- こんばんは、邦訳アメコミ雨あられです。今週何食べたのコーナー。この一週間で摂取したエンタメをお互いに報告し合う、そういうコーナーです。最初はグー、じゃんけんぽい。はい、いこうでしょ。
- わあ、勝っちゃった。やべえ。何にも考えなかった。いやあ、昨日G1クライマックス見てきたんですけど。- おお、なるほど。まだやってるんだ、G1クライマックス。
- もうちょうど後半戦が始まった感じですかね。まあそれもめちゃくちゃ面白い感じですけど。どうしようかな、今日。
えっと、じゃあ映画にします。- お、映画。
- 映画。そうですね。
- えっと、ザ・サマームービー、仮面ライダーガッチャード&爆上戦隊ブンブンジャー見てきました。
- 夏休み映画的なやつ。はい、夏映画ですね。いやあ、今回の仮面ライダーガッチャード、まもなく終わるんですけど、なんか案外面白くて。
- ほうほうほう、ガッチャード。何モチーフなんですか?- えっと錬金術をモチーフにしてて、カードと
- 魔法学校の部下部隊?まあそんな感じなんですけど、なんかあれですか、学校ってやっぱりあんまり
ヒーローものと 組み合わせが悪い?もしかして。
- えー、そうかな。なんかヒーローものと学園ものとかある気するけどな。
- 例えば、仮面ライダーフォーゼはもう学園内に敵がいる設定だったので、まあうまく回ってたと思うんですけど
- そうですね、メガレンジャーとかはそのメガレンジャー活動に
- 注力するあまり、最後卒業式出れないとかそういうことがありましたし、さらに遡ってウルトラマン80は
- 先生、ウルトラマンが先生っていう設定だったんですけど、途中から出勤しなくなるっていう。- なんて迷惑な先生。
- なんかもうその先生の方がだんだん比重が下がってきて、いわゆる防衛隊としての活動の方ばかりになってしまうっていうような感じになってしまって
- 今回も最初は、「お前、進路はどう考えてるんだ?」みたいなところからスタートしたのに
- もうずいぶん制服を着たりとか学校に通ってる描写を見てない。- 格好イケてないんだ。
- 言ってるんでしょうけど、描かれてはなくて。- 披露活動のせいで。
- よくないな、学びの権利の博奪じゃないですか、それは。よくないぞ、今の時代。
- もうね、そんな時代じゃないんですよ。- そんな時代じゃないの?
- もう今は、学校に通わなくとも学びを得る手段ってのがたくさんある時代なんで、毎日決められた時間に決められた場所に行かなくちゃいけないなんて、旧世代の考え方だと思うんですよ。
- いやいや、学校ってのはそういう情報を受け取るためだけの場所じゃないと私は思いますよ。
- だったらガッチャードーは錬金アカデミーで同世代ぐらいの人と交流してるんで。
- あーなるほど。別にいいんじゃないですか。
- あーえっと、学校に行かないけど友達がいるってこと?
- そうそう。部活がいい。
- 部活いらないですよ。
- 学校行かないで部活しかやらないなんて、ひどい奴だな。
- いやー、いいんじゃないですか。別に学校行かなくても。
- えっと、それで、今回のこの映画はですね、
- フューチャーデイブレイクってサブタイトルがついてまして、
- あのー、まあ、本編の途中でですね、崩壊した未来世界から主人公が来るっていう展開がありまして、
- で、今回はこの映画で未来世界の方に主人公が行くっていう作品で。
- すごい。X面で見たやつだ。
- そうですね。あのー、まあ、えっと、この作品内でのタイムスリップの扱いは、ドラゴンボールと同じで、
- ほうほうほう。
- 過去を変えても、戻って、過去を変えても、本来来た未来は変わらない、分岐がされていくっていう設定なので、
- あのー、まあ、その未来から自分が助けに来てくれたことで、バッドエンドを回避できたんだけど、
- まあ、戻った先はバッドエンドのままなんですね。で、なんか身型とか全員死んでて。
- なんか、エヴァンゲリオンの墓みたいな。
- はいはいはいはい。
- 墓がずらーって。
- で、主人公がもうめちゃくちゃ怒りと悔いにまみれて生きてるっていう話で。
- ほうほうほう。
- 面白かったですね。
- ほうほうほう。すごいな。
- なんか、いいよね。そういう、タイムスリップとか、あり得たかもしれない別の世界みたいな話。
- あー、そうね。確かに。まあ、アメコミでも度々出てくる要素ではあるけど、
