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ポッドキャスト版アメコミ放浪記を ご視聴のみなさん、こんにちは。
このポッドキャストは、アメコミ好きの会社員、 私、NOBBONが最近読んだコミックの紹介を中心に
アメコミ関連のお題をさせてもらうものです。
今回は、わりと久しぶりの更新で、 1ヶ月ぶりぐらいなのかな。
その間にブログの更新とかも挟んだ結果、 前回の更新からずいぶん時間を空けてしまいました。
ここら辺でもう一度ペースを取り戻して、 できれば週に1回、もしくは3週に2回ぐらいで
やっていけたらいいなと思っています。
今回は完全に雑談でして、 今回と次回の2回に分けて
今夜決定、DC vs MARVEL 2024と題しまして、
今この時代にDC vs MARVELのイベントをやったら どうなるんだろうかっていう、
ある意味アメコミファンがオフ会とかやると、 定番で盛り上がる話題なんですけども、
これを自分なりにちょっと考えてみたいなと思います。
前編となる今回なんですけども、今回はそもそも オリジナルのDC vs MARVELの振り返りを
やっていこうかなと思います。 そもそもDC vs MARVELとは何ぞやって話なんですけども、
これは1996年なんで、もう30年近く前ですかね、 に行われたクロスオーバーでして、
そうなお通り、DCのヒーローと MARVELのヒーローが11対11の対マン勝負を行って、
完全決着をつけるっていう、非常に少年心あふれるというか、 ちょっと頭が悪いというか、
そういうイベントになっています。 この11対11の対マン勝負なんですけども、
試合形式としては、まずはじめに前座的な試合を6試合やりまして、 この6試合っていうのは勝敗を出版社側が普通に決めて、
勝敗が決まった状態でコミックが発売されます。 その後でメインイベント的な5試合がありまして、
この5試合に関しては、なんと勝敗をファン投票で決めるっていう企画でした。
こういう企業間のクロスオーバーって、大体においてパターンがある程度決まっていて、
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最初は両方のヒーローっていうのが対立するんだけども、 共通の敵が現れて、結果としてその
マーベルのヒーローもDCのヒーローも、 その両方のヒーローに鼻をもたせて終わりっていうふうになりがちなんですね。
ただ、このDC vs マーベルはそういうことをやらなくて、 そういう曖昧な決着を許せない、完全決着形式のガチマッチ。
しかも人気投票でどっちが勝つか決めるっていう内容でした。 この時のマッチメイキングというのがまた興味深くて、
要はこの1996年に行われたDC vs マーベルの対戦のカードを振り返っていくと、
この時代の各キャラクターの状況であったり、 もしくはキャラクターの人気の度合いであったりっていう、
そういうのが非常に反映されてるんですね。 なのでこの11試合を振り返ることで、
実はこの時代のマーベルDCの祝図が見えてくるっていう面白さがあります。
というわけで、実際にこの11試合のマッチング内容を振り返っていこうと思うんですけども、
まず前座の6試合なんですけども、 アクアマン vs サブマリナー、これはもう分かりやすいですよね。
海のヒーロー対決ということで。 次の試合がキャットウーマン vs エレクトラ。
これはどういう対戦かというと、90年代くらいにバッドガールものっていう、
いや、バッドガールじゃないですよ。 バッドガール、悪いガールものっていうのが流行って、
例えばレディーデスとか、バンピレラとか、 シーとか、そういうのがたくさんあって、
ちょっといやらしい格好をした、 しかもすごい性格のきつい女性ヒーローっていうのが流行ったんですね、この時代に。
そのバッドガールものの、DCとマーベルの代表っていうのが キャットウーマンとエレクトラになって、
その2人が戦うっていうのが、 キャットウーマン vs エレクトラの手法になってます。
あとはフラッシュ vs クイックシルバー。 これも分かりやすいですよね。スピードスター対決ということで。
次の試合がロビン vs ジュビリーですね。 これはもしかしたら今のときにちょっとピンとこないかもしれないんですけども、
当時のジュビリーってウルバリンの相棒っていう イメージが非常に強かったんで、つまりこのロビン vs ジュビリーっていうのは、
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バットマンとウルバリンっていう、 この当時の人気の絶頂にあった両出版社の看板ヒーローの本人同士じゃなくて、
