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拝啓、3000年の人類へ。私はこう考えます。
人生を奏でたい。
今回も前回に引き続きゲスト回になっていて、
我が親友橋口が今もまだ僕の目の前にいますと。
前回はあっちゃんと橋口が初対面で、実はコーヒーという趣味がありますよね、というところから話していったけど、
今回は橋口と僕の実は会うところがあるんですと。
それが何の話かというと、音楽の話なんですけど、
音楽の趣味があって、割とあるんじゃね、と。
そんな特別なことじゃないんじゃね、という風に考えている方もいるかなと思うんですが、
そこまで自分がこう、俺は尖った音楽が好きなんやっていうわけではなくて、
割とその界隈の人では全然ポップだよねっていう話ではあると思うんだけど、
あんまり僕人生で音楽の趣味が合うというか、同じアーティストを聴いている人とかって会ったことがなくて、
橋口は実はそれが会う人間なんですと。
それも別に会う人間だから友達になったというわけではなくて、
友達やったけど実は会う人間やったみたいな共通の趣味があるんですって話を今回ちょっとしたいかなと。
ちなみにその2人の合ってる趣味というか音楽というのはどういうものになるんですか?
それが、え、合ってるかな?
2人とも音楽好きではあるんだけど、合ってる。
これはちょっとね、この一方的な愛みたいなね、ちょっと話していきたいんやけども、
バシーっていう、
バシー?同格の?
BASIさん、バシーさんっていう人がいて、
その人はどっちかというと鬱な感じのヒップホップのアーティストなんかな。
そのヒップホップって割と他の音楽に比べても歌詞がすごい目立つ音楽だと思ってて、
目立っている歌詞っていうのが割となんか、鬱っていう言い方は良くないかもしれないけどまぁしんどいなぁみたいな。
なんか普通のJ-POPとかそういうので言うと、
明日からもっと頑張ろうぜとか、お前ならやれるとか、俺たちはまだやってきたみたいなそういうポジティブな方向が多いけど、
そのバシーさんって方はどっちかというと、俺はこんなできねぇ、俺はもうどうしたらいいんだみたいな。
どうしたらいいんだっていうよりかは、なんかこう、みんななんでそんな人を傷つけたりするのとか、
どっちかというと、もっとこう謙虚にみんなが幸せになれたらいいのに、
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なんでこんなにみんなそうならないんだろうかっていうことをちょっと嘆いてるみたいな部分があるかな。
J-POPの前半みたいな感じかな。どうして比べたかあるみたいな。
まぁ確かに。
鬱ではない。
ごめんなさい。
ごめんなさい。
本当に合ってる?
まぁでもバシーは確かに自分も好きなんだけど、
それはしゅんちゃんにオススメされたから聞いて、いいなって思って自分もハマりましたね。
っていうのは残ってるすごい。
じゃあ別にね、お前と音楽に合わないからみたいな感じで言わなくていいのに。
どうぞ。
でも被ってるのは1アーティストだけで、あんまり他に被ったこと見たことないから、あれ?被ってるっけ?って言っただけ。
そこはどうですか?他にも合ってるっけ?
他にはないです。
それは合ってるって言わないじゃないですか。
トッチさんがアーティスト名で。
でもあれも元なんだっけ?これだけで十分なのにって曲しか知らない。
ということは?
あれかな?
たぶんこれはもしかしたらね、あると思うんだけど。
じゃあちょっとアーティストじゃなくてもうちょっとさ、抽象的な概念でいいんだけど、どういう曲が好きとかっていうところで言うと合うんじゃないの?
俺謙虚な曲がすごい好き。
謙虚な曲?それってすごい曲を表すのに変わった表現だよね。
だから歌詞とメロディーどっち派?って言った時に歌詞派ってことやんな?
どっちも大事にしてるけど、歌詞が謙虚な歌は好きだなって最近気づいたね。
一緒ですね。
それは一緒か。
一緒というか少数派な歌詞が好き。
少数派な歌詞っていうのはいわゆるマジョリティにいじめられてる、いじめられてはいないけれども結局その肩に狭くなるみたいな世界観で話しているというか歌詞歌を歌っている人がわりと好きかな。
みんなの前で声を上げて歌っているというよりは、俺はこんなに苦しんだぜみたいなところを細々と。
苦しんだぜってアピールしたやつ嫌いやんけど、自分がただただ思いをとろしていると。
でもそれって結局マイノリティであるが故に悩んでいるっていうところの結果として話しているというか歌を歌っているという形になっているから結局歌っている人はすなわちマイノリティなんだなって感じるってこと。
マイノリティなんだって言ってるわけではなくて、マイノリティであるからこそこういう言葉が出てくるよねっていうアーティストが好きかな。
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なるほどなるほど。じゃああれかな歌詞ベースで検索して曲見つけていく方がいいとかあるかもしれないね。
全然そうじゃないんですよね。
まあでもメロディーもねやっぱり大事ではある。
どっちもないとやっぱり乗れないよね。
じゃあメロディーはどういう感じがお互いにお好きなんですか?
