00:04
この番組では、毎週一発の邦訳アメコミを取り上げて、その内容を紹介しています。
今日取り上げるのは、バットマン、ダーク・デザイン。
比較的新しい作品かな。
そうですね。邦訳バットマンの通常ラインの中では一番新しいんじゃないでしょうか。
実はですね、このラジオ、ちょっとお金の匂いがすると嫌われてしまうと思っていたので、
あんまり言ってなかったんですけど。
お金の匂いってちょっと苦手だもんね。
100日後に死ぬわりもね。
大丈夫?大丈夫なこと言える?
グッズ展開し始めた瞬間、すごい炎上したんですよ。
難しい問題だよね、お金って。
なので、ちょっと控えめにやってたんですけど、
実はAmazon欲しいものリストにですね、我々二人のうちのどちらかがしか持ってないアメコミをですね、並べておいてですね、
届いたらすぐにラジオが収録できるようにしてたんですね。
そうなんですね、どっかのアラブの石油王とか買ってくれるんじゃないかっていう。
したら届きましたね。
いましたね、石油王。
今まで一切宣伝してなかったのに、個別のエピソードのページにも書いてなかったよね。
プロフィールページみたいなところまで遡っていかないと、たどり着けないはずなのに、送ってくださった方がいたんですよ。
一度ネットに出した情報は必ず誰かが読んでいるってことなんですね。
いや、こえー。
でもありがたい。ありがとうございます。
本当嬉しいですね。ゆくゆくはめちゃくちゃマネタイズしてね、このラジオで食っていこうって思ってるんで。
欲しいものリストに銀座の土地とか入れておきましょうかね。
転がせるように。Amazonで売ってないだろ。
というわけで、ラジオネームゆらたまさんからメッセージも来てます。
ありがとうございます。
ぜひ秋葉原のフリスターコミックスと書泉ブックタワーへ行くように皆さんに伝えてください。
行きましょう。今日行こう。今行こう。
てかあなたは誰なんですか?
きっと関係者なんですかね。
でもさ、店員さんだとしたらさ、2カ所言うのおかしいよね。
そうか、全然別のお店だもんね。系列船とかでもなく。
多分ね。ファンかな。
本屋さんのファンなんでしょうね。
こうやって紹介してくれっていうことで、お客さんをいっぱい呼びたい。
なるほど。我々がアメコミを紹介するような同じように、行く人が増えればより品揃いも良くなり、もっといいお店になると。
ということなのかな。
書泉ブックタワーは東京都の神田神保町にあるちょっと大きめの本屋だよね。
ブリスターコミックスもこの界隈では有名だろうから。
アメコミとか売ってるようなお店。私ブリスターコミックス行ったことないんですよね。
03:01
本当に?じゃあ今度一緒に行きましょうか。
ぜひぜひ。
ブリスターコミックスを知らないでこのラジオを聴いている人っていいのかな。わかんないけど。
普通の本屋さんでアメコミ買います。ネットで買っちゃうっていう人も多いかもね。
そうか、みんなが関東圏内に住んでるわけじゃないし。
地方の方々も多いですから。
ということでブリスターコミックスは通販もやってた気がします。
日本全国どこからでもブリスターコミックスに行けると、そして買える。素晴らしい。
こんなんでゆらたまさんよろしいでしょうかね。
みんなで応援していきましょう。ブリスターコミックス、そして書泉グランデー。
はい、ということです。ありがとうございます。
ありがとうございました。
というわけでね、バットマンダークデザインなんですが、あらすじの方お願いします。
数々の戦いを経て束の間の平穏を取り戻したゴッサムシティ。
街を再建するため奔走するバットマンに最強の傭兵デスストロークが襲いかかる。
辛くも襲撃を撃退したバットマンだったが、デスストロークの背後には巨大な陰謀を抱えた謎の男、デザイナーがいた。
アルフレッドもゴードンも失ったゴッサムで、バットマンはデザイナーを見つけ出し、街を守りきることができるのか、といったお話ですね。
アルフレッド、死んでましたね。いつの間にって話なんですけど。
アルフレッドとゴードンがいないってことなんですけど、ゴードンがいないってことはね。
以前こちらのラジオでも扱った。
バットマンウーラフズ、それからシークレットシックスですか?でやったけど、バットマンウーラフズの毒でね、ヴィランにされちゃってますね。
ちょっと将棋を失ってしまったなんてエピソードがあったんで、まあまあゴードンを失ったのはなんとなく知ってましたけど。
アルフレッド、執事のアルフレッドですよね。アルフレッド違いとかじゃないですよね。
みなさんよく知る執事のアルフレッドなんですけど、死にました。
死んだんですね。
