1. 拝啓、3000年の人類へ
  2. #23 嘘つきを信頼したい人たち
2022-06-12 38:05

#23 嘘つきを信頼したい人たち

ゲスト: ハシグチくん その3

ブロックチェーン って名前は聞くけど、結局何なの?

…実は、未来人の生活を一変させてるかもしれない技術なんです!

ブロックチェーン何も知らないマン(あっちゃん)が、ゲストに解説してもらいます。

これを聴けば、あなたも知ってるマンになれるかも?


今週のキーワード

そもそもブロックチェーンって何?/権威を分散するテクノロジー/どうやって実現している?/ヒ◯キンの動画をセ◯キンに差し替える/おい、みんなでセ○キンにするぞ!/みんなにサーバを持たせるには?/処理能力の高いPCを持ってる人だけが参加できるの?/ブロックチェーンで働き方が変わる?/AIより先に雇用を奪う?/銀行や不動産屋がなくなる?/ NFT/メルカリの存在価値/物理とデジタルを繋げるのはまだ難しい/車の所有権/レンタル屋さん無しでレンタルできる/誰が何のモチベーションで作るの?/ビットコイン

西暦3000年の人類に向けて、日々感じたことをゆるく垂れ流している二人。果たして、未来に届けることができるのか。

BGM素材:魔王魂

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00:02
拝啓、3000年の人類へ。私はこう考えます。
嘘つきを信頼したい。
実は、橋口にはもう一つ紹介したいというか、推したいポイントがあって、
ブロックチェーンが大好きなやつであると。
その大好きかつ、僕は過去にもブロックチェーンの話とかしてたと思うんやけど、
僕はちょっと好きなだけのやつやねんけれども、
橋口は技術的なところに関しても深く知ってたりする。
僕のちょっと軽い秘書みたいな形のところもあるので、
そういうところで橋口に今回いろいろ話してもらいたいなっていうのも、
実は裏テーマとしてありましたと。
このラジオを聞いてくださっている方、
いや、俺たちは未来に対する発信を聞きたいんだと。
なんで急にブロックチェーンの技術の話を聞かなければならないんだという風になるかなと思っているけれども、
そこについても、実はとってつけた意見じゃないけれども、ちゃんと深い意見があって、
それは何かというと、将来、3000年の時にはすでに伝わっているかもしれないけど、
2500年ぐらいの時には、ブロックチェーンというのは世の中にとっての常識になっていて、
みんなスマホを触っているよねっていう感覚で、
ブロックチェーン技術がそこら辺にあるっていう時代が来ているんじゃないかなと僕は予想していて、
だからその時に僕らは生きていないから、この音源を残したいなと。
例えば我々が今スマホを触っているけれど、
もしかしたら100年前の人がスマホを触っている未来が来るだろうっていうのを聞くと、
面白いんじゃないかっていうのもあるから、
しゅんちゃんとしてはブロックチェーン技術についても話を残したいと。
そう。まさにこのラジオで取り上げるべきテーマかなというふうに思いました。
ほうほうほう。
じゃあまずはあれだね。
そもそもブロックチェーンってなんだよっていうところを僕は知らないので、
しゅんちゃんと橋口くんにお話をいただきたいんですけど、いけますか?
そうね。いや、これはまず橋口師匠から。
たぶん一番気になるところとして、何が違うんだよと。
ウェブとかも全然ウェブサイトっていうのがあったり、
ツイッターとかあったり、いろんなサービスとかもあったりしていて、
同じプログラムでしょうと。
ブロックチェーンも言語を書いて作ってるんでしょうみたいな、そういうところだと思うけれども、
じゃあ何が違うのと。
特別違うっていうのは特別何が違うのっていうところなのかなと思ってて。
その辺りについてを2人に教えてもらえるという回かな。
そうね。
早速特別何が違うのっていうのをみんなから見て分かる形かつ、
03:05
技術面で何が違うのっていうのも軽く触れながら橋口に教えてもらいたいかなっていう。
なるほど。はいはい。
ブロックチェーンとは何かって言われるとすごい説明が難しいんだけど、
権威を分散するテクノロジーと思っていただいて間違いないかなと思ってて。
よく言われてるのはウェブワン、ウェブツー、ウェブスリー。
今ウェブスリーの段階に来ているっていう話を多分耳にすることはあると思うんだけど、
聞いたことある?
