写真家とは何か
始まりました。あるスタジオ、今日もよろしくお願いします。
ということで、まずですね、ご報告があるんですが、
After7というですね、ポッドキャストの中で、
All Night Nipponみたいに、日替わりでMCを変えるような番組企画が立ち上がってまして、
僕、あるもですね、そこに参加させていただけるということで、
もうすでにプレ配信の方が上がっておりまして、7月からね、そちらの番組配信が始まりますので、
もしよかったら、そちらもチェックしていただけたらなと思います。
Xとかで番組調べていただけると、その辺の情報を発信しておりますので、ぜひよろしくお願いします。
そしてですね、前回、こちらの番組としては珍しく、がっつり写真の話をさせていただいたんですけど、
ありがたいことにね、結構しっかりめのコメントをいくつかいただきまして、
最近ぶっちゃけね、あんまりコメントをいただくことがなくですね、モチベーションも下がっていたところだったんですけれども、
やっぱりね、反応いただけるとありがたいということで、せっかくなので今回も少し写真絡みの話をですね、
一周続けてになりますけれども、お送りしたいと思います。
それでは、今日もよろしくお願いします。
さて、写真の話ですね。
前回は、「いい写真とは何か?」というお題で、僕なりの視点でいろいろ話をしたんですけれども、
今回は何を話すかというと、撮る側ですね。
要は、じゃあいいカメラマンとはどういう人なのかと。
それをですね、話していきたいなと思っています。
ただ、それだけじゃないなーっていうふうに思います。
例えば、一緒に写真を撮るときに、
一緒に撮っている人を見て、
一緒に撮った写真を撮るときに、
一緒に撮った写真を撮るときに、
ただ、それだけじゃないなーっていうふうに思うんですね。
この辺、少し哲学的側面ですけれども、
4,5年前ですかね、僕の記憶だと。
Googleマップとか、そういうものをですね、切り取って、
要は、Google Earthとか、航空写真あるじゃないですか。
あれを切り取って、写真作品を作った人が話題になってたんですよね。
それって、別に撮影してないんですよ。
要は、ネットから拾ってきた写真を組み合わせて作品を作るみたいな人が出てきたんですね。
これをどう評価するかっていうのは、とても難しいところなんですけれども、
写真を使ってアートを作っているっていう意味では、
写真家なのかなという評価ができるわけですね。
カメラマンっていうと怪しいところですけど、
写真家っていう言い方であれば、そのくくりであろうと。
あとはですね、別の例えで。
確か、これも聞いた話ですけど、
とあるカメラマンがですね、自分で写真を撮らないで、
小さな子供にカメラを持たせて、
設定だけしてあげるんですよ。
もうこれで撮ればOKって状態にして、
そのカメラを子供に渡すんです。
その子供にシャッターを切らせるっていう手法を取った話があるんですよね。
じゃあ果たしてこれで撮られた写真っていうのは、
誰の写真なんでしょうかっていうお話ですね。
間違いなくここでシャッターを切ったのはその子なんですが、
その裏にですね、その子に撮らせるっていう演出をしたカメラマン、
写真家がいるわけですよ。
その人はシャッターを切ってないわけです。
なかなかね、こういう例が出てくると、
評価することっていうのの難しさっていうのをとても感じるわけですね。
ちなみにこのカメラマンは、
自分で写真を撮らないで、
自分で写真を撮らないで、
自分で写真を撮らないで、
自分で写真を撮らないで、
ちなみに僕の考えでは、
シャッターを切ること自体は、さほど関係なく
評価の難しさ
どちらかと言うと色々演出だったり、
意土の部分ですよね。
を考えた人の作品であるっていう認識います。
なんですよね。
なので結構そのシャッターを切ることに対してとても なんですかね
切ってないじゃないかとか なんかそういう怒り出す人がたまにいるんですが
そういう時代ではないのかなっていう 認識ですね
