1. あれ観た?
  2. 『3時10分、決断のとき』感想..
2023-03-13 48:19

『3時10分、決断のとき』感想回┃牧場主ダンの「色々なものに耐えている目」が限界を超える瞬間の愛おしさ。でも口説き文句は難しい。

『3時10分、決断のとき』で口説き文句は学べない。

※収録時のミスでギリィの声が聴きづらいですが、ご了承ください。ギリィだけ水槽の中から話していると思ってもらえれば。

■配信サービスへのリンク

『3時10分、決断のとき』

・Netflix
https://www.netflix.com/watch/70065114

・U-NEXT
https://video.unext.jp/play/SID0060758/ED00333377

・Hulu
https://www.happyon.jp/series/500010127

『決断の3時10分』(1957年)

・Amazon(レンタル)
https://amzn.to/3F1NWc2

・YouTube(レンタル)
https://youtu.be/uLhKWF5BjB0

※エピソード公開時の情報です。

■佐島の最近
先週30歳の誕生日を迎え、天からの祝いか花粉症を授かった。自分への誕生日プレゼントは何にしよかな~って3週間くらい悩んでたけど、花粉症を授かったおかげで空気清浄機を買おうと決心がついた。

3月6日、決断の13時00分。

日付と時間だけはキリが良いけど、なんだかなぁ。そんな微妙なつまづきに負けず、楽しい30代を歩んでいく所存。

=====

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00:00
ダンとベン・ウェイドが二人で逃げてるときに、みんなとりあえず走ってるやつを撃てばええんやろ?みたいな感覚やから、ベン・ウェイドも普通に狙われてるっていうのが、チャーリーの唯一にして最大の誤算やったよ。
佐島とギリィのあれ観た。この番組では昔馴染みの佐島とギリィがお互いに好きな映画、観てもらいたい映画を紹介しあって、感想を語り合っていくチャンネルです。
今回は二人で3時10分決断のときの感想をネタバレありで語っていきたいと思います。いや観ました、本当に。観てくれた?観てくれた。
この間の収録終わって、観て。で、またちょっと何日かして、またもう一回観て、昨日の夜、また観ました。
めちゃめちゃ観てくれてるやん。 めっちゃ観たね。昨日に関しては、仕事に行くのが嫌すぎて観たっていうのもあるんだけど。
え、仕事サポって観たってこと? 飛躍するな。ちゃんと仕事も行きつつ観ました、深夜に。
そういうこと? そういうことですよ、ちゃんと観ました。大変やったな。
そう、勇気もらったからね。まあでも俺なりにね、すごい良かったポイントをちょこちょこね、やっぱ感想回なんで、話します。
いや聞きたいね、ヒトの感想聞きたい。 オッケー、聞いてください俺の感想を。
よし、まずなんだけど、あの、あなたもさ、紹介会で言ってたけど、このダン、クリスチャンベール演じるこの、ノーフって言っていいですかこれ?
牧場主かな? 牧場主だね。そう、牧場主のね、このダンっていうキャラクター、借金付け、家計費の車、
思春期の息子からは臆病者と軽蔑されて、妻はどこか憐れみのような視線を家で向けてくる。
そう。 ね、もうこう、なんだろう、この借金とまでいかなくても、これローンっていう言葉に置き換えたら、今の日本にもありそうな父だよね、これはやっぱり。
いや、そーやねー。 ね、家庭であんまイマイチ居場所がない。
頑張ってるはずなんやけど、なんかうまくいってないっていうな。 そうなの、だから、そういう意味では、やっぱ、なんか、西武っていうさ、もうそういう西武劇って結構遠い昔の話なんだけど、
キャラクターがやっぱ、今の時代になんかわからんけどスプリしてる、見てて感情移入がすごいできた。
よかった。あと、あの、なんだろう、声を荒げるシーンってあんまないね、やっぱね。
なんかこう、あんまない。本当に、俺だったらお前の奥さんもっと幸せにしてやれるぜみたいな、男としてのプライドを一時的に傷つけられた時以外は、クリスチャンベールって声荒げてないんだよね。
いや、そうやねんな。 そう、なんだけど、その視線とか、あとその、なんだろうな、やっぱ視線だな、悲しそうな顔するね、結構ね。何かにこらえてるよ。
03:06
名がもう、ほんまに絶えてる人の名やねんな。 え、で、しかも、そう、しかも、この、なんだこの、ベンウェイド、で、このラッセルクローを演じるさ、
この強盗犯のベンウェイドを誤装する任務に、なんだかんだ言って息子がついてきちゃうじゃん。
このパパにとっては、自分を軽蔑してくる息子だけど、なんとか父としての背中を見せたくて、誤装を引き受けるわけじゃん。
その誤装任務に息子がついてきちゃったから、カッコつけるしかないんだよね。
つよがるというかな。 そう、やっぱそう、なんだろうな、やっぱ父としての背中をリアルタイムで見せなきゃいけないから、思う通りにいかなくて、
ヤキモキしてる姿とか、もう何か物を投げつけたくなる気持ちとか、そういうの、ぐっとこらえての、あの目と悲しげな顔なんだって解釈すると、本当にクリスチャンベールはすごい。
せやねんな、なんか最初さ、あの息子のウィリアムがついてきて、最初その誤装任務自体についてきたっていうか、あの、その、なんていうんだろうな、
手伝うでっていうのを隠してこう、ひそかに尾行してきてたよな、ウィリアムが。 そうだね。
これなんかめちゃめちゃええとこで出てきたとき、クリスチャンベール結構嬉しそうだった、クリスチャンベールっていうか、ダンは結構嬉しそうやって、
さすが俺の息子や、みたいな。 そうだね。 なんかそこからはでも、いやでも息子も来てるから、ちょっとええとこ見せなな、みたいな。 そう。
