2024-03-15 46:12

・次世代にツケ回しをする経済学者・出生数過去最少を更新・ムダな政倫審でアリバイ作り・大荒れ国会令和6年度予算案・ 立憲民主党の抵抗は何だったのか・若者が子供を持つことをあきらめる国

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サマリー

経済学者の国債借金批判や日本の少子化問題が深刻化している現在、ブログやSNSが人々の情報交換や交流の場となり、ネットコミュニティが盛り上がっています。技術ブログを通したマーケティングの有効性が高まっており、GPT-4をはじめとするAI技術の進歩がそのマーケティングに与える影響についても考えられています。政府与党と野党の駆け引きが続いている中、予算案の採決が行われています。一方、若い未婚男女の子供に対する意欲が低下し、子供を持つことを諦める国の現状が深刻化しています。若者が子供を持つことをあきらめる現状について真剣に考えていかなければならないと感じられ、そうした社会を何とか正すべきだと考えられます。

経済学者の国債借金批判
こんにちは、あんどうひろしです。このポッドキャストは、私がYouTubeで配信しているあんちゃんの何でも言いたい放題を1週間分、再編集してお聞きになれるようにしたものです。
歩きながら、運転しながら、電車の中でもお好きな時間に聞いてください。世の中の様々な事柄を独自の視点で伝えていきます。
それではまず、この話題からです。
いつもの土井武郎さんがまた新しい記事を書いております。
成長で財政は黒字化と鷹をくくる人に伝えたい。借金をツケ回すコストイコール利払い費が増えていく。利払い費が増えていくんで大変だー、という記事ですね。
土井武郎さん、慶応下塾大学経済学部教授。我が母校ながら、本当に恥ずかしいなぁと思います。
今を生きる国民が便益を受け、後の世代が支出を賄う、というサブタイトルがついてますけれども、
今を生きる国民が便益を受けて、後の世代が支出を賄う。完全にこの国債というものを借金で借りたものだから、国民が返さなきゃいけないものだ、というふうに思ってるわけですね。
で、もう今更この考え方は、多分土井先生は変えられないでしょうね。なのでずーっとこれを言い続けるしかないという、
天動説と地動説があるとしたら、天動説で今まで言ってきちゃったもんだから、天動説がとにかく正しいんだと言い続けなきゃいけない。
地動説なんてとんでもない。そんな地面が動くなんてあるはずないじゃないかっていうのと一緒ですよ。
その頃の天動説と地動説、天動説から地動説に変わる頃だって、地動説を訴えてる人はバカ扱いされたわけですよね。
頭おかしいんじゃないかと。俺たちが立ってる地面が動いてるはずないじゃないかと。何を言ってるんだみたいな感じで、相当バカにされてたと思うんですけど。
今も何か似たようなもんですよね。国債を発行すると新しい通貨が生まれてくるんだって言うと、
そんなうちでの小物みたいな話あるわけないじゃないかみたいに反論されたりして、国債の残高が積み上がっていくと、
後の世代への借金の付け回しだからこんなことやっちゃいけないよって言うと、そうだそうだってそっちのほうがわかりやすいもんですから、
借金を積み増しちゃいけないと、後の世代に付け回ししちゃいけないと言うと、
そうだそうだってみんなそっちに洗脳されてるから、そうだそうだって言う人が多い。
そしてそれを学者が言うと、やっぱりそうだよなーと。
どりたけろうさんみたいな偉い先生が言ってるんだし、国債積み上げちゃいけないよなーってみんな思うわけですよね。
でも考えてもらいたいんですけれど、後の世代への付け回しって何ですか?