- やっぱちょっと違う世界を見ることによって、その今の世界のかけがえのなさとかが出てくるし、
- 逆にね、新しい世界というか、まあ、滅んだ世界には滅んだ世界で生きていかなきゃいけないわけでっていうふうに希望にもつなげられるからね。
- そうですね。
- 仕組みとしては面白いよね。
- まあ、こっちが知ってる仲間はみんな殺されてて、敵に身体を利用されてたのかな。
- 敵として、全く人格が違うんだけど、見た目だけ味方の人が出てくるみたいな感じで。
- ほうほうほう。
- すごい、なんか、だから知ってる人が全然仲間にいない。
- あっ、違う違う。
- 本編世界では対立している敵が、未来世界では仲間になってました。
- あー、面白いじゃん。
- 面白いよね。
- もう面白いわ。
- あと、本編では全く出てきていない小島よしおが仲間になってましたね、未来で。
- やっぱ、過去を変えると未来が変わってくんだね。
- そうね。
- あー。本編の世界のどこかにはいるんだよね、小島よしおがね。
- そうだよね、きっと。
- 今とは違う未来に行くと、小島よしおも味方として。
- そう、そうなんですよ。
- 小島よしおって今、子供に受けてるのかな。
- 受けてるからいるのか、そうか。受けてるのか。
- あー、そう、受けてるから仮面ライダーに出れるんじゃないですか。
- そうかそうかそうか。まあ、それは受けるよね。
- 面白いもんね。
- そんなの関係ねーってめっちゃ言ってましたよ。
- 確かに。すごい!
- それ一本で、この芸能界の荒波を数十年間生きてきてるわけか。
- すげーな。
- まあ、そうだね、すごいね。もう10年以上やってるね。
- やってるよね、もう。やってるやってる。
- すごいな。ちゃんと、あの、なんか、その、海パンになれるコンディションをキープしてるのすごくない?
- 確かに。確かに。
- ね。
- いやー、15、6年もやってるのかわかんないけど。
- もう、私だって10年前から今までで20キロとは言わないけど太りましたからね。
- いやー、同じ服着れないよね。
- うん。
- それ思うと、さすがですね。
- そうですよ。やっぱプロなんだと思いますよ。
- へー。
- で、あと、まあ、あのー、まあ細かい話は置いといて。
- うんうん。
- あのー、まあマーケティングの問題っていうのはあると思うんですけど、
- うん。
- あのー、ネタバレを公式がまあスルーン。
- へー、面白いね。面白いっつうかなんつうか。
- 面白いっつうかなんつうか。
- 困ったもんっていうかなんというか。
- うん。あのー、まあツイッターであったりとか、
- うんうん。
- あのー、テレビ放送中に流れるCM?
- はいはいはいはい。
- もう、最初はざっくりしたやつから、
- だんだんこう見せ場となるようなシーンをこう、CMの中で見せていくようになるんですよね。
- はいはいはい。
- 今回ちょっと伏せられてた目玉として、
- うんうん。
- まあ、あのー、公開した、そのー、えーと金曜日に公開して、
- うんうん。
- で、金土日ってきたら、あのネタバレを1個発表しますよって公式でも言ってたの。
- なるほど。
- だから、それが気になる人は早めに言ってねって言ってたんだけど、
- うんうん。
- ちょっと間に合わなくてさ、まあ別にいいかって思ってて。
- はいはいはい。
- まあ、まあいいかって思ってたんだけど、そのネタバレっていうのが、あの仮面ライダーディケイドが出てくるっていうネタバレで、
- 私結構仮面ライダーディケイド好きなんで、
- ほうほう。
- あー、これは知る前に行きながら、思いましたね。
- すごいな、今そういうね、マーケティングがあるんだね、ネタバレしちゃう。
- ちょっと前に佐藤武が、あのー、仮面ライダー役でまた出るってなった時も、
- うんうんうん。
- まあ伏せられてたんだけど、やっぱ公開してちょっとしたらすぐ発表になってたので、
- 知らないで見たかったとかっていうのが、どうなんでしょうね。
- 知らないで見たほうが絶対面白いじゃん。
- 面白いよね、それは面白いよ。
- でもさ、知らなかったら見に行かない人っていうのが一定層いるからそういうことするんだよね。
- そうだよね、そっちのパイオンが大きいってことなんだよね。
- っていう判断なんだろうね。
- ネタバレ見ちゃったぜ、でもまあ行くかっていう層のほうが確かに少ないもんね、きっと。
- ん?ネタバレ?