うん、怯えてたあかんし、ちゃんと最後まで、あの、列車までしっかり送り届けるところを見せないと、一生自分は軽蔑されたまんまやっていう感じがな。
してたね、だってそう、最後もさ、なんかその、結局駅まであと800メートルっていうところで、ホテルで足止めを食らうわけじゃん。
あの、なんだ、ボスを取り返そうと強盗団追いついてきちゃって。 そこでやっぱ息子にはっきり言うわけじゃん、これがお前の父だと、俺は最後までやりとける、これがお前の父だって言って、
だから、しっかりそれは覚えとけ、見とけって言って、息子を別の部屋に避難させるわけじゃん、ホテル。 でも避難させた後さ、このお父さんどうなったかって言ったらさ、まず一番最初にやったのが、窓の近くに座ってうなだれるんだよね。
そう、気合と根性でやる気なんだけど、正直不安だし、死ぬの嫌だなっていうのはやっぱあるんだよね、人間だからこれ。で、そこらへんを、このベイウェイ・ラッセルクローに疲れた時に、時計をさ、うわーって壁に投げつけるシーンなかった?
あったなー。 そんなに時計じろじろ見ても時が止まるわけじゃないぜ、みたいな、ちょっとさ、ムカつく。 そうそう、時計を強く握っても時は止まらないぞ、みたいな言われるねんな。 そう、その時は近づいてるんだぜ、みたいなことを、疲れた時に、アーンとか言って投げてるじゃん。
06:10
急にな、結構、それまで結構静かやったのに、なんか、切れるっていうな。 それはね、父として堪えてたんだと思うんだよね、だからあの消えるシーンもすごくね、好き。
やっぱ、ああこれは立派なお父さんっていうことでなんとか頑張ってきたんだ、ああやっぱ普通の人間なんだ、ああダンが愛おしいって思った、見てる時。 すごいよかったよ。 そう、なんかダンがめちゃめちゃなんて言うの、あの意を決してすげえヒーローになったわけじゃないのがさ、すごい良いよな、なんかウィリアムもその部屋に避難させられる前に、お父さんもういいよみたいなこと言うやん。
なんか今までずっと軽蔑してたんやけど、もうここに連れてきただけ、ホテルに連れてきただけでももうすごいことやから、もうこれ以上やったら絶対死んじゃうから、もうお父さんいいよって言われたのに、ダン的には、いやこれじゃないねん、俺がやりたいのは、なんかこれ以上のことを見せたいねん、息子にはみたいな。 そう、そうだね。
のがさ、なんかあそこだけ勇気出てんねんけど、その後はずっと英雄ってわけじゃないみたいな、なんか英雄ってずっとすごいんじゃなくて、1秒だけ勇敢みたいな、なんか言ってる人どっかにおった気するねんけど、なんかまさにその感じやん、ほんまにあの瞬間だけ、息子に当たる瞬間だけ、こう勇敢やってんけど、その後はまあ怯えるダンにちょっと戻ってるっていうか、若干緊張してるお父さんに戻るっていう。
こうやっぱこう、銃をぶっぱなすヒーローが主役ではないんだよね。 そうそうそう。 そこがね、いいんだよ。 ヒーローっぽさで言ったら、ベンウェイドの方がまあ主人公っぽいっていうかさ。 まあそうね、かっこよさとかで言ったらそうかもしれない、それは。
なんていうか、カリスマ性で言うと射撃も上手いし、知性もあるし、いつでも余裕というかさ、心の余裕みたいなのがあるし。 そうね、このベンウェイドもさ、ラッセルクローって言い換えてもいいけど、余裕って今単語言ったけど、これはね、ラッセルクローの顔に俺はね、気になる。
まずラッセルクローってタレ目じゃん、すごく。 汗やね。 タレ目でちょっと可愛い感じの目、で割とツブラじゃん、なんかよく見ると。ツブラでタレ目で、で、もうその目から下は渋いおっさんなんだよね。 そうやな、なんか割と日本のファンがクマさんって言ってるのは、まあわからんでもないなって聞いてた。
そうなんだよ、だからこの、なんだろう、タレ目の可愛さと渋さがなんか融合した結果、ニューアルな笑みが生まれる。 はいはいはい。 そう、科学反応の顔は。 だから結構今回の映画って、誤想されるさ、ベンウェイドは主旨結構余裕な顔してるじゃん。
せやな。 辛そうな顔してたのって、なんかその、その辺の野良保安官みたいなのに捕まって、あの、なんか電気ショック受けてた時ぐらい。 あー、あの野良保安官っていうか、あれ鉄道作ってるところやんな。 そうね、なんかこう、民警みたいな。 そうね。 自警団みたいな。 鉄道会社のなんか雇われてる、やさぐれ者みたいな。 そうそうそうそうそうそう、ぐらいやんな。
09:20
確かに確かに。 こんなね、なんか余裕のあって、ちょっと、ちょっとなんかさ、たっかんしてるような笑みだよね。 へっ、みたいな。 うんうんうんうん。 こんなこと言ってるけど、お前どうせこんな感じなんだろ。ふっ、みたいなさ。そういう、なんか余裕というか、相手を微妙に見下してるような、そういう微笑みが、やっぱラッセル・クローじゃないけどあれはできないけどなって。
もう来たやつ買ってるよ、絶対このベン・ウェイドっていうキャラクターを作るのにあってね。 すごい。 いやー確かになー、なんか、もともとこのベン・ウェイド役はトム・クルーズがやるはずやったらしいっていう話を聞いて。 うん。 いやー結構印象変わりそうだなって思った。
トム・クルーズってあんま白いっくない?英雄が多いけど、ほらたまに役役やるじゃん、ほらコラテラル。 あーそうやね、コラテラル。 なんかやっぱ冷たい印象受けるよね、トム・クルーズはどっちかっていうと。 うん、なんか確かに知性的でめちゃめちゃ冷徹っていうところはあってると思うけど、なんかどこか優しそうな感じがするっていうのは、トム・クルーズの場合なんか出えへんかったんちゃうかなという気はする。まあトム・クルーズ版のベン・ウェイドもすごい見てみたいけどな。
なんかこのベン・ウェイドもさ、大量殺人犯だし無謀者だけど、やっぱどこか人を惹きつけるっていう描写はあったじゃん。こうなんか道行く女の人がなんか惚れちゃうとか、このなんかさ、あれじゃないダンの奥さんもちょっと危なかった。