名前は聞いたことがあるんだけど、
ウェブのテクノロジーがレベル1からレベル2になってレベル3になったみたいなイメージかな。
そうだね。
その中のレベル3の中で今ブロックチェーンと呼ばれる技術が流行り始めているみたいなことだよね。
いや、ちょっと違うと思って。
今の世の中っていうのはみんなが使っているウェブ使ってますよね。
それが今ウェブレベル2なんですよ。
ここからウェブレベル3の時代が来る変革期なんです。
そのレベルアップのためのいろんな要素があるけれども、
その一つとしてブロックチェーン技術によって世界が変わる部分があるよねっていう概念だと思ってるけど、それはあってますか?
そうだね。
ウェブワンが何かっていうと、
昔のインターネットみたいなイメージで、
単純にホスティングサーバーがあって、
例えば簡単なhtmlがそこに置いてあって、
誰でもそこを引っ張ってくるとウェブサイトを見れる。
じゃあ我々がグーグルとかで検索してホームページを見に行ったら、
そのホームページの画面が手元に戻ってくるみたいなのが昔のインターネット。
だからウェブワンの時代は、
すでにあるコンテンツを取ってくるだけ。
取ってきて見るだけっていう世界だったんだよね。
そこから広がったのが、
例えばフェイスブックとかSNSが広まって、
誰でも投稿できて、
誰でもそのサービスに貢献できて、
誰でも見れるっていう時代。
だから今でいうとツイッターだったり、
インスタだったり、
フェイスブックだったり、
本当にSNSとして捉えた方が一番分かりやすいかなと。
っていうのがウェブツーで、
ここでの問題っていうのが、
例えば自分が何か投稿した時とかに、
それって誰かが持っているもの。
フェイスブックだったらフェイスブックの持ち物であるわけ。
自分が投稿したその文章はフェイスブックのものであって、
フェイスブックが消そうと思えば消せるもの。
これがウェブツー。
これって別に生活に支障は来たさないし、
06:01
今で便利だとは思う。
だけどここからウェブスリーっていうのは、
自分が投稿したものは自分のものである。
だからこれを削除するのも自分の自由だし、
残し続けるのも自分の自由だよねっていうのが、
ウェブスリーかなっていう自分の理解。
なるほどね。
僕の解釈で今聞いた感じだと、
今だと結局フェイスブックのアプリの中で、
フェイスブックに投稿するから何かできるんだけど、
フェイスブック側で消されちゃうと完全に消えちゃうと。
だから自分のものが自分だけしか消せないようにするとか、
自分以外の人でいいよって言った人じゃないと消せないようにするっていうのが、
ウェブサンってイメージ?
そうそう。
僕分からないけど、フェイスブックだとあまり分かりづらいと思ってて、
YouTubeの方が分かりやすいと思ってて、
要はYouTube、ヒカキンって色々な動画出してますよねと。
しかしだからあれって実はヒカキンの持ち物じゃなくて、
ヒカキンさんっていうのはYouTubeっていうプラットフォーム上でお金を儲けているんですが、
あれは実はYouTubeさんに対してヒカキンさんがこの動画あげますYouTubeさんと。
だからこの私が作った動画でYouTubeさん儲けてください。
しかしながら儲けた分の一部は自分にくださいっていう契約をYouTubeと結んでるわけよ。
それでヒカキンさんは動画をあげてるので、実はヒカキンさんの動画っていうのは所有権はヒカキンさんにはない。
あれはYouTube社が持ってるコンテンツでYouTube社があれで広告でお金を儲けて、
儲けた分の一部をヒカキンさんにこの動画作ってくれてありがとうということで返してるというのが今のモデルで。
でもそれってすごいYouTubeに権力溜まりすぎだよねというか。
本来ならヒカキンさんが作ったわけやから、
ヒカキンさんが自ら発信して、ヒカキンさんの元にそのまま直接お金が入るっていうふうにあるべきだよねっていう考え。
めちゃくちゃお金安い。
やったぜ。
じゃあ似たような例で言うと、