サイドキックが戦う代理戦争的な意味合いの戦いでした。
ちょっと余談なんですけども、 ロビン vs ジュビリーって一つ大きな物語があって、
この戦いの中でジュビリーとロビンの間に ちょっとしたロマンスが芽生えるんですね。
このロマンスが芽生えた結果、 このマーベル vs DCのクロスオーバーの後に、
世界が完全に分かれちゃうんですけども、 ジュビリーがどうしてももう一度ロビンに会いたくなって、
また企業間クロスオーバーが行われるみたいな、 そういうこの展開にも続くような試合でした。
あとはグリーンランタン vs シルバーサーファー、 コズミック系ヒーローの戦いですね。
あとはソウ vs キャプテンマーベル。 この場合のキャプテンマーベルっていうのは、
今シャザムって直っているヒーローになっていて、 これはソウもキャプテンマーベルも、
神様の力で戦う神話系ヒーローということで、 この戦いが組まれました。
以上っていうのが前座の6試合になっていて、 続いてはファン投票で勝敗を決めた、
メインカードの紹介をしていこうと思います。
メインカードなんですけども、 まずはスーパーボーイ vs スパイダーマン。
これもちょっと今だとピンとこない組み合わせかもしれないんですけども、
この時のスパイダーマンって、 ピーター・パーカーではなくて、ベン・ライリーで、
要はこの時のスパイダーマンって、 いわゆるクローン・サーガの真っ最中なんですね。
一方で、スーパーボーイっていうのは、 スーパーマンの遺伝子をもとに作られた、
クローン隊っていうことなんで、 この戦いっていうのは、
いわば有名ヒーローのクローン同士の戦い っていう意味合いになっています。
厳密に言うと、この頃ってまだベン・ライリーって、 スパイダーマンのクローンってわけじゃなくて、
本当はこのベン・ライリーこそが本当のピーター・パーカーで、
むしろ今までピーター・パーカーを名乗っていたキャラクターっていうのが、
本物のピーター・パーカーのクローンだった っていう設定の頃だと思うんですけども、
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いずれにしろファンとしては、
このベン・ライリーっていうのは、
今までのピーター・パーカーとは別の人物 っていうふうに捉えていたのが正直なところなんで、
この体制に合いだったっていう感じかなと思います。
次の試合がバットマンvsキャプテン・アメリカ。
これは比較的常人に近いクライムファイター系の ヒーローの戦いになっています。
あとはロボvsウルバリン。
このロボvsウルバリンは一応不良中年同士の戦い っていうのがテーマなのかなと思って、
実際にこの試合っていうのも銀河の一角にあるバーで、
ロボとウルバリンがバーの中で起こった乱闘騒ぎ みたいな感じで戦う話になっています。
次がスーパーマンvsハルクでして、
これは結構マッチングに悩んだ 試合なんだろうなと思います。
これ何でかっていうと、
スーパーマンの相手っていうのがあまりいなくて、
スーパーマンの相手としてカタログスペック的な強さと、
あとはキャラクターとしての格が人気であったり伝統であったりっていう格があって、
この実力と格のバランスがスーパーマンと 見合っているキャラクターっていうのがマーブルにはいないんですね。
要はスーパーマンと同じくらいの人気キャラクターを選ぶと、
能力的な意味でそもそもスーパーマンとキャラクターっていうのが戦う必然性がちょっと低くなってしまうし、
一方で逆にスーパーマンと同じような強さのキャラクター、
例えばシルバーサファーとかそれっぽいんですかね、
そこラインとかと戦うと、
確かにカタログスペック的には相手として申し分ないんですけども、
どうしてもキャラクターの人気の面で負けてしまって、
ファン投票にもならないですし、
ファンとしても単純にマッチングにワクワクしないっていう問題があって、
そういう意味ではスーパーマンの相手としてのハルクっていうのは、
人気っていう意味でも、あとは強さっていう意味でも、
ギリギリ対戦がなんとか成立する相手だったのかなと。
なのでちょっとスーパーマンの相手としては見劣りするんだけど、
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他にはいないっていう感じだったのかなと思います。
あとは次の試合がワンダーウーマンVSストームになっていて、
こちらもマッチングに悩んだ試合かなと思って、
マーベルって伝統的に女性キャラに飛び抜けた人気キャラクターというのがいなかったんですね。
というかこれはそう言ってしまうとマーベルに対して失礼で、