まあなんか意外と、悪い人じゃないわあの人って言ってたんだよ。 あーえーとなーそう、英語やったらなんか自分が想像してた悪人と違うかったって言ってた気がする。 あーそうなんだ、なんか数秒間見つめ合っちゃったりして、そこでそのダンが止めに入るみたいなさ、そんなシーンもあったりして。
緑の目をしているんだなみたいな。 その人、緑の人ねと思って。 俺も、俺もそんなくどき文句でいいんだったら俺もやろうかなと思って。 いやー日本人結構目の色限られてるからなー。まあまあ今時でもいろんな人おるからいけるか。
タールのような黒い目をしてるんだ。 もうちょっと勉強した方がいいと思うんだよ、30分、今朝の時見て。 ベン・ウェイドには遠いかなちょっとね。 ちょっと遠いな。
あとさ、このベン・ウェイドさ、最初のシーンからしてさ、ダイムキャラ立ってると思ってて、なんか強盗の、最初の強盗のシーンで、こいつね、馬にパカパカ乗って何やってきて何してたのかなと思ったの。
近くの枝に止まってた鳥をデッサンしてた。 あーそうそうそうそう。 なんかこれで、あ、ただの荒くれ者じゃなくて、なんか絵とかも描いちゃう人なんだって思ったけど、うわ絵下手?って思って。
微妙なクオリティーのさ、取り替えてたよね。 確かにあの、ダンの絵もさ、そのホテルの部屋で描いてたけど、これはギリアートみたいな感じのデッサンやったよな。
12:14
あれはね、ラッセル・クローの画力の裏目。 そう。 いやーどうなんやろな。 いやー俺あんまり自分も絵心ないから、人のとやかく言う資格ないけど、でもそうなんやって感じやったな、ちょっとな。
ねー、だってあの、なんだっけ、のみやのさ、お姉さんをさ、引っ掛けてさ、そのお姉さんのなんか、ラフ画みたいなの描いてたけどさ。 描いてましたね。 そう、絵を描いてるのの奥に、その実際のその奥さん背中とか、ちょっとお尻とかが写ってたんだけど、どう考えてもそのラッセル・クローが描いてる絵の方が結局デカくて、これラッセル・クローの溝に出てるな、思っちゃった。
いやーやっぱそれはね、当時のあれちゃう?なんかアートのスタイルなんじゃないですか。 ドグみたいな。 確かにな。 こんなデカくないでしょ。 そうだね。ドグ的な美的感覚やったんちゃう、ベンウェイドは。 ベンウェイドってさ、そのなんやろ、さっき言ってた大量殺人犯やし、すごい犯罪者やねんけど、でもあのチャーリーとかさ、その部下の一味とは、ちょっとこう趣味が違うっていうか。
そうね、温度差あるよね。
こういう時代やから、まあこういうことに手を染めざるを得ないんやけど、でも自分が本当にしたいことかどうかっていうのはちょっと微妙な感じの描写やったやんか。 なんかそこがまさに一番最初の、ギリーが言ってくれてた、あの鳥が飛んでいくみたいなところあって、さっき鳥のデッサンしてて、こうチャーリーが、
ああボス、つってこう近づいてきたせいで鳥が飛んでいっちゃうみたいな、でデッサン途中で終わっちゃうみたいなところにめちゃめちゃ現れてるなって、今回改めて見て思って。 なるほどね。 あのシーンめっちゃ良かったなと思って。 最初に出てきたシーン。
そうそう、あそこだけで、なんかベンウェイドは一応強盗団の長男なんやけど、でもちょっと、ここにいるべき人かどうか若干怪しいみたいな。 うーん、そうね、なんかこう内面のメンタル的なところに踏み込んでいくとすれば、この人は本質的にはさ、たぶん善人の素質があるんだけれども、
なんか途中で挫折して拗ねたおじさんなんだよ、俺の中では。 なるほどな。 そうそうそうそう、なんかこう、たぶんさ、もともと善人になる素養があったけど、例えばその父親のことは知らん、で母親は、切符を買ってくるわねって言って、 ああ、そうそう。 聖書をポンってね、ベンウェイドに渡して、これでも読んで待っててって言って、切符を買いに行ったきに戻ってこなかった。
ベンウェイドに戻ってくると信じて、聖書を3日ぐらいかけて読んだ、みたいな。 そうそうそう。 だからその、時折さ、相手と会話するときに挟まる聖書一文、なんかひけらかしてくるじゃん。 まあまあまあまあまあまあまあ。
15:08
かっこよく途中にセリフにさ、聖書の一文を混ぜたりして、教養みたいなのを匂わせてくるのは、そういう悲しい過去があったから、みたいな感じじゃん。 だからその、なんだ、そういう周りに裏切られ続けて、あとその偽善が気に入らないみたいなセリフが出てくる。ベンウェイド。
所詮人間は利己的な生き物で、なんかそれを覆い隠すような言動は許せない。 それはやっぱり、人っていうものに裏切られ続けた結果、社に構えたものの味方をするようになった、中学生と愛通せるものがあるかなって思って。
造成世の中だって、中学生と違うのは世の中をちゃんと知った上で言ってるってこと。 だからあれじゃないの、最後ダンがね、ダンに連れられて、ユーマ駅のさ、列車に向かう、駅まで行くまでの旅路で、やっぱそのダンは一応家族に恵まれて良き父親であろうとしてるじゃん。
でもベンはその恵まれない家庭環境を経てきて、だからそのダンのことがやっぱ眩しいっていうのは途中で感じてたと思う。セリフからも感じられない、そういうのって。 めちゃめちゃわかる。なんか善人の素養があるっていうのも、なんかまさにそうだと思うけど、なんか環境のせいだったと思うね。ベンウェイドが悪人に落ちていったと。
そうだと思う。 たぶん周りに、まあまあもちろん母親にも捨てられて、きっとなんか悪さをしないと生きていけない環境やって、で、いつの間にかチャーリーとか部下の人たちとかがこういっぱい集まってきて、で、そういう生活しか知らなくて、でも周りはみんな悪いやつやから、もう人間は全員悪いと思ってたら、ダンがすごい自分の信念、信念っていうかまあ正義って言っていいのかわからないけど、