App StoreとかGoogle Storeみたいに売ってる場所を提供するからそこに置いてくれみたいな感じにしちゃうと、
見かじめ状じゃないけど使う分もらった分を引かれて帰ってくるけど、
自分のコンテンツは自分から発信して直接お金をもらおうみたいなイメージなのかな。
そういう意味でその権力が集中していた。
今まではFacebookとかYouTubeとかTwitterに権力が集中していたものが、
そのコンテンツを作った人に渡っていく権力があるというのがWeb3で、
そのWeb3を実現している根幹、テクノロジーがブロックチェーンだよっていう話ですね。
理解できた。
やった。
じゃあそこから実際にブロックチェーン技術とは何ぞやってのをもうちょっと噛み砕いて、
09:05
お話していけるという感じかな。
ブロックチェーンがあるとなぜそれが実現できるのかというところを教えてほしいです。
まずブロックチェーンの前にP2P、ちょっと難しくなってしまうけど、
P2Pという通信手段があると思うんだけど、
それはみんながサーバーを立て合ってみんなでデータを管理しよう。
だから例えばYouTubeだとすると動画を誰かのサーバーに上げて、
それをみんなで共同で使ってみんなで使えるようにしよう。
みんなで管理しようというシステムは前々からあったんだけど、
これの問題点は誰かが改ざんできてしまうことに問題があったわけですね。
そこで詐欺が起こる。
ごめん、詐欺って。
そもそもWeb2、現状のYouTubeとしてはそういうP2Pではなくて、
どういう状態でそれがP2Pになるとどういう問題点があるのかという話がいいかなと思ってて。
YouTubeはYouTube社が管理しているサーバーがあるわけで、
動画を投稿した時にはYouTubeが管理しているサーバーに保持されるわけですよね。
だからそこに誰も介入はできないわけですよ。
YouTubeの会社の人以外は。
そういう意味ではコンテンツが守られている。
だけどそれだと権力が周知するからといって、
P2Pで分散してみんなで管理しようっていうのが前々からありました。
っていう理解ですね。
例えばある一人の個人のサーバーの中、
例えば僕のスマートフォン64GBのサーバーの中に動画が置いてあって、
そこに対して世界中のみんながアクセスできますよっていう概念がP2P。
そのデータを誰か保持してもいい。
橋口のスマートフォンに置いててもいい。
近いところから引っ張ってくるっていうイメージ。
でもそれだと改ざんとかできてしまうから詐欺にあったりとか、
いろいろ問題が今までは発生していて、
今までブロックチェーンが出る前は、
みんなで管理することって不可能だよねっていう世界線だった。
なんとなく理解ができてきたぞ。
だから今は例えばYouTubeが全部動画を持っているけど、
みんなそれぞれがYouTubeみたいなデータを置ける場所を持っていて、
そこから誰でも自由に動画を持ってきたりとか撮りに行ったりできるんだけど、
自分が作った動画を他の人に撮ってきてもらった後に改ざんされる、
いわゆる書き換えとか悪い情報にされたりっていう可能性が今まではあって、
それを何とかする方法が今まではなかったと。
12:01
そういうことです。
そこからブロックチェーンというものが、
佐藤仲本という正体不明の人によって発明されたわけですよね。
結論から言ってしまえば、
そのブロックチェーンのテクノロジーがあることで、
みんなで管理することが可能になった。
これは改ざんしたものなのか、そうじゃないものなのかを
誰でも分かるようになったものがブロックチェーンです。
だからYouTube社に管理してもらわなくても、
常にいろんな人の手元に動画があるよっていう状態でも改ざんができないってことだよな。
改ざんしてもすぐバレるってことか。
検証可能になる。
分かりやすく言うとあれかな。
データとかが他の人のところに移っても、
編集履歴とか全部残っていて、
改ざんしたら改ざんしたっていう編集履歴が残っちゃうからバレるみたいなイメージ。