- えっと、つまりネタバレ知らずに見たかったぜっていう層よりも、
- あ、佐藤大輝出るなら見に行こうっていう人のほうが絶対多いもんね。
- だからネタバレ見たくなかったなっていう人は結局行くやつもいるしな、その中ではな。
- 確かに行ってるもんね。
- 行ってる、まあゲリゲリ行ってるしね。
- やっぱり見せちゃったほうがいいのか。
- ねえ、いやーやっぱさ、この資本主義社会ではそうだ。
- やっぱりあらゆるものが経済活動に回収されていくって側面がどうしてもあるじゃないですか。
- そうだそうだ。
- そうなってくると、やっぱこう、より喜んでもらいたいとか、感動の値を最大値にしたいっていう思いと、
- その金を稼がなければならないっていうものが天秤にかけられてさ、稼がなきゃっていう方がやっぱこう、
- まあどうしてもね、楽しませたいっていう気持ちも結局稼ぐことに繋がっていく要素だしね。
- これがさ、あれなんかな、社会主義国家とかだったらさ、
- あ、だからおもろ資本主義の国とかになったらまた変わってくるじゃないですか。
- おもろさこそが一番価値がある。
- よりおもろこそが意味があると。
- おもろくないものは全てに捨てられていくっていう。
- そういう社会だったらってことか。
- 多分金を稼げるよりもやっぱおもろ。
- おもろのほうだね。
- 資本主義とあんまり変わらないからこれ。
- いやいやいや、だからあれでしょ、工業収入はまあ1億円もいかなかったんだけど、
- だけど面白さで言ったら、いつの日?って。
- 温泉でサメが暴れてる、うん面白い最高!って言ってみんながそれを見るようになると。
- 温泉じゃなくて。
- そうか。
- かもしれない。
- まあ難しいけど、そういう社会の中に生きてるし、
- あとやっぱこうふとした瞬間、ネタバレが見えちゃうことってあるよね。
- あれある。
- あのさ、最近さ、あのー仙台ものをモチーフにした漫画が、
- ちょっと特撮オタクの中で炎上してるんだけど、知ってる?
- 全然知らない。
- 知らないよね。
- 私はさ、私もその漫画のこと自体は知らなかったんだけど、
- まあ端的に言うと、女の子はレッドになれないと。
- 引き立て役のピンク、サポート役のピンクにしかなれない。
- そこをひっくり返す物語みたいな漫画なのかな。
- まあなんかそういうちょっとジェンダーロールみたいな話なんだけど。
- 今っぽいね。
- でも仙台ってそういう次元は特に得てるので、
- 特撮オタクは何を言いまさらみたいな。
- 仙台ものに対する、スーパー仙台に対する解像度が低いみたいなこと言って、なんか怒ってるんだけど。
- おー、なるほど。
- まあ知らねーよと思いながら言ってるんだけど。
- やっぱ特撮好きだからさ、勝手にさ、タイムラインとかにそういうのが流れてくんだよね、SNSの。
- あーなるほどなるほど。
- なるほど、おすすめ機能じゃないけど、
- どうせこういうやつが好きなオタクだろ、お前は。
- そうそうそう。
- 求めてるわけじゃないのに。
- だから全然知らなかったでしょ、今の話。
- 全くマジで知らなかった。
- 俺のSNSの中じゃ、超盛り上がってる。
- ヤバいな、同じ時代に生きてるはずなのに。
- いやだからそういうことがあるじゃん。
- 今調べたら
- 小島陽正がブレイクしたのは2007年ですね
- なので仮面ライダーでいうと
- 電王の時が小島陽正だった
- じゃディケイドより先輩ですね
- ディケイドより2年先輩です
- まあそんな感じでね
- 仮面ライダー
- ちょっと昔ほど
- 熱を持って見てないんですけど
- 面白いな
- 相変わらず面白いと
- すみません長く話しちゃって
- 今週何かありましたか
- 今週ですね
- 今週いくつかあるんですけど
- 1つは
- 前ちょっとここでも話したんですけど
- 第4教会の謎解きゲームですね
- えっと
- 校正施設の
- 以前紹介したのは鏡の特殊少年
- 鏡の特殊少年校正施設
- っていうゲームを紹介したんですけど
- 今回それの別の作品ですね
- 人の給与明細
- というやつ買いまして
- やってみたんですよね
- これは結構面白くて
- かなりいろんなメディアを駆使した
- 謎解きゲームになってて
- 基本給与明細とスマホさえあればことたり
- いるんだけど
- 結構いろいろ謎解き楽しめたんですが
- いかんせんどう喋ってもネタバレになってしまうので
- 喋りにくいんですけど
- えっと
- まあそれは置いといて
- それは置いといて