もうなんかこう息子のために貫くみたいなところが、こういう人ほんまにおるんやみたいな、なんか初めて触れた善人みたいな。ベンウェイドがなんか心を動かされるみたいなところがもう、熱いねんな、最後走るとこな。
最初はさ、偽善を剥がしてやるっていうことで、結構ベンはヤッキーになってたよね。なんかその、ダンがこのベンをね、送る。一応の建前はさ、えっと駆け出しの車で、金が欲しい、でも送り届ければ200ドルもらえるから、俺はやるんだって言うじゃん、ダンは。
じゃあって言ってベンは、センドでやる、俺を見逃せば。そう、だからもう俺のことは逃がして家に帰る。ね、だからその使命なんてものは捨てて、手っ取り早く手に入る欲、欲に素直になれって、自分と同じ道に落とそうとしてたじゃん。
18:08
せやね、なんか自分と同じ価値観というか、どうせこれのために動いてんねやろみたいな感じでね、こう自分が知ってる型にはめようとした感じやんな、ベンウェイとか。 そうそうそう、なんか使命とか倫理とか、そういうなんか気高い、人間としての気高さみたいなのは捨てろと、俺のように捨てろと。
あの目の前にある手の届くわかりやすい価値、お金とかに本能のまま飛びつけ獣になれって言って、やるんだけど落ちないんだよねダンがね。せやな。 そう落ちないんだよダンが。なんで落ちないかって言ったらやっぱそれは家族なんだよね、ダンは。
せやね、なんか最後の最後で、ほんまになんか、なんであの土地を手放したあかんのかみたいな。 あったね。 もうポロッて言うやん。 なんか、なんでそんなこと話してるか自分わかんないんだけどっていう感じで。 いや、そうそうそうそう。
いやもう泣いてまうよな、なんかあんな演技されたらさ。めちゃめちゃ良かったの、ほんまポロッと言うねんね。 言うんだよ。いやーすごい良かったあのシーン。
そう、あのシーンさ、結局その、今ダンはさ、大国柱にもなれないか弱い父なんだけど、でも南北戦争で活躍して負傷したのはガチみたいなのが最後の拠り所でさ、この思春期の息子の1個下にさ、ほら前足みたいなのを飾ってる男の子いるじゃん。
ああそう、弟の方ね。 そうそうそう、あの弟の方からは、パパは昔戦争に行って強かったんだぞ、すごいパパって感じで思われてるし、それをちょっとさ支えにしてるところもあるじゃん、ダン。でもその怪我すらも味方に単純に誤射されて怪我しただけなんだと。
だから本当は俺に誇れるもんなんてないんだ。この怪我すらもただの偶然で起きた怪我なんだ。 痩せやねんなー。俺に誇れるものなんてないみたいなところでもう、いやー泣いてまうよなー。
だから、だから今俺はやるんだと。息子が見てる目の前で命を賭してやるんだというのをさ、もうちょっと本当に若干テンパって泣きながらさ、語るわけじゃん。そしたらラッセルくんの子ベンウェイドがなんて言ったかっていうと、「わかったよ!」って言って一緒に駅まで走るんだよね。
痩せやねんな。あそこのさ、なんかもう… わかったよって。そう。 そう。ダンに心を動かされる。ようやくこいつ、そこって言うと言い方が正しいか悪いんだけど、なんか真意が見えて、その真意があまりにもなんか… 美しくてね。あまりにも弱くて美しくて。
21:02
そう、人間としてのすべてがそこに詰まったさ、もう。人間の愛おしい部分が詰まった告白を聞いて、落とそうとしてた相手に落とされるっていうね。痩せやねんな。一緒に走ってくれるようになるっていうのがな。 よかった、すごく。いやーもう思い出すだけで若干目頭熱くなってくるわ。 そうだよね。ほんまに。
よかったのさ、だからそこら辺が、あの友情だったね。ガッツリ。これは友情だろこれも。 どっちもさ、お前の世界には絶対いかんぞって思ってる同士やん、ベンウェイドもダンも。
いやのになんか最後あそこで、極限に、両方とも極限に追い込まれてなんか、ようやく友情なんかな、芽生えるっていうか、尊敬なんかな、お互いに対する。
なんかこう人が人を、人が他人を遠飛ぶっていうのが全部詰まった関係性だと思う。 すごく美しい関係なんだと思うこの二人は、最後はそこにようやく到達した。 せやねんな。
他に思ったことってやっぱこのね、西部っていう時代がやっぱ秀逸なんだと思った。 っていうのは、なんか今って結構文明化がさ、ガッツリ進んで、法律がさ、もうだいぶ幅を利かせてるじゃん。
はいはいはい。 人間のさ、今までの倫理の積み重ねの集大成という法律が、世界で幅を利かせてるんだけど、西部はまだその辺がガッツリ発達じゃん。 いやーそうやな、やりたい放題だったな結構な。保安官もザルやし。
そうそうそうそう、保安官もなんか自分の命を押してさ、敵方に投稿するみたいなさ。俺には使命があるキリッとか言いながらさ、でもやっぱ死にたくないから投稿する。そのスピード感何?一つの文章にさ、かっこよさと情けなさを全部詰めるなみたいな。
そう。それぐらいザルなんだよね、だからその秩序っていうのが弱くて、人間の欲とかで社会がまだ回ってた頃だから、人間として生きるかそれとも獣として生きるかっていうのは結構どっちにも触れることができた時代なの、多分ね。
だから今回みたいにおたんをさ、結局使命とかに生きる、父親として生きるっていう人間として生きる道か、それともいろいろそんなものとかいろいろ心を折れて獣として傾くかっていうこの葛藤っていうのが西武っていう時代にすごい促してたと思う。西武だったのこそ絵描けたの?
いやーそうなんだ、なんか監督が制作インタビューみたいなんで言っててんけど、なんか西武劇ってその歴史ものみたいなふうに捉える人もいるけど、なんかそうじゃなくて西武劇ってやっぱ今までの映画史の中で一人の人間vs世界みたいな構図をすごい作りやすいって言ってて、
24:13
なんかそれができるのってSFか西武劇みたいなことを話してて、今回のも確かに弾vsいろんな不条理みたいな感じやったから、なんかやっぱそれをすごい描きたかったからこの時代を選んだんだろうなっていう感じがして。
