11月末に東京の原宿で開催されるポッドキャストイベント、ジャケギキとのコラボ企画に参加させていただくことになりました。
今お聞きいただいている今回のエピソードのアートワークも、ジャケギキコラボ用の特別アートワークになっています。
今回はアートワーク100本ノックとして、アートワークをテーマにお話をしていきます。 そもそもなんですが、皆さんは100本ノックという言葉、
聞き馴染みありますでしょうか? ノックというのは野球の練習の一つなんですが、
いろんな打球に対応するための守備練習のことで、1000本ノックなんて言葉は、漫画とかアニメとかでスポコンネタみたいな形で使われていたりすることもあります。
今回はこのポッドキャスト番組、背景3000年の人類へのアートワークが生まれるきっかけになった、100本ノックについてのお話になります。
今、お聞きのエピソードのアートワークにも設定されている、この番組のアートワークなんですが、
シーズン2から使用しているものになります。 実はこのアートワークが生まれたのは、番組ステッカーを作る際に
100種類アイディアを作ろうというボツ企画がきっかけとなっております。 今ですね、その時のステッカー案が書かれている
7枚の紙がテーブルにあるんですけども、そのうち5枚が18枚程度アートワークのアイディアが手書きをされていまして、残り2枚には何種類かアイディアがボールペンで手書きをされているものになります。
当時ですね、アイディアの数を100にしたのはですね、 このアイディア出しというのを100本ノックということにしまして、
100にしたのは単純に数字としてキリがいいからというところと、 番組らしさを表現するのであれば100種類くらい出せるでしょう、という自分へのプレッシャーもあったのかなという形で
100とちょっとですね、アイディアが書かれた紙がこちらにございます。 野球の1000本ノックでもあるように
フライとかゴロとか上下左右にいろんな打球が放たれてくるものを手元のミットで処理をしていくように
番組のタイトルであったり世界観、そして配信エピソードにトーク、そしてタイトルの文字とか全体のイメージというところを
様々な観点、側面からアイディアを想像しまして デザインコンセプトに落とし込むということを当時
取らなかったんですけども、作るということを裏でやっておりました。 作成をしたアイディアを軽く眺めてみたんですが
最初の1枚目の紙ですね、こちらは番組のコンセプトである未来へのイメージであったりとか
番組タイトルの文字のところですよね。背景、3000年、人類みたいなところのデザインを
落とし込んだものというのが中心に書かれているような形になっています。 例を挙げるとするとタイムマシーンとか
未来の交通手段というところであったり 未来の博物館に展示がされている番組アートワークみたいなちょっとメタ的なものになりますが
一つの分岐した明るい未来の結末みたいなところが中心に書かれているような様子です。 続く2枚目は
こちらも18種類ぐらい書かれておりまして これはですね、なんか1枚目と対照的にディストピアの様相が
定されているようなものが結構あったりします。 例えばガラスケースに脳みそが浮かんでいて
気持ちいいというふうに書かれているというイメージがあったりするわけなんですが これは本当にもう初期の初期なんですが4話ぐらいに配信したものになるんですけど
当時シーズン1の相方であるしゅんちゃんがですね 人間の最終ゴールは何なのかという話をしたときに
彼はですね 脳みそが気持ちよくなることというふうに話しておりまして
なかなか変なことを言う人なんですけども そこから来たようなアイディアがある種デザインに落とし込まれているというようなものもあったりします。
あと目立ったもので言うと宇宙船の中でたこ焼きを食べているという絵ですね 最近は省略をしてるんですけども
オープニングの曲の中でも触れているんですが 宇宙船でたこ焼きを食べるということをテーマにしたエピソードを過去に語っておりまして
そのエピソードが元になったような アイディアもあったりします
このたこ焼きが宇宙船の中でなぜいいかというところなんですけども やはり宇宙旅行に行く際には地上から宇宙に行くわけですので
無重力空間が生まれるということなんですけども それだったら飛び散らなくて上下左右ぐちゃぐちゃになっても大丈夫なような
球体の方がいいから たこ焼きが一番いいんじゃねみたいな話が元になっていたりします
続いて3枚目の紙なんですけども こちら特徴的なのは時間に関することがいっぱい書かれているということですね
見たことある方もいらっしゃるかもしれませんが アニメのシュタインズゲートの時間軸みたいなところを表すためのフィラメントがあるんですけど
そういったものを少しオマージュしたようなものがあったりしますし こちら実はオフィシャルヒゲダンディズムのアートワークとかでもあったりするんですけど
そういった時間に関するものというのも 相手として書かれていたりしますね
続いて4枚目で言うと 変わったもので言うと
チョウジュウギガってあるじゃないですか あの昔の絵巻き物でカエルとかウサギがなんか相撲したりしてるやつですよね
そこの中に登場するカエルが未来の世界の中にいるみたいな 絵もあったりします
そこから5枚目6枚目 そして7枚目ときって
最後ですね108番目のイラスト こちらがですね
今のアートワークの原型になったものになるんですけど 最後の最後のものを使ったという形です
最後の最後で納得がいったんでしょうね もう2年ほど前の話になるのでだいぶ記憶が薄れてしまっているんですが
たくさん描く中で最終的にはやはりその 宇宙と言いますか未来と言いますかそういったところが主軸になったような絵が描かれている
ということになっていました アイディアの中には注釈で月面都市
滞在記念というふうに書かれておりまして 未来の月面上に夜のような昼のような
明るくも星空が見える空が広がっていて その地上から