どちらかというとワンダーウーマンの存在がちょっと特殊でして、
ヒーローもののアメコミってどうしても男の子向けのジャンルとして発展してきたものなんで、
伝統的にやっぱり男性の方に人気キャラが寄ってるんで、
その中でワンダーウーマンだけはずっと業界のトップに続けたっていう意味で、
ワンダーウーマンの存在感がちょっと異常なのかなと思います。
なんでワンダーウーマンの相手としては、当時大人気であったXメンから女性キャラを引っ張り出してきて、
ストームを相手に出せるっていう感じだったのかなと思います。
ただ蓋を開けてみると、このワンダーウーマンvsストームっていう試合は、
この企画の唯一の黄板狂わせになって、
歴史各設定で全てにおいてストームに乗せるワンダーウーマンが負けてしまって、
当時のXメン人気を証明したみたいな、そういう試合になってます。
というわけで、今全11試合を紹介したんですけども、
これからはこれを踏まえて、2024年版のDCvsマーベルを考えていこうかなと思うんですけども、
その前にこのマッチメイキングの反省および改善点を考えていこうかなと思います。
まず一つ目の改善点なんですけども、それはMCU勢がいないっていうところですね。
これはあるいは当たり前なんですけども、前回の対戦から30年経って、
マーベルユニバースもDCユニバースも状況が大きく変わりました。
それは新たな人気者が生まれたり、もしくはキャラクターの人気に変動があったりということで変わってきたんですけども、
その中で一番無視できない要素っていうのが、MCUの大ヒットとそれに伴うキャラクター人気の変動かなと思います。
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こういうふうにちょっと上んな言い方しちゃいましたけども、ぶっちゃけて言うと、
前回の対戦ではアイアンマンがいなかったんで、今やるんだったらアイアンマンも絶対いるだろうっていうのが一つ目の改善点かなと思います。
この1996年度版の頃っていうのも別にアイアンマンが不人気キャラってわけではなかったんですけども、
今ほどの人気はなかったんで、多分DC側の方とのバランスとか考えた結果漏れちゃったのかなと思います。
なので、せっかく2024年にDCバースマーベルやるんだったらこのアイアンマンはどうしても欲しいなっていうのが改善点の一つ目。
2つ目の反省点は、96年度版っていうのはさっきも言ったとおり、スーパーマンの相手が物足りなかったっていう話ですね。
これも繰り返しになるんですけども、スーパーマンの核とカタログスペック的な調査っていうのに見合う相手が当時いなかったんで、
今は改めてそれをやるんだったら探そうというのが改善点かなと思います。
3つ目の改善点っていうのは、今回はガチで戦うっていうのが3つ目の改善点になります。
これ何を言いたいかっていうと、要は前回の戦いって完全決着、完全決着って言いながら、実はちょっとある黒い噂があって、
何かっていうと、この戦いって出版社同士の星のやり取り。
要はあり得に言うと矢小調があったと当時からささやかれています。
これどういうことかというと、もう一度ファン投票で決まったメインの対戦カードっていうのをどちらが勝つかっていう視点で振り返ってみると分かるんですけども、
まずワンダーウーマンvsストームっていうのはさっきも言った通り、たぶんこの戦い唯一の勝ちマッチかなと思っていて、これは本当に唯一結果の見えない勝負でした。
次はスーパーマンvsハルクで、これは当然スーパーマンが勝つでしょうと。
続いてはスーパーボーイvsスパイダーマンとロボvsウルバリンなんですけども、
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スパイダーマンとウルバリンっていうのは当時のマーベルの2枚看板、2大ヒーローなんですね。
そういうわけでその相手としてスーパーボーイやロボっていうのがかなうはずがないんですね。
というわけで当然これはスパイダーマンとウルバリンが勝ちました。
次の試合っていうのがバットマンvsキャプテンアメリカで、この戦いって今見ると割とありな根気の戦いのように見えると思うんですけども、
これは実はそうではなくて、当時のキャプテンアメリカって人気や伝統っていう意味では非常に格好高いキャラクターではあったんですけども、
バットマンっていうのはDCの人気も伝統も売り上げもある。
正直DCのトップキャラクターなんで、このバットマンの相手としてキャプテンアメリカっていうのはもちろん昔からいてヒーローコミュニティのリーダー的な立場で、
格式はあるんだけども人気はそこまででもないよねっていうのが正直なところだったんで、これは正直バットマンの勝ちが見えた戦いでした。