そうだね。 まさになんか現代では、まあ作れるんやろうけど頑張れば。なんか作りづらいこの弾vs世界の不条理と、あとなんか欲とか可能とかそういう、まあいわゆる原始的なやつみたいなな。
だからこのホテルに俺たちのボスがいる。このボスは今その護衛に囲まれて軟禁されてる。この護衛をぶち殺したやつに元気にニアブドルをやる。ね、強盗団が街の人に問いたら、街の人が全員一斉に銃持って集まったじゃん。
これはさ、現代じゃ絶対ありえないじゃん。 まあないじゃん。 まあね、想像ないよな。 だからよっぽど、よっぽどなんだろうな、そのまだ発達してない地域を舞台にするんだったってできるかもしれないけど、それでもなんか今あんま想像しづらいじゃん。でも西部はそういうなんかわかりやすく人間が落ちる描写を描写しやすいんだろうね、すごくね。
まあでも結果的にあれ募ったのチャーリー、悪種やった気するけどな。黒い方は撃つんじゃないみたいな。 そう、結局どっちがボスかをみんなわかってないから、めっちゃバンバン撃ちまくってた。
だんとベン・ウェイドが二人で逃げてる時に、みんなとりあえず走ってるやつを撃てばええんやろみたいな感覚やから、ベン・ウェイドも普通に狙われてるっていうのがチャーリーの唯一にして最大の誤算やったよな。
結局さ、チャーリーって多分強盗団のナンバー2の人だよね。 そうそうそう。 それで結局さ、チャーリーが二丁拳銃みたいなのをバッて抜いて、「撃つなー!」って言いながら周りの人全員射凸してくる。
そうそうそう。 ボスを撃つなーって。 マジで街の人を巻き込まれる具合かわいそすぎるやろと思ったけどな。せめて指示くれよっていうな。
だってさ、ダンもさ、その時木の木製の樽みたいなのを裏に追い詰められてさ、「やべーよやべーよ!」ってなってる時に、敵のナンバー2がいきなり銃を持って四角を撃ち殺し始めたから、その隙を縫って駅まで逃げると。
そうそうそうそうそう。 これはアカンでしょと思った。 マジでチャーリー、なんかあんま何も考えてへんのかなと思っちゃうな。 ね。まあでもそのボスに対する感情も、どっちかっていうと妄心的な感じするよね。
ボスの言うこと絶対、みたいな。 ああそうそうそうそう。なんかチャーリーもめちゃめちゃいいキャラしてたなと思う。 いいキャラしてる。
27:03
紹介会では言わんかったけど、あのチャーリー役やってるベン・フォスターっていう俳優めっちゃ好きやねんか俺。 うんうんうん、あ、そうなんだ。
そうそうそう、めちゃめちゃいい演技今回もしてるなと思う。なんか、なんかベン・ウェイドに信奉してるっていうかさ、
ほんまにあの人の言葉が絶対、でもうあの人のことを、あの人を救うことしか考えてないみたいな感じが。 あるよね。 無実に出てたよな、あの、
なんていうか、金ばらまこうとしたのも。その後なんか身勝手ながら助けてくれてるはずの人たちを打ち殺してたのも。 ね。最後自己判断でね、
弾、対して銃撃を加えたのもさ。 そうそうそう。 全部その、自分のボスを思って、ことだよね。 せやねんな。 部下に対しても結構言ってたじゃん。ボスに、ボスから受けた恩を忘れたか。 うんうんうんうん。
本当にボスのことをこいつは思ってたんだけど、ね、最後、普通にこのベンに射殺される。
いやー、せやねんな。やっぱあの、鳥をな、あの逃がしちゃったところもそうやったけど、やっぱ会わへんねんなと思った。 うーん、だよね。
もう価値観がそもそも違うかったんやろうなっていうな。チャーリーはチャーリーでちょっと切ないねんな、なんかチャーリーのことを考え始めると。
チャーリー視点だけでさ物語考えた時、別にチャーリーはあれだったんだよね、あの自分のボスが捕まったから追っかけて、で自分のボスをしつこくしつこく追い回して、なんかね、その刑務所行きの列車に乗せようとしてた男をようやく追い詰めて殺した。
よっしゃボスやりましたぜ!っていうところで、いきなりボスに射殺されるわけよ。 いやそうそうそうそう、え、どういう心境の変化ってなるよな、チャーリーからすると。 一瞬そのチャーリーの反応がさ、ボスが銃抜く時にさ、遅れたじゃん。で、あの時のチャーリーの気持ちも考えると、やっぱちょっといただまれないもんもあるよね。
いやせやねんな、俺らはな、ダンとベンウェイドのやりとりを見てるからさ、ベンウェイドのこの心の動きすげーと思うけど、チャーリー見てへんわけやからね。 そうそうそうそうそう。まあでもさ、仲良く屋根の上さ、テコテコ走ってる時点で、ん?おかしくね?ってちょっと思うべきやと思うけど。
まあなんか、ちょっと疑問は抱いてたっぽいよね。なんでやってるんですかボス、みたいな感じになってたよね。伏せてくださいよボス、みたいな。 のこよこしてたもんね、これ。でもさ、俺がチャーリーだったのだよ。悪名高き、素敵で、大胆な戦略も使える、ボスの中のボスのこのベンウェイドは、なんで保安官に捕まるようなミスをしでかしたのかっていうところを探っていくとさ、あれでしょ?
酒場の女をくどいてイチャイチャしてたら、保安官に包囲されたでしょ? ボス そうやねんな。 でしょ?で、しかもさ、チャーリーは結構デカいね、強盗しちゃったから、御手が来るから、ボス、さっさと待ちでましょうよ、みたいな話をさ。
30:04
言うの極まりないさ、序言をしてんのに。そういう間さ、このラステルクローンはどこ見てたかっつったら、ミスキー入れてるさ、パーテンダーの女の子の尻当たりをじっと見てたんだよ。 ボス そうやな。瞳は緑かなって思ってたもんね。
で、ボスはもうって思いながら、じゃあボスあの、俺ら先行ってるんでって言って、後で来てくださいねって言って、店を後にしたんだよ、ボスのこと。ボスがゴリからくどく時に邪魔になっちゃいけないかなと思って店を開けたんだよ。そしたら捕まったわけじゃん。 ボス 空気温でさ。 でしょ? ボス まあボスが言うんやったらもう、ボスの願いは叶えさせたらなってことだよな。