もう今、日本のGDPは世界第4位にいよいよ転落しました。
近いうちにはGDPは世界第5位に落ちていくのはほぼ確実という状況になっておりますし、
若い世代はどうかというと、昇格金という巨額の借金を背負って社会に出ていくことになってるわけですね。
安定した雇用もなく、そしてまともな給料がなく、そして長く勤めていても賃金が上がる見込みがないから結婚もできなくて、
結婚できないから子供も持てないという状況になっていて、
でも今や50代の男性になってくると、4分の1ぐらいが50になるまで一度も結婚したことがないという状況になってるんですよね。
そうなってくれば当然少子化は進むわけで、経済的に困窮していて先の見通しが立てられないから結婚できない。
結婚できないから当然子供が持てない。
そして社会に出るときには、正真正銘の借金を背負って社会に出ていくということになってます。
これは付け回しじゃないんでしょうか。
これこそが社会、これこそが次の世代への付け回しですよね。
まさに正真正銘の借金を背負わされて、それで給料も上がらない、安い賃金で武器使われて、先の見通しも立てられないような生活を強いられてるわけですよ。
経済学者であれば、この状況おかしいだろうということに対して、きちんと提言をし、
そして失業をなくしてみんなが安心して暮らせる世の中を作るっていうのが経済学の基本だと思うんですよね。
だけどこの経済学者はそんなこと考えてなくて、借金を積み回しちゃいけない。
もうそればっかりですよ。借金を積み回しちゃいけない。
借金を積み回しちゃいけない。そして次の世代に付けを回しちゃいけない。
それでまたこの記事の最後の方はこんな感じですよ。
利払い費が増えていくと、利払い費が増えることで歳出総額が増えると、利払い費が増えるほどに税収が増えなければ国債発行を増やさないと収支の長尻が合わず、結果として交際依存度が上昇することになる。
これから脱却して物価上昇率が安定して2%貧乏になれば当然として国債金利も上昇する。それに伴い利払い費も増加する。
この利払い費はこれまで今を生きる世代が負うべき税負担を回避して発行してきた国債に伴う費用である。
いわば交代に付けを回したことに伴うコストである。それすら払わないということでは無責任極まりない。
このコストをも含んだ上で、できるだけ交代にして回さないように交際依存度を引き下げていく必要がある。
無駄な財政支出を削減することを通じて国債発行を減らすことで交際依存度は下げられる。
まだ支出削減しろって、まだ無駄遣いがあるって言ってるわけですよ。
ここで支出を削減したらどうなるか。
当然政府の支出はみんなの黒字、誰かの黒字になってますから、
政府が支出を削減すると今まで貰っていた人の黒字がなくなります。
これが無駄か?いや無駄ですかね。
多分もうそんな無駄なんてほとんどないと思います。
もちろん色々探していけばこれは無駄だっていうものが絶対ないとは言わない。
でも必ず政府が支出した先には国民の黒字があって、
そこには受け取っている側の国民の暮らしがあるわけですよ。
だからそれを削ると当然国民の側は仕事が減ります。
つまりGDPが縮小しますよね。
つまりここで土井さんが言ってる無駄な支出を削減しろっていうのは、
究極の経済を成長させるなと言ってることと一緒なわけですよ。
経済学者が経済を成長させるなって言ってるわけですから、すごいですよね。
そしてこの土井さんは政府のそれなりの諮問会議とか、
そういうところでかなり発言をする立場にいますから、
そういう人が政府は支出を削減しろと、
政府がGDPを拡大してはならない、むしろ縮小するんだということを主導するものですから、
日本経済は停滞していくわけですね。
そして次の世代には日本は先進国ではなくなって、
トップグループじゃなくてちょっと下のグループの国を次の世代に残す。
それが好ましいということを土井先生が言ってるわけですね。
そんなことよりも財政健全化のほうが大事だっていうことです。
つまり先進国としてのその弁役を土井先生は非常に享受したと思いますけれども、
次の世代には先進国としての日本という立場は享受させず、
そして実際に正真正銘の借金を次の世代に抱え込ませて、
そしてさらに仕事も冷え込ませて、経済も冷え込ませて、
経済的に停滞する日本を次の世代に残していくべきだと。
これが土井先生の主張なわけですよ。とんでもない経済学者ですよね。
もうだいぶこの人の正体はわかってきてますし、
財務省の御用学者たちで一生懸命真面目に仕事をしておられるんだと思いますけれども、
決して国民のためにはなっておりませんので、
ぜひ皆さんでこの土井先生のこういった記事に対しては、
いろんなところで批判の声を上げていただきたい。
本当に次の世代にツケを回せばどういうことなのか、