音楽業界で見てみると今 dj ってとても流行ってますよね ただ dj ってあのまあ自分でね
あのビートメイクみたいなする方もいらっしゃいますけど 既存の曲を組み合わせて
リズムを作ったりする手法が普通に使われているわけですよね ただまあそれが一定数作品として評価されているわけなので
もう位置から作るとかお前がやってるやってないっていう評価の仕方は古いのかなというふうには思うわけですね
ただ一方で ちょっと別の話になるんですが
僕はですね過去にカメラマンの面接をした経験がありまして その時のエピソードなんですが
面接なんでねその方はポートヴォリオって言って作品集を 持ってこられたんですね
でまぁとてもよく撮られていました ただ
実際にあったその方とですねその写真 を見比べた時にまあどうも違和感があったんですね
でいろいろ問い詰めていくとですね
メインの写真のモデルさんの名前も知らなければ どういう状況でいつ撮ったかとか
ライティングがどうだったとか 何も答えられなかったんですねそのカメラマンさんは
より問い詰めていくとですね そのモデルは
そのカメラマンさんの師匠のお友達で ライティングも全部師匠が組んでいて
で私はそこに立ち会ってシャッターボタンを押したんだと そういうわけですよ
それをポートフォリオとして堂々と持ってくるカメラマンがいたんですね
なので まあさっきの例もそうですし今の話もそうですけど
こうなってくるとですね このカメラマン
写真家の評価っていうのは とても難しいなぁって自分もやっているわけですけど思うんですよね
でですね じゃあ
僕がお客さんの立場で
誰かに 写真をお願いする場合
どのように評価するのかっていうところなんですが
今の話からですね
僕の考えは そのポートフォリオっていうものはある程度の参考にはなる
わけですが
それだけで評価することはとても危険であるっていうふうに思ってます
で じゃあその他どうやって評価をすればいいのか
というところですよね
これは どういう写真を
求めるかにもよるんですけど 人物写真
の場合ですね これはもう間違いなくコミュニケーション能力
っていうところが大きく関わってくると思ってます
現代のカメラマン像
だってそうですよね どういうふうに
ポージングしてほしいかとかそういう指示もそうだし 当日の流れだったり
現場の空気づくりだったり
すべてに コミュニケーションが大きく関わってくるので
そこを見てあげるのがとても重要なんじゃないかなって思いますね
さらにですね これはもうカメラマンとか
に限らずですね 僕全てのお仕事に関してそうだと思うんですが
レスポンスが早いかどうか
だと思います
連絡をして それに対して
どれぐらい
速さもそうですけど 丁寧にレスポンスをしてくるか
っていうところで僕だったら評価するかなと思いますね
今の時代結構SNSで
やり取りすること多いですね 他のカメラマンとやり取りすることもあるし
メイクさんだったりモデルさんと
実際に会ったことないけどSNS上でやり取りするってあるんですが
その メッセージのやり取りでなんとなくですね
はぁー 匂うなぁと
思うことが多々あります そしてそれは実際に会った時もその印象って変わらないですね
なので 僕個人的にはそこを結構気をつけてます
カメラマンの評価の難しさ
だしこのポッドキャストやってるのもあの一つね そういう理由があります
やっぱり話が上手いっていうことだったり
それはこの仕事する上でとても重要だと思うので
日々練習は必要だなと
そう思ってこういうポッドキャスト配信をしていると そういうわけですね
なのでなかなかねそういう知り合いとかが多くないとですね
そのポートフォリオに騙されてしまったり 芸能人をたくさん撮ってるからこの人はすごい人だとか
思ってしまいがちなんですが 実際ですね蓋を開けてみるとそんなことは全くないです
だし
近年だと 有名なカメラマンが結構そういうセクハラだったり
そういうことをしましたみたいな ニュースもね
