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皆さんこんにちは、あっちゃんです。 今、僕はヘルシンキ大聖堂の前にいます。
先日、皆さんにもご紹介した通り、なんと今年のゴールデンウィークに急遽北欧に来ることになりまして、最初の国のフィンランドに来ております。
1時間ほど前にヘルシンキに到着したわけなんですが、ホテルに荷物を置きまして、現在ヘルシンキ大聖堂の前にいます。
正直予定は全く決まってないんですが、北欧に1週間ほど滞在しますので、
それぞれの日にどんなことが起こったのか、現地から収録できたら収録していこうと思います。
さて、どんな旅行になるでしょうか? 大変楽しみです。
ヘルシンキから船で10分のところにあるソウメンリンナ島に来ました。 ここは世界遺産のソウメンリンナの要塞があるというところなんですけども、
島に上陸してから端っこにあるキングスケート、王の門という、ここが上陸するところという世界遺産の名所らしいんですけど、
ここまで結構1キロぐらい歩いてきたんですけど、全然観光客いなくて、住民の人みたいな方しかいないんですけど、
本当にヘルシンキって観光客いるんですかね?
ちょっとびっくりしちゃったんですけど、日本のオーバーツーリズムが嘘のようにめちゃくちゃ空いていて快適です。
というかここが本当に観光地として来ていいところなのかどうかっていうところ自体も怪しいぐらいなんですけど、
犬連れて歩いている人いるぐらいで、島民の人なのかな?みたいな感じなんですけど、本当に人がいなくて快適です。
今朝の8時半ぐらいなんですけど、本当に北欧って穏やかですよね。
太陽の位置が低いからかわからないんですけども、すごく眩しくて、今サングラスをしながら座っているんですけど、
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眩しい以外は本当にもう天国というか、動物しかいないし、
この世の果てに来たかのような、そんな穏やかでそして平和な場所だなという印象を今受けています。
これからまたフェリーの岩まで1キロぐらい歩いて戻るんですけども、いや良いところですね。
心を無にして散歩をしているような、すごくいい気分のできる観光名所です。
今フェリーの岩に向かって戻って途中なんですけど、今日祝日っていうのもあるんですけど、朝早いからか全くお店開いてなくて、
そうめんりんな島で何も食べられないかもしれないです。
なんか歩いている感じ、本当に臨時休業ばっかりで、
自動販売機もないですから、今手元に何も持ってないんで、
ヘルシンキのターミナルに戻ってから、朝ごはんにありつくことになりそうです。
そうめんりんな島から戻ってきたんですけど、街を歩いていると白い帽子かぶってる人が歩いてて、
みんなでどっか行くのかなと思って歩いていたんですけど、よくよく見たら街でめちゃくちゃ白い帽子かぶってる人がいたんですよ。
なんでかなと思って調べたら、
なんか祭りらしくて、
全然知らなかったんですけど、
バップっていう5月1日の祭りがどうやら開催されているらしく、
なんかみんな普通に白い帽子かぶって歩いてますね、街中の人が。
これ何かというと、高校卒業した時に白い帽子を皆さんもらうらしいんですけど、
この5月1日に皆さんその白い帽子をかぶって街中を歩くというイベントらしくてですね、
本当にもう街にいる人の半分ぐらいが白い帽子をかぶっていて、正直ちょっと笑っちゃいそうになってしまいます。
本当にトゥルーマンショーってあるじゃないですか、
一人だけ、主人公だけが映画のセットの中でのことを知らずに暮らしているみたいな話だと思うんですけど、
まさにその感じで、こんな明らかに人に見て変わっているなと思うものが目の前に繰り広げられていて、
正直なんか舞台かなんかかなと思っちゃうレベルなんですけど、本当にもう皆さん、
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若い人からご高齢の方まで白い帽子をかぶって散歩されていて、
どうやらこの帽子、黄ばんでいる方がさらに良いらしくて、白い方がダサいらしいです。
ということもあり、高校卒業から全く洗ってなかったりとか、コーヒーとかシャンパンとかかぶってても、そのままの状態で皆さん持っているらしくですね。
街の皆さんみんな白い帽子をかぶっています。
いや、すごい日に来てしまった。
初めてフィンランドに来たんですけど、これがフィンランドの常識だと思って来てしまったら危なかったですね。
ちゃんとしたお祭りということで、皆さんこのバンプを楽しまれています。
ちなみにですが、僕は有名なシナモンロールのお店に行ってきまして、
手のひらの大きさのシナモンロールを食べてきました。
お腹いっぱいです。
ということで、一旦ホテルに帰ってきまして、ようやく少し休憩ができている状態です。
朝、ホテルに荷物を置いて7時ぐらいからずっと活動していたんですけども、
先ほど多分現地からの音声を載せているかと思うんですが、その後カモメ食堂に行ってきました。
カモメ食堂というのは以前日本でも映画が公開されていましたが、カモメ食堂というそのままなんですけども、
日本の方がフィンランドの食堂を開いて、そこでの生活模様を描く作品があるんですけども、