- 喋ろうと思ったんですけどどう喋っても難しいなと思って
- でもちょっと見せてもらったけど
- 本当に
- 給与明細と
- クリアファイルと給与明細が届くんですよ家に
- チャブートが来るんですよね
- チャブートを開けると
- 会社のクリアファイルが入ってて
- その会社のクリアファイルの中に
- その会社の給与明細が入っている
- いわゆる紙の給与明細ですよね
- この四角くなってて切り取り線がついている
- 給与明細
- 切り切ると中から
- 給与明細が出てくると
- それを使って謎解きゲームをしていく
- 基本的にはネットを使って
- 情報を
- そうねネットを使って情報収集して
- 一応商品紹介ページに
- ヒントになるような動画
- 商品紹介動画があってそれはまた一つの
- ヒントになっているんだけど
- 例えばこれはもう公式でも
- 言ってることなんですけど例えば会社名で
- 検索してみるとか
- あるいはその人の名前
- 給与をもらっている人の名前で検索したりすると
- またそういうサイトが出てきて
- 例えば会社のサイトが出てきてとか
- あるいはその給与明細を
- もらっていた人の個人サイトが出てきたりとか
- してそこに出てくる情報を
- 繋ぎ合わせて謎解きをしていくと
- 今風だよね
- いや本当に今風だと思うわ
- ここしばらくはまだこれ売れ続けると思うので
- また新作出たんじゃないかな
- あそうなんだ
- 誘拐エレベーターだっけな
- なんかLINEとか使って
- コミュニケーションしながら謎解きしていくっていうゲームが
- 以前あって
- それがアクセス数が多すぎて成立しなくなっちゃったんで
- ブラウザ版かなんかになったのかな
- 今度出ているので
- もう出てるかな今
- いいね乗ってますね
- 今ノリに乗っている謎解きゲーム 謎解き集団 第四教会
- また新作出るっぽいしね
- なんかそのちょっと見せてもらった感じだと
- すごく不穏な会社でさ
- あーそうね
- なんか裏がありそうだなっていう感じだけどさ
- 徳川のモチベーションはさ
- うんうん
- 徳川のモチベーションは
- 謎があるっていうこと自体は
- 間違いないんですよね
- なんていうか解ける謎があるっていうのは
- 間違いないので
- それはやっぱりチャレンジしがいがある
- 怪しい会社自体はそこら中にあるわけじゃないですか
- でもその怪しさを暴くことは
- 基本的にできないわけで
- そういう時に解ける謎があるっていうのは
- やっぱりモチベーションになるよね
- 例えばさ
- これがロールプレイ型のゲームだったらさ
- 自分が探偵で
- 事件が起こってて
- 解決しなくちゃいけませんじゃないけど
- 今回というかこの人たちが
- 作ってるやつってさ
- 現実に目指してるからさ
- 謎に対してさ
- 探偵でも警察でもない自分が
- 取り組むって形になるのよね
- だから謎に向き合う
- モチベーじゃないけどさ
- 動機みたいな
- 映画とか物語とかだったらやっぱりさ
- 登場人物がさ動機ってのがある
- 確かにそういう意味では
- 人の給与迷彩は途中で
- なんというか
- 現実と物語の境界を破壊していく
- 瞬間がある
- 自分に
- なんというかなんだろうな
- 自分が参加していくんですよ
- なんかこう取り込まれていく
- 仕組みになってて
- それはすごかったね
- よくできてるなぁ
- じゃあその矢島根性というか
- 矢島根性で始まったのがどんどんどんどん
- 肌に巻き込まれていく仕組みになってて
- あれは確かにそういう意味では
- 動機とかストーリー
- ストーリーって言うとまたちょっと違うんだけど
- その動機づけみたいなものはかなり工夫されてましたね
- 終わりがあるんだよね当然
- 終わりある
- 終わりあったね
- それもなんか不思議だなって感じするもんね
- そう最初やった時さ
- どうなんのって思ったんですよね
- だってさ人の給与迷彩があってさ
- でまぁなんか裏がありそうな会社があってさ
- 謎を暴いてってさ
- 謎を暴いてってさ
- ぽちぽち検索していくだけですからね
- でも終わりがあったんですよ
- いやすごいな
- 終わりあるしなんかちょっとねグッときましたね
- あーそれだけでこうちょっと
- トライしてみたいなって思っちゃうよね
- 感動的な終わりがちゃんと用意されてて
- わーいいもんやったなーって
- 総プレイ時間っていうかさ
- 付き合った時間どんくらいかかった?