ただその死んだお話は翻訳されてない。
残念です。
今回扱うこのダークレザインは読み切りとかミニシリーズとかじゃなくて、いわゆる本編というか本筋ですね。
バットマンの、本当にバットマン誌ということですかね。
なんですけれども、この前はDCリバース、リバース記ですね。白い表紙の頃のやつだったんですけど、トムキングが書いてたバットマンの結婚話ですね。
あれがこの前なんですけど、翻訳はバットマンウェディングっていう7巻で止まっちゃってたんですけど、実は13巻まであるんだと。
バットマンウェディングまでで翻訳は止まっちゃったんだけど、その後も物語は着々と置いていたと。
その間でアルフレッドが死んでしまうという。
結構おいしいエピソードな気もするんですが。
翻訳されてないので、今回の編末の解説の方にですね、翻訳されなかった8巻から13巻までのあらすじがページの半分くらいで。
06:08
大変細かく説明されているので、大丈夫です。
ここから読んでも全く問題ありませんね。
ここから読んでも問題ないですよ。アルフレッドを知らない人は生きていようが死んでいようが関係ないし。
知ってる人もね、今アルフレッドが死んでいるってことを知ったから大丈夫です。その知識だけで十分読めます。
長いアメコミの歴史、一から読むことは不可能なんで、ここから新章であるってことは間違いないから。
新シリーズの始まりってことですね。
間違いないから、ぜひここから読んでもらえればいいんじゃないかなと思います。
ここから買っていきましょう。
そういえばツイッターでですね、ハッシュタグ翻訳アメあられで感想つぶやいてくださっている方が。
ありがたい。
アパヤマさんっていうのかな。
ありがとうアパヤマさん。
途中から読んでも大丈夫なんだとこのポッドキャストを聞いて思ったので、シリーズ第2弾のスーペリアスパイダーマントラブルマインドを買った。
乗っ取られる件はアニメで見たから大丈夫。
そうだよ。
アパヤマさんの言う通り。
スーペリアスパイダーマンがピーター・パーカーの肉体を乗っ取ったドッグウォークなんだってことを知っていれば、何巻から読んだっていいよな。
確かに。自分が今読みたいアメコミ、目の前にあるそのアメコミが世界の最初の最高の一冊だもんね。
我々だってね、長い長い地球の歴史から見たらね。
確かに。
途中参戦。
途中参戦。
途中離脱がもう決定している。
そうね途中離脱。最終回見れないもんな。
見れないもん。
時の終わりを。
人生と一緒だよ。途中から参加して、終わったら終わるんだよ。
こっちが主体だからね。俺が死んだところが最終回。
気にせず今読みたいのを読むのが一番だと思います。
今本屋さんで並んでいるバットマンの中で、どれから手を出そうかなって思ったら、バットマン・ダークデザインが。
確かにいい選択肢に入ってくると思うよね。
今度こそこのシリーズ最後まで翻訳してもらおうと。
楽しみですね。
みんなで読んでね。
みんなで読めばいい。読んで応援。
ということで、発売されたのが一応今年。
結構新しい部類に入りますよね。
新しくある。最新刊ってわけじゃないけど結構新しいんで。
あとそれからちょっと謎解きみたいなのも。
そうね。ネタバレ知らないで読んだ方が間違いなく面白い。
お話の面白さが一つだと思いますんで。
買おうか迷ってる人なんかはね。
ぜひ買って、ここから一緒に最新翻訳バットマンを。
そうね、書泉グランデに行って。
ブリスターコミックスの通販でも何でも使って。
ぜひ新刊で買っていただいて、またラジオの続きを聞いていただければと思います。
09:00
一緒に楽しみましょう。
楽しみましょう。
デザイナーの正体は誰かっていうと、分かんないんですよね。
そうね。
誰だか分かんないです。
ちなみにデザイナーってなんか服面被ってるんですよ。
Dって書いてある。
デッケーDって書いてある服面を被ってる男かなっていう感じの。
誰だ誰だっていう空気は結構あったと思うし。
実際にアメリカでこのお話が始まった時に、デザイナーの正体が誰だみたいなことを、
ファンサイトとかで結構考察があったりとかして。
面白い。
確かに誰でも入れられそうな感じはするよね。
ただですね、このダークデザインではこのデザイナーとかつて何度も勝負を繰り返したという名探偵が登場するんですよね。
そうですね。
世界最高の探偵に呼ばれていて、実は昔バットマンにも会ったことがある。
バットマンと初めて会った時はバットマンの上着の仕立て、あるいは肌の色、あるいは靴の汚れ、
そういったところから頭上を明らかにして、あるいはどこから来たのかが分かると。
どこかで聞いたことがありますよね。
世界最高の探偵でしょ?