で、しかもさ、このボスはさ、常々部下に対して言ってたのがさ、油断するやつが悪いってこと言うてたわけやん。 ボス トミーな。 そう、あの最初のね、強盗で油断した肉、保安官に、こうなんだろ、銃突きつけられて動けなくなった仲間を、容赦なく射殺したじゃん、このペンウィールは。 ボス そうそうそう。
で、射殺したのは、いや遅れは悪く、油断して保安官なんかに遅れを取ったこいつが悪い、感じて言ったわけじゃん。 ボス せやねんな。あの、チャーリーが街を絶つ前に、みんなで酒場行って酒飲んでたやん。 うん、飲んでた。 ボス 飲んで、トミーがやられたから、トミーのために乾杯しようみたいになってたときに、多分なんか日本語の字幕やったら、トミーはあの、なんか愚かだったみたいな。
射殺されたのがトミーって名前だった。 ボス ああそうそう、射殺されたのがトミーって名前だけど。 油断してあげる射殺ね、そうね。 ボス そうそうそう、みたいなことをこう言ってたんやけど、なんかあの、英語やとさ、ベンウェイドが、トミー was weak, Tommy was stupid, Tommy is dead って言われてて、めっちゃディスるやんと思ってさ、ベンウェイド。
トミーは弱かった、トミーは頭が悪かった、トミーは死んだっつってさ、そんなディスる?って思ってめっちゃなんか、その後やからね、あのベンウェイド捕まったの。 ボス そう、ところ、女のなんかうなじとか尻をがんみするあまり、おくれをとってしまって、愚かでバカで弱かったのは誰かなって、俺だったら、俺がナンバー2だったら一言言いたくない。
いやほんま、チャーリーだってさ、部下からしたら、あのスピーチ聞いた後に捕まってるわけやからね。 ボス そうそうそうそうそう。
それはあのチャーリー以外のさ、あの人もなんかちょっと、まあウェイドさん捕まったんやったら俺がリーダーやりますぜみたいな感じのやつおったんや。 ボス おったおったおった。
まあそう思うよなってなっちゃうよな、ちょっと。 ボス しかもなんか、その油断したボスが悪いんじゃん。 ド正論やったよな。 ボス そうド正論だよ。だから俺が次のボスにやるぜ。
そうそうそうそうそう。 ボス ハッピーに行く必要なんてねえだろ、ボスだってそうやってキーム終われ、仲間何人も射殺してる人じゃねえかよ、みたいなさ。 そうそうそう。ボスのルールで行きましょうよ、俺たちもみたいな。
そうそうそう。あれはね、ド正論だったけど。 ボス そう、うるさい黙れだ。このナンバー2の中では。 いや、せやねんな。チャールの鶴の一声というか。 ボス そう、ボスから受けた思い忘れたかっていう。
33:07
いや、あっこ良かったなマジで。 ボス だからあそこで、そう、もうシンプリが出てるよね。 そうそうそうそうそう。
相手当然の疑問を押し殺すボスへのオッっていう一言。 そう、だからよくねキャラが出てて、逆に怖かった。 ボス そうね。 怖かった。 ボス ベイフォスターもやっぱなんか目怖かったよな。
怖い。なんか目力あるよねあの人。目がクリーンってしてるからなのかな。結構ね、目が。 ボス うーん。なんかこう結構顔をさ、メインク上割と汚くしてたけど、なんか目だけはすごい綺麗やから。
そう、なんかピピ玉みたいな目してるよね。 ボス そうそうそうそうそう。 目立つ。 ボス なんかあれめちゃめちゃいいキャラクターやったよな。
ボス 俺実はこの映画見た後に、これのオリジナル版っていうか、1957年のあの日本語のタイトルやったら、決断の3時10分っていう、白黒映画なんやけど、それを見てきて。
これはそうね、リメイクだっていうことを言ってたもんね、あなたね。 ボス えーと、あの正確には、短編小説をもとに1957年の映画ができてて、一応それのリメイクやから、まあ、ほんまに原作っていうとその短編小説になるはず。
なるほどね。 ボス やからちょっとあの、その原作の小説の方は覚えてへんねんけど、この1957年の方の映画見て、結構そっちも面白かったんよ。
なるほど。 ボス で、なんかいろいろもちろん細かい違いとかあんねんけど、なんかめっちゃ大きい違いですごい面白いなって思ったのが、その昔の方の映画って、たぶん3分の1ぐらい、ホテルの新婚さん用の部屋で、ベンネイドがダンをなんとか引きずり下ろそうとするっていう会話劇みたいな。
説得シーンが長いんだ、あそこの。 ボス めちゃめちゃ長いねんな。ついに1万ドルぐらいまで上げてたからね、金額。
え、マジで?これ1000ドルだったのに。桁1個増えとるやん。 ボス そうそうそう。最初なんか倍って言って、まあ400ドルって言ってたんやけど、その後なんか全然折れへんかったから、7000ドルとかでどう?みたいなの来て、それでも折れへん。
まあそんな大金なんかもらったって不自然だろうみたいな感じだったから、まあキリよく1万ドルでどうかな?みたいな。やっぱ俺たちって10進法で数えるやん。だから1万の方が数えやすいと思うねんな。みたいなこと言ってた。 ボス さりげなく教養みたいなのもあったけど、むかつくな。何が10進法じゃん。
別に7000でも別に10ずつカウントしていったらまあ7000普通に行くやろうと思ってた。 ボス そうだよ。むかつくなこいつ。 ちょっと面白かった。
まあていうのがなんかそこのなんていうのかな、そこの会話劇が結構でかいから、なんでその段が折れへんねやろうみたいなところが割と最後の最後で、うわここに落としてくんねやみたいなところがあって結構それはそれ楽しかったけど、なんかすごいでかい違いで言うと、まあ最後のところにも関わんねんけど息子のためじゃないねんな。
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そうそうそう、原作の方ではなんかめちゃめちゃなんかいい感じに巻き込まれて、でもお金はまあちょうど借金しようと思っててんけど、まあ200ドルくれるって言うしちょっと護衛行くかみたいな感じで行って、まあただやっぱその道すがらで犠牲者とかが出たから、