- えっとね
- 1個ね解けない謎があって
- そこでめちゃくちゃ時間食ったんだけど
- 1年除くと多分3時間ぐらいじゃない?
- おーまあまあまあ
- ちょっと休日に
- 慣れてる人なら
- 2時間ぐらいで解けるかもしれない
- あとはこれはゲームとは関係ない部分なんだけど
- ヒントサイトみたいなのがちゃんと
- 公式が用意してる
- そのヒントサイトが
- ちゃんと謎解きの楽しみを奪わない感じで
- ちょっとずつ謎の
- ヒントを小出しにしてくれる構成になってるので
- 例えばこれは
- わかんない謎があったっていう時に
- 4,5,6ってあって
- 1個ずつ見ていくとちょっとずつヒントとか
- 考え方の方向性みたいなのを出してくれるので
- 私その1個全然解けない謎があったんだけど
- それはもうヒントサイト
- もうしょうがないって調べて
- でもヒントしか寝てないから
- あれかそういうことかっていうので
- ちゃんと自分で気づける喜びも味わえる
- なるほどねその気づいた時の脳汁出る感じは
- そうそうそう
- ギリギリ奪わない感じ
- 謎解き苦手な人とかやったことないよ
- 私本格的にやるの今回初めてだったんだけど
- 面白い
- そうね新しいメディアだなっていう感じがするし
- これから増えてきそうな気もするよね
- どんな人が作ってんだろうね
- 最近なんかディレクター募集してたよね
- 新規採用みたいな
- まだまだ規模を広げていくんじゃないかな
- 誰がさ応募するんだろう
- だってさ楽しいなと思ってやってる人いっぱいいるだろうけどさ
- 確かに
- 俺できます
- 面接に行ってさ
- じゃあ今までの経験の中で
- あー
- あれ応募したら謎解きサイトに飛ばされるんじゃない
- めっちゃ不思議な数式を書いたやつ
- 解けたやつが
- それすげー面白いな
- 応募できるみたいな
- 暗号を出されるとかかな
- 集合場所が暗号でね
- 暗号の地図めくるみたいな
- まあそんなんで面白かったんで
- ビオ迷彩ぜひね
- 次回あればやってみてください
- なるほどね
- ゲームってやっぱ一つメディアですよね
- そうね
- やっぱゲームってこのインタラクティブ性というかね
- 自分がこう影響を与えて
- ゲームから反応が返ってくるっていうのがやっぱ一つの面白さだけど
- それを
- 確かに現実を使ったゲームだもんね
- なんかすごいよね
- やっぱ映画とも漫画とも違う新しいメディアだな
- いわゆるゲームともまたちょっと違うなと思うしね
- 昔ゲーム的リアリズムなんていう評論家なんかあって
- あーあったね
- そういうフィクションの世界でゲームっていうのは
- 映画とか漫画とか小説とかとはまた違った価値というかさ
- メディアだっていう話あったけど
- まあやっぱそれもどんどん進化続けてるんですね
- そうだね確かにそうだね
- 新しいメディアを味わったなって気するな
- ゲームって面白そうだなと思うんだけどさ
- なんかやっぱこう難しくない?付き合い方が
- あー難しい難しい
- 映画が一番楽だよね
- 終わるもんね2時間で
- 座って見てれば終わるからさ
- 終わる
- ゲーム必ずメディアの特性でもあるけど
- 手を加えなきゃいけないからねこっちが
- かなり漫画とか小説よりも主体的に関わっていく必要があるから
- そういう意味では
- エネルギーはいるよね
- でもやっぱ今の話聞いててすごい興味が出た
- そのどういうことだろうっていう
- いやいいなハマってる人いっぱいいるよね
- 多分ね新作どんどんこれからも出るらしいんでね
- ちょっと出たら一緒にやってみましょう
- この番組は毎週一冊の翻訳アメコミを紹介するそんなラジオ番組です
- 今週のテーマは仮面アメリカですね
- 一瞬SNSで話題になっていたのを私も目にしたことがあったんですが
- 正直話題になっていた時見た時は
- 何じゃこりゃっていうのが第一印象でした
- なんかこういわゆるアメコミ的なもののパロディ感があるというかさ
- そうですねそれこそさっき話してくれた戦隊もののパロディじゃないけど
- なんというかアメコミっていうメディアをちょっといじるというか
- ネタの元にした新しい作品だみたいな感じでやってて
- ある程度ツイッターとかで私も情報見てたんですけど