靴についた泥から…
経歴を明らかにする。
聞いたことある。
あの人です。
その名前もカッサンダー・ウィクリフ・ベイカー。
誰だよ。
誰だよっていうよく知らない人が出てくる。
これマジ誰だよって思ったね。
確実にホームズだと思うよね。
名前にベイカーって入ってるし、ロンドンのベイカーストリート221B。
というイメージからホームズだろうとは思うんだけれども、
名前はカッサンダー・ウィクリフ・ベイカーです。
これはさ、過去の回想じゃないけどイメージシーンみたいなので、
機関車の上とか飛行船の上とかで、デザイナーとデザイナーの宿敵である世界最高の探偵が戦っているイメージ映像が出てくる。
確実にホームズを意識していたと思うんだけど、なんでホームズって名前を使わなかったんだろうね。
これ別にね、使ってもストーリー的には何も関係ないよね。
別にね、モリアーティでした。
ホームズのライバルのモリアーティ、デザイナーはモリアーティでしたって言われても、へーって感じですよね。
デザイナーの正体はカッサンダー・ウィクリフ・ベイカーの宿敵でしたって言われても、だれだれってなるからね。
結局誰だよってなるから。
モリアーティしてくれればよかった。
やっぱあれかな、時代の整合性が取れない。
今更そういうの気にするかな。
確かにね。もう何度もこんなクライシスとか起こってね。
バットマン何十年もやってきてるわけですしね。
別にホームズが今更出てきたところでいたっていいじゃん。
今回はそういう話なんだなって思えるようになる気もしますね。
それにカンバーバッチのシャーロック、ドラマ。
12:03
あれもちゃんとそれぞれモリアーティやワトソンくんや、みんな現代人に置き換えられてるけど。
整合性は全然取れてるもんね。
デザイナーの正体はどうやらモリアーティ教授的なやつなんだろうというところで、正体は特に明かされずに終わってるんですよね。
この前一緒に宝塚版のシャーロックホームズ見に行ったじゃないですか。
あれもバットマンみたいだったよね。
ネタバレするけど、最後に滝で戦うことに。
そう、意外なことにね。
びっくりしたね。急に舞台がひっくり返って滝になったもんね。
舞台が盛り上がって滝になって、スイスね。ライヘンバッハの滝。
滝じゃんってなって。
戦うシーンがありました。
当然戦った2人とも落ちるわけなんだけど。
その時にモリアーティは、悪は何度でも蘇るみたいなことをホームズに向かってるんだよね。
それからホームズが、全てのモリアーティの前にホームズが立ち塞がるだろうみたいなことを言うんだよね。
いいね、いいシーンでした。
全てのモリアーティってマルチバースじゃん。
そうか、宝塚版のシャロック・ホームズはマルチバースを取り入れてた作品でしたね。
あと終盤の展開で、モリアーティがロンドン中で犯罪を起こしまくって、ホームズを疲弊させるっていう。
あったあった。
下りがありましたけど、めっちゃバットマンっぽいなと思ったね。
ゴッサムシチューで犯罪を起こして、バットマンを疲れさせる。
ベインがバットマンを追い詰める時だよね。
街と探偵っていう関係。
ホームズがロンドンで活躍してることが多いですね。
イメージソースなのかな。
確かに都市の中で活躍するっていう探偵のイメージあるかもね。
デッドブールキラストレイテッドで、イメージソースの元ネタになったキャラクターを殺すと、そこから出てきたアメコミのキャラクターの存在が消えてしまう。
30死を殺すと、アベンジャーズがみんないなくなるみたいな。
ヒーローチームが全部なくなるっていうのがあったじゃないですか。
あの作品自体にもホームズが出てきたし、ホームズを殺したらバットマンは絶対に消えてしまうね。
そうだね。バットマンも探偵で名乗ってるしね。イメージソースではあるんだろうね。
バットマン氏にもシャロック・ホームズが出てきたことあるんでしょ?
