいはいはい。
ね、あのマリカが貸してくれたというか案内してくれた、なんか物置とかなんだかわかんない。
部屋?でそう、まあ産むじゃんそれで。
なんかそのシーンとかもね、なんかちょっとキリスト教っぽいなと思うし。
馬小屋やったっけ?
馬小屋やったっけ?そうそうそうそう。
なんかキーもなんか少女ですみたいなこと言ってたもんな。
最初少女ですって言ってた?そう言ってた言ってた。
マジで?って言っちゃったけど、セオセオセオと一緒だった俺。
めっちゃキリストやんって思いながらさ。
そうそうそう。
マリアやんって思いながら聞いてたけど、なんか全然嘘ですって感じだったから、なんやねんみたいな。
あとあの反政府組織のね、さっきフィッシュフって言うけど、君は、俺だけだっけな、あの抗議受けたの。
大学でね、イクティスって言葉を聞いたことはある?君。
ないかも。
ないか。
あっても覚えてないだけかも、どっちか分かんないけど知らん。
キリスト教は最初迫害される立場だったから、自分キリスト教なんだって、公言できなかったわけ。
だから仲間うちで自分たちがキリスト教かってのを確かめるために、イクティスっていうものを使ってたの。
で、そのイクティスっていうのはどういうものかっていうと、俺と君が向かい合って立って、俺が地面に円の弧みたいなのを書くの。
君の方に向かって円の弧を書くの。
そしたら君もキリスト教徒だったら、俺のその円の弧に重ねる形で君の側からも円の弧を書くの。
そうするとどんな図形になる?
なんか目っぽい感じになるってこと?
そう、目でちょろちょろって出た。
分かるかな?魚っぽい形になるわけ。
だから最初のキリスト教のモチーフっていうか、仲間同士の確認は、このイクティスっていうこの図形を書くことでやってたんだよね。
なるほど。
で、魚っぽいでしょ?
はいはいはい。
だから魚が最初はキリスト教の象徴だったの。
フィッシュね。
そう、だから反政府組織というか、あの赤ちゃんを抱えてる人たちは、フィッシュって名前なんじゃないかなって俺は思ってる。
で、一人の裏切りによってリーダーが仕方ないんだよな。
そうだね。
なるほどね。
って思ってます、俺は。
なんかそういうさ、聖書っていうかキリスト教モチーフのなんか話って、結構ハリウッド映画とかもそうやけど、こういう西洋系のやつやっぱ多いよな。
うん、ね、多いと思う。
だから全然ありそうな気するけどな。
だと、フィッシュっていう名前についた経緯ってもうこれぐらいしか思いつかないぐらいの感じだよね。
だからそんな魚好きちゃうやろうと思っちゃうもんね。
アンドチップスの方かもしれないな、でもイギリスやったら。
それもねちょっと考えたけど、なんかそんな組織はなんか嫌じゃん。
ねえ、チップスいらないんですかみたいな。
チップスもないこんな世の中じゃんみたいな感じでこう。
柿の種ピーナッツ抜きみたいな、そんな感じなんでしょ。
フィッシュしかねえじゃんこの世の中みたいなさ。
ねえ。
そういう感じなんじゃない?そっちかも。
そっちかもしれないね。
結局いろんな人がさ、バトンを繋いで最後。最後のバトンを繋いだのはセオだったね。
セオも。
死んじゃってさ。
マリカもついてきてくれへんか私なんか知らんけど。
いや無理やろあの中ついてくの。何を言っとんの君は無理やろあんなの。
船のところまで案内してくれてさ、もう行き行きみたいなさ。
マリカもおいでよみたいな言ってたのに。
うん。
行き行きみたいな感じで。
あーそうか船のところにいたな。そうだったな。
そうそうそうそうそう。
マリカ何だかんだ最後合流してさ。
うん。
であの船のところまで連れて行ってくれて。
こうみんながバトンをつないでこうさっていうのはさっきからずっと言ってるけどなんか最近最近というか30越えてから思うんだけどなんか俺なんかあんまりその子供が欲しいとか正直俺は思ったことがなくてその時まで。
でもなんかこうちょっとその30っていうのを超えだすとなんか子供っていうのはなんか生き物である以前になんか歴史そのものだって思うようになってきてて。
その子が今の子の形を作るためにもういろんな過去の人がさ命のバトンをつないできて今その子があるわけじゃん。
だからもしかしてっていうかその人の生きる意味っていうのはなんかそういう過去から受け継がれてきたバトンみたいなのをこう次世代にまたつないでいくみたいな。
そこが生き物として最もシンプルな任せられた使命なんじゃないかみたいな。
もちろんなんかそのいろんな理由があってできない人もいるとは思うんだけど生き物の一番シンプルなところってそこかなっていうのをなんか30越えてからなんかずっと考えるようになってて。
でこの映画はいろんな人がいろんな形で助けて一つの命を送り届ける話じゃん。