- 正直あんま期待してなくて
- なんかあんまつまんねえ話かなと思って読んだんですけど
- これまあ面白かったですね
- はい私も正直ちょっと色眼鏡じゃないけど書かせた部分はあったんですが
- 面白かったですね
- なんかこうしっかり言ってましたね思ってたより
- めちゃくちゃちゃんとしてて
- 私が見た時はアンチポリコレじゃないけど
- 最近ポリコレ的なものがもてあわされていると
- 多様性が大事だとかみんなで地味になろうみたいになってるけど
- そういうのに対してそれを乗り越えるというか
- あえてそれをずらした作品であるというような評価されてたんで
- 今時そんなのどうなのよ
- 今時どうなんだろうなって思ったんですけど
- 確かにそういう要素はあった
- 確かにあったんだけど
- でもそういうアンチポリコレの作品としてこれ読んだらもったいないなって思いましたね
- そうねなんかこうやっぱキャラ同士の関係性とか
- しっかりドラマがありましたよね
- そうそう物語がめちゃくちゃしっかりしてたし
- キャラクターの設定とかキャラクターの性格関係性とか
- どれもすごくよくできた話で
- もっとみんな読めばいいというか
- なんかねそんな政治論争の具にされたらかわいそうな作品だなと思いましたね
- そうですねこれアメコミなんだよね
- うんうん
- で日本では電子書籍で翻訳されたものが読めるようになっておりまして
- キンドルアンリミテッドに入っていると追加料金がなしで見れるということですね
- 日本語だと仮面アメリカオンニバス1から4巻と5から8巻の2、3つかなが出て読めますね
- はい一応旧ツイッターには仮面アメリカの日本語公式アカウントがありまして
- すごい
- 今8話までまとまっているやつがキンドルアンリミテッド上で読めるんですが
- 9話も購入すれば読めるようになっている的な感じですかね
- じゃあまだまだ続きも読める作品ということで
- まあ今日は我々8話までオンニバスの4がまとまっているやつの2巻まで見たので
- それを元にですねお話ししていきたいと思います
- ただやっぱ自分の好きを貫くためにはいろんな障害が現れると
- 例えば仮面アメリカヒーローものとして一つ特徴としては
- スポンサーというかマネージャーがついてるという設定があるんですよね
- はいはい
- ヒーロー活動するためにもお金も必要だし支援が必要であるということで
- マネージャーがついて商品展開をしている
- はい
- 最初はねウォーフェンという名前で売り出されて
- うんうん
- コスチュームもまあなんだこれあれだねキャプテンマーベルみたいな
- みんなの
- 感じのおもちゃ感があるおもちゃとして売れるデザインをした服装だったんですが
- はい
- まあやっぱなかなかギクシャクしていくんですよねだんだん
- それはやっぱり主人公カーリーのやりたいことやりたい気持ちっていうのと
- 資本主義っていうのが相性が悪いんだという風になってくるんですよね
- はい
- これすごくないですか
- 読んでてこの辺から痺れ始めましたね
- あそう
- すげえなと思って
- つまりだんだんカーリーの思想性というかそれは出てくるんですよね
- つまり巨大資本まあマネージメントはある程度成功して売れてくるんですよねヒーローとして
- でおもちゃも売れるし敵の怪人怪人のおもちゃも出してそれもよく売れるようになってくると
- でお金が儲かるんだけどお金が儲かることによってでも本当は私はこんなデザインの服装で戦いたくないんだと
- こんなことしたくないんだっていう仕事が増えてくる
- だから独立すると
- つまり巨大化した資本っていうのは倫理を失っていくんだっていうセリフがね出てきましたけど
- 巨大企業っていうのは倫理を失っていくので独立するって言って
- そのマネージメント会社から独立して自営業ですよね
- そうですね
- フリーのヒーローとして活躍を始める
- インディーというかローカルというか
- ローカルというかこれもう素晴らしいなと思って
- もうこれでそのいわゆるポリコレ対アンチポリコレみたいな単純な二項対立ではない話が始まったな
- なるほど
- コミュニストみたいなこと言い始めるんですよね
- 大企業じゃなくてジバの企業が大事なんだと
- ああ言ってましたね
- 地元の仲間と地元の企業と協力してヒーロー活動していくんだ