改ざんはできないっていう認識の方が正しいかな。
履歴は残っていくんだけど、
そのブロックと、ブロックチェーンってブロックとチェーンっていう2つの単語を並べてるわけだけど、
その履歴をブロックとして一つの塊で保持するんだよね。
その保持した情報を要約しちゃうのよ。
もうちょっとテクノロジーっぽく言うとハッシュ化しちゃうと。
もう一つの文字列にするんだけど、
それを繋いでいくんですよね。
だからブロックの塊を繋いでいくからブロックチェーンって呼ばれるんだけど、
そのブロックの中にある履歴を改ざんしたら、
次のブロックの情報も変わっちゃうから、
ハッシュ化された情報も変わっちゃう。
そうなると、例えば10台管理してますとシステムを。
その時に1台だけ一番先頭のブロックの情報が違えば、
これってどこかで改ざんしてるから今のブロック情報って違うんだよねってことがわかる。
そういう意味で改ざんしてもバレるよっていう話。
これまではYouTube社のサーバー一つでヒカキンの動画一本が入ってましたと。
YouTube社がしっかり管理しているのでそれが変わることはなかったというところから、
人々に分散するべきですよねっていう概念が出てきて、
じゃあヒカキンの動画を例えばここにいる3人で同じ動画を一つずつ持ち合いましょうと。
っていう風になってて、
常にヒカキンの動画っていうのは3人で見比べてて、
みんな同じ動画あるからみんな一緒やんなっていう風に言ってるけど、
ある時僕がちょっと変えようと思って変えちゃいましたと。
セイキンに変えちゃった。
そう、ヒカキンをセイキンに差し替えたと。
これだったらバレへんやろうと。
15:00
でもそれをみんなで見比べた時に、
あれ?しゅんちゃんのだけヒカキンがセイキンになってるやん。
ってなるので改ざんができなくなったっていう。
そういうことです。
だから逆に言うと、
50%以上というか51%以上の人がセイキンに変えちゃうとセイキンが正しくなっちゃう。
それがブロックチェーンのちょっと弱いところみたいな。
今さっきの話で言うと、
あっちゃんと僕がヒカキンをセイキンに一緒に差し替えようぜって言って差し替えたら、
もともと改ざんしてないのが橋口のはずやのに、
橋口が改ざんしたみたいになってしまうってことやんな。
それを分散することで、
たくさんの人で持てば持つほど50に届かなくなるよね。
みんなで意識を合わせないと、
みんなでセイキンにやらないとあり得ないので成り立つだろうっていうことやね。
だからブロックチェーンが一番大事なのは、
分散化でみんながサーバーを持つこと。
100人サーバーを持つのと1000人サーバーを持つのでは、
1000人の方が51%を上回る可能性は低いから、
より多くの人がサーバーを持っておけば、
それだけで価値が高いよっていう話ですね。
今一つ思ったのが、
サーバーを持つっていうことをどうやって人にさせるのかなと思っていて、
結局一般人ってサーバーを買うってことはほぼないじゃないですか。
個人でホームページを立てるとか、
分かりやすいでか分からないですけど、
自分で人工知能を作りたいとかってなってくると、
サーバーを買ってそこで自分で作ったりするわけですけど、
普通の人っていうのはスマートフォンしか買わないとかってなるので、
サーバー持たないじゃないですか。
そういった中でどうやってみんなにサーバーを持たせるっていう風に考えられるの?
それはサーバーをもちろん持ってくれた人にはインセンティブが、
利益がないといけないと思うんだけど、
そこにはちゃんと利益があって、
ブロックを作って繋げていくっていう話をしたと思うんだけど、
ビットコインでいうと10分ごとにこのブロックが作られてるんだよね。
このブロックって誰が作るのって話になるじゃん。
ブロックチェーンってみんな同じブロックを持っておかないといけないんだけど、
じゃあそのブロックを作る人って誰がするの?
そのブロックを作った人が報酬をもらえるっていう仕組みになってる。
じゃあ誰がその報酬をもらうの?