まさにこれは命をつないでいくっていうのをこういう形で見ることになるとはなってちょっと考え深かったですねすごく。
いやなんかそうねなんか俺もあんまりめっちゃ子供欲しいって思ってたわけじゃないし今も別におらんねんけど。
なんかそれだけが生きる意味やとは思わへんけど。
そう俺もそれ思ってない。
わかるよでも思わへんねんけどでも子供のこととか次の世代のことを考えてなんかちょっとでもこうそれこそ例えばわからんけど選挙行くとかさ。
なんかちょっと募金してみるとかさちょっと社会活動してみるみたいなのがなんかそういうのはせなあかんねんなみたいな。
自分の中ではね別にみんなにしろって言ってるわけじゃないけど。
あーそうそうそれはもちろん。
そうそうなんかそういうのをやるっていうのなんか自分の気持ち変わってきてんねんな。
いやほんとにそれ。
変わるよね。
なんか知らんけどな別になんか変わったわけじゃないんやけどさ。
そうなんだよ。
生活が。
いやほんとそれなんか脳の中がなんか変わってってる気はしてるんだよね最近。
いやわかるわかる。
もう一個聞いてもう一個でなんかえっとこれはねわかんない人もいるからちょっとだけ解説するけどなんか俺メタルギアっていうゲームがね好きで。
はいはい。
その中でね1,2,3っていろいろあるんだけどなんか年を重ねるごとになんか2がめちゃくちゃ俺好きで。
おー来年。
そうね2の中のさあのボスがさソリダスっていうやつと最後戦うじゃん。
はいはいはい大統領。
でソリダスはあの偉大な戦士のクローンとして生まれたから生殖能力がない。
はいはいはい。
だから俺は次世代に残せるものがもう何もないから子供っていう形で残せないからじゃあ何のために生きてるんだってなった時にソリダスはこうなんか自分の思想。
人間は自由であるべきだっていう思想を実現するためにまあメタルギアソリと2でいろいろやるわけじゃん。
自分がやったことを後世に残したい子供を残せない自分ができることはそれだけだみたいな。
そのこれ初めてプレイしたのが中学生の時だったから何言ってんねん。
何言ってんねんこのおっさんみたいな。
はい死ねやと思ってたんだけど。
敵やから言うって。
今思うとそのソリダスの飛合みたいなのがジンジン来るっていうか。
戦闘機に乗って一方的に攻撃したりとかしてきてたけど。
でもなんかそうあのねソリダスリキッドソリッドその3人のなんかこの次世代に賭ける思いみたいなのがなんか最近すごい響くんだよねメタルギアとかやってて。
いやでも分かる分かるななんか何なんやろうな何が変わったんか全然分からへんねんなほんまに自分の中で。
やっぱセミみたいなもんなんだと思うんだよねセミもさあの地中に潜ってる時は多分そこまでやねん。
そこまで何も活動してないじゃん別に潜ってる。
頑張ってると思うぜなんか。
頑張ってると思うけど。
6年7年ぐらいおんねんやろ地中に。
もうそもそもそって出てきたらこう次世代に何か受け継ぐためにものすごい泣くわけじゃんか。
まあそうやね。
俺あと7日間ぐらいしか生きられへん。
要はスイッチが変わるってことよ。
スイッチから出てきたってことねようやく。
スイッチからがそう変わったんじゃないかなんとなく思うかな俺は。
まあでも確かに急にじゃないねんなでも。
そう急にじゃないねグラデーションなんだよねこれ。
なんかいつの間にかこういう作品すげえ変な角度で今までからするとすげえ変な角度で刺さるようになったなみたいなのはあるかも。
急所に刺さるようになったんだよな。
ってことをこの話はねあのもう余計俺のなんかこの揺らぎをで隠したね。
よくもで隠してくれたなって感じ。
いや良かった良かった。
生殖機能がなくなった世界繋がりを持ってきて良かったわこれ。
これ普通に面白いしな普通どころじゃないとっても面白い。
ジャンクヘッドとは違う角度の面白さやねんけど。
そう。
全く違う角度の楽しさやねんけどこれはね俺めちゃくちゃやっぱすごい好きな作品ですね。
そうね。ジャンクヘッドはなんか生きてるってどういうことみたいな生きてる実感みたいなさ。
そこら辺をパートンくんがこう実感していくっていうところが結構軸で。
そうやななんか次の世代に繋げるみたいなとこじゃないもんな。
まず自分からみたいな。
そこ、なんならその次の世代に繋げるための方法っていうところで終わっちゃったじゃん。
ね。命の木にたどり着く前にブツって終わったじゃん。
ワンワンっていうかジャンクヘッドはそうやね。
ジャンクヘッドはそうじゃん。でも次世代になんか繋げていくというかね。
そこら辺をこのテモロワールドはね思いっきりついてきたから。
そうやね。なんかアルフォンス・キュアロン監督がなんかインタビューで言ってたんかな。
これ撮るときに映画の終わり、映画のエンディングが物語の始まりになるような映画を撮りたかったって言って。
