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2024-04-07 19:06

#S2-30 新しい街へ続く道【◯◯◯で行く、新居と火星に想いを乗せて】

自宅から新居まで続く道や街。その間に広がる人々の暮らし。

移動時間の短縮化で「待ち時間」扱いされるようになったそれら通過点が、本当に「地続き」なのか、検証してみます。


この番組は、西暦3000年の、未来を生きる人類に向けて、現代人が日々感じることや、ワクワクする未来への想いを発信し、今を生きる皆さんと一緒に、未来に音声を残そうとする番組です。


BGM素材:DOVA-SYNDOROME、効果音ラボ

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みなさんこんにちは、あっちゃんです。 4月に入りまして、ようやく春を感じられるようになってきました。
3月の年度の終わりを抜けたからか、少しだけフレッシュな気持ちが湧き上がってくる 不思議な時期だなと毎年思っています。
さて、今回は引っ越し編第3弾、最終回ということで、締めを飾るエピソードになります。
新しい街へ続く道と題しまして、とある荷物を自分で新居まで持っていったお話と、そこから浮かび上がった未来の移住の話についてお話ししていこうと思っております。
前回のエピソードでもお話をしましたが、今回の引っ越しでは3つの方法で自分の家財を新居に運搬しました。
1つは引っ越し業者を使った荷物の運搬。 2つ目はハイエースを使っての運搬。
そして3つ目は自力での運搬。 今回はこの3つ目の自力で運搬したというお話になるんですが、
何を自分で運搬したかというと、自転車になります。 つまり、旧自宅から新居まで自転車に乗って自転車を持っていったということなんですよね。
なんでそんな馬鹿げたことをしようかと思ったかと言いますと、いくつか理由があります。 1つは現実的なお話、お金の節約ですよね。
自転車って運搬の際に結構別料金になることが多いんですけども、結構高くてですね、意外と2万円とか3万円とかする場合もあるんですよね。
僕自身結構体力もあるので、まだまだ若いですし、自分で持ってた方がサイクリングを楽しめてお得じゃないですか。
そういうこともあって、乗っていこうかなというふうにすることにしました。 2つ目なんですけども、やっぱり引越しの最後の思い出作りですよね。
旧自宅から新居まで自転車に乗っていくっていうのは、なんか個人的には心に来るというか、なんか心を動かされるものがあるというふうにも思うんですよね。
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やはり旧自宅の思い出を締めくくるには、結構大きくていいイベントになりそうだなというふうに思ったので、やってみることにしました。
そして3つ目ですが、これが今回の本題にもなるんですけども、旧自宅から新居までは本当に道が繋がっているのか、
地図通機であるのか、というのを自分の目で確かめたかったからなんですよね。 皆さんも日々何気なくバスであったり電車といった公共交通機関を使っていると思いますが、
現在地と移動先までの移動中っていうのは、 ワープしているような感覚だっていうことを考えることありますかね。
あまりにも当たり前すぎて見失いがちですけども、 現代を生きる僕らっていうのは、移動時間をお金で買って短縮をしているんで、移動そのものっていうのは、
なんか待ち時間とかっていうふうな形で軽視しているようなふうに思ったりするんですよね。 だからこそ自分の足で歩いてみて、自分の体力を使って動いてみて、到着する場所っていうところが、
自分の足でたどり着けるのか、本当に道が繋がっているのかっていうのは、 検証の余地あるかなと思うんですよね。
だからこそ今回は自分の足で、そして自分の自転車を使って新居まで行ってみようというふうにすることにしました。
今回自分で持っていく自転車について簡単にお話をしておいたほうがいいかなと思うので、 お話をさせていただいておくと、クロスバイクという自転車の種類になります。
ご存知の方もいるかもしれませんが、ジャイアントっていうメーカーの、確かエスケープっていう種類だと思うんですけども、
サイクリングの入門者にはもってこいのクロスバイクかなと思っています。 この2,3年間、いわゆるコロナに入る前っていうのは、
地域のサイクリングであったり、例えば荒川の河口までロングコースを乗ってみたりっていう、
近くを回ったりとか遠くに行ったりっていうのをしたんですけども、 このコロナに入ってから2,3年間というのはほとんど乗れていませんでした。
そういった経緯もあったので、ちゃんとメンテナンスというか、自転車の点検を、
自転車屋さんでやってきたわけなんですけども、 タイヤの交換とかも済ませた上で、今回の自転車を持っていくというところに、