難しいね。メロディーは気分によるかな。
アップテンポのものももちろん聞くし、スローなものも聞くかな。
でも僕はやっぱりポップじゃないのが好きかな。
ポップじゃない?
っていうのはメロディーに関してもマイノリティを求めていきたいなって思ってて。
やっぱり自分自身がマイノリティで辛かったみたいな思い出があるから
マイノリティなものに対して共感しやすいのかなみたいなのがあって
それはさっき言ってたように歌詞の内容についてもそうやし
メロディーについてもそうなのかもしれない。
じゃあその歌詞とメロディーが両方ともマイノリティであるものがいいってこと?
それは結局そこで選んでるのかって言われるとそうかわからないけれども
結果として割とそうなのかなって。
まあでも言いたいことはすごくわかる気がしていて
特徴的なメロディーと合った言葉が乗ってると曲って入ってくるじゃん。
我々って他の言語の曲聞いても単語がわかんないから音でしか入ってこないけど
日本語の曲でちゃんと音に乗ってる曲っていう時にはすごい歌詞が入ってくるんじゃない?
だから多分そういう自分にフィットしてるものはすごい聞くんだけど
今の話で言うと自分の好きなマイノリティっていうような曲調と
自分の好きなマイノリティのことを歌い上げている歌詞が合致してるからすごい噛み合うんじゃない?
確かに。それはすごい自分でも考えてなかったけど納得感があって
要はみんながすごくすぐ好きになるような曲調の中で
自分は全然マイノリティですって歌ってても
いやいやお前めっちゃマジョリティなメロディー使ってるじゃないかっていう風になっちゃうってことだよな。
それは確かにそうかもしれない。
今の話を聞いててすごいおすすめしたい曲があって
Blue Heartsの月の爆撃機っていう曲なんだけど
ちょっと聴いてみてほしい。
俺が中学校ぐらいにめちゃくちゃ聴いてた曲で
なんでこの曲が好きなのかって分かんなかったんだけど
最近それが分かって
こういうことだから俺がこの曲が好きだったんだなっていうのがあって
まず聞いてたのが中学2年生の時で
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中学2年生が自分の中で一番暗黒時代と呼ばれる時代で
いじめられてるとかではなかったけど
ある友達と喧嘩しちゃって
そのグループから自分だけ孤立しちゃった
かといって別の人のグループに入るとかも格好悪くて
もう2年生の1年間は一人で過ごして
別のクラスの友達と昼は遊びに行くみたいな
クラスでは一人みたいな感じだったんだよね
その時にその曲をすごい聴いてて
月の爆撃機ってどういう曲かっていうと
パイロットに乗ってる歌の中の主人公
そのパイロットには俺一人だと
ここから俺は月に向かうんだっていう
簡単に言えばそういう曲なんだよね
何かわかんないけど好きだったんだけど
なんで好きかっていうと
パイロットに一人で乗ってるって
もう完全に一人の状態じゃん
それって自分にとってはすごい安心したわけよ
誰にも縛られず誰にも介入されず一人
そこにすごく安心を感じたのと
月に向かうって希望があったわけですよ
守られながらも一人でいながらも
月に向かうっていう希望に満ちた曲だったから
すごいなんか自分に合ってるというか
合ってるなって思って
暗闇の中でも月に向かって飛行してる
主人公を見て元気出るみたいなね
そういう曲なんですよ
いい話ですね
いい話ですね
それをね本当最近ふと
こういうことだったんだなっていうのをね
最近感じました
でもなんか今のを聞いて
やっぱり僕自身もさっき喋ってたところではあるけど
いかにこの人生というか
自分自身が歩んだことに
好きな曲っていうのが関係してくるのかみたいなのは
やっぱりあるのかなっていうのを感じて
そこで考えたいのは
未来の音楽についてっていうところで
ちょっとこれ僕の中では今の笑いポイントやねんけど
急に話を展開したんで
やっぱり未来はそれぞれに対して
それぞれの好みの曲をやっぱり自動生成してるのかなみたいな
ところを考えて
やっぱり今喋っていても分かったように
それぞれいろんな人生があって
それ上にすごい人それぞれ好みの音楽があって
だからこそ世の中に音楽の種類もめちゃくちゃあると
なっているので
未来っていうのは
それぞれにとって
それぞれの好きな音楽が自動で生成されて
自動で気持ちよくなれる
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みたいなのがやっぱ最適だよねっていう話になってるのかなと
うーん
それはつまらない未来ですね
まあね
それはすごいそう思うけれども
誰かが作ってる人って逆にあるんかな音楽って
まあないことも人が作ってるからこそ
生まれるストーリーもあるとは思うかな
そうだね
今の技術でも実際に声の生成とかも
