1. 拝啓、3000年の人類へ
  2. 僕らはいつまで健康診断に行く..
2025-04-07 18:30

僕らはいつまで健康診断に行くのか? #科学系ポッドキャストの日【time coordinate: 2025.4】

健康診断との距離が近づくと、健康管理AIエージェントが到来する?

科学系ポッドキャストの日によせて、健康診断をテーマにお話しします!


科学系ポッドキャストの日 のプレイリストはこちら!

https://open.spotify.com/playlist/6V55u7G6o6hg6OzF31qIa3?si=PjzmryMvQAG172FKLcXS6A&nd=1&dlsi=ecd9e7fdcbf64b33…



この番組は、西暦3000年の、未来を生きる人類に向けて、

現代人が日々感じることや、ワクワクする未来への想いを発信し、

今を生きる皆さんと一緒に、未来に音声を残そうとする番組です。


BGM素材:DOVA-SYNDOROME、効果音ラボ


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感想等は #echo3000 でツイートしていただけると喜びマス

サマリー

このエピソードでは、健康診断の現状やその重要性について議論し、最新のテクノロジーが健康管理に与える影響を探ります。特に、スマートデバイスやアプリが健康意識を日常的に高める役割について言及し、未来の健康管理の姿を描いたSF小説『ハーモニー』に触れています。健康状態の管理が進化する中で、AIやデバイスが今後の健康診断をどのように変えていくのかについて考察します。従来の健康診断の必要性や、それによる心理的影響についても言及されています。

