孤独感と人間関係の悩み
おはようございます、yamadaです。 本日も10分ちょっとぐらい、番組お付き合いいただけると助かります。
ちょっと今日は唐突な、いつもと違う始まり方をしていますが、 8月31日とか9月上旬頃というのがですね、
子どもの自殺が増える時期ということで、そういうハッシュタグとかニュースを目にしましてね、 なぜ増えるのかっていうのはなんとなく皆さんも理由が想像できると思うんですけども、
私にも何かできることはないかなと思いまして、 今日から9月上旬頃あたりまで、
特に10代の子どもたちのことを頭に浮かべながら、 ポッドキャストをお送りしていきたいなと思っております。
というわけで、いきましょう。 朝7時、yamadaのラジオ。改めまして、yamadaです。
この配信がね、どれぐらいの子どもたちに届いて、 どれぐらいの人の心に響くのかわかりませんが、
いつか届いたらいいなという、それくらいの気持ちでやっていきたいなと思います。 まずはちょっと自己紹介を改めてしていきます。
私、yamadaはですね、下手すると10代の皆さんのお母さんぐらいの年代になります。 ただですね、結婚もしてないですし、子どももいません。
なので、親としての目線でのね、お話とかはちょっとできないかなと思います。 私自身は今は普通の会社員をしております。
20代の頃はですね、正社員で働かずに漫画家を目指してフリーターとかをやっていました。 そんなね、少しだけ道を外れた人生を送っているんですけども、
そんな私が皆さんにどんな話ができるかな、何ができるかなっていうふうに考えたんですけども、 ちょっとわかんなかったんで、とりあえず今日は私が10代の頃一番苦しかった悩み事、
深いつながりの欠如
この話をちょっとしてみたいなと思います。 同じような悩みを持っている方だったり、共感してもらえる部分があったり、
何か参考のようなものとしてね、聞いてもらえたら嬉しいです。
私が10代の頃一番苦しかったことは、好かれたり興味を持たれることでした。 それは元をたどれば孤独感から来る恐怖心だったと思います。
何でそうなったかっていうのを話していくとですね、 まず中学校に入ったあたりから
だんだん人と深く関われなくなっていったんですね。 友達との距離感というのがわからなくなってしまったと言いますが、
私は比較的クラスのまとめ役とか声も大きいんでね、 盛り上げ役とかをすることが多かったんですけど、
特定の仲良しの人、仲良しのグループっていうのはいなくて、 学校の中での生活はまあいろんな人とかいろんなグループを渡り歩きながら一緒に過ごしたりして、
多分周りから見ると率先してリーダー役をやる 誰とでも仲良くなれる人みたいに思われてたと思います。
でもね、学校の外じゃ誰とも遊んだりとかほぼなかったですし、 誕生日とかも特に誰からもねおめでとうって
メールとかも来なかったりして、 それが思春期の自分としては本当にすごく傷ついていました。
孤独感を感じていましたね。 高校生になってからもそれはあまり変わりませんでした。
部活に入ったり、学校行事を頑張ったり、 それなりに青春は送ってたと思います。
それでも結局誰かと深くつながっているっていう実感は全然持てなかったんですね。
嫌われてもないし、すごく好かれているわけでもない そんな感覚でいました。
ある時、ある友人にですね、こんなことを言われました。 山田はいい人だし、みんな頼りにしているけど、
でも学校の外とかで一緒に遊んだり、そういう対象ではないと思うんだよねって。
なんかね、これがすごくショックでした。
だんだんとですね、自分は他人にとって都合のいい人間なんだって感じるようになっていきました。
信じることの大切さ
みんな自分に対してね、薄い関心しかなくて、 好きでも嫌いでも
なんでもない、なんかそんな、そんな程度の感情しか受けてもらう価値がない人間なんだって思うようになって、