それをぜひ考えていただきたいと思います。
日本の少子化問題
次はこの話題。
想定より早く進む少子化。
昨年の出生数は8年連続で過去最少。
婚姻90年ぶりに50万組割ということです。
いやもう大変な状況になってきてますね。
厚生労働省は27日、
2023年の国内の出生数速報値が、
過去最小の75万8631人だったと発表した。
前年比5.1%減。
5.1%減ですよ。
過去最小の更新は8年連続となる。
婚姻件数は5.9%減の48万9281組で、
90年ぶりに50万組を下回った。
婚姻数の増減は、
数年遅れて出生数に反映されることが多く、
少子化は今後も進行すると予想されるということで、
もう5%も子供の数が減って、
結婚する人も5%減ると、
6%ぐらい減ってるのは、
これは相当まずいですよね。
今政府の方でも少子化対策とかいろいろやってるけれども、
ほとんど効果がないっていうことですよね。
これをやったからじゃあ結婚しようとか、
子供産もうとか、
こんなこと政府が考えてくれてるから、
子供を作ろうかっていうことには全然反映されてないと。
そんなことより多分これもっと経済悪くなるし、
結婚しても子供を持てるかどうかわからないから、
結婚するのももうちょっと要するようかとかね。
あるいはもう子供をちょっと作るのちょっとやめとこうか、
って考える若い人の方が圧倒的に多いということですよ。
これ極ってまずいですよね。
近年の婚姻数は2019年59万9,007組から、
2020年52万5,507組にかけて約7万組減っており、
新型コロナウイルスの影響が指摘されてきた。
ただ2022年に前年始で約3,000組微増した後、
再び減少に転じた。
要するにコロナ禍はもう終わったけれども、
経済的にもっと悪くなってるから、
もう結婚するのもやめとこうと思う人が増えてるってことですよ。
だからこの少子化問題、少子化対策をするのであれば、
子供を持ったらこうしますよとか、
子供を持ってくれたらこうしますよじゃなくて、
普通に若い人たちが安心して結婚しても大丈夫だよね、
という漠然とした安心感ですよ。
結婚してもなんとかなるよねと。
子供を産んでも育てられるよねと。
そういうなんとなくでいいと思うんです。
なんとなくの安心感。
大丈夫だ、なんとかなるよっていうね。
そういう安心感がないと、
いやこれうまくいかなかったら、
すぐ仕事クビになるかもしれないし、
仕事クビになっちゃったら、
また再就職って言っても非正規しかないし、
非正規雇用だったら、
よくて月20万ぐらいしかもらえないし、
20万だったら手取りで15万ぐらい。
そこから奨学金も返済しなきゃいけないし、
その後給料が上がって組み込みもないから、
ちょっとこれ結婚できる状況じゃないわ、私。
って思う人がすごく増えてるってことだと思うんですよ。
経済環境の改善と政策提案
政府が進めてることは、
働き方改革とか言って働いちゃだめと、
これいいぞ、残業しちゃだめと。
お金欲しいんだったら副業しなさいとか言って、
本業のほうはこれだけしか稼げないから、
奨学金返す分は副業で稼ごうかなと。
副業する時間も取っとかなきゃいけないなと。
そうすると子供を産んでたらそういう時間なくなるから、
子供産むのやめときますわと。
そういう話にもなっていきますよね。
だからまず本業で安心して暮らせるだけの給料があり、
そして奨学金の返済負担というものをなくしていくと。
とにかく経済的に普通の若い人たちの
日常的な生活を根本的に支援しないと、
この結婚しないという流れっていうのは止まらないと思います。
現実的ですよ、すごく。
現実を見据えて、そして責任感があるからこそ
結婚しない、そして子供も持たないという判断をしていると思います。
若い人たちは本当に現実的な判断をしていると思うんですけれども、
現実的な判断で大丈夫だと、
そういう判断ができるような経済環境を作ることですよね。
そのためには奨学金をチャラにする、消費税を廃止する、
社会保険料はもう激減させる。
現役世代の社会保険料を激減させることですよ。
高齢者にもっと負担させて、現役世代の社会保険料を下げろ、
みたいなことを言ってる政治家もいますけれども、とんでもない。
高齢者の負担を増やさなくても、
現役世代の社会保険料負担を減らすことができますから、
そうやって大丈夫よと、高齢者も若い人もどっちも救いますから、
大丈夫ですよ、安心してください。
少子化問題と経済問題
こういうことを言う政治家が、今本当に求められてると思うし、
それを言えば、少子化問題の解決に向かっていくと思います。
少子化問題は経済問題です。
若い人たちが経済的に安定しない、将来に希望が持てない、
将来の見通しが立てられない。
だから少子化になってしまうわけですから、
みんなが安心して結婚できるような環境を整えるためにも、