誰がそのブロックを作るのっていうと、
マイニングした人がもらえるんだけど、
そのマイニングっていうのは何かっていうと、
ある問題をこなさないといけないわけね。
18:01
このブロックを作るには、
こういう問題を解いてくださいっていう問題が自動で与えられるんだけど、
それを先に解いた人がブロックを新しく刻める。
新しくブロックを刻んだら、
他のサーバーの保持者はその新しく刻まれたブロックが
ちゃんとこの問題に正解して、
かつ履歴も正しい状態でブロックを刻んでいるのかっていうのを検証ができるから、
これは新しいブロックだよねってみんな認めることができる。
そうやって問題を解いていくことで報酬をもらっていくっていう。
じゃあ基本的には参加した人じゃないと
そういうのはできないというところなので、
自らの意思で、
私ブロックチェーンやりますって言わないといけないってところだよね。
参加した後に新しくブロックを作るために、
わかりやすい例で言うと、
漢字ドリルを一個解きますみたいな。
一番最初に漢字ドリルで解けた人に、
お金のせいに採点してもらって、
うまくできてるやんってなったら、
新しくブロックができます。
そしたらブロック作れましたねっていうので、
お金かなんかもらうみたいな。そういうイメージ。
そうだね。
だからその問題っていうのが具体的には、
ちょっと違うんだけど、
因数分解を解くようなイメージ。
例えば足し算だとこれ誰でもできるんだけど、
複雑な式の因数分解って、
なかなかできないじゃん。
わりと当てずっぽうで当てていかないとできないものだから、
そういうのをみんなに解かせる。
例えば、39は何かけ何でしょうっていうのを解くってことね。
実際には因数分解ではないんだけど、
そういうイメージかなっていう。
ここで僕過去に質問したのは、
さっきの漢字ドリルを一番早く解ける人が、
報酬をもらえるっていう話なのであれば、
漢字ドリルめちゃくちゃ上手い人っていうのがいるわけ。
その人がいつも報酬をもらっちゃうっていう話になっちゃうと、
他の人って、どうせ俺今から始めても、
漢字ドリルの達人には勝てないから、
漢字ドリル始めるのやめよっていう風になっちゃうんじゃないかと。
そうなっちゃうと、結局その分散してるっていう話が、
達成されなくなっちゃうから、
分散じゃなくなるんじゃね?という風に思ったっていうのがあって。
それについては、今漢字ドリルっていう風に話していたけど、
実際はそのPCのスペックというか処理能力よね。
その凄い処理能力のものを持っている人がいれば、
もうその人には立ち向かえないから、
自分は新しく処理能力の高いサーバーを構築しようみたいな、
心にはならないっていう風になっちゃうと、
分散が達成されなくなっちゃうんじゃないかっていう風に思ってるけれども、
それについては?
それについては報酬もみんなで分け合うけど、
みんなで計算しましょうっていうこともできるんだね。
21:04
そうすることで、例えば1人10倍のスペックを持った人がいたとして、
その10分の1のスペックの人が10人一緒に協力して、
その計算作業を行うことで、
もし報酬を得られたら10人分分割して支払うことで、
必ずしも計算量が多い人が勝つというわけではない。
もちろん有利であることは変わらないけど。
なんか分かりやすいイメージがわかんないけど、
バッティングセンターで座席が5個あって、
1人プロ野球選手、あと小学生、中学生とかいて、
誰かが打ったらみんなの報酬みたいなイメージかな?
めっちゃ分かりやすい。
その通りですね。
もう一つ多分その時に聞いた話、
あれ僕勘違いしてるかもしれないけど、
問題自体が今のバッティングセンターの話みたいな感じで、
運要素があると。
2人は技術的に強いから当然でしょって思ってるかもしれないけど、
因数分解ってうまくいけば一発で当てれちゃったみたいなパターンもあるから、
そういう意味ですごいスペックの低いサーバーを使ってる人でも、
運よく当たる場合とかがあって、
そういう意味でこれからスペック低いけど参入しようっていう人に対する
消費が低くなるみたいなのも聞いてるけど、
それとは合ってる?
うん、そうだね。
それもある、もちろん。
でもそうだね、要素的にはちょっと低いかもしれないね。
なるほど、なるほど。
なんか宝くじみたいな感じなのかな?
