1. 拝啓、3000年の人類へ
  2. #8 新社会人を応援したい人たち
2022-03-27 15:42

#8 新社会人を応援したい人たち

日本ポッドキャスト協会のトークテーマ【新社会人】です。

今週のキーワード

大企業とベンチャー/ エコーチェンバー/ どれだけ多く情報を得ても偏る/ "正しさがない"ことが正しい/ 自分で情報を取りにいく時代/ 偶然の出会いの消失と機会格差/ 我々の出会い/


西暦3000年の人類に向けて、日々感じたことをゆるく垂れ流している二人。果たして、未来に届けることができるのか。


BGM素材:魔王魂

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拝啓、3000年の人類へ。私はこう考えます。
新社会人を応援したい。
日本ポッドキャスト協会のトークテーマというのがありまして、そっちのテーマを今回やってみようかなと思うんですけど、今回は新社会人というテーマがあったので、ちょっとやってみようかなと思います。
何かその新社会人というところのテーマで話題あったりしますか。
ちょっとこう新社会人に関連してというところになってしまう気がするんですが、最近あった話で、新社会人というか、そうか、新社会人か就活生がどういう企業、ベンチャーなのか大企業なのか、どういうのが今就活生にとって熱いのというところを質問したら、大企業と答えたというのが一つあります。
僕の中では、わりと世の中っていろいろベンチャーのブームが来てるんじゃないかと思っていて、
僕が触れているメディア、TwitterであったりとかTikTokであったりとか見ていても、わりとそういう話をよく見てるし、市場規模としてもそっちがどんどん強くなっていってるよねみたいな。
そういうのもよく見ているので、就活生にとってもそうなんじゃないかと、勝手に思っていて。
その就活生というのも京都大学の子で、高学歴の子こそベンチャー企業に行くみたいなところとかも、わりと僕も見ていたから、高学歴の子だったらよりそうなんじゃないかみたいなところもあったんですが、
実際に蓋を開けてみたら全然大企業の方がいいでしょうと答えていたというのがありました。
その理由とかって聞いたりしたの?
それはむしろ理由というか、その人が多く触れているメディアとは限らない、周りの人間でもそうやけれども、
その人が取り入れた情報が大企業の方が良いという情報が多かったというだけの話であって、一方でそれが僕にとってベンチャーの方が良いという情報があっただけ。
エコーチェンバーというやつですね。最近僕が言いたいすごい言葉、エコーチェンバー。
多くの人は自分の思考に偏った情報に触れることが多い。その結果、どうしても偏った情報がまるで全体を模しているというか、
全体を総合した情報のように思ってしまうということをエコーチェンバーというふうな言葉で表現するんですが、
僕にとってすごいエコーチェンバーだったなと。世の中にとってベンチャー企業が熱いというトレンドみたいなのはエコーチェンバーだったなと思う一方で、
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しかしながら、どっちがより大衆にとっての意見を言えているのか、僕が質問した就活生の方なのか、僕なのかっていうと、それはどっちとは言えない。
必ずしも僕がエコーチェンバーによってその方たちを引き終えていたというふうには言えないなというふうに思っていて。
言ってしまえば、そもそも全ての人間がそうじゃないかというのは一つ感じたことで、それを踏まえた上で、それを認知していることがまず一番大事かなというところで、
僕はその質問をするまでは割と世の中のベンチャーをやろうというような意識を持っていたが、これは偏った知識、偏った情報の中で得た僕の確信だったなというところに気づけたというのが大きいと思っていて、
全ての自分にとっての常識というか、世の中ってこれでしょっていうところって常にエコーチェンバーの可能性があるよねというところを意識として持つのが大事な気がしていて、
中学生の子も例えば大学とか親とか、多分主な情報ってそこから得ている。それが先輩か。先輩、親、大学かなっていうところからの情報が必要になってくると思うけれども、そこがすごい偏った知識であると。
一方で、いやいや俺はTikTokよく見るよ、Twitterよく見るよ、そういう人も一方でそれも偏っているのねっていうふうに、そういう意識を持っていろんな情報を取り入れていく。で、フラットに自分の中で判断していくっていうのが良いのかなと思った次第です。