積極財政として経済を安定させる。
このことを政府にはしっかりとやっていただきたい。
我々も声を上げていかなきゃいけないと思います。
そして次は。
今日は衆議院で政治臨時審査会が行われまして、
岸田総理が出て話をしておられましたけれども、
予想通りに何も進展がない。
一応やりましたというアリバイ作りの政臨審だったと思います。
明日も開かれますけれども、
同じように今まで言われてきたことが何となく繰り返されて、
時間が潰されるだけなんじゃないかなと思います。
政治臨時審査会というのはそもそもそんなに、
真相解明のために効果があるような会議ではありませんので、
そもそもやる必要がないんじゃないかなと思うぐらいですね。
一応疑惑を持たれた議員が出席できるという定義になってるので、
予算委員会だったら閣僚しか相手にできないわけですけれども、
政治臨時審査会だったら、疑惑を持たれた議員がそこに出席して
話をすると説明をすると、そういう場が作れるので、
そういう意味では意味があるのかもわかりませんけれども、
事実上は時間を潰すだけでそれほど意味がないという会議になってる。
これは予想されたことですけれども、その予想通りの結果になってるなと思います。
そしてそれが開かれている中で、
政治臨時審査会と予算案
明日3月1日に予算の対決と、それから本会議での予算の対決が行われるということが
直見で決められました。
やはり野党がこの状況で再決に同意するはずもないので、
3月1日に再決をするということを決めるということであれば、
自民党側の委員長が職務権限で決める。
そういうことしかなかったわけですけれども、
まさか今日決めるとは正直思わなかったですね。
もちろん3月2日までに衆議院を通過させないと自然成立しないということですから、
このままでいくと暫定予算に追い込まれるかもしれない。
そうするともうだいぶ暫定予算なんて組んでいないでしょうから、
予算が年度内に成立させられなかったとなると、
これは内閣としても、それからまた自民党の国体としても、
汚点みたいな感じになるわけですよね。
なので無理やり決めたのかなと思いますけれども、今どうですか。
世論的にここで強行再決っていうのを、国民がそらそうだよなって納得するでしょうか。
しかもこの来年度予算案は、そんなに経済が良くなるようなことが入っている予算案じゃないですよね。
むしろ国民生活を守るというよりも、わけのわからない新自由主義を進めるみたいな、
一部のところにお金が回るみたいな、そういった政策がてんこ盛りになっている状況ですから、
そんなに急いで再決する必要はそもそもないっていうことですよね。
別に暫定予算でも良くて、できれば組み替えをやったほうがいい。本当にそのぐらいの予算。
今、実質賃金も全然上がってきていない中で、
そしてまた、野党反党自身に対しても、全然もうそこの手が入っていないんですよね。
野党反党の自身については本来は補正予算でやるべき内容ですけども、
これ予備費でやると決めていますから、予備費でいずれにしろお金はしっかりつけてやっていかなきゃいけないと思います。
このような予算と裏金問題ですよね。これがどうしても今、駆け引きの材料になっている。
野党側に注文をつけるとすれば、前も言いましたけれども、
やっぱり予算の中身についての政府の批判ですよね。
それを予算委員会の中でももっとやっていかなきゃいけないと思います。
予算の中身、これがおかしいじゃないかっていうことをしっかりと追求していくと。
前から言ってますけれども、裏金の追求と同時に予算の追求をして、
そしてこんな予算じゃダメだと、なぜならばこういう理由だからと。
そういうことを国民に納得してもらうような、そういう質疑をやっていくと、
こんな予算で強行採決ですか、みたいな世論も出来上がってくるはずなんだけども、
残念ながら今国会のほうで聞こえてくるのは、裏金の追求ばかりで、
結局予算案の実質的な審議はほとんど行われないような状況になってますよね。
国会の大荒れと野党の抵抗
たぶん今世論調査、世間の人に聞いても、野党は裏金のことばかりやってると。
そういうことになってしまうと思うんですよ。
だから強行採決やってもいいんじゃないかな、みたいな。
そのように自民党から舐められるみたいなね。
そういう感じになってると思います。
いかにもこれだけ裏金問題があって、これ本当にやっちゃいけないことですよ。
支持率が落ちているけれども、それでもこれをやってしまうと。
これをやっても大丈夫だろうというふうに、自民党側が思ってしまってるわけですよね。
これはやっぱり野党としては何としても、明日の採決は阻止をしなきゃいけないと思いますし、
議事でも年度内成立は阻止すると、
衆議院をすんなりと年度内成立させられる時点で通しました、みたいになったら、