健康診断の意義
皆さんこんにちは、あっちゃんです。 皆さんは健康診断といえば、どんなことを思い浮かべますか?
今回は、僕らはいつまで健康診断に行くのか、と題しまして、 科学系ポッドキャストの日に寄せたエピソードをお届けします。
では本編です。今回は、科学系ポッドキャストの日に合わせたエピソードということで、 科学系ポッドキャストの日についてまずはご紹介をいたします。
この科学系ポッドキャストの日ですが、毎月10日頃に様々なポッドキャストがホストとなりまして、 トークテーマ企画を開催しているものになります。
今回の共通テーマは、保健ということで、 ポッドキャスト番組町内細菌相談室と佐々木亮の宇宙話が共同ホストになっております。
今回はこちらの企画に参加させていただきまして、 背景3000年の人類へでは健康診断をテーマに思っていること、考えていることをお話ししていきます。
さて健康診断といえば、毎年多くの方々が春先から秋ぐらいでしょうか。 場合によっては年間に渡って会社から実施の連絡が来て、会社の中での健康診断のブースであったりとか、
病院に行きまして受診をするというような、ある種毎年の定番イベントかなと思っております。
ある意味では現実を突きつけられる審判の日であったりしまして、 この健康診断を開催するという通知が来ますと、その開催日に向けて少しでも健康であろうとするために、
急に飲食生活の改善を図ろうとしたりとか、多少体重を落としたりとか、 数値を良くしたいということで運動を急遽始める方も多いのかなと思っております。
その結果として健康診断を受講した後、数値を見てみると案外去年と変わらないような数値が出ていたりとかですね、
その後ちょっと悪いからちゃんと食事制限しましょうねとか、食事に気をつけましょうねっていう形で、何かしらの食事指導の紙とか、
そういったお医者様からのお言葉をいただく場面もあるかなと思うんですけども、結局その食生活に気をつけるというところもですね、
1週間もって2週間ぐらいでですね、続かないという方も多いのかなと思いまして、 多くの方々が同じ過ちを毎年繰り返しているというような側面もあるんじゃないかなと思っております。
スマートデバイスの進化
まあその中でですね、やっぱり改善しないといけないなっていうふうに何かしら取り組み始める方々も一定数いるかなと思うんですけども、
その健康改善を取り組む際にもやはりハードルがありまして、健康を気をつけようかということで、生活の改善、食生活とか運動習慣ですよね。
そういったものを改善を始めてみたはいいんですけども、自分にとって何から手をつけるべきかというところを悩んだりとか、
やっぱ今日仕事使えてるからやめとこうとか、明日から始めようみたいな話とか、3日坊主に終わっちゃいとかいう形で、
なかなかそのいきなりですね、生活習慣とか食生活を変えるというところに対して、
記録を取ったりとか行動するっていうところに面倒くささっていうのがあるのかなというのが正直なところだと思っております。
例えばですね、いろんな今のスマートフォンのアプリケーションとかありますけども、そういったところに健康管理の記録をつけるというところでも、
写真でコンダテをスキャンするみたいな機能が最近はありますが、レシピと紐づけられたとしてもレシピに使われているものと、
材料とか量とかそういったものも違うということで、どうやって登録すればいいんだっけとか、
体重計に乗るくらいだったらいいんだけど、それを毎日どこかに記録をつけて、何か料理と紐づけなきゃいけないみたいなところで、日々のハードルというのがあるのかなと思っています。
そういった面倒くさい側面もあるんですが、割と進展しているものも世の中には今ではたくさんあって、
気軽に健康であったり、体調管理をしてくれるようなアプリケーションであったりとか、健康のスマートデバイスみたいなところもここ10年ぐらいでかなり進歩しているかなと思っています。
例えば自分が使っているもので言うと、Apple Watchを去年から使い始めているんですけども、
このApple Watchでは様々な健康にまつわるような機能がついていまして、いろいろと勝手に記録をつけてありしてくれています。
もう少し細かな例を挙げていくと、例えば1日の歩行距離であったり、運動した後のカロリー量みたいなところを自動でつけてくれていたりとか、
1時間ごとにずっと座っている場合には立ちましょうというようなアラートが上がったりとか、心拍数が多い時ですね、例えばジョギングしている時とか、あとはお酒を飲んでいる時ですよね。
そういったところに心拍数が急激に上がってますみたいなアラートを上げてくれたりとか、これも知らなかったんですけども、大きな音が出ているところにいると耳に影響のある音量の音が出てますよみたいなところも
顕著して声をかけてくれるというのも機能として入っていたりします。
というようにですね、自身の現在の体調だけではなく、今置かれている環境における健康への被害、影響というところも教えてくれるというところまで進んでいるというような状況です。
こういったスマートデバイスとかアプリケーションというところを通じて、これらによって健康の管理というところは1年に1回思い出す機会があって、そこで1年の健康指針みたいなところを考えたり、もしくはちょっと実行したりというところがあったんですけども、
もう少し身近に健康を意識する場面というところが、こういったスマートフォンのアプリであったりとか、スマートデバイスというところで行われてきているというような状況が今結構あるのかなと思っています。
僕自身は約8、9ヶ月ぐらいApple Watchをつけたりとかしながら日々生活をしたりというところをしているんですけども、今できているのは脈とかですね、そういったスタンドするというか立つというところだったりするわけなんですけど、ここまで来たらもう血液の検査とかもそのデバイスをベースに何かしらの方法で判断されるというところができれば、
未来の健康管理
自分自身で血液検査にわざわざ行ったりとか、健康診断というところにわざわざ行かなくても日々の意識改善であったり、健康管理につながるんじゃないかなと思っていました。
そういったものってないのかなっていうふうに最近考える機会があったんですけども、正直そこまでできているものを見なくても、すでにですね、その未来が描かれている小説というのがあるということを思い出したんですよ。
それがですね、SFの中では有名なんですけども、伊藤計画という方が書いたハーモニーという小説なんですよ。 その小説なんですが、健康と幸福というところが義務になっているお話でして、その中に登場するデバイスとしてウォッチミーというものがあります。
これは何かと言いますと、体内に埋め込まれているナノマシンなんですけども、そのナノマシンが人々の健康状態というところを常時監視して管理しているシステムなんですね。
で、このウォッチミーが個人の身体的なデータっていうところを生きる二夫と書いて政府っていうのがあるんですけども、そこに送付をして自動的に薬を提供したりっていうところをするようになっていて、生命維持というところを徹底的にサポートするようなものになっていて、それが故に病気が排除されているというような社会というお話の世界観になっております。
こういったですね、ウォッチミーみたいな形で健康が自動的に管理をされて薬が直接投与されるみたいなところについては、正直様々なリスクであったり倫理的な課題があるので、まだまだ直近では難しいかもしれませんが、健康管理というところの視点でいうと、そこが自動的に管理されるというところは結構そう遠くない未来に来ているのかなと思っています。
