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2024-06-10 20:44

【哀れなるものたち】人間には好奇心が必要だ

※このコンテンツはネタバレを含みます。


衝撃的なシーンも多いけれど何故か観た後は清々しい気持ちに!

・”哀れなるもの”の定義の変遷

・哀れとラベリングしているのは自分だった?

・恋愛迷子で傷ついたミユがそれでも新しい恋愛に飛び込もうと思った

・主人公が男だったら?

・美術の素晴らしさ

・唯一哀れじゃない男マックス・マッキャンドルス

などについて話しています。


「行動の結果について良い悪いの評価をしない」

「好きなことを好きなだけやることが重要」

など、さまざまな気づきを与えてくれる作品でした。



自己肯定感などについて2人で話しているポッドキャストはこちらです↓

<ゆる天守閣ラジオ>https://open.spotify.com/show/6ca5mOMd3MePsz9JRGjmYM

サマリー

彼は、『哀れなるものたち』を見ることで、主人公ベラの物語から、自分の人生を謳歌することの重要性や失敗を恐れずに新たな道を選ぶ勇気を得ることができる。人間には好奇心が必要なんだろうな。例えば、もし男版のベラが外に出て、一人でコッピドックに振られたとしても、そこに好奇心がなければ、家に帰ってしまうでしょう。やっぱり、すごい好奇心っていうものが必要になる。日本の美術とファンタジーを巡る物語により、主人公たちの本質的な人間性と成長が描かれている。