これはやっぱり野党の怠慢というか抵抗が足りないという話になってくると思いますので、
明日明後日国会は大荒れになると思いますけれども、
野党にはぜひ頑張って、こんな裏金問題は枠引きさせないと、
予算もこんなとんでもない予算を通さないと、
この予算案自体がおかしいじゃないかと、
そういうことをしっかりと訴えて、
より良い予算案に組み替えろということを、
強い迫力で訴えていただきたいと思います。
次はこの話題。
今日3月1日ですが、国会は大荒れになっています。
今日金曜日なので普通であれば、
今日で終わって国会議員は、
今日のうちに地元に帰って、
土日は地元のいろんなところに顔を出すということをやるんですけれども、
徹夜国会になっておりまして、
衆議院のほうでは、
これから財務大臣の不信任決議案の採決が行われる。
そしてそれが終わってから、
深夜に予算委員会の残りをやるという日程にしておりまして、
3月2日中には何としても予算案の採決、
本会議の採決まで終わらせる。
そういうかなり強い態度で、
この国会に臨んでいるようです。
それに対して野党側が、
3委員長の解任決議案を出して、
これはもう否決されましたけれども、
これの本会議の趣旨弁明ですね。
趣旨弁明というのは、
何でこの不信任、解任決議案を出したのか、
ということについての理由を説明するわけですけれども、
普通の国会の発言については、
何分という時間が先に決められて、
その時間内で発言しなくてはならない、
というルールがあるんですけれども、
この趣旨弁明は、この時間制限がありませんので、
どれだけやってもいい、というルールになってます。
そして今回は山上和則さんですね。
私が出ているこの京都ロックで、
ずっと選挙で戦ってきた相手ですけれども、
この方が衆議院の史上記録が残る上では、
最も長い趣旨弁明をやったということです。
これに対して国民民主党なんかからは、
こんな昭和のやり方やってたら、
せっかく野党の支持が上がってきたらって言ったのかな。
とにかくこんな昭和のやり方やってたらだめだ、
みたいに批判をしてるわけですけれども、
でも野党側としては、
抵抗する術って実はそんなにないんですよね。
この不信任決議案を出しても、
議員の多数を持ってるのは、
野党が持ってるわけで、
すぐ否決されて、
じゃあ次行きましょうか、みたいな形になってしまうと、
ほとんど抵抗にもならないということになります。
一応教科書として、
二次六に反対理由は載せられるけれども、
事実上、野党としては痛くも痒くもないっていう感じなんですね。
今のタイミングで、
野党にダメージを与えようとしたら、
やっぱり年度内成立は阻止するというのが、
一番効果的だろうなと思いますし、
私が仮に今、野党だとしたら、
これにみんなで協力して、
年度内成立を何としても阻止しようと、
そういうことでまとまるべきじゃないかと思うんですよね。
予算委員会の審議の時間も例年に比べても少ないということですから、
裏金のことばっかりやっていて、
実際の予算の中身については、
あんまりやる時間がなかったじゃないかと。
そういうことも理由としては言えると思うので、
そういうことを訴えて、
予算委員会をもっとやるべきだと。
そういうことを世論にも訴えつつ、世間にも訴えつつ、
今日の予算の成立、明日までですかね、
3月2日までの予算の成立を阻止すると。
そういうことをやっていくのは、
やはり野党としてはやるべきことではないかなと思います。
そんな中で国民民主党としてはどう思ってるのかわからないですけども、
こういうふうに長い時間、
この趣旨弁明をやるっていうのは古い。
じゃあでもどうやって戦うんですかっていうことだと思うんですよね。
今は確かに裏金問題で自民党に対して非難がかなり来てます。
そんな中で強行採決をやるのかというのが、
それでももうやってしまって、
予算を通さないと国民生活に悪影響が出るからっていう
大義名分があることはあるんですけれども、
でもそれだったら別に強行採決をしなくても、
衆議院でしっかりと審議して、
衆議院で採決を来週でもやって、その後参議院に送って、
参議院でできるだけ早く審議をして、年度内に参議院で採決をする。
そういうシナリオもかけるわけですよね。
だけどやっぱりそれは野党側がどうせ抵抗するだろうと思っていて、
何としても衆議院を今月中に3月2日までに通しておかないと、
30日後の自然成立っていうことが保証されないから、
それにこだわってるっていうことだと思うんですよね。
やっぱりこの野党がどう戦うかってすごく難しいとは思うんですけれども、
今、すんなりと予算を予党のペースで通す、
それに対してほとんど抵抗しないっていうのは、
これはやっぱり国民から見ても納得できないところだと思います。