段的には、なんかその金を積まれても自分がここで折れたら、じゃああの死んだ奴は何のために死んだんみたいな。
あったねそういうシーンもね、公開の理由。 そうそうそう、でなんかめちゃめちゃ大事になるのがアレックスっていうキャラやねんけど、これ多分2007年版の方、今回ギリーと俺で見た方では出てきてないように見えるんだけど、あのドクが同じ名字なんだよね、ドクポッターって。
え、あのジュイさんだよね。 ああそうそうそう、ジュイさん。がジュイさんじゃなくて、アレックスポッターってあの名字は一緒のキャラクターで保安官として出てくるんだけど、めちゃめちゃ飲んだくれやねんか。ベンウェイドを追いかけるぞみたいになって、あのみんな出て行った時も一人だけめっちゃ遅れて出て行くみたいな、寝坊して。
っていうなんかダメ親父やねんけど、俺今回このベンウェイドを見送る、見送るというか護送することで、俺ちょっと皆さん見返しますよみたいな、感じでこうなんか勇気を出してついてきてくれるみたいなキャラクターで、なんかそのアレックスがめちゃめちゃいい味出してるっていう。
そいつの死が前へ進む結構大きな動機になってる。 そうそう、やし最終的に息子が見に来るんじゃなくて、奥さんが見に来るのよ。息子は結構もう最初あのベンウェイド捕まえた時点で、お父さんすごいみたいな感じになって、それからあんまり出てけへんけど、その奥さんがどうしてもその自分がちょっとまあ貧乏なことに愚痴を言ってしまって、
ダンに対してこうちょっと当たっちゃったせいで、ダンがそのなんか意地を張って護衛しに行ってんじゃないかと思って、引き止めようとついてくんのね。で、そこでなんかいろいろまあやりとりがあんねんけど、なんかまあどっちかってだから奥さんのためみたいな感じやって、なんかそこを結構まあ今回2007年のリメイクにあたって変えたんやなーっていうのが。
なるほどね。 なんか時代の差なんかなーってちょっと思ったりした。なんか1957年たぶん無条件で子供はまあ親のことを敬うべしみたいなところが、まあ結構なんかいろんな人の話聞いてるとやっぱり昔ってそうやったやんなーみたいなこと言うと思う。まあ日本も結構そういうとこあると思うんやけど。
なんか2007年になってきて、無条件で父親のこと例えばさあってちゃんと呼ぶとかさ、っていうのがなくなってきて、なんか息子からの、息子とまあ子供からの尊敬もちゃんと勝ち取らないといけないみたいな風に徐々にこう変わってきてるっていうので、結構ガラッとテーマ変えたんかなーってちょっと思ったりしたね。
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そうか、アメリカの変化もあるってことだよね。 そうそうそう、現代の価値観の変化がまあこの同じ時代を描いてるんやけど、そのテーマの変化ってところに繋がったんじゃないかなーと思うと結構おもろいなーと思って見比べてた。 俺はねありそうだよね、今の話。
ちゃんとね、現代に即した形でちゃんと練り直した。無理がない感じに。 そうそうそう。やし結構なんか今回のリメイクってなんかそれぞれのキャラクターのモチベーションみたいなすごいしっかり描いてた気がするんやけど、割とあの昔の1957年の方は、昔の映画にありがちっちゃありがちなんかも知らんけど、割となんかそのモチベーションを一言でサラッと言ってそれで押し通すみたいな。
いや俺はこれだからみたいな感じで結構押し通すみたいな。 はっきり言語化してくれるってこと? そうそうそう。俺はこれみたいな。 分かりやすいね。 がなんか割とそれはそれで新鮮で結構面白かったな。なんか今回の2007年の方って割と丁寧にやるやんか。ちゃんとこう最後のあのダンの泣きながらみたいなところもさ、結構丁寧にこう作り上げていった上で決壊させるみたいな。
あっそう1957年の方ダン仲編しな。 あっそうなの? ダン仲編。 やっぱこう強い男像みたいなのが求められた。 うーんまあなんかどこか頼りない感はあんねんけど、まあまあ結構ベンウェイドといい感じのなんていうのか、活服の良さもまあ似たような感じだったし。割とこうリリシー感じだったし。 なるほど。
っていうので結構なんかまあ見比べてすごい面白かったし、昔の方もめっちゃおもろかったから、今回ちょっと改めて見てよかったなぁと思った。セリフもなんか割と使い回してた辺やけど、同じセリフを使ってるところがあったりとかして結構熱かったし。 なるほどね。過去作へのリスペクトもせずに。
ちゃんとあれあったね。あの瞳は青かいっつってこう見て、青じゃなくてもいいさっていうところあった。これ昔からこれなんやと思った。 いや俺ね、でもこの映画を見て、やっぱこの背中を相手に見せて知っていくっていうことのかっこよさと同時に、くどくときは目から入れって学んだから。
明日から目から入る。今後目から入る。 いやーちょっとそれ一回試してもらって、あれやな報告聞きたいな。俺はダメそうな気がする。 とりあえずスーパーのレジのおばちゃん方に。
目が綺麗ですねって言って。いやでもあえて違う色のやつを言ったほうがいいんじゃない。目はベージュ色ですかみたいな感じから入って言ったほうがいいんじゃない。 え、問いかけながらの?知れば分かる。 そうそう、問いかけて、問いかけてこうじっと目を見つめて、ベージュじゃなくてもいいさっつって。 自己完結してね。
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自己完結してこうなんかかっこいいってなるんじゃない。分からんけど。ベイウェイドから学ぶとしたらそうなんちゃう。 やってみるよ。実行あるのみだと思うからね。 せやね。これも言うて2007年の映画やからもうだいぶなんか断熟の感じ変わってる気するけど。