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万全の準備をしてきました。 ただやっぱり出費も発生するので痛かったところもあるんですけども、
結果として安全に運転をすることができました。 そんなわけで3月忘日の朝、
自宅からの自転車旅がスタートしました。 その日はすごく天気が良くてですね、とても楽しい走り出しになりました。
見覚えのある街並みっていうところを後ろにどんどん景色が過ぎ去っていって、 元々使っていた最寄駅から3駅、4駅っていうところぐらいまでは、
ジョギングしたりとか、自分で歩いた経験もあったので、 馴染みのある景色が続いていったわけなんですけども、
あるところを境に、だんだんと知らない街並みっていうところが見えてくるようになりました。 最初はそういったサイクリングを楽しみながら
進んでいたわけですけども、風がそこそこ強かったこととか、 アップダウンもそれなりにあったということで、どちらかというと、
前回同文になりますが、 運動というような形でゴリゴリと、
いかに自転車を速く前に進めるかというところを、 足をすごく動かして考えていたと思っています。
時折降りたことのある駅とか、見覚えのある街並みっていうのもあるんですけども、 ここを進んでいくと、大きな
大通りというんですかね、大きな車道であったり、 高速道路が並ぶような立体道路みたいなところが続く道を進んでいくことになりました。
最初の頃と違ってひたすらまっすぐに進んでいくわけですけども、 見覚えのない街並みが続くので楽しめましたし、
向かったのが休日ということもあって、やっぱりサイクリングを楽しむ人であったり、 自転車で通勤をする人たちもいるということもあって、
一緒に何度か走る機会があったんですよね。前の方に自転車乗っている方がいたりとか、 列になって自転車で連なっていくっていうところがあったんですけども、
やっぱりアップダウンの多い道とか、同じ道を数キロ一緒に進んでいくと、 同じ方向に向かっていく同士っていう感覚があってですね、
親近感が湧いてきました。 途中でそういった方々が曲がっていったりするっていうのを見ると、ちょっと寂しいなぁみたいなところも
なんか湧き起こってきて、結構楽しかったんですけども、ガンガンと一応進めていきました。 ちゃんと休憩しながら行ってんのかよというところなんですけども、
予定通り行ってた時には、まぁ半分ぐらいで休憩しようかなと思ってたんですけど、 結構ガッツリ進んでたみたいで、
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残り4分の1ぐらいのところでちょっとだけ休憩しました。 自動販売機のあるところで自転車を止めて、ドリンクを飲みながら休憩したわけなんですけども、
意外とですね、疲れとかお尻の痛みもそんなになくて、 体力回復すごいできましたね。
泊まった場所も全然知らない通りだし、知らない交差点もあって、知らない街もあって、 なんか違う場所に来たなっていう感じがあってすごい良かったんですけど、
ただですね、 あとどのくらいかなっていう風にグーグルマップ見たんですけど、これ明らかに
グーグルマップの見込み時間、間違っとるやないかいっていう感じで、距離が違ってたんですよね。 一応タイムも測りながら進んだんですけど、
正直グーグルマップっていうのは、なんかあれですね、 平坦な道を測ってるのかわかんないんですけど、明らかに間に合ってないんですよね。
自分の走った時間に対して。 なんで今後、グーグルマップとか使いながら自転車を越える方は、その辺を少し注意した方がいいかもしれないですね。
まあそのわけで残り4分の1もゴリゴリと進んでいたわけなんですけども、 大きな道を逸れて住宅あるところを進んでいくと、これも結構面白い話で、
なんか突然知ってる道とか知ってる景色が開けてくるんですね。 これ本当に不思議な感覚なんですけど、道に曲がった瞬間に急に
あ、ここ知ってるっていう感覚になるんですよ。 もちろん前日ハイエースとかで通ったりしてたりっていうのもあるんですけど、
どうやらいよいよ新居のある町に到着したらしいことが景色からもわかってきました。 そこからは本当にあっという間でして、ものの10分もしないうちに新居に到着をしました。
タイムとしてはおそらくグーグルの見込み時間プラス20分ぐらいだったかなと思うんですけども、 まあ距離にしては大見当かなと思っています。
自転車の走行距離っていうと大体2時間ぐらいだった気がするんですけども、 全然痛みもなく本当にいい疲れを感じた状態で新居に到着をすることができました。
そんなわけで新居まで自転車で向かったわけなんですけども、 結論としては道はつながっていました。
なんか感動しましたね。 引っ越しをする前まで新居に向かう際には電車であったり、
引っ越しをする際にはハイエースを使ったり、 そして今回は自転車を使ってということで、