政治倫理審査会に総理が出てきたのも、
これに出たことによってこの政倫審を開いたんだから、
予算の採決できるだろうっていう、そういうシナリオなんですよね。
言ってみればアリバイ作りみたいなもんです。
実際に昨日今日と政治倫理審査会が開かれましたけれども、
じゃあそれで何か新しいことが出てきたのかって言ったら出てこないわけですよ。
なので一応、単なる儀式なんですね。
予算案を通させるための儀式に過ぎないということですから。
結局予党の総理が出るって言ったことによって、予党のシナリオが一応出来上がって、
そのシナリオ通りに、徹夜後悔になろうとも3月2日に予算を衆議院に通過させてしまうと。
それが予党の最大の目標ですから、
それをそのまま手をこまねいて、野党が見ていてはいけないと思うんですね。
これから明日にかけて、いろんな動きが出てくると思います。
そして野党の中でも、この単なる引き飛ばしはいかがなものかとか、
これで国会の職員がみんな残業がついて、
税金の無駄遣いだ、みたいな論調で批判する人もいますけれども、
やはりここは日本の政治っていうのはどうあるべきか。
そしてこれだけ支持率が低くて、
そして予算案の出来の悪い予算案を、
それでも強行採決をしようとしているほうが悪いじゃないですか。
言ってみれば。そう思いませんか。
予算案の採決と駆け引き
だって別に、今日じゃなくても来週採決すればいいわけですよ。
そうすれば、この残業とか時間外手当とかないわけですよ。
一応5時に終わることもできたわけですよ。
でもどうしても今日やるんだと、あるいは明日採決するんだっていうのに、
野党がこだわってるから残業が出てるわけですよね。
そこが勘違いされちゃいけないと思うんですけれども、
この残業を発生させてるのは与党ですからね。
野党じゃなくて与党ですから。
だってこれで一応予算委員長の解任決議の採決としたのは、
もう5時までに終わってるわけですよ。
だからじゃあ今日はこれまでねと。
じゃああとは月曜日にしましょうってすれば、別に月曜日になったわけです。
みんな定時で国会の職員さん、もう帰れたわけですよ。
でもそうじゃなくて今日やるんだ。
そして深夜になってもとにかく2日までに採決するんだというふうに、
与党がこだわってるからそういう残業が発生しているわけで、
非難されるべきなのは与党側なんですよね。
これから今日、明日にかけていろんな駆け引きがあると思いますけど、
ぜひ皆さんには注目していただいてですね。
やはりこの予算案、年度内成立を阻止するっていうのは、
与党と野党との最大の駆け引きになっていると思います。
いじといじとぶつかり合いみたいな感じになってると思いますけれども、
どうなっていくか、私も注目していきたいと思います。
そして次は。
これは3月2日に収録していますけれども、
あっさりと衆議院で令和6年度予算案通過をしてしまいました。
昨日あれだけ大騒ぎをして深夜まで国会をやっていたにもかかわらず、
今日は朝から普通に予算委員会の審議をして、
すんなりと本会議も可決をしたということで、
何だったんでしょうねっていうのが素直な感想ですよね。
今日土曜日ですけれども、すんなり通すんだったら、
昨日のうちに通しておけばよかったのか。
あんなに抵抗しなくてもよかったんじゃないですか。
だって年度内成立はこれで確定されたわけですから、
参議院の予算委員会ははっきり言って、
やってもやらなくても同じっていう位置づけになっちゃったわけですよ。
昨日通しても今日通してもそれは同じなんですね。
参議院ですごく緊張感を持って予算審議をやるためには、
やはり自然成立じゃなくて、参議院で議決しないと通過しないんだと。
参議院で議決しないと暫定予算になってしまうんだと。
そういう緊張感を与党に持たせる、内閣に持たせるっていうのは、
すごく大事だったんじゃないかなと思います。
一応、今日採決をすることについて、
自民党と立憲民主党の中で、国会対策委員長同士で申し合わせたことがありました。
これを勝ち取ったから、立憲民主党としては、
今日の採決に応じましたっていうことだと思うんですけれども、
5つ項目がありますね。
1つ、本日3月2日の衆議院本会議において来年度予算の議決を行う。
そして2つ目、参議院で来年度予算が成立した後、
然るべき時期に衆参両院において予算委員会の集中審議を行う。
つまり総理入りで予算委員会をやりますよってことですね。
そして3番目、引き続き政治と金の問題について、
参考人招致などの協議を継続するとともに、
政治倫理審査会において申し出のある議員の弁明及び質疑を行う。
これについては、これまで与党も野党も、国会対策委員会で誰に出ろとか、
そして解散の条件は公開だとか非公開だとか、
そういうことを国体で全部指示を出していたけれども、