バットマン氏だったかどうだかは知らなかったけど、バットマンとホームズが共演したことはあるね。
あ、そうなんだ。
そういうわけですよ。
全然関係ないんだけど、今やってる映画で。
スーパーヒーロー戦記っていう、仮面ライダーとスーパー戦隊。
仮面ライダーが50周年、スーパー戦隊が45作品目で、このコラボの映画を今やってるんだけど、ネタバレしてますね今から。
15:08
今日ネタバレ多めで。
ゴレンジャーの原作も仮面ライダーの原作も石ノ森翔太郎なんですけど、今回どういうお話だったかっていうと、石ノ森翔太郎が出てきて。
石ノ森翔太郎に、子供の頃の石ノ森翔太郎に、今のヒーローたちを見せて、これ僕が描きたいヒーローとちょっと違うんだよなって言わせて。
あー面白い。
で、いろいろあって石ノ森翔太郎はヒーローを描くっていう創作意欲がなくなっちゃって。
で、今までの戦隊ライダーが消滅してしまうっていう話だった。
キラストレイテッドじゃん。
完全にキラストレイテッドだった。
やばくない?
どっかで見たことのある話ですね。
すごいね。すごい映画でしたよ。
というわけで、何がというわけなのかわからんが、話を戻しましょう。
実はデザイナーは以前にもゴッサムに来てたことがある。
なんと。
で、その時にペンギン、リドラー、キャットウーマン、ジョーカー、この4人を呼び出してコンサルタントしてたんですね。
これは森合輝教授がやってたことと近いところあるかもしれないですよね。影で糸を引くっていうキャラクターだから。
そうだよね。で、どういうコンサルティングをしたかっていうと、個別に面談をするんだけど。
徐々にレベルアップというか、手がこんなことをしていくようにすると、宿敵である探偵、ゴッサムでいうとバットマン側も一緒に成長っていうか規模が大きくなっていくから勝てない。
勝てない。予測されてしまう。
だから勝つためにはどうしたらいいかっていうと、一足跳びで。
一気に派手な犯罪というかね。レベルが高い。
レベルを急に上げるのがいいんだってことで、みんなが本当の目的、最大の目的を達するにはどうしたらいいかってことをコンサルしてあげるっていう。
確かによくコンサルタントが言いそうだもんね。まずは大きな目標を決めましょう。
膝を高くしようみたいな。
で、ディスカッションを繰り返してそのための方策を練っていくと。
なるほど。
うさんくせえ仕事だなコンサルタントって。
コンサルの人が聞いてるかもしれないからダメですよ。
まあでもこのメンツね。ペンギン、リドラー、キャットウーマン、ジョーカー。
みんな映画に出たことがある。
みんな映画に出たことがある。
人気ヴィランばっかりでしたね。
だし、結局この時はジョーカーがプッツンというか、デザイナーの定義に追えなくなっちゃって、この日のことはなかったことにしようということになったわけなんだけど。
出版の歴史みたいなのを考えると、やっぱりコミックスコードみたいなのがあってさ。
80年代にあって売り方が変わるまでコミックスってあんまり過激な表現しなかったんだけど、今は結構過激な表現してもOK。
18:07
暴力やドラッグとかを表現として出してもいいって感じになってから。
なんかその、犯罪がだんだん、コミックス的にだんだん表現が過激になってくることと、犯罪が過激になってくることの理由づけが、物語世界レベルでも理由があるし、メタ的な意味でも理由があるのが、うまくシンクロさせている面白い設定だなと思ったね。
つまり一度は検討したんだけれども、こういう事件があって過激な犯罪はできなかった。
やめようってことで。
その結果、徐々にってことになったんだなってね。
この時デザイナーの一派とさ、このキャットウーマン、リゾラ、ペンギン、ジョーカーの4人が戦うっていうシーンあるじゃないですか。
ありますね。
この共闘いいよね。
まあね、やっぱこの、ヴィラン連合ってのはどうしたって盛り上がるものがあるよね。
あとみんな昔の衣装を着てるからやっぱオシャレですよね。
そうそうそう、キャットウーマンもちゃんと髪がある、全身黒じゃなくて紫のスーツのやつね。
リドラーも緑色のスーツ、ハテナ型の杖ですか。
リドラーってこのイメージだったからさ、逆に今のリドラー見るとさ、ちょっと怖いっていうかキモいっていうかさ、病的な感じだよね。