だから誰かから声をかけられたり、何が好きなの?みたいな関心を持たれたとしても、
まあこの人は私にコミュニティをまとめる都合のいい役割を求めているだけなんじゃないかとか、
なんならね、その役割を果たそうとしたり、場を盛り上げようと頑張っている私のことすら、
本当はどっかでバカにしているのかもしれない、 そんなふうに思うようにもなってしまいました。
ピエロみたいだなぁって思いましたね、自分のことを。 でもね、そのピエロを演じることでしか、自分の居場所を見つけることもできませんでした。
誰かと関わっても信じられない、 自分の孤独感が増していくだけ、
だから中途半端な関心なら一層向けないでほしい、 そんなふうに思う気持ちがどんどん強くなっていきました。
それは正直、20代になっても解決しなかったですね。 本当はね、きっと私のことを心から友達だって思ってくれている人もたくさんいたと思うんですよ。
少なくとも今でも時々連絡を取り合うような友達とかは、 あの頃からちゃんと私のことを見てくれていたんだと思います。
だから本当にそんな、そういう人たちに対して失礼な話ではあるんですけど、 それでもそう思えるようになるまでしばらく時間がかかりました。
大きいきっかけがあったわけではないです。 本当に少しずつ少しずつ孤独感から抜け出して、
人の行為を信じられるようになっていきました。
それはね、多分周りの友人たちが私のことを見捨てずに、 私がどれだけダメな行動や嫌な感情を表に出していても、
辛抱強く付き合ってくれたおかげだと思っています。
ただ本当にね、一時期はもう、
人との関係をきちんと結べないことが嫌すぎて情けなくて、 全て終わらせたいって思ったりしましたし、
それができないんだったら、どこか遠くに行ってね、一人で生きていくしかないって、 なんかそんな風に本当に思ってました。
だけど誰かを信じて、誰かとつながって人を愛すること、 それをギリギリのところで諦めずに踏みとどまっていた結果、
今は割と楽しく生きていけるようになりました。
まあ今でもね、人間関係作るの本当にめちゃくちゃ下手だし、 自分は他人を大切にできているんだろうかって、
今でも自分を疑ったりはしています。 同じようにね、人との距離感で悩んでいる方って、
多分たくさんいるんじゃないかなと思います。 そんな感情を経験した私が伝えたいのは、
諦めないでほしいなということです。 人を信じて誰かと一緒に生きていくことを、できれば諦めないで、
いつかはそんな日が来ると信じて、 あなたが思う、あなたなりの方法で、人に優しく生きていてほしい。
裏切られたり傷つけられたり、たくさんすると思うんですけど、 だからといって、あなたまで周りを傷つけたりする必要はなくって、
人に優しく、自分にも優しく、 そんなふうに生きてたら、きっとあなたの周りには大切な人たちが残っていくと思います。
これはね、私が本当に約束します。 まずは自分が素敵な人間になりましょう。
そう思うにはね、あまりにも傷つきすぎて苦しい、 辛いんだって方がいたら、ぜひその気持ちを聞かせてください。
一緒にあなたの苦しみについて悩みたいなって思います。 はい、というわけで本日は、私が一番10代の頃苦しかった悩み事の話を少ししてみました。
皆さんいかがでしたでしょうか。 ちょっと朝から暗い話になってしまいましたが、いつか誰かのためになったらいいな、
私の人生にも意味があるなぁなんて思ったりします。 この番組は月曜・水曜・金曜朝7時
皆さんと楽しい時間を過ごして、より良い人生を送っていきたい、そんな番組でございます。
お便りフォームにリンクもありますが、 あの、違う、ちょっと間違えました。お便りフォームのリンクがね、番組詳細にあるんですけども、
悩んでたりね、する方、まとまりがない文章でも構いませんので、 そちらから送っていただけたら、こちらの番組で回答、もしくは何かしら、
ご連絡させていただきます。 それでは皆さん、
今日も一日、良い一日をお過ごしください。 バイバイ