これについては国会対策委員会は指示を出さないことにしたようです。
そして4番目、4月以降、衆議院に政治改革特別委員会を設置するということで、
これ今、政治倫理の確立及び何とかという長い特別委員会があるんですけれども、
これを組織を変えて政治改革特別委員会というものにするということで、
これから登壇をして4月以降に作ろうじゃないかと。
立憲の国体委員長の安住さんが言うには、
これはかなり大きな委員会にするつもりだということです。
でもね、こういうことでいいのかなってすごく思いますね。
例えば2番目の予算委員会の集中審議を行うと、
どうせ総理が出てきて予算委員会をやったって、
今の質疑の答弁ぶりを見ていたって、
のらりくらりと時間潰すだけですよね。
あんまり効果があるとは思えない。
もちろん予算委員会の集中審議を勝ち取ったといえば、
野党側としては勝ち取ったことになるのかもしれないけれども、
与党としては、総理がまたのらりくらりと答弁しておけば、
1日2日の予算委員会ぐらい、悪性で乗り切れると、
そのように思っていると思いますよ。
つまり野党は舐められているわけですよ。
なのでこの条件を飲んだんだと思いますし、
それから政治と金の問題について、
参考人招致などの協議を継続するとともにと言ってますが、
下村博文さんを参考人として呼ぶという名前も出ていましたけれども、
要するに自民党の幹部にはそんなに影響がないところで、
下村博文さんなんてもう終わった人ですから、
別に辞めてもらってもいいわけですよ、自民党としては。
そういう人を出してきて、どうぞどうぞみたいな感じになるんでしょうけれども、
これでちゃんとした真相解明が行われるとはとても思えないですよね。
それから政治倫理審査会はまだダラダラとやるみたいですけれども、
中で何か爆弾発言するような人がいればまた別ですが、
おそらくそんなこともないだろうし、これがダラダラと続いて、
なんとなくモヤモヤとした中で終わっていくんじゃないかなという気がしますよね。
これらの条件が出たから、2日の再決に同意したんだっていうことが対例文だと思いますけれども、
いやこんなもんじゃ全然ダメでしょう。
特に予算委員会に総理を引っ張り出すことを約束したからみたいなものは、
ほとんど何もやっていないに等しいし、
与党としては、野党の軽い質問なんか、
こんなんなったら一日か、総理がちゃんと対応すれば大丈夫だというぐらいの、
軽い受け方だと思いますので、これで予算一つの山場であったですね、
そして昨日あれだけ盛り上げた抵抗をあっさり引っ込めてしまうのは、
本当に残念だと思いますよね。
もし徹底的に今日の再決さえさせなければ、
明日3月3日の再決というところまで持ち込んでしまえばですね、
本当にこの30日では年度内で通過しないってことになるから、
1日だけでも断定予算を積まなきゃいけないってことになるので、
かなり内閣また政権にはプレッシャーをかけることができたと思います。
やっぱりそこまで抵抗することはまだまだできたと思いますんでね、
それはすごく残念だなと思いますね。
どこかで最初から握ってたんだろうみたいなコメントも、
ネットとかでもいろんなところで出ていますけれども、
こういう内容で解決というか決着していたら、
そう思われても仕方がないかなと思いますね。
やっぱり戦うのであれば徹底的に戦って、
少なくともこのまともな予算案ではないですから、
中身もとんでもない。
上に裏金についてほとんど内容を説明しようともしない自民党が、
こんな予算案を出して、そして強行再決までしようとしてるというとんでもないという、
そういう印象をちゃんと国民にも訴えるべきではなかったんじゃないかなと思いますね。
本当に残念だと思います。
次はこの話題。
若者の子供志向の低下
労働制約が毎年やってるみたいなんですけれども、
妊活白書というのが今年も公表されまして、
その中ですごい気になるのは、若い未婚の男女の方々に、
将来子どもが欲しいかどうかを聞いてるんですね。
これが毎年子どもが欲しいという人の割合が減って、
子どもが欲しくないと答える人の方が増えてる。
そして今年はなんとですね、
今回というか2023年の調査ではなんと、
子どもが欲しくないと答えた人が55.2%、
子どもが欲しいと答えた44.8%ということで、
いよいよ子どもが欲しくないという人が5割を超えたということですね。
本当にね、これ大変な状況だと思います。
後でここに貼っておきますけれども、
2020年から、これ4年間の資料が出てるんですが、
2020年でも子どもが欲しいと言ってた人が56%、
子どもが欲しくないという人が44%。
これもかなり子どもが欲しくないと思ってる人が44%ってことは、
かなり多いなと思いますけれども、
これがどんどん増えて、この4年間の間に
