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2024-04-18 16:15

#S2-31 サグラダファミリアが完成 する/しない 世界線で【スペイン現地レポ】

サグラダファミリアが2026年に完成すると発表されたが、果たしてそれは本当に”完成”なのか?

3月に現地で観た、サグラダファミリアから感じたことを残しておきます。


この番組は、西暦3000年の、未来を生きる人類に向けて、現代人が日々感じることや、ワクワクする未来への想いを発信し、今を生きる皆さんと一緒に、未来に音声を残そうとする番組です。

BGM素材:DOVA-SYNDOROME、効果音ラボ

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皆さんは、スペインに行ったことがありますか?
実は、この3月にスペインに行く機会がありました。 残念ながら、旅行ではなく海外出張という形だったので、
自由気ままに満喫という形にはなりませんでしたが、 合間に休日をいただくことができましたので、バルセロナに行ってきました。
バルセロナといえば、皆さんはどんなイメージありますかね? やっぱりサッカーチームが一番有名かなと思うんですけども、
まあそれ以外にもいろんな有名な場所がありまして、 例えば、世界遺産のサクラダファミリアは、多分名前ぐらいは皆さん聞いたことあるかなと思います。
そんな聞いたことがあるけど、知らないことが多いバルセロナですけども、 今回と次回はスペイン・バルセロナ編ということで、
前半ではサクラダファミリア、後半では食について、 現地のレポと2024年の現代人として感じたことをお話ししていきたいと思います。
最初にバルセロナの基本情報についてお話をしておきますと、 バルセロナはスペインの東海岸側、地中海に面している都市で、人口160万人の大都市になっています。
なんと、人口密度は東京23区よりも高いようで、 そこから皆さんも想像できるかなと思うんですけども、狭い土地の中にたくさんの人々が住んでいることもあってですね、
家屋のほとんどがアパートメントタイプと言いますか、 マンションのような形で集合住宅になっておりまして、 加えてバスや地下鉄といった交通も非常に発達しておりました。
すごく意外かもしれませんが、地下鉄の路線もたくさんありまして、 移動は大変便利な場所になっておりました。
今回、そのお休みの中でサグラダファミリアに行ってきたわけなんですが、 こちらはですね、バルセロナのカトリック教会の建物になるんですが、
冒頭お話しした通り世界遺産に登録されています。 どういったものかと言いますと、
名前を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、 建築家のアントニー・ガウディという方の未完成作品という形になっておりまして、
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バルセロナのシンボルになっているんですけども、 こちらは1882年に着工されてから、なんと現在に至るまで建築の工事が進んでいます。
ここ数年のコロナ禍の間は、ロックダウンの影響で工事が止まっていたということもあって、 完成の時期が遅延するというふうに言われていたんですが、
今年の2024年の3月に、 2026年に完成するというふうに発表されたことで、最近また注目されていました。
そんなサグラダファミリアなんですが、建物の外観を見るだけではなくて、 実際にその建物の中であったりとか地下に入ることができまして、
今回運良く入ることができました。 現地に到着する際にサグラダファミリアの脳内シミュレーションをしてたんですよ。
なんか他の建築物みたいに外観は石造りっぽい、めちゃくちゃでかい境界で、 左右にとんがりコーンの塔みたいなやつが4本ぐらい立っているような建物だったようなっていうのを
なんとなくイメージしていったんですが、 地下鉄でサグラダファミリア駅っていうのがあるんですけども、そちらで降りまして地上の出口に出た瞬間、
そのイメージが覆されました。 地下の出口から巨大な建築物を見上げた瞬間、
本当にめちゃくちゃびっくりするぐらい感動しました。 もちろん建築物のでかさ、そして彫刻の細かさっていうところもあるんですが、
とんがりコーンの先っちょにいろんな果物がついていました。 とんがりコーンじゃなくてフルーツパフェの塔みたいな感じの印象も受けました。
そしてそんな建物の外観の彫刻なんですけども、
ファサードっていうふうに呼ばれているキリストが誕生してからの様子とか、 キリストの逸話が彫刻として彫られておりまして、
本当にびっくりするぐらい細かく彫られているんですけども、 まさにこれこそヨーロッパ建築だなというふうに感じるようなすごい作品でしたね。
入場についてはすぐに入れるというわけではなくて、時間指定なんですけども、 規定の時間に現地に向かうとセキュリティゲートできちんとチェックを受けまして、
門の中に入っていくんですけども、これが本当に圧巻でして、 入り口側のファサードっていうのは
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地下鉄上がってみたところ反対側になるんですけども、 こちら側は本当に年代が古いので若干色がくすんでるんですけども、
こちらの方がなんか世界遺産らしさっていうんですかね。 過去から残されたものっていうような印象を受けました。
そして現在もなお工事中ということもありまして、 いくつかの塔には建築用の足場とかネットが組まれているという形で、
なぜか古いのに今なお工事されているという不思議な感覚がありましたね。
で実際に中の正道に入ると、これ本当に圧巻で、 多種多様な色のセンドグラスが虹色にきらめいていて、
この室内を照らしているんですよ。 本当にその虹のカーテンが閃いていると言いますか、
天から迎えが来るっていう感覚じゃないですけども、 当時の人たちが信仰してしまう気持ちがとても感じられましたし、
この正道とかこの塔を支えている柱が、 後ろ側から見えるわけなんですけども、これもまっすぐ建てられているわけじゃなくてですね、
木の幹があるじゃないですか。 枝ばかりしているみたいな形で上に向かって伸びているんですけども、
その支えている構造っていうのも本当に変わってて、 芸術っていうか驚きというか、すごく感じることができましたね。
