戦争と平和のテーマ
朝7時、yamadaのラジオ。
おはようございます、yamadaです。
今日も一日がやってまいりました。
みなさん、金曜日ですよ。疲弊してませんか?
大丈夫ですか?
私は大丈夫です。元気です。
はい、この番組は朝7時、みなさんに
今日一日を乗り切るための元気を提供したい、そんな番組です。
ゆったりのんびり聞いていただければと思います。
本日はですね、日付としては8月8日。
終戦の日だったりね、原爆の日とかが近い、そんな日付でございますが、
日本人であれば誰しもが、戦争についてみんな考えたりする時期じゃないかなと思います。
考えたりする時期というか、日ごろね、なかなか考えないとは思うんですけど、
生きてきた中で、この夏の時期に戦争ってことを少し思い馳せたりする、
そんな経験がある人は多いんじゃないかなと思います。
今日はちょっとだけ、戦争に関連したお話をしたいなと思います。
今日のテーマはこちらです。
新しい人に。
はい、こちらはですね、NHKの合唱コンクールが毎年あるんですけども、
それの2004年だったかな、の課題曲、高校の課題曲のタイトルです。
新しい人に。
これはですね、大江健三郎さんって方が作詞をされていて、
信長孝富さんって方が作曲をした合唱曲なんですけども、
この年のNコンの、NHKの合唱コンクールをNコンって言ってるんですけども、
Nコンのテーマがですね、信じるだったんですね。
そのテーマと戦争とどう関係あるのって話だとは思うんですけど、
歌詞がね、歌詞というか詩がね、どういう詩なのかっていうのをちょっと説明しますね。
この曲のこの詩はですね、
ちょっと物語チックになってるんですけど、
人をね、信じてて、未来も信じていた、そんな人がですね、
ある日、戦争のことを知って、原爆が落ちたこととかを知って、
信じられなくなるんですね、人間のことを。
そんなことが起きてしまうぐらい、人間同士で憎しみあったり、敵が渦巻いてたり、
その結果、あんな大きな悲劇を生んでしまったりとか、
そんな世の中を、世の中というか歴史を知って、
今まで純粋に信じていたものを信じられなくなっちゃう。
なんですけど、世界に満ちているね、そういう敵だったり、憎しみなんかを乗り越えて、
平和を導いていける人、そんな新しい人が世界にきっと来てくれる。
心からそう信じたい、
新しい人に、今ここへ来てほしいっていう願いを込めて、
歌うっていう、そんなね、詩というか曲になっております。
合唱曲の解釈
なんかね、戦争に限らずなんですが、今でもね、時代を経ても、
世界には敵だったりね、憎しみみたいなのが、
たくさん蔓延していると思いますし、戦争だってね、起きているところありますし、
もっと身近に、身近なことを言えば、例えば、SNSが炎上したりとか、
なんかね、そういう身近な悪意、敵みたいなのって、いっぱいあると思います。
なんかね、私たちも、そういう人からの負のエネルギーを浴びちゃって、元気なくなっちゃったりとか、
本当にね、些細なところに目を向ければ、そういうのも一個一個がね、きっかけになって積み上がっていくものだと思うんですよ。
でもね、そういった憎しみとかに飲み込まれずに、正しく世界を導ける人っていうのが、
もしいるのであれば、確かに現れて欲しいなって私も思います。
ヒーローみたいな存在ですよね。
世の中にはヒーロー映画、いっぱいあると思うんですけど、
でも、そういった作品を見てても感じることですけど、多分ね、一人じゃ無理なんですよ。
一人のヒーローが現れても、世界は変わらない。
そんな風にね、私は思います。
だから、この曲のね、新しい人にっていう、その新しい人っていうのは、多分特定の誰かじゃないんですよ。
そういう平和への思いとか、少しでも敵とか憎しみから脱却する人。
それだけでいいと思うんですよね。
そこから抜け出す、抜け出せる人が一人でも増えていく。
一人一人がそこから這い上がって、平和への道筋を歩いていける。
それがどんどんと増えていった結果、生まれてくる集団っていうのが新しい人なんじゃないかなと思います。
ちょっとね、言いたいこと伝わっているのか、ちょっと怪しいですが、
高校生の時はね、この曲を合唱部として歌ったんですけど、
こんな風にはあまり思ってなかったですね。
単純にこう戦争の曲、戦争テーマにした詩っていう気持ちで解釈もしてましたし、
歌ってましたけど、今思うとというか、今の時代に改めてこの曲と詩を見てみたら、
そういうもっと身近なところからも始まる曲なのかな、なんて思ったりしましたね。
はい、戦争の話からずれちゃったかもしれないですけど、
私が言いたいのは、そういう身近な些細な悪意とか敵から、
大きい戦争みたいな悲劇に繋がることもあるっていう、
だからこそ身近なところから書いていく、それしかないよねっていうお話でした。
はい、ちょっと話ずれるんですけど、
こんな感じでですね、私合唱部やってた時にですね、
詩の解釈っていうのを必ず最初にしてました。
これはもう私の部の伝統だったんですけども、
それがね、結構今の自分の感受性っていうのを育ててくれたかもしれないなって思います。
いろんな人の意見を聞けて楽しかったですし、
その解釈した詩をね、どう表現したら思いを伝えられるだろうかとか、
そういうことを考えるきっかけにもなったなって思いますね。
改めてね、そういったあの時の一個一個の積み重ねが今の自分を作ってるんだなってこともちょっと思いました。
はい、というわけで今日は新しい人にという言葉をね、テーマとしておしゃべりさせていただきました。
実はね、ちょっと今日も台本なしで喋ってたんですけども、いかがでしたでしょうか。
皆さんのね、感想だったりご意見とかね、いただけたら幸いです。
この番組は月曜・水曜・金曜の朝7時。
皆さんと心が優しくなる時間を一緒に過ごせたら嬉しい、そんな番組です。
フォローやレビューと感想、何でもお待ちしております。
それでは良い週末をお過ごしください。
夏休みに入る人も多いのかなって思います。
皆さん良いサマーバケーションを、そして今日1日を良い日にしてください。
バイバイ。