少し話題がそれるかもしれませんが、実は2025年に入ってですね、かなりAIエージェントという言葉がAIの界隈といいますか、業界でも流行ってきているというのがあるんですけども、これはですね、最近だとですね、中国の会社が開発したマヌスというAIエージェントというのが話題になっているんですけども、完全自立型のAIエージェントということで話題になっています。
ここ数年、生成AIといいますか、皆さんもご存知の通り、チャットGPTみたいなところが流行っていますが、こういったものとの違いとしては、チャットを何度もやり取りするというところがなくてですね、権限をAIに移情することで、勝手にAIがタスクをこなしてくれて、最終的な結果を出してくれるというものになっているというのが違いです。
例えばなんですけど、旅行の計画とかですよね。そういったところで権限を移情すると、行きたいところだけを指定すると、勝手に航空券の予約決済まで済ませていたりとか、ホテルも予約を終わらせていて支払いを済ませているといったようにですね、途中で人間に確認を挟むフェーズというのがなくなることによって、すべて自動化をすることができるというところが大きなメリットとして挙げられています。
この他にも、日常的なメールの返信であったりとか、スケジュール管理というところも完全自動化ができるということで、ビジネスでかなりお忙しい方々も、本当に秘書のような形で使っていくことができるんじゃないかということで、いろんなデモンストレーションであったりとか、実際に一部使われ始めているというところが、AIの業界では現状始まってきているというようなお話です。
今お話ししたAIエージェントと、この健康管理の未来ですね。BotchMeというナノマシンというところを見ていると、健康管理のAIエージェントというところが近々到来してもおかしくないなというふうに思っています。
これまでは、例えばアスケンみたいなのがありますけども、自分で食べた料理を写真を撮って、それをアップロードするっていうところであったりとか、自分で体重計に乗ってとか、自分で運動をしてみたいなところが、能動的に健康状態を自分から入れていく必要があったんですけども、近い将来、こちらから入力する必要もなく、勝手に食事をしているものから食事計画、健康状態というところを表示をしたりとかですね、
自分の今の健康状態に合わせたレストランの予約だけじゃなくて、レストランのメニューまで予約をされたりっていう未来も近々あるのかなと思っています。
今、皆さんがAIを使う中で、ネットの海から検索してきたものっていうものに基づいて結果を返すというところが主流になっているかもしれませんが、今後はリアルタイムで自分自身の血液情報とか健康状態というところがデータ化されてアップロードされることによって、自分自身の体調に基づいた食事、メニュー、行動みたいなところが勝手に、自動的に支持されるということも可能になると思っています。
その結果として、あなたは今こういう状態だから何々を食べてくださいとか、あなたの今食べた晩御飯の量は適切ではないですとか、極端な話、このままの食生活を続けたら何年後にこういった病気にかかってこのくらいに死んでしまいます、みたいなことを言われかねないなと思っています。
さらにはですね、そういった事実的なAIによって、今はですね、血液とかの情報とかは取りながらってなかなかできないと思うんですけども、今の健康状態に合わせて、例えばApple Watchとかっていうのはデバイスであり決済とかともつながっているので、食べてはいけない料理とかに対して電子決済ができないようにブロックされたりとか、薬の投与はできないんだけど、
健康に関するデータの側面から自分自身の行動というところにも制限がかけられるなんてこともあるのかなと思っています。正直ここまで来ると、本当に健康と言いつつもなんか胃袋を握られるというよりは、AIに命を握られるというところに等しいのかなと思ってて、
この今現状の未来の先には、先ほど紹介したハーモニーのウォッチミーみたいな形で、国にデータが送信されて、自分自身の健康や生き方が支配されるというところもありえなくはないかなと思っています。
なんかそれってちょっと悲しいなと思う側面があって、体は基本的には健康と言いますか、健康寿命は伸びるというところがあるんですけど、なんかその自分が食べたいものとか自分がやりたい行動というところも指示をされて、それに対してそれ以外のものが制限されるというところは、なんか体健康だけど心って健康なのかなっていうのをふと思ったんですよ。
こういったヘルスケアのデバイスとかを使って、自身の健康状態というところをリアルタイムにセンシングしていくというところはいいんですけども、それによって健康診断をしなくて済むというような幸せというのか不安感の除外というところはある一方で、
健康診断の重要性
実は健康をずっと掌握される、支配されるというところの方が実は人にとっては不幸なんだなっていう側面もあるなと思って、なんかそこを考えるとなんか悲しいなぁと思ったりもするわけですよね。
例えば今日ビールが飲みたいなぁと思ったときに、すべて電子決済化されているような社会ではビールの決済ができないので、そもそもビールが買えないとか、あとは運動してないから今日はカロリーを摂ってはいけないみたいなことで、電子ロックがかかった食料骨から食事が取り出せないとか、
なんかそういった形でいろんな制限をかけられて、精神的には結構不幸なことも考えるかなと思っていて、なんかそう考えると、そういった未来もいい人はいいと思うんですけど、なんか今現状我々がこの年に1回とかの健康診断の結果で一喜一憂したいとかですね、
そこに向かって少しでも健康でいようっていうふうに気づく瞬間がある方が実は幸せだったりするのかなと思ったりもしました。もちろん不健康になってしまって、いわゆる健康寿命が短くなることで、辛い生き方をしなければいけない時間が長くなるというのもかなり辛いので嫌なんですけども、
究極の健康といいますか、今現状、日常的にこうやっていろんなデータがセンシングされていく中で、どんどんと物理的な血液データであったりとか、その人の細胞のデータなんかわかんないですけども、そういったものを含めた究極の健康に近づきすぎるのも、なんか考えものだよなっていうのを今回いろいろ調べてて思いました。
ということで、健康には気をつけたいんだけども、健康診断はちょっと不安だなといまだに思っている、2025年4月の兼大臣でした。
ということで、エンディングです。
今回は科学系ポッドキャストの日に寄せて、自身の健康把握がより短くなったこと、そしてそれが故に今後AIによって管理をされていくとか、SFの世界でも既に提示がされているような健康管理がどうなっていき、どんな世界が広がっていくのか、少し考えてみました。
極端な話をすると、自分の生き方というところにも通じていくような部分ですので、健康には気をつけたいんですけども、生きすぎた健康管理にならないように、自分自身で自分の健康を手綱として握っておきたいなと思いました。
概要欄にですね、今回の科学系ポッドキャストの日のプレイリストもございますので、ぜひ他の番組のエピソードも合わせてお気になっていただけると嬉しいです。
番組では感想をお待ちしています。
Xのハッシュタグ、エコー3000までお寄せください。
では今回はここまでです。
兼大臣の皆さんも、未来人の皆さんも、また次回お会いしましょう。
じゃね。
ご視聴ありがとうございました。
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