なんか一番すごい人はいっぱい宝くじ買えるけど、
小さい人はちょっとしか買えない。
でももしかしたら当たるかもしれないよね。
そういうイメージかもしれないね。
なるほど、なるほど。
3000年後にどうなってるのか気になる点が一個あって、
ブロックチェーンによって働き方も変わっちゃうんじゃないかなっていうのが個人的には。
これ欲しいですね、この後の言葉が楽しみ。
だからそこは3000年後は気になるなって思ってて、
どちらかというと100年後かもしれない。
自分的にはAIがよく雇用を奪うって言うと思うんだけど、
ブロックチェーンが雇用を奪うの方が先なんじゃないかなって思ってる。
面白い。
もちろん最終的にはAIが雇用を奪うっていうのはあると思うんだけどね。
なんでかっていうと、整理するとビットコインがまずブロックチェーンの第一号として誕生したわけじゃないですか。
その時にビットコインっていうのは通貨ですよね。
通貨の受け渡しをみんなで管理するシステムにしたと。
例えば銀行を返すとかではなくて、みんなが管理するサーバー上で1対1で直接ダイレクトに交換できるっていうのがビットコインです。
その次に登場したのがイーサリアンですよね。
24:02
多分単語くらいは聞いたことあるかもしれない。
ビットコインのところ、もうちょっと詳しく言いたくて、
さっき言ったように、それぞれが定期的にみんなのサーバーの状況を確認するよねっていう話があったので、
お金に関してもそれができるよねっていう話で、
今橋口が5円持ってて、あっちゃんが3円持ってて、僕が2円持ってますよねっていうのを定期的に確認するので、
そこでいきなり橋口が実は俺10円持ってるみたいなことを嘘つけないよねっていう意味で、
さっきのブロックチェーンという技術を使えば、それぞれどれだけお金を持っているっていうところも改ざんできなくなるので、
お金の概念をしっかり嘘なく管理できるようになるよねっていうのがビットコインです。
じゃあ銀行を返すんじゃないっていうところもあるけど、みんながみんなの預金通貯を見れる状態なんてことね。
そうだね。
ビットコインだけの話をした方がいいかもしれない。わかりやすいかもしれないね。
もうこの時点で働き方というか雇用は奪われてるんだよね。要は銀行ってもう必要なくなったわけですよ。ビットコインの創造で。
だからもうその時点で雇用は奪われていくんじゃないかなって話があって、
まあでもそれは銀行だけではないですと。おそらくは不動産とかもっとそういう仲介業者がとにかくなくなっていくのかなっていう感じで、
ビットコインは通貨だけの話だから銀行だけの話に閉じたけど、
イーサリアムっていうのは通貨のやり取りではなくて、プログラムがブロックチェーンに乗るんですよね。
もう難しい話になってしまうんですけど、NFTとかよく言われてるじゃないですか。ノンファンジブルトークン。あれって何ですかね。
あれの説明は難しいんだけど。
一旦多分橋口が言いたいことをザクッと技術のところをほっぽらかして言っちゃうと、
メルカリとかが分かりやすいと思ってて、メルカリって何で必要なんですかっていうと、
例えばあっちゃんから僕が何かを買うってなったときって、メルカリがまずいらないと思ってて、
っていうのはあっちゃんと僕の間に信用の関係があるから、今あっちゃんに対して3000円渡せば、
3000円渡せばくれるって言ってたカバンをくれるよねっていうところが分かってるから心置きなく3000円渡せるし、
あっちゃん側からも3000円もらえるっていうのも絶対分かってるから心置きなくカバン渡せると。
しかしながらそれが成し得ない形として、僕が第三者の顔知らない人からカバンを買いますってなったときに、
3000円渡してほんまにカバン送られてくるんやろかと。
逆に向こうからしたらカバンを送ったときにほんまに3000円送金されるんやろかっていうのが分からないですよねと。
27:06
っていうときにメルカリの存在の価値っていうのが出てきて、もし3000円支払われなかったらちゃんと補填しますよと。
逆にもしカバン送られなかったら3000円分返しますよって言われたら、じゃあ安心して3000円渡してカバンもらえるわっていう風になると思ってて、
仲介業者の価値っていうのはそういうところにありますと。
で、同じように技術的なところは後で橋口に詳しく言ってもらうとして、