そしてその天井に向かって見上げてみると、 なんか万華鏡を覗いているかのように柱とか壁画とかライトっていうのが設置されていて、
本当になんかその現実世界っていうよりは、 どちらかというとファンタジーとかゲームの世界に存在するかのような構造物という形で本当に感動しました。
おそらく今回のアートワークには壁面のステンドガラスか何かが載せられているかなと思うんですけども、
確か室内の写真も撮ってきた気がするので、 時間があればノートか何かの記事でそちらも皆さんにお見せできたらいいなというふうに思っています。
率直な感想としては、本当に行く価値のある世界遺産だったなというふうに思いました。
本当にその内部の綺麗さっていうのがびっくりするぐらいなんですけど、 今までその外観の印象ばっかり強かったんですけども、
今回でその印象というのがすごくいい意味で裏切られたように感じています。
そんな桜田ファミリアなんですけども、あと2年で完成するっていうのは本当に面白い感覚で、
なんか日本で言うところの、そうですね、元号が変わるとか横浜駅が完成するみたいな感覚がもしかしたら近いのかもしれないですね。
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ただ一方で、この技術によって完成時期が短縮されるというところには賛否両論があるみたいなんですよ。
本来であれば、ヨーロッパの教会建築の伝統的な方法というのがあるんですけども、それに基づいて作られていたはずなんですが、
技術の進歩がどんどんと取り入れられていくことで、例えばコンクリートを使っていたりっていうのがあったりするんですけど、
そういったところにはやはり建築家とか彫刻家の非難みたいなものがあったようです。
そこは結構わからんでもないとは思うんですけど、建築物である一方で、芸術作品の側面もあるので、
芸術に対してそんな新しいものをどんどん使っていって、それは再現できているのかというところはわからんでもないかなと思います。
そんなことを考えていると、桜田ファミリアの完成というイベントっていうのは、すごい現代人にとっていい議論の場じゃないかなと個人的には思っています。
というのもやっぱり伝統とか芸術というのを優先をして作っていくのか、それとも
技術の発展であったりとか、未来への保存であったりとか、
芸術の精緻な具現化を取るというところに優先をかけるのかというところで、
どちらも大事な観点なんですけども、今現在僕らが生きている世界線の桜田ファミリアっていうのは、
技術の活用を取り入れて、後期を短縮させるというふうにしたということになっています。
日本でもやっぱり似たような話が上がってくると思うんですけど、新しい技術を取り入れていくと、例えば建物とかが地震に強くなって
劣化化しにくいというふうになると思うんですけど、果たしてそれっていうのは昔からの伝統的な建築方法であったりとか、
素材の再現というところも含めて、伝統が継承されているのかなっていうのは、
言えるのかなっていうのは常日頃考えたりもします。僕らの機械で、歴史的な完成の機械っていうのに
立ち会えるっていうのはすごい喜びがあるかもしれませんが、伝統をきちんと守って当時からの工法を維持をし続けて完成した
世界線ももしかしたらあったのかなっていうふうに思うと、歴史的建造物に対する皆さんの考えも深まるんじゃないかなというふうに
個人的には思っています。 未来人の皆さんはこの話をどういうふうに思うでしょうか。
過去からの伝統っていうものを守り続けるっていうことは、人類の進歩とか安全を阻害することに繋がるっていうふうになる一方で、
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科学技術を取り入れることで安全性を高めたり、よりイメージしたものを素材も含めて
具現化できるっていうところになると、 このサグラダファミリアを作ろうというふうに設計をしたガウディが作り上げようとした
工法でなくなるっていうことになってしまうと思うんですけど、 それって本当に意思を継いでるって呼んでいいのかなっていうのは少し疑問ですね。
仮にその前者を取った並行世界があったとしたら、
2026年にはサグラダファミリアは完成してないです。 そういった意味では、この僕らが生きている世界というのは
サグラダファミリア自体は早く完成するんだけど、 ガウディが望んで作っていたサグラダファミリアっていうものは
永遠に完成しない世界ということにもなるのかなっていうふうにふと思いました。 それでも
完成させるというふうに決まったこの世界線の サグラダファミリアというものが
遠い未来でも遺産として残り続けているというような いい結末なのか悪い結末なのかはなってみないと分かりませんが
残っていてほしいなというふうに僕は見ていて感じました。 そんなサグラダファミリアの
完成する世界線を生きている 2024年3月の県大臣でした。ということでエンディングです。
今回はサグラダファミリアを実際に見に行きまして 後期が短縮されて完成するサグラダファミリアは本当に
望んだサグラダファミリアのか また別の世界では短縮されずに完成する世界もあったのか
というようなお話をさせていただきました。 今回バルセロナに実際に行くにあたってこのほかにもいくつか
建築物を見たりとか歩いてきたんですけど 本当に良い都市だなと思いました。
幸いにも天気も良くて街を一望することができたので すごい良い休日だったなと思うんですけども
また次回行く時には旅行として行ってみたいなというふうにも感じることができました。 次回も
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ペインバルセロナで過ごした出来事を中心にお話をしていく予定になっています。 特に食べ物であったりとか現地のスーパーのお話をできればと思っております。
番組では皆さんからの感想をお待ちしています。
Xのハッシュタグエコー3000で皆さんからの感想をお待ちしています。 また番組のフォローや評価もぜひお願いいたします。
また先日Xでスペースを開催しておりまして 超ココカリというタイトルで相方の卒業でソロポッドキャスターになった
番組パーソナリティの皆さんとソロ配信あるあるなどを話しております。 こちらはXのスペース保存されておりますので良かったらお聞きください。
ということで今回はここまでです。 現代人の皆さんも未来人の皆さんもまた次回お会いしましょう。
じゃねっ
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