話をまとめると、その中学生の方は周りの方々の情報を聞いた感じで、どちらかというと大企業の方がいいんじゃなかろうかっていう情報を得たわけなんだけど、しゅんちゃんとしては周りにベンチャーとかそういう方がもしかしたら多かったのかもしれないんだけど、
そういう話を聞いて、ベンチャーの方がいいんじゃないかっていうふうに、どちらももらった情報によるバイアスがあったというところがあって、どちらが正しいかどうかは人にはよるっていうところなのかな。
そう、人によるし、僕が思う正しさは正しさがないと思うことが一番正しい考え方なんじゃないかなと。
まあどちらも正しいよねとも言えるし、どちらも間違ってるよねとも言えるっていうところかな。
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結局、正しさはないと。
じゃあバランスよく情報を得ていくことが大事なのかなと思うんだけど、我々学生だった頃があるわけじゃないですか。
就活生だったりとか新社会人になった時とかあると思うんだけど、そういった時にどういうふうにそういったバランスを取ったような情報を得ていくかっていうのがあるかなと思っていて、これまで経験とか考えたことがありますか。
それもね、すごく難しいなと思うのは、時間は一方で有限であって。
そうだね。
例えば、就活のために自分は大学4年間会社の研究をしましたっていう経験はある種素晴らしいとなった経験であると思う一方で、でもそれでいいのだろうかと。
それよりももっとやるべきこと。例えば、筋肉を人よりつけて思いを持てるようになったとかそういうところでもいいし、いろいろ多分実際行動を取るってこともあって、一方で情報を取るってこともあってっていうところだから、何がいいのかっていうのはこれまたすごく難しいことだなと思うので、
やっぱり結局同じ結論に戻ってきてしまって申し訳ないけれども、例えば自分は数少ない一つの情報、要は就活イベントでこの場で全ての意思決定をしようと。
それまでは全力で遊ぼうとか、それまでは全力で研究に励もうとか、どんなのでもいいけれども、そういうふうに決めてしまうのもありやし、一方で僕ができる限り網羅した情報を得て意思決定をしたいから、そっちに多くの時間を使おうっていうのもありかなとは思う。
一方で今話してて一つ思ったのが、しかしながらやっぱり僕が持っている結論として、いくら情報を取ろうとしても、その情報は必ず偏りがあるから、情報を多く持つことに意味はないというふうに考えるのであれば、やっぱり情報を別に多く取ったところで、それは価値になり得ないんじゃないかなというのも今ちょっと話していて思った。
そういう意味で情報を多く取るとかに時間を要するのではなくて、もうなんか初めに例えば、運もあるからよ、私。初めに見た会社がこれだったからここに行くとか。なんかそれも全然一つ面白いやり方なんじゃないかな、かっこいいやり方なんじゃないかな、正しいやり方なんじゃないかなと今思いました。
なるほどね。入ってみてから、実際にやってみて考えを変えるってこともできるわけなので、今持っている情報で考えてみるというか、もうそこで会社なりを選ぶっていうのもあるかなっていうところだよね。
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僕はどちらかというと、いろんな情報を知っておきたかったなっていう後悔とかっていうのはあるかなと思ってて、会社とかを選ぶにしてもそこを選ぶときの確信度というか判断根拠が強いほどちゃんと選べたなって思えるだろうし、ここの会社に入ったとしてできることはこういうことあるだろうな、ああいうこともできるなっていういろんな目線でその会社を見れるようになるかなと思うんだけど、
僕は受けた会社っていうのは片手で入るぐらいなんですよね。その中で選んだわけなんですけど、それについては全然後悔はしない。一方でさっきもあったけど、大企業とかベンチャーとか、世の中には無数の会社があるわけなんですけど、
社会人になっていろんな会社を知る中で、こういった会社の目線とかこういう考え方っていうのをもっと早く知っておきたかったなっていうようなことを思うこともありますね。
確かに今よりもさらに僕らのときは多分、ベンチャーという会社があるんだよみたいなところも今よりさらに薄かった気がしていて、そういう意味では今はもうちょっとベンチャーが幅を利かせてるから、手が届いた上で意思決定ができるっていうのは一つ、今の人たちの恵まれたところなのかもしれないですね。
