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2025-06-16 11:26

母と殿下のアルプススタンド / 高校野球, 少年野球, 彬子女王殿下

球児たちを応援する母親や応援団や彬子女王殿下のお話(5月31日収録)

早見和真著『アルプス席の母』を読む/選手の母の視点から見る野球/保護者に強いられる独特なルール/少年野球の監督やコーチも大変/子が野球をやっていなければ袖を通さないであろうTシャツ/母校の応援団の奇天烈なルール/彬子女王殿下のオールナイトニッポンを聴く/高校野球がお好きな殿下/ご贔屓は出雲大社高校/殿下に甲子園速報を伝える側衛の方の尊さ


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サマリー

このエピソードでは、高校野球を題材にした小説「アルプス関の母」が紹介され、母親の視点から描かれる熱意や厳しいルールについて語られています。また、秋子女王殿下の野球に対する情熱やエピソードについても触れられています。

アルプス関の母の紹介
中年野球部 プレイボーイズ 右投げ 左打ち 校長です。
右投げ 右打ち 顧問です。
左投げ 右打ち 会長です。
本日も5月31日。
本日は、中年野球部の文化部ということで、
昨年ですね、巻目学さんの、
8月の五所グランド。
五所グランドっていう本をちょっと紹介したと思うんですけど、
最近ですね、別の野球っぽい小説を読みまして、
それが非常に面白かったので、ちょっとご紹介したいんですけど、
アルプス関の母っていう本で、
この方は存じ上げないんですけど、早見一さんという作家さんが書かれており、
本屋大賞にノミネートされてるんだ、みたいな感じで、
あとサイトロに惹かれて買って読んでみたら、
すごい面白かったんで、
高校野球をしている息子がいるお母さんが主人公。
自分の息子が高校3年間野球をしている間のことを、
お母さんの視点から描いているっていう、
そういう小説なんですけど、
甲子園を目指すような高校に通う息子がいるんですよね。
なんだけど、お母さんはめちゃくちゃ野球に熱心っていう感じでもなくて、
息子が好きって言うから、高校も頑張ってっていう感じなんですけど、
周りとかはそういうわけでもないんですよ。
本当に家族ぐるみで必死なところとかもあって、
しかも共合校だから、父系の間のルールも厳しいんですよ。
席は3年生の親から順番に座らないといけないとか、
帽子はかぶっちゃいけない、サンバイザーしかダメ、
日傘禁止とか、勝手に声かけしちゃダメとか、
そういうのもめんどくさいなって思いながらやってるようなお母さんなんですけど、
これね、書き出しがすごい良かったんですよ、最初が。
最初公開してあるんで、プレビューアマゾンで出てるから、
多分一定大丈夫だと思うんですけど、
甲子園の試合で、母さんは父系の席にいて、
金箔の場面、息子が通ってる高校が、
そこに息子がようやく初めて出てくるんです。
それで伝令として出てくるんですよ。
伝令として出てきた息子を見て、
それまでこういうルールとかめんどくさいなと思ったんだけど、
なんかもう衝動を抑えきれなくなって、
息子の名前を大声で呼んじゃう。伝令の息子に対して。
っていうところから小説が始まるんで。
もう泣きそう。
その子がなんでその高校に入ったかとか、
高校でどんな風に過ごしてるかとか。
子も親も成長するみたいな小説なんですけど、
あれがすごい面白かったんですよ。
伝令で叫んじゃうんだ。
そう、伝令で叫んじゃう。
本当だね。
少年野球とか、親の積極性が問われるみたいな、
お茶だし当番があったりとか、
監督のお弁当も作らないといけないとか。
で、校長って確か少年野球されてたんですよ。
やってました。小学校からやってた。
そういうのってあったんですか。
うちのチームはまだ比較的わきあいあいとしてたかもしれないですね。
大変だったでしょうね、でも。
今思えば親は大変だったと思う。
でも偉いのはやっぱり監督、コーチもボランティアですからね。
少年野球に関しては。
そうなんだ。
もらうって言っても、本当ビビたるもんだから。
もう普通に一般の仕事してて、余った時間にっていうのが、
それで飯食う人なんて一人もいないよな。
周りのチームって、僕なんかの周りではですね。
ガソリン代が出るとか。
そっか、じゃあ弁当作ってもらわないとあれかもですね。
ひもしいんですよね。
でもその独特のルールがあるっていうのも非常に、なるほどって思うな。
私の元同僚の息子が今少年野球やってるらしくて、
すっごいオシャレな人なんですよ、元同僚は。
だけど、その少年野球チームのルールに合わせて、
ショッキングピンクのそろいのTシャツを着ないといけない。
なるほど。
漢字で必勝みたいな文字が書いてある。
息子が入ってなかったら袖を通さないであろう。
Tシャツをね、着ないといけないって言ってて。
球場を予約したりとか、もう親が来ないといけないから、
練習所を予約するためにオンライン予約の開始される日に、
みんな連打して、親がね。
なんかほら、母の日のプロ野球中継見てたら、
解説者の人もみんな言ってる。
野球は本当にお母さんのおかげだって。