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異なる交通手段を使って新居に向かったわけですが、 どれも見える景色が違ってすごく面白かったですし、
普段文明の利器である公共交通機関というところを使っていた時には、 見逃していたような
旧住居と新居の間にある 空白地帯というところにも
たくさんの道や町が広がっていて、 その道の間にもたくさんの暮らしがあるということにすごく感動できましたね。
本当にこれは感動で、普段電車を使ってワープするように移動をしている その町の間にもたくさんの人たちが住んでいて、
そこで日常が続いているっていうのは本当に驚きで、 自分の知らない数え切れない日常の存在を感じ取れたのは
本当に面白かったなというふうに思っています。 そんなわけで新しい町までの旅を終えることができたんですけども、
今回のこのお話は未来の皆さんはどのように感じるでしょうかね。 羨ましいというふうに感じるのか、
なんでわざわざそんな面倒くさいことするんだ、変な奴だな、というふうに感じるのか、 というのが今回もう一つお話をしたかった内容になるんですけども、
もしも将来、 例えば500年後とか、それこそ西暦3000年に
火星に地球人が移住をしていたとすると、 僕らって自分たちなしでは火星までほぼ行くことは難しいんですよね。
理由としては、そもそも地球の重力から脱出をするためには人間単体では無理ですし、 惑星間の引力とか、いわゆる
地球というものもそうですけども、 交点をしているわけですので、なかなか火星までたどり着くのが人間の力で難しい
というのもありますし、 そもそも物理的な距離としても到着するのはかなり難しいというのもあるからですね。
例として火星までの距離っていうのは、仮に地球と接近したタイミングでも 5500万キロメートルぐらいあるらしくてですね。
時速20キロとかで24時間365日自転車を漕ぎ続けたとしても、 約310年だったか312、3年ぐらいかかってしまうということで、
現代の科学技術や寿命では、自力で物理的にも到着することができないっていうのがあります。
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そんな中で自分自身の力だけで新しく暮らす街まで行くことができるというのは、 未来人から見たらすごく小さく見えるかもしれないんですけども、
それ以上にその移動距離の間にある様々なものを感じられるという意味では、 結構大事にしたい感性のような気がするんですよね。
この今現在2024年を生きている僕らというのは、 電車に飛行機、そしてそのうち出てくるであろうリニアモーターカーであったり、
個人用のロケットであったり、宇宙船っていうのがあるかもしれませんが、 そういったもので目的地までの到着距離をどんどんと短くしていくことができるんですけども、
到着地までの距離を短くするということは、やはり現在地と到着する場所の間に広がっている世界をどんどんとスキップをしていくということになるんじゃないかなと思っています。
だからこそ短縮化されていく、その間に広がっている世界にも目を向けたりとか気づきを得るっていうこと、
あとは面白さを感じることができる人間であり続けるっていうのは、 未来人が失ってしまうかもしれない現代人の良さじゃないかなというふうにも思えてきています。
そんなことを考えつつ、火星までの旅路であったり、世界旅行を楽しむ未来人が旅の道中を豊かに楽しんでもらえる気持ちを忘れずにいてほしいなというふうに思ったりしたというのが、今回の自転車旅での未来への妄想になります。
そんな妄想を抱きながら、この自転車旅良かったなぁというふうに感じた、2024年4月の現代人でした。
ということでエンディングです。 引っ越し3部作いかがだったでしょうか。
シリーズモノということで今回はエンディングの音声も変えてみました。 1月に急遽決定した新居、そして引っ越しも
事務手続きが終わり始めて、いよいよ一段落ということで新生活を楽しんでいきたいなというふうに思っています。 やっと自炊する場所とか余裕とか出てきた感じですね。
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そんな状況を過ごしていたわけなんですが、実はなんとそれに加えてこの3月にちょっと仕事で海外に行く機会があったんですけども、
その合間に休暇日をいただきましたので、そこで起こった出来事をベースにお話をしようかなと思っています。
あと2年ぐらいで完成するあの建物が出てきたりするお話になっておりますので、ぜひお楽しみにしていてください。
番組では感想をお待ちしています。 Xのハッシュタグエコー3000でお待ちをしております。
番組のフォローもぜひお願いいたします。 ということで今回はここまでです。
現代人の皆さんも未来人の皆さんもまた次回お会いしましょう。 じゃあね!
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