- これ一体何が始まるんだこの話は
- スポンサーになってくれる企業が家族で経営している会社だって言われて
- じゃあぜひ一緒にやりましょうってなるんだけど
- 行ってみたら実は家族経営は家族経営なんだけどめちゃめちゃ巨大企業
- 大企業だった
- ああちょっと思ってたのと違うってなるシーンがありましたね
- すごいなと思ってこの批評性というかなんというか
- 大企業だから組めません
- あなた私はすごく好きなんですけどでも大企業と組むわけにはいかないんです
- 確かにこうヒーローがスポンサーをつけるなんてみたいなお話はあっても
- うんうんうんそうそうそう
- ヒーローがスポンサーつけて広告つけて戦います
- これはあるしわかる面白いのもわかるんだけど
- いやスポンサーにも条件がありまして
- そこまでやるのなかなかない
- 一歩進めてるなって
- 確かにな
- すごい素晴らしい展開でしたね
- 言われてみれば
- 当然大企業はなぜダメかというと自分の意見が言えないからという話にもなっていくし
- あと自分の意見を通したいというところで仲間のヒーローたちがどんどん増えてくるじゃないですか
- ああそうですね
- この仲間のヒーローたちもみんないいキャラしててすごく好きなんですけど
- ただその仲間のヒーローと組むっていうことにもやっぱり条件付けがあるんですよね
- つまり誰とでも仲良くはしないと
- あくまで彼女の行動原理は自分の好きな服を着る
- 自分の意見を主張する
- 自分の意見を通すっていうところなので
- 安易な協調や安易なグループに入らないと
- チームに入るとチームの言うことを聞かなくてはいけないと
- そうすると自分の正義や自分の倫理観を貫くことができない
- だからあなたたちと一緒に組むことができません
- ヒーロー活動を誘われても断るんですよね
- しかもその時断ったヒーローの名前が仮面UNだよね
- United Nation
- やっぱり国連と共に協調することはできませんと
- アメリカは単独主義で行きます
- すごいな
- めちゃくちゃ政治的なメッセージがあるなって思ったし
- それもやっぱり第1話で示された
- 主人公はあくまで自分のやりたいことをやりたいんだ
- そのための正義があるんだ倫理があるんだっていう
- 積み重ねというか出だしがあるので
- 安易な協調路線に行かないという設定も無理なくやってましたよね
- 戦う時の名乗りの向上みたいなのが
- 我々の文化の正義を証明するために
- 私はあなたを打ち負かすっていう
- これ繰り返し言うんですよね決め台詞
- これ決め台詞
- 我々の文化の正義を証明するために
- ヤバいよね ヤバいよね
- ビックリしちゃったよね
- 彼女の主張にすべて賛成することはできないんですけど
- ただ彼女のキャラクターとしては魅力ですよね
- 自分の文化の正義と自分の正しさを証明するっていうのが
- 一つの彼女のテーマだから
- その結果友達と対立したりとか
- 辛い思いをすることもたくさんあるんだけど
- でもそれは自分がやりたいことだから
- っていう戦いを繰り返していくなと
- 素晴らしい面白い
- これを単なるアンチポリコレで語ってしまってはもったいない
- と思いますね
- そうだね アンチポリコレっていうか
- アンチポリティカルみたいなところまでいっちゃってる感じが
- そうね 単独行動主義というか
- アナーキストみたいになってますよね
- 確かに
- 周囲の市民から言われるんですよね
- 協力しろと 他のヒーローと
- 他のヒーローと協力すれば
- もっと怪人と効率的に戦えるとか
- 強調すればいいじゃないかと
- ダメだと
- それは私の正義を貫くことができないから
- 一緒に行動することはできない
- だから仲間がなかなかできない
- ところもあるんですが
- 全然それがいやらしくないというか
- めちゃくちゃ政治的なメッセージに
- 読み換えられるな
- 読み換えられるんですけど
- でもそうならないような
- これは多分アートの要素だと思うんですけど
- キャラクターの可愛らしさがあるんですよね
- そうね
- 描き方というか
- 性格も含めて あるいは描写も含めて
- すごく魅力的に描かれているので
- その強い政治主張もそんなに違和感なくというか