00:13
はい、こんにちは、トシです。
ミユです。
今回は、【哀れなるものたち】のね、言いましたね。
はい、実際は鑑賞直後に録音したんですけど、
トシがスマホをピクセルに変えて、バックアップし忘れて消すというボンミスをやられました。
しましたね。ということで、今回からステレオもできるようになったので、ステレオにしたりしてます。
はい、ピクセルで収録しています。
はい、ということで。
あ、そう。【哀れなるものたち】は、ディズニープラスに来たから、やった!って思った作品なんだけど、
今年、私、映画館で見て、ちょうどトシと付き合う数日前に見たのね。
で、この映画を見て、あ、私ちょっとこの人と付き合ってみようって思った作品でもあったのね。
で、トシは見てみてどう思いましたか?
主人公の哀れ
そうだね。タイトルの【哀れなるものたち】の、その、哀れなるものが誰なのかっていうところだよね。
なんか、最初は、その、ベラだよね。
うん。
ベラが、哀れなる主人公なのかなっていう感じで見てたの。
うん。
なんかまあ、その、ね、親がもう死んじゃっている状態で、で、自分はその、ね、脳が移植されてっていう、その、
見る仮にその子が一番最初は、こう、哀れな子。
で、その子を取り巻く人たちもみんな哀れなのかな?みたいな感じで見ていたけど、
最終的に、その、ベラ以外全員が哀れっていう。
そう。
逆アウトレイジみたいになってたんだけど、なんかそういう感じの本、あの、話なんだなっていうのを思った。
その、最初、その、哀れなる子だと思ってた子が一番実は哀れじゃなかった。
その子が一番こう、人生を、まあ、謳歌というか、こう、ね。
うん。
その、楽しく生きていたというか、懸命に生きていたっていう物語なんだっていう。
だからその、今まで自分が哀れだっていう、こう、ラベルを付けてて、物って、結構その、世の中一般でそういう物だとされているから、
そういう物でこう、ラベル付けしてるだけだったのかもって思ったね。
うん。
なるほどね。
え、だってそう思わない?なんかその、ベラ自体は、その、肩書きで言うとさ、すごい哀れな感じするじゃない。
うん。
だからその、現代の、その、ま、いわゆる世の中の、ま、レッテルとか、基準みたいのを見てみるならば、ま、
もともと頭も悪かったし、
うん。
で、ま、いろんな経験していく中で、祖父としても働くみたいな感じで、
なんか、ある種差別みたいなことも受けるわけじゃん。
うん。
で、それを、ま、物ともしないというか、
うん。
え、何が悪いの?みたいな感じの、
うん。
あの、もう顔で、こう、自分のやりたいことっていうのを、身に突き進んでいく姿っていうのが素晴らしいよね。
そうだね。むしろさ、周りの人たちはその、肩書きとかで言うと、結構ね、いい、
あ、そうそうそう。
そうそうそう。そうじゃない。
なんかも弁護士だったり、
そうだよね。
うん。
弁護士だったりもそうだし、ま、医者とか、
そう。
あとはね、その、将軍とかね。
その出てくる人たち、みんなその肩書きとかで言うと、すごい立派な人たちではあるはずなのに、
やっぱ話の中ではみんな、哀れな感じがするんだよね。
うん。
すごく。
何で哀れなのかな?なんか、執着を捨てきれないってこと?
何なんだろうね。うーん。
だから、哀れっていうものが何なのかっていうところがあるよね。
うん。
なんか、哀れだなって思う時って、どういう時かなって思うと、
やっぱその人が、不幸の過虫にいるとか、
そういう状態の時に、この人は哀れな人だなって思ったりする気がするんだよね。
うんうん。
それで言うと、その、ベラは、
その、なんかこう、これから不幸な人生を歩んでいくのかなぁ感。
うん。
を、最初からすごい醸し出している。
うんうん。
から、なんか哀れな感じが最初はする。
で、毎日たちは、いい仕事をしていたりとか、肩書きもあるから、きっと、
お金もあるし、裕福だし、人生、
こう、多かというか、こう、恵まれた人生を歩んでいるんだろうなっていうのが、
なんとなく肩書きからそういう差が、ある感じがするんだけど、
うん。
実際話を見てみると、ベラの方が、すごい生き生きと生きていて、
周りは、すごいこう、いろんなものに悩まされながら、
まあ、トラウマもそうだし、その、執着とかもそうだし、
嫉妬とか、自分の性格とか、そういうものに対して、
コンプレックスも、抱きながらとか、翻弄されながら生きている。
だから、そっちの方が、全然哀れというか、こう、やっぱ、
人生楽しく生きてない、生き生きと生きられてないなっていう感じが、
やっぱ、哀れな感じに繋がる気がした。
うんうんうん。
なんか、いろいろ風刺が効いてるよね、全体的に。
効いてるね。
失敗からの学び
うん。
この間その、同じ監督、ヨルゴス・ランティモス監督のロブスターも見たんだけど、
風刺すっごいあの人。
そうなんだ。
すっごい。
すっごい人なんだね。
もう、だから、面白くて、
そう、ロブスターも、もう、これ都市が見次第早く収録したいという気持ちが強い。
うん。見たいですね。
収録したいというか、話をしてみたい。
うん。
ので、ちょっとこれはアマプラにあるので、要チェックなんですけど、
そうだね、見たいね。
まあ、話を翻しまして、
うん。
なんで、私がこの映画を見て、