そこの舞台となったお店がありまして、そちらの方に行ってきました。
やっぱり日本人の方がすごく多くて、僕は一人で行ったんですけど、複数人の方だと予約した方が良さそうな雰囲気でした。
注文したメニューの中で結構特徴的だったのが、トナカイのおにぎりがあったんですよね。
コース料理で注文したんですけども、イメージとしてはシグレニーみたいな味だったんですが、結構美味しかったですね。
この他にもサーモンの刺身であったりとか、お味噌汁であったりとか、うなぎのかば焼きというところであったり出てきたんですけども、
食後のデザートも頂きまして、そちらはシナモンロールとコーヒーということで、またシナモンロール食べるのかというところなんですけども、
本日約3個分くらいシナモンロールを食べつつ、加えてコーヒーも4倍くらい飲んだ形となりました。
全体的にすごく満足だったんですけども、最後にグッズもあったのでトートバッグを買ってきました。
これは結構良さそうなので、日本に戻ってから使いたいなと思います。
帰ってきてちょっといろいろ考えてたんですけど、今日一日歩いてみて、バップについてもう一回話したいなと思っていて、
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最初トレーニングマンションみたいで、みんな同じ行動をとっているというところの違和感というか、
文化の違いというところで面白おかしく捉えてしまっていたところがあるんですけど、
これよくよく考えるとすごい良いイベントだなと思いました。
というのもですね、前世代がちょこっとしたことだけで参加できるイベントというところがすごく良くて、
皆さん帽子を被っているだけなんですね、実質。
それだけでみんなで労働の権利というか、与えられた権利というところについて祝うことができるというところに加えて、
これ自体はすごくイベントによって治安の影響とかがほぼない、すごいお上品なお祭りと言いますかね、
単にみんなで祝いましょうというだけなんで、暴動みたいなところもなく、
もしかしたらそういった政治的な何かがあるのかもしれないんですが、
僕の見る限りでは皆さんただ帽子を被って、祝って、酒を飲んで、みんなで集まってというだけだったので、
すごく良いイベントだなと思って見ていました。
これはかなり日本の成人式とは対照的だなとすごく感じていて、
日本の成人式って典じゃないですか。
昔だと20歳ですけど、今だと18歳の方、もしくは両親の方ですよね。
大人になったというためのところでお祝いをされるというところがあるんですけど、
日本ってみんなでいわゆるイベントって結構少ない印象があるんですよね。
もちろん祝っている方もいらっしゃるかなと思うんですけども、
もう少し国民全体で日本の祝日みたいなところを祝うという習慣ってあんまりないような気もしていますし、
こういったバップみたいな形で、
労働者の権利というか、命令ですけど実質、
こういったところになると組合っていうところだったり、
政治参加のニュアンスがあるというだけで、結構日本が危機下げる部分もあると思うんですよね。
そういった意味ではこういった気軽な形で参加しつつ、
みんなで楽しめる、全世代で楽しめるというようなイベントっていうのは、
よく考えたらすごいいいイベントだなと改めて思いました。
あと今日歩いてて思ったんですけど、ベンチめっちゃ多いんですよ。
座れるベンチですね。
これで結構いいことだなって思ったんですよね。
今の日本というか、都会にいると皆さん感じるかもしれませんが、
ベンチ少なくないですか。
日本ってお店以外でなかなか座れる場所って最近すごくなくなっていて、
これって結構日本に今足りない部分なのかなと思いました。
もちろん治安の問題とかいろいろあるのかもしれないんですけども、
こういった形でどこでもあるということは、どこでも休める、
居込みの場になるというところでいいことだと思うんですけど、
なかなか今の都会ってベンチってないよな、座れる場所ってないよなってなってきて、
最近ちょっと話題になりましたけども、銀座とかで地べたに座ってるっていう方が結構いたりとかですね、
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そういったのもありましたけれども、そもそも座れる場所用意してないじゃんっていうのをすごく感じましたね。
そういった形で、この後もしかしたら日の入りもすごく遅いので、
また出かけてくるかもしれないんですけども、
初めてフィンランドに来て、いきなりこういった国民の休日、国民の祝日というものを体験して、
すごく刺激的な1日だったんですけども、
これを直にどこでも撮れるというポッドキャストのいいところを使って、
1年配信してみるんですけども、聞いた皆さんいかがだったでしょうか。
こんなカルチャーギャップ、バップっていうもの知らなかった人も多いと思うんですけども、
これもドキュメンタリーとして、僕の感じたものをその場で残せたということで、
かなりいいかなと思いました。
もし時間があれば、またDay2、それ以降もこういった形で、
生の声をすぐに配信したいなと思いますので、
よかったらまた続きも聞いていただけると嬉しいなと思います。
以上です。