- ちょっと困った性格だなぐらいで
- 読み進められるので
- そういうストレスはなく
- でもメッセージはめっちゃ強烈という
- 私やっぱ好きですね この作品
- なるほどね
- 後々仲間として戻ってくると
- 最初は顔出し幹部っていうかさ
- みたいな感じで登場するんですが
- その殻を破ってヒーローになるっていうね
- いやーめっちゃ熱いわ
- これ詳しくないけど多分プリキュアにこういうキャラいるよね
- あーありそう
- ジョジアニメで絶対ありそう
- いたことあるよ
- ちゃんとツボを抑えてて面白いんですよね
- ストーリーも普通にいいと思うんだよな
- うんそうですね
- お母さんが敵になったりとか
- あーそうね
- そうお母さんが敵になったりとかね
- いろいろ仕掛けがあってまたそこも面白いですね
- そうそう後半ね
- 伏線がどんどん回収されていくんですよねオムニバスの後半に行くにつれて
- あの時のこのセリフはこういう意味だったのかっていうのがどんどん出てくる
- あの後半の追い込みがすごかったなってますね
- あと結構コミッカルな感じで話進んでいくんだけど
- ネームドキャラの詩があるっていうのが
- あーそうね
- 最初にカーリーにさ無理に女の子らしくある必要はないって言ってた先生がさ
- 出てくる詩が
- 先生がまあいろいろあって今はホームレスになってしまっているんですが
- しかも詩にもちょっとね
- やっぱりちょっと偏った教育だったんじゃないですかね
- いやーちょっとこう
- 教育界から追放されたんじゃないですかね
- ショックでしたね
- そうねまあでもそれをちゃんとね仮面アメリカも自分の糧として
- ああそうこれ最初の方にオリジンについて言及されるシーンがあるんですけど
- ヒーローではあるんだけどオリジンがないんだって言われるんですよね
- 身近な人が死んだりとか
- 親父が死んだとかおじさんが死んだとかそういうのはないヒーローなんだなんて言われるんですけど
- ヒーロー活動を続けるにつれてだんだんだんだんその大切な人を失ったりとか
- そういういろんな苦しみや悲しみを乗り越えることによって
- 仮面アメリカもだんだんこうヒーローになっていくんですよね
- 確かにそのマーケティング的な意味で劇的なオリジンが必要なんだみたいな
- 言われてましたよね
- そういうのはなかった
- ある種作られたヒーローだったんですがそれが本物のヒーローとして
- 自分を高めていくという
- 王道ですよやっぱ王道の面白さがちゃんと変わる
- みんなもっと読めばいいのに本当に
- そうですねやっぱシンプルに見た時にしっかりとした話の筋
- そうそうそう
- 展開がありましたね
- 親子の関係とかさ友人関係とかさあるあるネタというかよくある話かもしれないんだけど
- ちゃんとそれを面白く仕上げていってくれるし
- そうね恋人と友達と取り合ってみたりとか
- あと可愛いマスコットが出てきたりとかね
- そうですね
- 動物キャラが全般的に可愛かったですね
- あー確かにカピバラとかウサギとか
- 主人公はカピバラ飼ってるしあとウサギがやたら出てくるんですよね
- 出てきますね
- 対怪人地球防衛隊みたいな組織ではウサギを隊員として雇用してて
- 隊員としてウサギが戦うというシーンが結構あったりとかね
- 面白いよやっぱりこれ
- そうか
- 私やっぱりすごい好きですねこの作品
- そうね続きを見たいですね
- はいということで仮面アメリカでした
- まあXツイッターで話題だった割には多分そんなに読んでる人がいない漫画だとは思うんですが
- わかんないじゃんそんなこと
- 絶対みんな読んでないよ絶対読んでないと思うわ
- スマートフォンとか結構目にしましたけどね
- あ本当?
- 私のSNSでは出てこなかったのかもしれない
- そうかでもこういう思い込みやったらよくないよね
- でもまあそもそもアメコミの話を現実の世界でしたことがない
- 確かに確かに
- でも本当に面白い作品でした私的には
- 本当に紹介のされ方がちょっともったいなかったなと思いましたね
- 絵が可愛いらしいとかさポリコレとの関連で話されたりとか
- でもこれの面白さって多分そういうところじゃないところに
- キャラクターの物語の面白さとか
- あるいはキャラクターとの関係性の話とか