カウンセリングが必要かなって思っちゃうよね。
映画でもね、ハテナマークのついた全身タイツみたいなの着てたよね。
確かに、ちょっと変わった陽気なおじさんですよね。
あのイメージだなあ。
あと映画のペンギンってフリックスとして描かれてたけど、コミックスだと普通になんかギャングの、街を牛耳るギャングのボスだよね。
僕はペンギンっていうキャラクターのこと全然知らなかったんですけど、今回改めてこのペンギンが出てくる話を見て、いやいいキャラしてますよね。
いいキャラいいキャラ。
本当にイメージ的にはいつもペンギンを引き連れて氷だらけの屋敷の中で傘で戦う人。
アドベンチャータイムのアイスキングみたいな。
アイスキングみたいなイメージだったんですけど、今回はちゃんと街の権力者としてのペンギン。
例えば警察を弁護士を使って脅すとかさ。
ギャングだね。
そう、やっぱりギャングなんだなってのがあって面白かったですね。
デザイナーに相談するときに、ペンギン何が目的かっていうと、街を支配したいんだっていうことを相談するんですよね。
で、街を支配するにはどうするか。
ディスカッションを繰り返した結果、世界一の殺し屋を何人も雇って、街の支配層を一斉に殺す。
で、後がまに自分の生きるかかった奴を配置する。
そうすれば自分も市長になれるんだ。
かなりガバガバ。かなりしょうもない計画な気もするんですが、読んでるときは説得力がある。
これがコンサルタントの仕事かと思いましたね。
今回はペンギンの傘コレクションみたいなのも出てきてね。
21:00
銃になっている傘もあれば刃物がついている傘もあり。
傘ってそんなに何本も持ち歩けないから、やっぱり気分に合わせて武器を使い分けてるんですね。
今日のこれだなっていうのがあるんだね。
あともちろん可愛い可愛いペンギンたちも出てきて。
ペンギンを連れているペンギンたちは何なんですか?
何なんだろう?
テッドなんですかね。
キャラ付け?
人間のペンギンが殺人を犯すっていうシーンもあるんですけど、その側にもいつもペンギンがいて、目つきの悪いペンギンが立っているみたいな。
どういう演出なのかなと思いつつも。
あと、これから大きな戦いが起きるんだってことが予測できるようになると、ペンギンは町のヴィランたちのために避難所みたいなのを作ってあげてね。
みんな隠まってあげる。
この辺もギャングのボスっぽさというかさ。
町の有力者みたいなイメージで描かれてて、ペンギンってこういうキャラだったんだってのは面白かった。
あとは個人的に気になったのはリドラーですかね。
いやーリドラーね。
いいキャラしてましたね。
こいつはでも正しくフリークスな感じですね。
さっき言ったデザイナーとのディスカッション?
デザイナーディスカッション。
でもこいつは目的は謎々やりたいって。
俺が一番賢いんだっていうことをみんなに示したい。
で、どうするかって言ったら、もう町を乗っ取って。
町を分断させて、交通とか通信を妨げて町を小さなマス目に変える。
その中で巨大なクロスワードパズルをやる。
素晴らしいですね。
まあ、バットマンのビランって感じ?
この巨大クロスワードパズルをバットマンに解かせるっていうのが彼の今回の目的でした。
そしてバットマンはこのクロスワードをものすごい速さで解いていく。
町を見ることすらせずにね。
今回バットマンは地下鉄で移動するんですが、せっかく町がクロスワードで埋め尽くされているのにそれを見ず、ただただ。
裏技ですよね。地下に潜って、地下鉄でリドランのところに直行する。
でもその間もちゃんと謎々は答え続ける。この演出もすごくかっこいいんですよね。
犯人をクロスワードパズルでやっているだけなんですが、質問を聞いただけで次々とマスが埋まっていく。さすがバットマン。
皆さん答えられますかね?縦のマス8番。5文字です。
鍵がたくさん並んでいる。でも扉を開けられないのは?答え。ピアノ。
これをバットマンは敵と戦いながらメモを書かずやっています。
あとバット電車。今回バットマンはかなりいろんなガジェットを使いますね。
24:03
面白いガジェットがいっぱい出てきてね。
最初から最新の乗り物ですよね。