それを言ったら西部から2007年まで変わんなかった。今2020年越えても変わるとは思えないですよ。だからこれいけるらしい。 確かにそうか。くどき文句部分は1957年から2007年で変わってへんわけよな。 変わってない。そうだからこれはねデータ的にはいける。
なるほど。何そのなんか50年間変わってけへんかったからまだいけるみたいな。なんかすごい良くない統計の取り方な気するけど。 とにかくいろいろ学んだってこと俺はごめん。ありがとうございます。いいのを勧めてもらって。
俺も結構これ好きな映画だけど最近なんか見直してへんかったから改めて見る機会ができてすげーよかったっすね。 ね。今回もね。これね収録前にさ、毎回さ聞く人のことを考えてコンパクトにしようねみたいなことさ決意証明するけどまた今回50分言っちゃいましたね。おかしいなおかしいな。
あとなんなら俺もう一個言いたいことあって。 どうぞ。もう変わんない。48分50分変わんないさっきの議論で言った。大丈夫。 いやあのさ、メイキングのインタビューを見てて、コスチュームデザインの人がいろいろ喋っててんけど、チャーリーのズボンの色とチャーリーが乗ってる馬の色一緒やねんか。オレンジ系っていうか。
覚えてないけど、そうなんだ。そこまでは。 そう、見知ったらしくて。で、ウェイドも全身黒で黒の馬に乗ってるやん。 はいはい、そこ覚えてます。 もちろん悪党たちなんやけど、馬との絆はなんかすごい特別なものがあるみたいな。
オレの馬を奪われたっていう理由でさ、フォークでめった雑誌してたりしてたの。 そうそうそう。 で、ウェイドもね。 とか、なんかそういうすごい細かいところもキャラクターの考え方とか価値観に繋がってるみたいなのがあったり、あとなんかチャーリーのやっぱり銃の使い方とか馬からの降り方、乗り方と、ダンとかウェイドとかのそういう所作みたいなのが全然違くて、そこらへんにすごい細かいところにキャラが出てるっていうか。
なんかこう、所作でそれぞれ性格の違いみたいなのを出す、そういう細かい絆がある。 ね。 すごいな。 そうそうそう。しかもなんか、なんていうのかな、馬とか銃とかって、西部のあの西部開拓時代特にそうだと思うけど、自分の体の延長みたいな。
武士でいう日本刀みたいな感じだ。 まあそうね、そうね、みたいなところがあるから、よりやっぱりそういうところにキャラクターが出てるみたいなことを言ってて。
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いや確かに、特にあのチャーリーのズボンの色と馬の色一緒やなって思ったことないなって、新しい発見だったなっていうね。 チャーリーの下半身に全然注目してなかったか。 なんかオシャレやなと思ったけどな、チャーリーだけ。
え、でもなんかさ、荒くれ者のくせにさ、あいつら全員服かっこいい。 確かにな、ベンウェイドもめちゃめちゃかっこいい。 そうかっこいい。なんでこいつらこんなオシャレなの?こいつらだって顔であるでしょみたいな。
ああ、金あるか。 その人から奪った金やけど。 なんかオシャレで、割と社立なさ、感じがしてるんだけど、顔は泥まみれっていうさ。 このギャップたまんねえと思って。かっこいい。
いやちょっと西武劇のコスプレちょっとしてみたいなと思うよな。 ディズニーランドに行けばね、できますよ。 マジか、ちょっとヒゲ蓄えていくわ俺も。 もう十分でしょうよそれは。 いやいやまだまだいけるから俺全然。
ちょっと限界まで顔をドロドロにしていくわ俺。 雨の日に転んでみるんすか?顔面から。ねえ。 目だけはキラキラさしていくわ。 ビー玉みたいなね目ね。 イカれてる顔になっちゃうね。 ちょっとねチャーリー目指して頑張ってみろ俺。
それは俺のことを無条件で信仰してくれるってことなんすか? え、お前ベイワイドのつもりでおんの? いや気持ちはラッセルクローよいつも。 だってあれだよスイカの残駄箱が足んなくて改札通れなかった時とか俺ラッセルクローみたいな顔するよ。 シュンってなんの? いやシュンじゃなくてこれだから。
これだから。何に対してマウント取ってんの今の。JR東日本? 何にもマウント取られへんはずやのに。 お前ラッセルクローはちゃんとさ世界の仕組みを知った上でマウント取れてるからいいってさっきお前自分で言ってたやん。 お前仕組みわかってへんやん。改札で引っかかった時のお前。
スイカの?スイカの仕組み? スイカの仕組みわかってへんやん。え?引っかかるんですか?みたいな感じやん。 あーまだ遠いなやっぱ。 いや遠いねやっぱり目指してこう。 頑張る。 わかったわかったじゃあいいよギリーはベイメイド目指す。俺はチャーリー目指す。 お前がベイメイドになれたら進歩したるわ。
俺のために追っかけて引くれる?現れても。 あーでもちょっと正論言われたらきついかもしれない。 あいつが。 でもボスも言ってましたよねって言われたら、せやねんけどってなる。 わかりました。その辺は頑張りますなんて。
そう、特にあの西部と違って現代って正論が強いからさ。 そうね。いきずりん世の中になったやん。ノーカントリー・フォールドメンだよ。いきずりんやよ。 本当に。 なんでお前今回さらっと出してきようね。前回自分が押してきたやつをさ。 これが教養だよ。 重ねていこうか教養。 そうだ。おんこち死んだ。それじゃあ今回はねこんなところでどうでしょうか?
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そうですね。なんかもうしゃべりたいことも全部しゃべれた気がするんで大丈夫だと思います。 じゃあ次はね私が紹介するということでね。まあ楽しみにしていてください。 ではまた次回お会いしましょう。バイバイ。 またねー。
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