まあ、人と付き合おうっていう気になったのかっていう話なんだけど、
うん。
まあ、この映画の中で、その、
まあ、ベラって性的に結構奔放なわけじゃない?
そうだね。
で、性的に奔放で、
なんか、それでも全然、その、
感情的にならずに、
必要な、自分に必要なものって何かなっていうところを、
自分で選び取る力を持ってるし、
うん。
なんか、何か違う道を選んだ。
結局、いろんな経験をして、ある一つのポイントにたどり着くわけだけど、
それ以前にしたものって、何も失敗ではなくて、
それは、自分のより心地のいい場所を探すためのプロセスであって、
どれもすごく素敵な経験だった。
っていう風にベラ語ってるのね。
そうだね、冒険って言ってるよね。
うん、そうなの。
だから、それを見ていて、
なんか、私も恋愛迷子だったから、
うん。
自分の、なんだろう、
こう、自分のことを好きになってくれた人を好きになれないから、
恋人ができないのかなと思って、
なんか、その人にフラッと言ってみたことがあって、
うん。
で、結果、その、まあ、ぐちゃぐちゃに傷ついたって、
それが失敗だったかって言うと、確かにまあ、
失敗じゃないのかもしれないけど、
もう、ぐちゃぐちゃに傷ついた経験がある。
うん。
っていうのがあって、
で、なんか、この次も、まあ、傷つくんじゃないかっていうリスクがさ、あるじゃん。
うん。
絶対に。
で、その中で、
生き生きと生きる
なんか、あの映画を見て、
じゃあ、ベラーにとっては、
まあ、失敗なんてものはなくて、
また傷ついても、新しい道を選び直せばいい。
うん。
っていう風なことを考え直すと、
あ、よっしゃ、一歩踏み出してみようかなっていう気持ちになったの。
うんうんうん。
うん。
だから、すごくいいタイミングで出会えたなって思うんだよね。
うん。
それこそ、私がこう、いつも出会うべきものに出会うべきタイミングで出会うっていうのは、
なんか、今回すごく強く感じた作品でもあった。
はいはいはい。なるほどね。
まあ、すごい、なんか、全体的に、
なんか、こう、結構、えぐい感じの話が続いていくけど、
うん。
すごい、なんか、こう、勇気を与える作品ではあるよね。
そう。
なんか、結構、衝撃的なシーンがさ、めっちゃ続く割に、
最後のさ、この、見た後の気持ちの清々しさというか、
なんかね、
確かに。
なんか、すごいえぐいこといっぱいしてるじゃない。
うん。
なんか、清々しく、こう、見終われる感じがするんだよね。
うん。
なぜか。
それはそういう、なんか、こう、ベラ自身が、やっぱ生き生きと生きているっていうところが、
こう、やっぱりあるのかなって気がする。
なんか、ある意味で、ベラって、その、
僕がよく言うさ、その、一番幸福な人とか、一番こう、世界を、
生き生きと生きられる人っていうのはどういう人かっていうと、
やっぱその、戦火の中とか、周りが地獄だったとしても、
こう、鼻歌を歌いながら歩ける人だっていう話はよくすると思うんだけど、
まさにベラってそういう感じなのかなっていう。
冒険心と経験
うんうん。
その、自分がどういう境遇に置かれても、
どういうことを、まあしたとしても、
それによってどういう結果になったとしても、
それは全て冒険だっていう。
その気持ちの、真のところが変わってない、折れてないっていうところが、
やっぱその勇気を与えるのかなって気がする。
うん。
そんな感じがしたね。
そうだね。
なんか、女性に、男性にもあれ勇気与えられるのかな。
どうなんだろう。
そう、それで一個思ったのが、これ、
主人公が男だった場合どうだったんだろうなっていうのがすごい思うんだよね。
その、だから、えっと、
例えばお父さんに、その子供の方が移植されて、
男性主人公だった場合ってどうなったんだろうなっていう。
うん。
ちょっと気になるんだよね。
同じような話になったのかなっていう。
あんなにモテないんじゃない。
うん。
まあじゃあ、すごいイケメンだったとして。
うん。
もうちょっと生々しくなるんじゃない。
もうちょっと生々しくなるの?
例えば。
例えば、なんか、分かんないけど、
そのまま本当にストレートに行くんだったら、
勝負じゃなくて、男性になるとしたら、
結構、生々しくなりそうな気がするんだけど。
だからそうならないと思うんだよ、だって。
そもそもさ。
そこまで、そこのストーリーまで行かないよってことか。
そもそもだって、男性なんてさ、
そんなに一般的でもないし、
そもそもさ、
なんかの作品でも話したっけ、話した気もするけど、
男性の方がさ、性欲っていう面で言うとさ、
みんな持ってる方がメジャーというか、
ベースのラインは高い気がするんだよね。
話したことないよ、それ。
ないか。
普通にプライベートで話してたけど。
普通の会話です。
な気はするんだよね。
で、なるとさ、その、
一概に主人公が、性欲が男としてあったとしても、
そんなに女性と関係を持てるわけでもないと思うし、
その、なんかね、お店で男性として働くみたいなのも、
話の流れとして、すごい不自然な感じがする。
だからどうなったんだろうなって。
まず、ダンカンが迎えに来ないじゃん。
女ダンカンが迎えに来ないんじゃない?
そういうこと?
うん。
そっか。
確かに。