チラホラあるのでぜひねちょっと騙されないように 気をつけていただきたいな
いうふうには思いますね みんながみんなそうじゃないんですが
こういう世界あの名乗ったもん勝ちっていう側面があって
基本的に資格とかないのでカメラを買って明日から僕はカメラマンだって言えばそう できてしまう業界なんですよね
そして
友達さえ多ければそれを撮らせてもらうだけでもうそれっぽく 演出できちゃうんですよ
なので ぜひね僕も含め
評価をする際は気をつけて慎重に見ていただきたいなとそんなふうに思いますね はい以上です
信頼と疑いのバランス
はいアフタートークです ねぇ
まあまあまあまあいろいろ僕の思うところを話してみましたけど ちょっと話し終えてね
訂正したいというか思ったのは
まあコミュニケーション能力が高いっていうのは
まあ評価する上でとてもアレなんですがそのいわゆるね 詐欺師っているじゃないですか詐欺師って話上手いんですよね
まあなのでねそこで評価するって言っても そこでまたうまく騙されてしまうみたいなところもあるかもしれないですね
そう じゃあ何だったんだよって思うかもしれないんですけどさっきの話が
まあそれはそうなんですが僕がもう常日頃からずっと言ってるのは そもそも人をそんなに愛に信用しちゃいけないよっていうことですね
人だけじゃなくて すべてのものを疑う心を持ちましょうっていう話ですね
疑うっていうのは全否定するわけではないんですよ
基本的には信じているが
全然裏切ってくるかもしれないよっていうその可能性を常に頭のどっかに持っておきましょうよっていう話ですね
僕なんかだって 地球が丸いってことすら信じてないですからね
信じてるけど 9割キューブ信じてるけど
もしかしたらそうじゃないかもしれないっていう可能性を頭の隅に残してますね
それはものすごく小さくですよ
それがあんまりにも膨れ上がると今度は陰謀論みたいな話になってくるので それはまた違うんですけど
そう可能性の余白を残すっていうのが物事を考える上で とても大事ですね
そう なので
なかなかねまあ今回はカメラマンの評価って話ですけどそもそも人自身を あの人が人を評価することの難しさ
もうとても感じますよね 皆様結構まあ会社で働かれている方がほとんどだと思いますけどどうですか
正当に評価されていると思いますか ね
まあ上司がもしいたとして自分のすべてをね ちゃんと見てもらえてますか
まあそうなんだとしたらすごい幸せだなと思いますけど おそらく
難しいんじゃないかなと思います
人を評価するというのは だからそもそも人が人を評価する難しさっていうのを
認識することですね 大事なのは
ねー この辺がまあちょっと僕の番組らしさというかね
疑問だけ投げかけて 特にね答えはないわけですけど
でももしそういうことをこれまで考えたことなかったんだとしたらね それに気づくことで何かが生まれるかもしれないですね
今回はそんな回でございました エンディングに行きます
はいエンディングです 今週はあの土曜日に収録を実はしておりまして
なのでですね明日が 都知事選のね
結果が出る 七夕ですよ
その辺をね知らずに話してますけど 前々回かなちょっと選挙の話もしましたね
ちょっと次回あたりねまたその結果とかも踏まえて 感想みたいなところを話したいなぁとも思っていますが
まあまあまあ
結果よりも 大事なことがあるとは思ってますね
ちゃんと
次回につながるかとか
なんかそういう考え方がこう政治を見る上ではとても重要で
とにかく何をするにでもですねその場限りで終わってしまうっていうのはものすごく 効率が悪いんですよね
次回につなぐ何かがあればそれはそれである意味勝利なのかなと
そんな風に思って分析してますねはい まあ皆様それぞれ応援する方が違ったりするかもしれないですがまあそういう視点でね
見ていただければまあ結果が自分が納得いくものとは違うかもしれないですが
必ずしも敗北ではないよと そうお伝えしておきます
はい今回は以上になります 次回もまたよろしくお願いします
それではさよならバイバーイ