映画のエンディングが物語の始まりになる。
これから続いていくような感じで。
この映画ってほんまになんかこれから始まるまでの物語みたいな。
これから物語が動き出すまでの物語みたいな風にアルフォンス・キュアロン監督的には作ったみたいなことをインタビューで言ってて。
いやなんかそれもまぁちょっとバトン繋ぐじゃないけどさ、まぁ一旦ここまでは託したから後は頼むでみたいなさ。
そうやね。
トゥモローゴーに次は引き継がれていくんだろうね。
いいねなんか昔見た映画を見直すっていうのもめちゃくちゃ大事やなそう思うと。
見えてへんかったこととかなんか。
その時見てる角度と違うやろうからなやっぱり。
これね、この設定とか気になっちゃって。
ちょっと調べた時とかに。
うっかりレビューサイトとかも見ちゃったんだけど。
めちゃくちゃ刺さってる人となんか単純なストーリーとか。
なんか最後の終わり方。
なんであんなぶつ切りみたいな終わりにしたのかわからないみたいな。
結局世界どうなるのとか。
全員そういうレビューとかも全然あるんだけど。
多分それはその刺さり方がこうやっぱ人それぞれ違うんだなって。
そうやね。
映画に何求めてるのかにもよるやろうしな。
と思う。
タイパーとかさ。
ちゃんと何がどうなったのかまで知りたいみたいな。
人もおるやろうしな。
と思う。
俺はそれ見て、きっと若い子なんだろうなって勝手に決めつけて。
そういう傾向多そうな気がするよな。みんながみんなそうじゃないにしても。
今はそれでいいよみたいな感じで。
また今度見てみたいな。
そうそうそうそう。
コーヒー見たっていうのと同じ感じじゃない。
そうだ、だと思うだと思う。
ちょっと大人になってからのみみたいな。
これねマジでね、おっさんになってから見てよかったわ。
ほんと泣いちゃって。恥ずかしいくらい泣いちゃった。
いやいやよかったよかった。
いやでも俺このほんと収録中でも結構なんだ、結構声が震えて危ういところいくつかあったから。
いやいやいやいや。
でもなんか俺も話してる時の方が泣きそうになるかも。
なんか。
ほんとね。
見てる時は体験やったけど、ちゃんとこう噛み締めながら。
言葉にね、そうして。
言葉に出そうとするとちょっとなんか涙出てくる感じやったわ。
いや危なかったです。声が震えました。いろんなところで。
あんま慣れてへんからな、きっと。
子供って大切やんみたいなこととかさ、なんか普段言ってへんからさ。
いやほんとにそれさ、マジで。
あのクソガキがやろうとか言ってるからさ、途中。
いやほんとに。
普段さ。
そーっとそれ、ゲームとかでもな。
そうそう。ガキやーって言ってもな。
俺らサイレントヒル2でめちゃくちゃキレてたもんなガキに。
ちょあいつ、ローラーマジカスクすぎる。
なんなのガキお前。
いやでも繋いでいこうサイレントヒルでも、あいつを繋いでいこうなんとか。
ジェームスは繋ごうとしてるからね。
ジェームスは繋ごうとしてるから。
マリアもな、最近ちょっとなんかいろいろあったからさ。
そうやな。
はい。
いやーもうだめだ、腹が詰まってしょうがねえマジで。
まあでも、こんなところで。
はい。よかったです。
ありがとうございます。よかったですみなさん。
たぶんブルーレイとかでもいっそのこと買ってしまったほうが、もしかしたら見やすいかもしれないですね。
ブルーレイでアマゾンで3300円で、僕はポチりました。
それぐらいで買ってください。
でも確かな、俺、昔DVDで買って、メイキングもめっちゃ面白かったから。
あ、そっかそっか。
このためにこういう車作りましたみたいなのとか、やっぱ面白かったから。
あー、なんか調べたぞ、車あれ実はほとんど天井なしで撮ってるらしい。
あ、そうそう、上からカメラ吊るしてるみたいな感じで。
で、天井はCGらしい。
そうそうそうそう。
なんかこう、結構な、え、それCGなんやみたいなとこあったり。
あとなんか最後その天井のシーンとかも、途中でカメラに血つくんやけど、
あれ俺CGで後からつけたんやろうなーと思いきや、なんか撮影の時に意図せずついたらしいな、あれ。
おー、そうなんや。
そうそうそうそう。
それでそのまま行こうって。
でもそのまま、なんかの撮影監督の人がなんかもう、いやこれは絶対NGテクにせえへんほうがいいっつって。
そのままポンちゃんに入ったらしいっていう。
いやー、やっぱいい仕事だね、映画制作って。楽しそう。
いやそれなんかな、その時のハプニングが最も良かったりするわけやからな。
な。
あの、エマニュエル・ルベツキっていう撮影監督で、この人もね、すっごいいい撮影監督やからね。
他の映画とかもぜひ見てほしいですね。
バードマンとかね。
紹介してください。
バードマン・レヴナント・グラビティとかが有名かな、たぶん。
撮影監督、ぜひ。