え、じゃあずっともうあの、
家に。
屋敷で。
屋敷で、生きて終わる。
可能性高いよ。
確かに。
だからその、好奇心はあるけど、
その好奇心の出し所、脱走するかも普通に一人で。
ああ、確かにするかもね。
一人で冒険に出ちゃうかもね。
で、僕のイメージで言うと、
それで女の子とかに手を出そうとして、
コッピドイ目に合わせて、
なんかその、
女性と関係を持つというものが、
どういうものなのかっていうのを学んでいきそう。
うん。
そういう話なんじゃない?
女と付き合うハウツーなんじゃない?
ある意味ででも、
いい男に育っていきそうだよね。
まあね。
そういうの最初から、
コッピドイ目にいっぱいあって、
違うルートで、
ある意味でこう、いい経験をして、
いい大人になっていくかもしれない。
じゃあさ、
必要なのってさ、
いわゆるキュリオシティってこと?
好奇心ってこと?
なんじゃ?
だって、その例えば、
仮にその男版ベラが外に出て、
一人にコッピドック振られました。
うん。
でも、そこに好奇心がなかったら、
家に帰っちゃうじゃん、たぶん。
うん。
それを何回も何回もトライするには、
やっぱり好奇心が必要だと思うから、
男版のベラだとしても、
やっぱ好奇心っていうものが必要になってくる。
ってことはつまり、
人間には好奇心が必要だってことじゃない?
そうだね。
うん。
好奇心とそれによって得られた結果に対して、
いい悪いっていう評価をしないっていうのが
すごい大事なんだよな。
うんうんうん。
人間ってさ、みんな興味関心あって、
いろんなことをやると思うんだけど、
みんなやっぱりその途中で辞めちゃったりすると思うんだよね。
うん。
その理由って何かっていうと、
やっぱそれをやったことで、
男性主人公の想像
なんか自分が失敗しちゃったとか、
なんかうまくできなかったっていう、
自分で自分に評価をしちゃう。
自分で自分を哀れなものにしちゃうんだよね。
レッテルを貼っちゃう。
それで自分は向いてないとか、
諦めちゃうとか、
自分より他の人はもっと好きだから、
自分がそういうのをやるのはおこがましいみたいに思って、
ファンやめちゃうとかね。
なんかそういうのが多いんじゃないかな。
うん。
実はやっぱり、
本当にレッテルを貼っているのは自分なのかもしれないっていうね。
自分にさえも人間っていうのはレッテルを貼りがちなのかもしれない。
好きなことを好きでいる。
やりたいことをやり続ける。
うん。
やり続けなくても、
ベラみたいに他のものがやりたいなってなったら全然やめていいけど、
それを、
なんかその心のアンテナをずっと張ってるっていうことだよね。
そうだね。
好きなものを好きなだけやる。
それで人生ハッピーなはずなのに、
なんで逆にみんな、
なんかこう、
不幸ではないけど、
なんかこう、
いろいろ傷ついたりとか失敗したりとか、
悔しい挫折をしたりとか、
しちゃうんだろうね。
なんなんだろうね。
これ以降はあのゆる天守閣ラジオで。
はい。
ということでゆる天守閣ラジオっていうね、
ラジオも始めたので、
ポッドキャストも。
そっちもぜひ聞いてもらえたらなと。
急に、
映画の感想を話しちゃったね。
あと、
もう一個気になったところで言うと、
あれかな、
ベラ最後さ、
その、
学生になってさ、
勉強してっていう感じで終わるじゃない。
あれ以降先、
また新しい挑戦をしていく中で、
まあ、
要は賢くなってる状態だと思うんだけど、
あの状態で、
いろんなことをまた経験した時に、
同じように思えるのかなっていうのが気になった。
それも、
冒険だって思えるのかな。
なんかさ、
要はさ、
小っちゃい幼い頃だから、
いろんなことを経験、
興味関心で経験してみる。
それが別にいい悪いみたいな、
自己評価と挫折
分別が、
最初はついてないから、
これは全部冒険だって思えるのは、
確かにそうだなと思うんだけど、
最後はさ、
精神的にも大人になってるわけじゃない。
その状態で、
また新しいことに挑戦する。
で、
その中で、
コピード夢にあったりとか、
あった時に、
それも同じように冒険だって思えるのかなっていう。
どうなんだろうね。
その船のさ、
出来事あるじゃん。
うん。
あの、
フランスでの、
アレキサンドリアンでの出来事。
うん。
でさ、
あれがさ、
果たしてさ、
応料されたわけだけど、
金を。
あれを応料されて、
で、
世界は自分の手では変えられないっていう事実を、
うん。
上手く受け入れてないけど、
うん。
結局しっかり受け入れられることになった時に、
腐ったりしないのかなって事だもんね。
そうそうそうそう。
例えばね。
とか、
うん。
自分の過去の行いを、
自分がまあ、
いろいろ分別するようになった時から、
こう振り返った時に、
うん。
同じように、
あれは自分にとっては冒険だった。
悪いこと何もしてないって思えてるのかなっていう。
えー、
でも思ってて欲しいなあ。
思ってて欲しいよね。
うん。
だってその、
幼少、
三つ子の魂100までじゃないけど、
その時の、
そういうのって、
なんかずっと受け継がれるような気がしていて、
うん。
昔から、
確かに子供は、
ある程度好奇心が旺盛っていうか、
うん。
思ったことをすぐに行動に移すけど、