バットモービルみたいなのもあれば、バット電車もあれば。
ガジェットで言えば、世界最強の傍兵デストロークとバットマンが戦っているときに、
バットマンが加熱させたナノサイズの切断線を使うんだよね。
加熱させたナノサイズの切断線。
それに対してデストロークが、加熱させたナノサイズの切断線か。
俺も見積もりまでは取った。よくやったと褒めてやる。
だからめちゃくちゃ高いガジェット。
デストロークでも買えないような素材を使ったガジェットなのかな。
こっちの裏家業の人たちも見積もりとか取るんだよなと思って。
確かに。アイミスとか取ってるんだろうね。
じゃあ今回ちょっとオタクでお願いしますよみたいなことがあるのかな。
まあ確かにデストローククラスに来ると売り込みとかもあるかもね。
ああそうね。新商品持ってきそうだよね。
まあこんな風にガジェットいろいろ出てくるわけなんですけども。
いいよね今回。今回ガジェットも伏線になってましたよね。
ストーリー的には以前デザイナーと打ち合わせをした犯罪が実際に次々と行われていくっていうのが大まかなストーリーナインなんだけど。
なかったことにしようって言った。
かつての計画が次々と起こっていく。
まあ黒幕はジョーカーだったんですよね。
あっさり言ったな。
まあおおむね皆さんの予想通りかもしれませんが。
まあそうね。デザイナーが裏で意図を引いてると。
デザイナーは誰だ?みたいな話で行くかと思ったら。
引っ張るかと思ったら。
デザイナーは誰だかよくわかんない。
誰でもなかったっていうのがモリアーティーじゃなかったっていうことじゃなくて本当に誰でもなかった。
っていう話になってくるんですよね。
これがちゃんと伏線が張られてて。
最初にバットマンが今回のダークデザインで使うガジェットが
シャドーキャスターっていう道具で。
私ちょっとこれ知らなかったんですけど。
ビー玉ぐらいの大きさの装置を相手に貼り付けるとバットマンの影が見える。
その装置つけられた人に影に追われているって思い込ませることでそいつの行動を支配する。
例えば逃げたりとか攻撃加えたりとか。
そういう風に行動を支配して結果的に気づいた時には自分の意思でバットマンが仕掛けた罠の中に自分から入ってしまう。
これがシャドーキャスターという道具なんですが。
これ今回ジョーカーがバットマンに罠に跳ねると大体同じことをやってますよね。
デザイナーはもう死んでるし。
デザイナーというやつは誰でもない。そもそもいないやつなんだけれども。
そういうデザイナーというやつがいるかのように見せかけることでバットマンがそれを追ううちに気づくとジョーカーの罠に自分の意思で入っていた。
27:04
ガジェットというのが一つの物語の伏線としても機能していて面白いなって読んでて思いましたね。
なるほどね。
そうか。つまり最初からヒントというか匂わせはあったんだね。
バトジョの匂わせがね。
バトジョの匂わせがね。
あったのかもしれません。
ちなみに今回このデザイナー絡みのお話は一応解決というか完結するんですが、この事件を解決しようとした結果バットマンはブルースウェインとしての財産をすべてジョーカーに取られてしまう。
なんて勿体。
なんかめっちゃ金かけてるなとかウェイン財閥?ウェインテック?
会社の技術とか使いまくってバットマンやってるなっていう描写がいっぱいあったじゃないですか。
そうね。ガジェットも盛りだくさんでした。
金かかるガジェットいっぱい使ってるなとかってあったけどこれが全部最後奪われる。
強みを出し切った後でそれが全部ジョーカーの元に行くと。
アルフレットも死ぬし、キャットウーマンもさっき言ったペンギンが用意したシェルターみたいなところに入ってしまうので、外部には出てこれなくなる。
で、ブルースウェインとしての強み。金も奪われてしまう。
すべてを失ったバットマンが次ジョーカーと戦うのがジョーカーウォン。
楽しみですね。
これに続くというわけですね。8月に公約だったかな。
もうすぐじゃないですか。
というわけでみなさんも今すぐこれ読んで、ジョーカーウォンに備えましょう。
こう考えると全て伏線だったのか。アルフレットがいなくなることも、ゴードンがミラになってしまうことも、バットマンを孤立させて。