そんなことも含めてでしょうね。
アルプス席の母。
いいですね。
その伝令に声かけるって、なるほどなと思いました。
スタメンどころか、台打でも中継でも出れてないことが一発でわかる一行ですね。
うちの高校、一回も甲子園とか出たことないんですけど、
応援がとにかく厳しくて、好きに応援できないんですよ。
ガッチリ型が決まってて、打ったら打った時の、
マイみたいなのがあって。
そのある程度やっぱ強い高校ってこと?
強くないのに伝統だけがあるんですよね。応援団っていう。
いいとこで打った瞬間、キャーってなる瞬間がめちゃくちゃ怒られるんですよ。
違うことしたら。
常にシーンとしてなきゃいけないんですよ。
嫌だね。
私生活にまで関わってくるんですよ。野球だけじゃなくて応援団。
厳しいね。
応援学式の日にまず体育館に集められて、説教から始まるんですよ。
応援団って高校生なんだよね?
なんかもう坊主でヒゲが生えてて、裸足で下駄で。
バンカラなんだ。
そうそうバンカラ。紐のベルトしてて。
紐のベルトしてんの?すごいね。
ドラマでしか見たことない紐のベルト。
入学して1週間、2週間ぐらい応援指導っていうのがあって、野球部を応援するための指導が朝、放課後あって。
サッカー部は応援しないの?
サッカー部はしない。
野球部と応援団。
重剣道も強かったので、野球の応援しかしない。
へー。不思議。
ミッキー回すミッキー回すとかですよ。
それをすっごい人間に。笑ったらいけないの。リアル笑ったらいけないの。
私笑い情報だから、声出して笑った瞬間に、私家業なんですけど、亜業の人だけが連れていかれて。
グラウンドで練習してたんですけど、スカートで笑った女子、星座させられて砂場に、そこで歌わされてて。
なんで亜業の子が最初だから?
亜業が見せしめなんで。
見せしめでしょうね。誰が笑ったかわからなかったから、家業の私も笑ってたんですけど。
すごいね。
今では違うよね?絶対。
いや、多分もう当時から問題になってたんですよ。
へー。
それもその野球部を応援するためのちょっとしたルール。ちょっとしたじゃないね。
ガチガチの。
野球部がやりづらいね。
そうですよ。なんかすいません。
なんかすいませんですよね。
アルプス関の母、ぜひ読んでみてください。
少年野球と親の関与
読んでみよう。
泣くと思う。おかししようと思ってたんですけど。
この前実家帰った時にちょうど読んでて、そのまま置いてきちゃったんですよ。
お母さん泣いてるんじゃないですか。
泣いてるかもしれない。
母親たちの熱湯甲子園っていうフレーズが紹介部分が書いてある。
私応援団で小説書いてみようかな。
いいじゃないですか。
ちょっと車に構える女子高生。
いつの間にか応援団に入っちゃうのかな。
そうだね。気づいたらね。
なるほどね。いいですね。
光るシーンから始まる。
めっちゃいい。
会長に教えてもらった。
秋子女王殿下でいいのかな。
皇室の方ですね。
秋子女王殿下が書かれた赤と青のガウンっていうエッセイがあるんですけど、
それがすごい面白かったんですよ。
ミリオンセラー。
ミリオンセラーじゃないよ。
CDみたい。
ベストセラー。
よく出てきた。
それがすごい話題になって、
オールナイトニッポンゲストというか、
そういうの出たの?
ゲストDJということで出られて、2時間喋られたんですけど、
その中で野球の話をしてたんですよね。
高校野球を見るのが好きって。
去年、中年野球部で高校野球の話をしたときに、
出たときがイズモ島スデー。
イズモ島タウンタイ・佐世田実業ですよね。
あの試合すごいよかったじゃないですか。
その試合を、たまたまイズモにいて見られていたと。
テレ観で。
こっからコモ使ってます?
歌舞伎鑑賞で見れなくなると六回から、
そこへの方に試合を見守っていてね、と託して、
カブキ鑑賞終えた殿下が出てきたら、
いそいそしてたらしいんですよ。早く伝えたくて仕方ないみたいな。その熱意を込めて報告してくれたらしいんですけど
バントシフト敷いて内野5人になってとか、とにかく細かく教えてくれて
殿下はその後見逃し配信などで4回も試合を振り返ってたらしいんですよね。その度に泣いたと。でもこの即英が教えてくれたダイジェストが一番興奮しました
っていうのがもうめちゃくちゃ絵が浮かんで、いいエピソードだなぁ。いいよね。
即英の方って家族よりも一緒にいる時間が長いらしいんですよ。 なんかラノベみたいと思った。
殿下!こうでしたぞ、殿下に。
ほうほうみたいなことなんだろうね。
秋子女王殿下の野球愛
あのお話もすごいお上手で。挨拶のデフォルトがご機嫌ようの方が喋るこの出雲大社の3回戦の話。
興奮して喋ってんの?ちょっと。
静かに、淡々と、お上品に。
利き手の男性が落語家なんですけど、その方もとても綺麗な言葉で、葉書職人さんなの。
あの葉書を出される方も、まず最初の挨拶が秋子女王殿下に置かれましては。
みんな背筋が伸びてた。
いや、面白かったです。いい2時間でした。
あ、そうですか。すごい。
こんな感じですか。
こんな感じですかね。
ではでは、ゲームセット。
明日!
11:26

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