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2023-04-01 13:39

自分の作品✨絵本「夢の花」を読んでみる🤣

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00:06
おはようございます。絵本作家のアポロです。 このチャンネルは、絵本作家が絵本とNFTを書き合わせることで、
どのようにすれば多くの人に作品を届けることができるかを深掘りしていきます。 気軽に質問や感想など、コメントいただけると嬉しいです。
はい。 昨日は鈴木のりたけさんの絵本を読ませていただいたんですけど、
配信が終わった後で気づいたんですけど、 こういう著作権がある作品を
無断で放送してしまうっていうのは、やっぱりちょっと放送上、 問題があるかなっていうことに気がついたので、
申し訳ありませんでした。 せっかく聞いてくださった方には本当に
申し訳ないんですけど、この放送の後で前回の放送を削除しようかなと思います。
で、 今日は本当はまた鈴木のりたけさんのケチャップマンを読もうかなって思ってたんですけど、
それはやめにして、自分の一番最初の出版作品の夢の花っていう作品をですね、ちょっと恥ずかしいけど、
読んでみようかなと思いますので、よかったら聞いてください。
夢の花。 のんちゃんは小学5年生。
放課後はバレーボールをしています。 4年生の時から大好きなゆきちゃんと一緒に入部して、
早1年と半年。 最近はずいぶんボールが上がるようになったので、
のんちゃんは苦しくても練習が大好きでした。 それでは新人選の出場選手を発表します。
監督がみんなを集めて言いました。 レフト大木、木下。
ゆきちゃんはセンターに選ばれました。 のんちゃんは補欠でした。
いいなぁゆきちゃん、大会に出るんだ。 のんちゃんは羨ましい気持ちでいっぱいでした。
新人選を前に練習にも力が入ります。 のんちゃん、もっとしっかりボール拾ってよ。
いつも優しかったゆきちゃんが、なぜか急にきつい言い方をしたので、 のんちゃんはすごく悲しくなりました。
そんな言い方しなくてもいいのに。 私だって選手になって大会に出たいのに。
03:07
のんちゃんの胸は締め付けられるように痛みました。 次の日目が覚めると、枕元に小さな袋が置いてありました。
なんだろう。 夢の花と書かれた袋には一粒の種が入っていました。
種と一緒に入っていた紙には、こう書いてありました。
夢の花を咲かせてみませんか。 あなたの夢が叶った時、大輪の花を咲かせます。
どんな花が咲くのか、それは育てたあなたにしかわかりません。
はじめにほんの少しの水があれば、それから後は水も太陽もいりません。
あなたの夢を叶える力があれば育ちます。 どうか私を花にしてください。
夢か。 私の夢はやっぱりバレーボール選手。
ゆきちゃんやみんなと楽しくバレーをやれるようになること。 かな。
自信ないけど、願いが叶いますように。 それにしてもどんな花が咲くのかな。
この種って一体誰が持ってきたんだろう。
のんちゃんは植木鉢に土を入れ、種を埋めました。 そして少しだけ水をやりました。
のんちゃんは不思議でいっぱいでしたが、 ワクワクしながら頑張ってみることにしました。
お母さん、行ってきます。 行ってらっしゃい。
放課後、のんちゃんはいつもより少し早く体育館に向かいました。 みんなが集まる前にボールやネットの準備をしようと急ぎました。
おお、田中、今日はえらく早いな。 監督がやってきて言いました。
のんちゃんはちょっと嬉しくなりました。 やる気満々ののんちゃんでしたが、
今日の練習もほとんどボール広いでした。 そんな練習が何日も続きました。
毎日毎日こんなんじゃつまらない。 バレーだって上手になるわけないよ。
選手の人たちみたいに練習したいよ。 のんちゃんはとうとう泣き出してしまいました。
そんな時、ふと見ると植木鉢から小さな芽が出ています。
のんちゃんは夢の花に少し元気をもらったような気がして涙を拭いたのでした。 夕食の時、夢の花のこと、練習がつまらないことをお母さんに打ち明けました。
06:14
それはきっと、のりこが夢に向かって頑張っているから、芽が出たんだと思うよ。 つまらなくたって、ボール広いは大事な役割でしょ。
のりこたちがいるから、みんな練習できるんでしょ。 休まずに頑張っているのりこを、夢の花はちゃんと見てくれている。