今回全体通して飛躍、空を飛ぶ飛躍が一つのキーワードなのかなと思っていて。
そうですね。デザイナーも飛躍しなきゃ勝てない。
そうそう。犯罪コンサルティングをする時に相手の予想を上回らなくちゃいけない。そのためには飛躍をする必要があるんだ。
あるいは今回のプロローグも新型バットムービルが空を飛ぶというところで終わっていて、飛躍、飛んでいくということが印象的なシーンとして出てきたかなと思う。
そうだね。
バットマンを最初に襲ったデスストロークも飛躍が必要だって言うんですよね。バットマンと戦いながら今の戦い方が予定調和だと。
類型的な思考に甘じていたら敵の術中にはまるばかりだ。定型から離脱しろ。予想を覆せ。と言って飛躍をしていこうと。デスストロークをもがくわけですよ。
30:00
もちろんバットマン自身も飛躍が必要だっていう風に度々言及するんですよね。
そもそもバットマンがただ犯罪と戦うんじゃなくて、このコウモリの衣装を着て戦うっていうのもひとつの飛躍として描かれているんですよね。
つまり、かつての名探偵のようにただ犯罪者を追うだけでは負けてしまう。
実際今回、モリアーティらしきデザイナーと戦ったシャーロックホームズらしき名探偵は敗北して、探偵を辞めて犯罪と戦うこともなくなってるんですよね。
カッサンダー・ウィークリフ・ベイカーね。
ということは一歩さらに進めて、あるいはさらに飛躍させることでバットマンはコウモリの衣装を着るという決断をしたわけです。
でも今回それが破れてしまう。
バットマンの衣装を着てガジェットを使ってお金を使って戦うっていうルールでは、もうジョーカーには勝てない。全て奪われてしまった。
今回物語のラスト、バットマンはさらなる飛躍が必要だという決意をして終わっていくんですよね。
この中でずっとバットマンがジョーカーにいいようにされて終わっていくんですけど、最後の最後に希望を見せて。
なるほど。希望を見せて。
私はより優れたコウモリになるんだ。っていう風に言って終わっていくんですけど、ちょっと待てると私は思うんですよ。
どうやらこのお話を読んだ感じだと、アルフレッドにもバットマンは飛躍しろ的なことを言われてたみたいなんですよね。
これまでじゃないことを新しいことを始めましょうと。それが今回のゴッサム再建計画だったよう。
そうですね。ブルース様、あなたは計画、デザイン。今回のお話、計画にデザインというルビーがついてるんですけど、デザインをお持ちです。
これは、ウェインエンタープライズとして、ゴッサムのシティを再建するように良くしてほしいということをアルフレッドは言っていたはずなんですが、物語のラストにバットマンは、わかったアルフレッド、私はさらに優れたコウモリになろうと言っていて、
アルフレッドはバットマンにやめてほしかったんだと思うんですよね。
そうね、もっと街っていう単位で。
バットマンじゃなくて、企業として街全体を良くしていこうとか、そういう方向性で言ったはずが、悲しいすれ違いですよね。
バットマンは、より優れたコウモリ。
スーペリアーバットマンになろうと、そういう決意をして今回終わっていくんで、なんかジョーカーウォーも悲しい結末になるんじゃないかなっていう懸念がちょっぴり分けました。
そうね。
アルフレッドの気持ちは伝わらなかったのかなって。
いや、バットマンも賢いから分かってるんじゃないの?
察した上で、でも今はバットマンでいることが必要なんだって。
ここからどうバットマンが逆転するか。
うん、確かに。
楽しみですね、ジョーカーウォー。
かなり追い詰められた状況ですから。
まあ、何度も我々見てきたようにさ、バットマンの魅力というか強さってのはさ、金じゃないからね。
33:08
あー、なるほど。
お金やガジェットではないですから。
心の強さというか。
信念。
知性、そういったものですかね。
それをどう見せてくれるか、アルフレッドがいない状況で。
前振りは完璧。
前振りは完璧ですよ。
これからどうこれがね、繋がっていくか。楽しみですね。
いきたいということで。
はい、というわけでバットマンダークデザインでした。
はい。
いやー、面白かったですね。
面白かった、読みごたえありましたね。
結構ボリュームもありますし。
後半にですね、何て言えばいいんですか?