44%から55.2%まで増えてしまったということですよね。
非常に危機的状況だと思います。
そして、これ去年の調査ですけれども、
去年の調査によると、
なんで子どもが欲しくないと思うのかということに対して、
いくつかこういう意見がありましてね。
子育てにかかるお金が高すぎる。
社会制度が整っておらず、十分な支援が受けられないから。
あるいは、将来の日本が心配なので子どもがかわいそう。
自分の世話もまともにできていないのに、
他人の世話なんかできるわけがない。
結婚したり子どもを持つと、
自分のためにお金を使うことができなくなるから。
この社会に生きづらさを感じるところが多く、
子どもにそのような経験をさせたくないから。
自分のことで精一杯。
経済の状況が悪い。
金銭的にも精神的にも余裕がないから。
子育てが大変そうで欲しいと思わないから。
ということで、やはり自分自身が生きていくことだけでも精一杯。
妊娠や出産、子育て、未来に対しての懸念や不安な状況が伺えます。
人々の子どもを産み育てることへのハードルはかなり高い様子です。
ということですね。
本当にこれから子どもを持とうという人たちが、
もう諦めているということですよね。
こんな諦めている状況は何かって言ったら、
やっぱりこのまま普通に私は暮らしていけるんだろうかという
将来不安がこの根っこにあると思うんです。
この将来不安というのはやっぱり
仕事がちゃんとこれから続けられるだろうか。
安定した仕事に突きついてずっと安定した収入を得られるだろうか。
そしてあるいは小額金の返済ができるだろうかと。
そういった形態的な不安、雇用の不安、これが一番大きいと思うんですね。
将来生活を私は安心してやっていけるんだろうかという
生活に対する不安だと思います。
今日もたまたま収録する前にある人と食事をしてたんですけれども、
将来不安と少子化の問題
そこでも若い人たちが結婚できない状況に対して
本当に心配する意見が聞かれました。
少子化対策その前に結婚できる体制、結婚できる状況を作ってあげないと、
とてもじゃないけれども結婚できませんよね。
そして小額金負担が今、かなりの数の学生さんが
小額金を何百万も背負った形で社会に出ていくことになってますから、
社会に出て1年目から300万400万の借金を背負わされてるっていうのは
かなりの負担になってますよね。
なのでこの負担を何とかしてあげないと将来不安というものは取り除けない。
したがって結婚もできない。結婚もできないから子どもも生まれないという
少子化に対しての少子化促進という面が非常にあるんじゃないかと
そういう話をしていましたけれども、
まさにそういった将来不安がこの意見の中に出てきてると思います。
そして将来の日本が心配なので子どもがかわいそうっていうね、
本当に将来の日本がかわいそうと思っている人が本当に増えてきました。
日本は衰退途上にあると考えている人が本当に増えてきてしまった。
これはやっぱり大いに政治の責任だと思いますし、
こんな状況にしてしまった、まさに失われた30年を作り出してしまった
若者が子供を持つことをあきらめる国
今の政治の状況、これを本当に改善しなきゃいけないと思いますね。
若い人たちがやっぱり人間として生まれた以上は成人したら結婚したい、
そして結婚して子どもを持ちたいと思うのが普通とは言わないけれども、
そう思う人が多数であってほしいと思いますし、
ほとんどの人がそう思ってそれが普通だと、
ある程度の歳にいったら結婚して家庭を持って子どもを持つのが当たり前だというような
社会であってもらいたいと思いますし、
そうでないとやはり少子化の問題は止まらないと思います。
それでやっぱり親の世代としては、子どもたちが結婚して子どもを持ってくれるのは
最高の願いであるわけですよね。
そういう意味でも本当は子どもを持ってもらいたいと思いますけれども、
そういった社会環境を作れなかったのは親世代、あるいはその親、
おじいさん、おばあさんの世代も含めて先輩だけの世代の責任ということもあるのかもしれません。
いずれにしろみんながこういった、なんでこんな社会になっているのかということをしっかり考えて、
この失われた30年を取り戻すということを真剣に考えていかないと、
若い世代が絶望して子どもを持つのを諦めているというような社会はやっぱり異常な社会だと思うので、
こういう社会は何とか正していきたいと思います。
今週のあんちゃんの何でも言いたい放題、ポッドキャスト、いかがでしたでしょうか。
ご意見、ご感想、質問なども概要欄のメールアドレスからお送りください。
それではまた来週。あんちゃんこと安藤博史でした。
46:12

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