いつか選手になった時、のりこはボールを拾ってくれる人の気持ち、 わかってあげれるんだから、その分みんなと楽しくバレーができると思うよ。
がんばって、のりこ。 夢の花、どんな花が咲くのかな?
楽しみね。 そう、お母さんは言ってくれました。
のんちゃんは、うんと気持ちが楽になって、 ボール広いでも、みんなと一緒に頑張ろう、
と思えるようになりました。 ある日、
のんちゃん、今日の練習休むから、監督にそう言っといて。 と、声をかけてきたのは、ゆきちゃんでした。
どうしたの?熱でもあるの?
よっちゃんと会わなくて。 私、アタック決めたいのに、よっちゃんのトスが悪いから。
何回練習しても、うまくいかないし。 ゆきちゃんは、ちょっと怒った感じで悔しそうに言いました。
そんなゆきちゃん、 よっちゃんのせいだけにしたら、いけないんじゃない?
のんちゃんがそう言うと、 のんちゃんなんかに、私の気持ちわかるわけないでしょ?
ゆきちゃんはそう言って、走って行ってしまいました。
のんちゃんは、がっかりしました。
でも、 長谷川さんは、風邪をひいたのでお休みです。
というしかありませんでした。 次の日、ゆきちゃんは学校もお休みでした。
練習が終わると、大急ぎで家に帰ったのんちゃんは、 ランドセルも下ろさずに、受話器を取りました。
風邪をひいて、休んだことになってるから。 ありがとう、のんちゃん。
私、昨日あんなこと言ってごめんね。 うんうん、
選手って大変だね。 明日は学校行くから。
練習も頑張るから。 うん、頑張ろう。
それからののんちゃんは、ボール拾いも、 レシーブも、サーブの練習も、
09:04
なんでも、もっと一生懸命頑張りました。 すると、不思議と練習がまた楽しくなってきました。
のんちゃんは補欠のままでしたが、 いつの間にかそんなこと、どうでもよくなっていたのです。
いよいよ新人戦の前日。 夢の花に小さなつぼみができました。
のりこは夢に向かって頑張っているのね。 どうか一度でいいから試合に出させてあげてください。
お母さんはつぼみにお願いしました。 新人戦が始まりました。
選手のゆきちゃんも、補欠ののんちゃんも、 みんなユニフォームをかっこよく着こなしました。
さあみんな、頑張るぞ! ファイト!
試合が始まりました。 どちらも一点を争ういいゲームです。
のんちゃんも声が枯れるほど応援しています。 頑張れー!
しかし、ピピッピー!
相手のアタックが決まって、 1セット目を落としてしまいました。
がっかりしている選手たちに、 惜しかったなぁ。いいか?みんな、みんなでボールをつなぐんだぞ!
監督がそう言いました。 みんなが心を一つにして2セット目。
頑張って、なんとか勝つことができました。 3セット目を勝った方が、2回戦に進めます。
よしよし、その調子だ! とにかく思い切っていこう!
監督も選手も気合が入ります。 3セット目、17対18。
接戦のまま、ゲームは終盤を迎えました。 メンバーチェンジ!
監督が声を上げました。 中田、サーブだ!
ネットの1メートル上を狙って打ってみろ! ポンッと背中を押されたのんちゃんの体に、ビリビリッと電気が走りました。
うわぁ、どうしよう! 足が震え、今にも心臓が飛び出しそうでした。
体の震えを抑えたくて、 のんちゃんはボールを頭にこすりつけました。
どうか、サーブが入りますように! 行くよ、それ!
ボールは勢いよく、甲を描いてネットを越えていきました。 ピーッ!
12:06
ボールを叩いて、どのくらいの時間が経ったでしょう。 みんながのんちゃんに駆け寄ってきます。
のんちゃん、ナイスサーブ! のんちゃん、すごいよ!
のんちゃんはまるで夢を見ているように、 ふわふわした嬉しい気持ちでいっぱいでした。
そして最後に、ゆきちゃんがアタックを決めました。 ゲームセット!
のんちゃんたちはついに1回戦を勝利したのでした。 ただいま!
玄関のドアを開けるなり、 のんちゃんは階段を駆け上がりました。
そしてついに、 わー!咲いた!咲いたんだ!
のんちゃんは瞳をキラキラさせて、 ほっぺをほんのりピンクに染めて、
ありがとう、 そうつぶやきました。
のんちゃんの育てた夢の花、 それはとても力強く、
優しい暖かい光を放って、 のんちゃんを見つめていました。
夢の花、おしまい。
長っ! 私、30ページも書いとる。
13:39

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