デスストロークを率いる
暗殺者チームですかね。
東大の最高の暗殺者チームの短編が載ってるんですけども。
これもまた結構面白かったですね。
どれもね、一人一編ずつ短編が書かれてるんですが。
バットマンとの戦いですかね。
そうですね。
ガン・スミス、それからミスター・ティースってキャラクターは
今回このお話が初登場だったんですけど
ガン・スミス気に入りましたね、私。
この短編良かったですね。
ガン・スミスはどういうキャラかっていうと
何でも銃にできる。
なんだそれ。
って思ったけど
この短編見たら、ああそういうことって思ったね。
そうね。
その辺にいる男の子とかをバットマンを殺す武器にできる。
銃にしてしまうという恐ろしい能力ですよ。
セリフもかっこいいですね。
どんなものでも銃に変えられそうなら
どんなものにでも引き金はある。
俺はその引き方を知ってるのさ。
かっこいい。
クールだぜ。
これオチもいいよね。
バットマンが恐れてるのは銃でも引き金でもね
奴はアメリカを恐れてるのさ。
銃社会への通徹な秘密か。
結構政治的な匂いを感じる。
ガン・スミスっていうキャラクター自体も
川にアメリカ国旗を巻いてるタイプのキャラクターなんで
あんまりバットマンと政治、こんなストレートに関連づける作品って
イメージなかったんで、面白かったですね。
あとまあ結構、いわゆるヒーロームーブするバットマンが
短編ではいくつか見られて
これも良かったですね。
男の子から銃を手放させるバットマンとか
マントで被害者の女の子をくるんであげるバットマンとか
結構本編では苦労するシーンが多かったんでね。
そういうところも面白いですね。
いいギャップがありました。
あと、ダークデザインを語るにあたって
パンチラインの話を一言もしないで終わるっていうのは
結構すごいことだった。
パンチラインね。新キャラクター。
新キャラクター、パンチラインちゃん。
ジョーカーのファン。
ご存知の通り、ジョーカーといえばハーレーっていうね
36:03
パートナーがいましたけど
ハーレーはスーサイドスカットがヒットしてから
独り立ちして
ジョーカーと決別してしまいましてね。
決別しましたね。
映画、ハーレークイーンバーソブレでしたっけ?
2作目っていうか
あれでもジョーカーとはね
切れてるんだって話をよくしてましたけど
ポイズンアイビーとかと一緒にね
ヒーローズインクライシスとかにも登場しました。
よくしてましたよね。
ハーレークイーンがいなくなって
後半はパンチラインという新しい女の子のキャラクターが出てくるんですけど
こちらもね
どうなんでしょう?
今回のお話だと魅力が
まだ顔見せ程度ですかね
顔見せぐらいですかね
ジョーカーが秩序を破壊してくれることを期待している
崇拝者みたいな感じですね
崇拝者みたいなキャラクターですね
どっちかというとハーレークイーンの方がめちゃくちゃですね
ハーレー今回ね、すごいいいキャラしてるんですよね
キャットウーマンとともに
裏銀行みたいなところに突入していくキャラなんだけど
バンドのコンビもすごくよくてね
やっぱいいね、本邦でね
こういうキャラは一人欲しいですよね
そうね、全く貯金してないらしいです
素晴らしい
というキャラで
とにかく新しい要素もでんこ盛り
ここから読み始めると
夏のジョーカーウォーに向けて楽しんでいけますし
ゴードン本部長がどうなったかを知りたかったら
フーラムズ、それからシークレット6と見てもらって
そのまま一緒にバットマンデスメタルに突入していこうと
いいじゃないですか
夏休みも始まりましたしね
読書感想文なんかにこれを取り上げてもいいかもしれません
読書感想文向きではないな
読書感想文書くんだったら
なんだろう
違うな
ホワイトナイトとか
なるほどね
夏休みの宿題悩んでいる小学生はぜひホワイトナイトを読んでいただいて
はい、というわけで
いつものやつを
番組へのご意見ご感想あれば
ツイッター、ハッシュタグ、翻訳あめあられをつけてツイートしていただくか
メールをいつでもお待ちしております
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アメコミのコミはcomiです
詳しいことは番組の詳細欄に記載しております
ご覧いただければ幸いです
語ってほしいアメコミのリクエストも待ちしておりますし
欲しいものリストはまだ削除せずに載っております
気が向いたら
銀座の土地をください
じゃあ銀座の土地載せとこうね
なんか欲しいものリストってさ
なんかもっとこう
39:01
アイドルとか
アイドルはやんねえか
事務所入ってる子はやんないよね
野良アイドルか
野生のアイドルたちがやる
この人たちにお金を払いたいみたいな
思われるような人がやることだよね
我々のような
名前もわかんないやつらに
ありがたい支えてくださる方がいるんでね
このラジオも成り立っております
気がつけばもう1年以上やってるみたいです
1周年記念何もしませんでしたね
何もしませんでしたね
ラジオは聞いた時が一番いい回ですから
聞き始めが一番
じゃあ毎回全力を尽くしてね
やっていきたいと思います
次回も頑張りましょう
それでは皆さんまた来週
バイバイさよなら