そうだね。ただ一方で、自分で情報を取りに行ける人かどうかっていうのが、ここ2,3年間ですごく差が開いてる部分かなと思っていて、やっぱり大学生にしろ新社会人にしろ入ってすぐに在宅勤務になる場合とか、いわゆるオンライン授業になるっていうことがあったので、いろんな人との出会いの機会っていうのは、偶然の出会いっていうのはほぼほぼなくなってしまったっていうふうに思うんだよね。
やっぱりその大学とか会社に集ったときに雑談をしたりとか、たまたまそこに行ったときに同じ席とか隣に座った人っていう人と交流することでできた関係性とか新しい知識っていうのが得られることが減ってきたので、自分からこういうものを知りたいとか、そういう意思を誰かに見せるとか、そういう機会に乗り込もうっていうのがなければ、やっぱりそういった人とのいわゆる情報格差っていうのは非常に大きい。
情報格差っていうのは広がってるんじゃないかなって思ってますね。
たしかに。それはすごいおっしゃるとおりだなって今聞いていて思いました。
僕は結構就活中に出会った子とか、隣に座ってた子と会社の立ち上げをしてたりしていて、情報という要素とは離れてしまうかもしれないけど、今の子は本当にそういう運命的な出会いかわからないけど、運によって出会ったみたいな。
そういうのがないっていうのは、いろいろ大変だなというのは確かに思うな。
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本当に出会おうと思っていかないといけないし、偶然じゃなくて必然として出会うというものしかないっていうのは、たしかに今後の幅というか。
僕も就活中の話がその3年後、就職後に切られたりしていて、そこがないのは確かにかわいそうである一方で、逆にそこは頑張って自分から作ろうとした方がいいよっていうふうに言いたいかもしれないですね。
お説教臭くならない程度に、我々がこれから新社会人になる人たちにアドバイスをするとしたら、そういったところになるんですかね。
僕個人として、新社会人の時にやっておけばよかったなとか、やろうとしたことはありましたね。
僕自身、どちらかというと技術系なわけなんですけど、最初に全体で研修があったと思うんだけど、そういったところでいろんな人がバラバラになってチームを組むわけだったんですが、
そういった時に違うチームの人と、当時はまだ飲みに行くとかできる環境だったので、飲みに行ったりとか話を聞くっていうのはやってましたね。
その後、結局知り合いに戻るっていう人がたくさんいるかもしれないんですけど、そういった人とたくさん話していくことで新しい仲間っていうのをどんどん増やした方が何かの時に助けになるかなっていうのはありますね。
僕も今、もう何年か入社してたちますけど、その時に友達になった人といまだにご飯に行ったりとか、定期的に情報交換したりとかっていうのはあるので、
最初のスタートダッシュっていうのもあるかもしれないんですけど、せっかく同じ会社に入ったりとか、同じ所属になったりっていうのもあると思うので、そういった方々といろんな話を自分からしていくっていうのは大事かなと思ってますね。
確かに僕もそれは同感で、実はあっちゃんと僕の出会いはある日、あれは研修の最中だったかな、研修の最中の中日とかで休みがあって、
大体の人はその休みを友達と飲みに行ったりとか、研修所で遊んだりとか、そういうことをしている中で、私は社宅の鍵をすでに渡されていたので、社宅を見に行ったんですね。
そしたらその社宅のエレベーターのところに一人男がいて、こいつは絶対に同期なんじゃないかと、その時可能性として全然同期じゃない可能性もあったし、だから全然知らない人である可能性もあったが、同期じゃね?ここがあっちゃんと僕の出会いでしたね。
そうでしたね。何か引っ越しの準備をしてたんだよね、新しい家。その時にたまたまエレベーターで会って話をしたところからスタートするっていう、なかなかあれもある種運命的な出会いではあったと思うんですけど、それから何年か経ってこういった形でラジオを撮るということもあるので、最初のいろんな方との出会いを大切にしてもらうといいのかなと思いますね。
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そんなところでこれから新社会人が始まる方もいるかと思いますけども、ぜひぜひ楽しんでいただければなと思いますね。
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