人間レベルの発音のものができてきていて
声は自動生成できるし
曲も自動生成みたいに実はできている部分的には
例えばバッハの曲を学習させて
バッハっぽい曲を作るみたいな
そういうのもあるし
あとはなんかそういう
Spotifyとかもそういう分析はたぶん裏でしていて
この曲は悲しみとこの暗いとかっていうのもあるから
それでたぶんプレイリストの順番とかも
自動生成みたいな技術はたぶんあるだろうし
あとNetflixでも実際に見られている映画を分析して
こういうのがウケるから
こういうのに沿った脚本で
オリジナルを作りましょうみたいなのを今やっているので
たぶんそういったものは今後できてくるのかなって
一つ思いました
さっきちょっと寂しいっていうか
つまらないよねっていう言い方をしたけど
実際Spotifyが提案してくる曲
めちゃくちゃいいのよ
アーティストはまだ人だけど
機械がレコメンドしてくる曲は
めちゃくちゃストライクゾーン入ってくるから
やっぱりそう考えると
今後AIとか機械が作った曲も
結局は自分のストライクゾーンに入って
効くようになるのかなとか思ったりした
そこで言うと
一つSpotify
Spotifyっていうのを具体的に言うのはいいのかどうかわからないけど
が足りてない要素としては
一方通行というか
あくまで聴いた曲での情報を集めて
その上で聴く曲をレコメンドするっていう
一次元の世界な気がしていて
それをもっと
さっきの話にも出たように
それぞれ人生があって
それ上に好きな音楽ができてくるよねとか
もっと収集する情報の幅を広げるとか
そういう風になってくることによって
より音楽自動生成の未来は近づくのかなみたいなところは
確かに今の話はすごい面白いと思っていて
結局それぞれの背景ストーリーっていうのは
まだデータに落とせてないと僕は思うんだよね
というのも結局音楽だけじゃなくて
自分たちの互換で得られた情報をもとに
人間っていうのは経験をしたりとか
思いを作っていくわけなんだけど
今音楽だけだから
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最初なんでいろんな方法あると思うんだけど
もちろん個人の同意はいるんだけど
それまでどういう人生を歩んできたかっていうのを入力すると
あなたはきっとこの時にこういう曲聴いてたら良かったんじゃないとか
あなたは今気づいてるからこういう曲聴いたら元気になる
音楽の処方箋みたいなのがあったら面白いかもね
今の話を聞いていてさらに僕の中でも広がってるけど
音楽っていうのがすなわち人生があって
好きな音楽が決まるのであれば逆もあるんじゃないかと思ってて
好きな音楽があってその人の人生を累積できるという方向にも
つながってると思ってて
そう考えるとじゃあ同じ音楽が好きな人の人生っていうのは似ていて
それ故に例えばマッチングアプリの中に
音楽の要素をガッツリ入れるとか
でも全然言いほどに音楽っていうのは人の人生に関係してくると
なんかやってそうな気もするな
マッチングアプリとかでも多分好きな音楽とか登録できる
そういうコミュニティー価値があると思うんだけど
そういうのを見比べてみるともしかしたら同じような趣味があってる人だったり
同じようなファッションしてるっていうのはありえるかもしれないね
面白いですねそういうのも
さっきあっちゃんも言ったようにやっぱり人生っていうのを
いかに数値化するというか
機械に落とし込む五感の感覚をいかに落とし込むかっていうのが
まだ現状できないから
なかなか現実的ではないっていうところではあるかもしれないけど
3000年の未来にはそれが成し得てて
それぞれに対して最適な音楽をレコメンデーションするみたいなのは
全然ある未来な気がしてくるね
じゃあまとめるとあれだね
最初は2人の音楽の趣味が合ってるかどうかっていう話からスタートしたわけだけど
そこはもう趣味が合ってるっていうだけじゃなくて
実は歌詞とかもっと上の次元っていうのかな
曲調とかそういうところから見ていくと
実はもっとその先というか音楽だけじゃなくて
それぞれの人生とかストーリーみたいなところも含めて
音楽ってのは紐づいていて
もしかしたらそこの部分で共鳴している部分があればあるほど
2人の好きな曲ももしかしたらもっと合ってたかもしれない
っていうところなのかな
そうですね
じゃああれじゃね
まずは2人お互いに一緒に思い出作りをしたらいいかな
なるほど確かに思い出作りをすることによって
そこから好きな音楽が生成されると考えると
音楽の趣味もあってくると
確かに
だから今年の夏のサマーフェスっていうか
そういうの行ったらいいんじゃない一緒に
行きましょうか
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行きますか
はい