うん。
なんか、
でもそういうのって、
大人になってもあんまり変わっていかない、
性格の方が多分大きい気がするから、
うん。
変わんないで欲しい。
そうだね。
うん。
変わんないでいて欲しいね。
あと何かあるかな。
美術とファンタジーの世界
いやー、美術の綺麗さとかね。
うん。
美術綺麗だったね。
うん。
作品、
この作品を、
本当にそのリアルな、
こう、
なんていうの、
いわゆるドキュメンタリー的な感じで撮っちゃったら、
見てられなかった気がする。
今回のこのすごい美術とか、
ファンタジーが。
世界観がファンタジーだからこそ見れる内容ではあったなと思うね。
うんうんうん。
だからその、
ある意味で全然マッチはしないんだけど、
その世界観と話の流れは、
ストーリー自体は。
でも、
あんマッチない上に、
ちゃんとスンと受け入れられる感じがした。
なんかそんな感じしない?
うんうん。
する。
うん。
なんかこだわりがすごくてさ、
本編終わった後にさ、
その美術の写真でさ、
主演、
フチでさ、主演女優エマストーンとかで出すじゃん。
うん。
こだわり抜いたがゆえのアレじゃんっていう。
そのエマストーンも後に、
そのセットを歩き回るのが大好きだったって語ってるくらい、
やっぱりその美術がすごいのよ。
うん。
あの作品は。
うん。
そう。
し、なんかカメラ趣味の私としては、
結構その、
カメラ系も良いなーと思いながら見てました。
うん。
なんかシンプルにね、
その作品自体が美しいよね、その。
うんうん。
すごい、
その話抜きにしても、
その瞬間瞬間切り取っても、
すごい綺麗な絵だなって思って。
うん。
なんか私1回目見た時は、
やっぱストーリー追うのでいっぱいいっぱいっていうか、
結構情報量が入ってくるからさ、
うん。
わーって思うけど、
2回目は結構美術に集中するというか、
周辺のそれも楽しみながら映画見れたから、
うん。
2回目って良かったかなと思うね。
そうだね。
あとあれだね、
MAXだね。
MAX良かったね、すごい。
登場人物の本質と成長
好きだねー。
MAX好きだねー。
MAXマキアニス。
MAXはいいやつだよ。
あいつは。
なんか唯一、
登場ジェームズ全員哀れって言ったけど、
MAX哀れじゃないなと思った。
うん。
本質を見てるよね。
本質を見てる。
すごい大人だった。
うん。
ベラーが、
幼かろうが、
大人になろうが、
どんな経験をしようが、
なんかその人の本質を見て、
その人を評価しているっていう。
うん。
なんかね、話その最初の登場のシーンとか見ると、
なんかこの人、
そう、ベラーにちょっと似てるんだよね。
最初こう、
その、
先生にさ、
振り回されてさ、
うん。
反殺がさせられてさ、
で、なんかそのベラー奪われちゃってさ、
みたいなその、
哀れな感じが最初はしているんだけど、
実は、
その、
哀れじゃない感じ。
だからベラーとMAXは哀れじゃない感じがした。
うん。
その二人は、
生き生きと人生生きているんだろうなっていう。
でもベラーがその約束守って良かったよね。
良かったね。
あそこで、
いや、私はやっぱ違うみたいになったら、
なんか話は変わってたけど。
変わってた。
うん。
けどそれMAXの人柄なんじゃない?
だね。
違わなかった。
うん。
だからやっぱりその、
なんやかんやいろんな男の人を知った後でもやっぱ、
MAXはいいって思ったんだろうね。
うん。
ベラーも。
私やっぱ思える良い男だと思った。
うん。
なんかやっぱあのシーンが印象的だよね。
あの、
私、
小婦で働いてたけど、
結婚、
いいの?みたいな。
大丈夫なの?みたいな。
やっぱ嫉妬はするけど、
体はあなたのものだからみたいな。
うんうん。
そこに対して何かこう、
正確に言うつもりはないみたいな。
だからあの感じはすごい良いなって思った。
うん。
ちゃんと人と向き合っている。
ちゃんと人と会話をしている。
自分がどうっていうのをちゃんとアサーティフに伝えてはいるけど、
最終的なそこの判断をするのはあなたですよっていう。
そのそこをこう、
要は、
アドラー心理学で言う、
馬を池まで連れて行くみたいな。
うんうん。
そういうところまで言う、自分。
水を飲ませることはできない。
そうそうそうそう。
そこから任せるよって。
それで、
それでも逆に一緒にいたいと思うなら一緒にいてくれたらいいし、
僕は一緒にいれたら嬉しいよっていうのを伝える。
だからその一方で、
性病検査した?みたいな。
うん。
ちゃんとリアリズムを持っているっていう。
ただのウカレポンチではないっていう。
そうだね、確かに。
っていう感じでなんか、
ファンタジーなんだけどすごいリアリティもあるし、
メッセージもあるし、
なぜか話した人が結構エグいのに、
すごい見た後の清々しさはある。
不思議な作品だったね。
うん。
うん。
すごい良い作品だったと思いました。
というわけで、
今回はこんな感じですかね。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
また来週!
また来週!
20:44

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