巨大な摩天楼がそびえ立っているというような形になっていました その月面の摩天楼の背後にですね地球らしい姿も浮かんでおりまして
月面と摩天楼という今の暮らしとは 違った様子から
現代との違和感みたいなところが浮き上がって見えているというような形ですね こちらがですねこの番組のアートワークとして背景のイメージが作成され
半透明に描かれた3000という機械的な文字デザインが付与されて ハッシュタグとかAD3000という文字が付け加えられた
最終的なアートワークにつながったという形です こうやって改めて番組のアートワークを見てみますと
僕自身の未来に対する像と言いますか イメージというのはどこから来たのかなっていうのをふと思ったんですよね
パッと浮かんだもので言うと例えば古くは ドラゴンボールとかの
建築物とか それこそドラゴンボールGTなんかでも惑星間を移動してその土地にある機械的な世界とか
原風景みたいなもありましたし あとはこれ知ってる人いるかなと思うんですけどダフトパンクと松本玲司がコラボしたアニメとか
あとはなんかタイハイ的なイメージで言うと 少女終末旅行っていうアニメとかメイドインアビスっていうアニメがあるんですけどこういったところから
多分エッセンスがあったりとか あとは先ほども少し触れましたがシュタインズゲートとかサマーウォーズみたいな
そういったものも何かしら要素として入っているのかなと思っています あとは映画で言うとやっぱりアメリカの都市とか
そのカウントリーサイドの風景っていうんですかね 例えばメインブラックとか
インターステラーとかそういった有名な SF映画とかは結構影響を受けているのかなと思ったりしました
加えて僕自身が観測をしてきたここ10年ぐらいのAIの進展の様子とか そういったものもこのアイデアを落とし込む上で
要素として入っていたりするのかなと思いました こう考えると番組のアートワークを考えるということは
番組のコンセプトとか世界観 そしてそれに影響をもたらした
自分自身のルーツを知ること そういったところにもつながってきたのかなというふうに思えたりもします
他の番組のアートワークを見るというのも結構好きなんですけども やっぱりアートワークっていうのは顔といいますか
今回のジャケ劇というところにもつながりますけども 視覚的に最初に手に取ってみたりとか
タップを押して詳細を見たいというところにつながるところですので そこの裏側に秘められた制作秘話というところは面白いものだなと改めて思いました
他の番組さんも同様に配信をされているということですので ぜひそれも聞いてみたいなと思っています
割り当てられた他の番組さんのアートワークの印象を紹介することになっています この番組が紹介するのはポッドキャスト番組
練習ラジオさんのアートワークです 練習ラジオさんは
ゲーム配信とポッドキャストをやっている男が 一人しゃべくりトークや
ボケやツッコミその練習をするラジオということで パーソナリティのプロメさんと時々チャット gpt がお話をされる配信形式のようです
早速アートワークについてご紹介をしていきたいんですが アートワークの中央にですね
練習ラジオと書かれておりまして その上下には英語で
every sunday というふうに書かれています そしてその番組名の上の方には
レッツトレーニング そして下には
プロメ&チャット gpt というふうに書かれています タイトルと配信日である日曜日
そしてパーソナリティが簡潔にわかる 大変見やすいアートワークだなと第一印象としては思いました
そして ai とトークということで この番組も ai について話す気が結構あるんですけども
そういった意味ではすごく親近感がありますね ai をもう一人の相方として
二人三脚で番組やってるんじゃないかなというふうな印象を受けました ここ1,2年で ai の一般学級というのはかなり広がったかなと思ってるんですけども
最近ではですね 結構他の番組さんでも ai を使って企画をされていたりとか
ai を相方としてもしくは ai だけのポッドキャスト なんていうのも結構広がってきているということで
いろんな面白い使い方を知るなというのを勉強させてもらっているというところですね あとすごく変わったなというところで言うとやっぱり数年前までは ai はあくまでも
ツールの一つとして使えるかどうかというところだったんですけども 本当にうちの ai はこんな面白いこと言ってくれるんだとか
うちの ai さんはねみたいな形でなんか ai というものがより人に近づいてきてるなという印象を すごく受けるようになっています
そんな様子をですね日々十人十色な番組の使い方ですね 聞けるというところはすごく面白いなぁと思って
本当にいろんなポッドキャスト番組さん聞かせていただいているなという状況です そんな形でこの練習ラジオさんも
ai を上手く使いながら日々の練習に ポッドキャストを使われているというところがこのアートワークから
読み取れたかなというところです 練習ラジオさんのエピソードも
少し聞かせていただきましたがぜひ皆さんもですね練習ラジオさんのアートワーク 見ていただいて僕と同じ印象を受けるのかそれとも違う印象を受けるのか
確認してみてくださいということでエンディングです 今回はポッドキャストアートイベント
ジャケ劇のコラボ企画ということで番組のアートワークについての話と ポッドキャスト番組練習ラジオさんのアートワークについてお話をさせていただきました
このジャケ劇のコラボ企画というのはかなりの番組さん参加されているようですので ぜひ他の番組さんのアートワークの制作事情であったりとか
そこに込められた思いみたいなところをですねぜひ聞いてみるといいかなと思います 番組では感想をお待ちしております
Xのハッシュタグ栄光3000までお越しください では今回はここまでです
現代人の皆さんも未来人の皆さんもまた次回お会いしましょう じゃあね