信用できるかどうか、嘘ついてないかどうかっていうのを技術的にパスできるのであれば、
メルカリっていう会社がなくても3000円こいつはちゃんと払ったかっていうのをみんなで管理してますと。
で、ちゃんとカバン送ったかっていうのをみんなで管理してますと。
っていうのが成し得るのであれば、別にメルカリが会社としてそれを保証しますよって言わなくても、
ちゃんと3000円が、例えばさっきのビットコインの話で言うと送金履歴みんなで確認できるんだから、みんなで確認したらちゃんと送ってるよねと。
で、あとまたそれが後ほど出てくるんだけど、ビットコインとは別の技術でちゃんとカバンを送られたよねっていうのもみんなで確認できるよねっていう形を作れるのであれば、
メルカリさんっていらなくなるよねっていうのが次の段階で、ブロックチェーンによっていろいろ破壊される業界。
その一つの例がメルカリもそうなり得るんじゃないかっていう話かなと。
めちゃくちゃわかりやすく言いますね。本当にその通りですね。
要は技術によってその信用、相手を信頼しなくても交換ができることが、ビットコインは通貨だけの話だったけど、
イーサリアムが出てきたことによってその他のアイテムもやり取りできるよってなってくる。
補足として、メルカリだとちょっと誤解を与えるかもしれないなっていうのが、
メルカリは実物の交換になってしまうから、そこはまだ難しい。
実物が実際に送られたかどうかっていうのは、もちろんシステム上では把握しづらい。不可能ではないとは思うけど、
例えば郵便局がブロックチェーンに登録するみたいな、結局そこも中央集権になってしまうから、
物理とデジタルをつなげるのはまだ少し難しいんだけども、
デジタルアイテムとデジタルアイテムを交換するのはブロックチェーン上で完結できる。
だから、例えば未来でどういうことが起こるかっていうと、予想でしかないけど、
車の所有権とか、この車を持ってるのは誰か、この車に紐付けたデータをブロックチェーン上で持っておきますと。
それをQRコードみたいなのでピッとかざせば車が起動します。
30:01
車が起動するのは、ちゃんと持ってる人がQRコードをかざしてるよねっていうのをチェックしてるわけですね。
その所有権だけをデジタルアイテム、所有権というデジタルアイテムを誰かに移すだけで、
その移した先の相手がまた車に乗れるようになる、みたいなことをすることで、
例えば、今だったら車の受け渡しとかもすごい手間だけど、
そういうブロックチェーンを返すだけで簡単に価値を移動させることができるかなと。
例えば、レンタカー屋さんがなくなるっていう感じになるのかな?
それもできると思う。
レンタルという概念は残しつつも、会社は存在しないでレンタルすることができる。
今だと、例えば指紋認証とか光彩認証みたいな目の認証とかで、
本人の認証自体は車にはできるんだけど、それをいきなり他の人に差し替えるのって手間なんだけど、
車を持っている人はこの人ですよっていう情報を移すだけで支えられるようになるから、
動かないとかもそれで制御できちゃうからめっちゃいいよねっていう話。
なるほどなるほど。
じゃあ結構身近なところでいろんな影響が出そうだね。
そうだね。例えば不動産とかもそうだし、
なかなか法の改正が進まないから、こういうことができるようになるのは本当に先の話ではあると思うんだけど、
テクノロジー的にはそういうことができるようになると。
あともう一つ、この話でいうと僕がハードルだと思っているのが、
もし間違えていたら橋口に訂正してもらいたいんだけど、
ハードルだと思っているのが、あとはそれを一体誰が何のモチベーションでやるのかっていうのも大きいと思っていて、
そういう意味では初め、ブロックチェーン技術を作った佐藤仲本さんっていう誰かわからない人っていうのはすごい偉大だと思っていて、
誰かがそれで儲けるとか、そういう仕組みになってしまうと結局中央集権になってしまうわけで、
誰かがその仕組みっていうのを放棄しないといけない。
だから佐藤仲本の話は違う。
別に儲けようと思ったら儲けれますと、今顔で悟ったけど。
それは違うねんけど、
例えばメルカリを中央集権なしで実現しようとしたときに、
それをイーサリアム状に作っておく人のメリットってなんなんやろうっていうか、
その仕組みを作る人って時間かけて作らないといけないわけやん、その技術を。