ちょっと脱線なんですけども、その証拠っていうわけでもないんですけども、実はコミック上でもバットマンVSキャプテンアメリカの中でキャップにいいところが全然なくて、
このDCVSマーベルの戦いって、実はDC世界とマーベル世界のどちらが生き残るかっていう、ユニバース全体の生存をかけた戦いなんですけども、
その中でバットマンはキャプテンアメリカに、要はこの試合をこの2人で戦っても無意味だから、両方のユニバースが生き残る方法を探ろうっていうのをバットマンがキャプテンアメリカに持ちかけるんですね、戦いながら。
それに対してキャプテンアメリカは、いやもうそれはもうダメだ、そんなことをやっても希望はないと。私もやりたくないんだけども、全力で戦ってどちらかの世界を滅ぼしてもう片方の世界が生き残るっていう風にするしかないっていう風に、
バットマンの要望を突っ跳ねて戦いを続けるんですね。そもそも何というか、これって、これが割とキャプテンアメリカファンとしての踏ん張りじゃないですかね。
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どちらかというと、このバットマンのキャラクター性とキャプテンアメリカのキャラクター性を比べると、どちらかというと、現実路線でやろうっていうのがバットマンで、そうじゃなくて希望を捨てずに両方とも生き残る術を探そうっていうのがキャプテンアメリカのキャラクター性だと思うんですけども、
実はこの試合ではそうならずに、一方的にバットマンがその体制を持ちかけてキャプテンアメリカがそれを跳ねのけるっていう構図になっていて、しかもこの試合っていうのが割と玉虫業の決着でして、下水道で戦ってるんですけども、
大雨が降って、下水道に水が溢れて、鉄砲水でバットマンとキャプテンアメリカが押し流されちゃうんですね。
その結果、キャプテンアメリカは溺れてしまって、そんな溺れたキャプテンアメリカをバットマンは助け上げて、だけどもバットマンは意識を持っていて、キャプテンアメリカは溺れて意識を失って、バットマンに助けられたんで負けましたっていう感じでの試合運びになっていて、
要はこの試合ってキャプテンアメリカに良いところが全くないんですね。こういうところにも当時のバットマンとキャプテンアメリカの人気の格差っていうのが出てるんじゃないかなと個人的には思ったり。
キャプテンアメリカ好きとしていろいろ言っちゃったんですけども、ファン投票で決めた5試合っていうのを振り返ってみると、明らかにこっちが勝つでしょっていう試合が決まってるのがほとんどなんですね。
これなんでかというと受かった見方をしちゃうと、当時ファンが見たかった本当の戦いっていうのはどう考えてもバットマンvsウルバリーになったんですね。
ただ、両方の出版社の不動のエースであるこの2人を戦わせて、それをファン投票っていう形で歴然とした優劣を決めてしまうっていうのは、ある意味出版社自体の優劣をつけるような感じにもなってしまうんで、
ちょっと看板には傷をつける感じなんですね。なんでそれを避けたマーベルとDCっていうのは、バットマンにはキャプテンアメリカ、ウルバリーにはロボっていう、負けても構わないカマセインを用意して、
両者の看板スターに鼻を持たせたっていうのが正直な感想なんですね。これはある意味しょうがないとしょうがないんですけども、
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この2024年度版DCvsマーベルを考えるんだとしたら、やっぱりせっかく妄想でやるんだったら、こういう矢打ちをは抜きにして、本当に見たい価値の戦いを考えていくのがいいなと思ってます。
なんで今回の振り返りとして、もし2024年度版のDCvsマーベルを考えるんだったら、3つ改善点があります。
1つは、この30年間で存在感を増したMCU勢っていうのを対戦カウントに引っ張り出してくると。
2つ目の改善点っていうのが、スーパーマンの相手っていうのをもうちょっとワクワクする相手を用意する。
3つ目の戦いっていうのは、変な腰のやり取りなしで、ガチの戦いを考えるっていうこの3つの改善点があるかなと思っています。
というわけで、今回はこの話はこれで終わりにして、来週実際にこの3つの改善点を踏まえて、
2024年度版DCvsマーベルっていうのを考えていこうかなと思います。
というわけで、今回の話題は以上とさせてもらいます。
ちょっと来週に続く形ですけどもね。
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それでは次回の更新でお会いしましょう。
ご視聴ありがとうございました。