そのメリットをうまいこと作ることできるんかなっていう。
それがなせないと、すごい善人がいない限り、
33:00
自分が儲けるために仕組み作るっていうところから抜け出せないんじゃないかなっていうのは、
一つハードルなんかなと思ってて。
結局イーロンマスクみたいな人が、
お金がたくさんあるから他の人はできないことをやろうっていう風にして宇宙開発してるみたいに、
そういう全員によって頑張って開発してくれる人がいるとかっていう状況にならないと、
うまくいかんというところかな。
そうだね。でもやり方はあるとは思ってて。
さっきの里市仲本の話で言うと、
まず先行者利益は絶対ある。
まず里市仲本がそれを作って、一人しかいなかったわけだから当時は。
そこのマイニングは一人でやってたわけ。
さっきの報酬を得るブロックを作るっていうのは、
最初は里市仲本一人でやってたわけだから、
その時点で、その当時はこれがいくらの価値になるかとかは、
里市仲本自身は分かってなかったとは思うんだけど、
今で言うと500万くらい。
ちょっと今の値段は分からないけど、
多分500万くらいするから、
すごい多分儲けてはいるよね。
1ビットコインの値段が500万円。
今はみんなで競争して誰がマイニングできるかってなるから、
なかなかマイニングできないけど、
当時はマイニングしてたのが一人だからってことだよな。
それがめちゃくちゃ量産できて、
1000ビットコイン、1万ビットコイン、10万ビットコインっていう風に、
敵なしで集められてたから、
その状態を元に考えると、
はじめビットコインやってた人っていうのは今大儲けだよね。
里市仲本がそれを本当に、
今後価値が出てくるだろうと思ってやったとは思えはしないんだけど、
でも実際は儲けてるよねって話があって、
反対に確かに、
何もインセンティブをもらわずにやってるプロジェクトもあって、
一番本当に有名なのはナウンズ。
ナウンズと呼ばれるプロジェクトですね。
なのでちょっと気になった方は調べてください。
それも話すと長いので話さないんですけど。
調べてもあんまりよくわかんないですね。
でも今回結構さ、走りから全部含めて聞くとさ、
結構なんか言い口までは立てた感じするけどね。
あー確かにそうだね。
概念はたぶん十分に伝わってて、
たぶんその始め走り出すのがすごい大変なわけで、
今これを聞いた人がこれからブロックチェーンの、
例えばある一つのコイン、
なんか青汁が言ってたコイン、
ちょっと青汁とかなんか呼び捨てしちゃったけど、
36:01
青汁さんが言ってたコイン、
ちょっと気になるから調べてみようってなったとしても、
ブロックチェーンの前提知識がなかったら、
やっぱりそれを読むにも至らないっていう風になってしまうところを、
今日のこの話を聞けば、
あ、これはあの言ってたこのイメージの中のこういうことねみたいな、
そういう風にちょっと読み解けるのかなっていう。
確かになんかビットコインって前から行動してるみたいなニュースばっかり聞くけど、
結局これってなんか株とかみたいな要素あるけど何やねんみたいなところで、
たぶん一般の人は知識をそこからアップグレードするのは難しかったんだけど、
今日の話を聞くと、
そもそもビットコインっていうものにはお金という価値はなかったけど、
後からそういったものに価値があるという風にみんなで認めたから、
500万とかついてきたというところがわかってくるかな。
3000年になった時に、
3000年かわかんないけど、
2300年とか2500年の時とかに、
もしかしたらそういった形で中開業とかかな。
さっき言ったように、
ものの信用を第三者の人がやってあげることで、
今までは交換がうまくいってたけど、
それをなしでできるような技術ができちゃうので、
個人個人でやりとりができて豊かになるんじゃないかっていう感じなのかな。
そうです。豊かになるのかどうなのかと。
そこは未来人の方が正解を持ってるので、
2020年代の方々はこう考えてるよっていうのが残せたのが、
今回の良いところかなと思いますね。
そんなところでしょうか。
伝えたかったところは以上ですね。
すごい勉強になりましたね。
橋口くんありがとうございました。
ありがとうございました。
めっちゃ楽しかったです。
38:05

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