ABAと否定しない関わり
こんにちは。お聞きいただきありがとうございます。あきねです。
こちらは、ASDの息子を持ち、発達凹凸のある子どもたちの支援の仕事をしている私が、息子を通して出会った行動分析学を広めたいチャンネルです。
私のコミュニティ欄の方にもあげているんですけれども、先日、現役の学校の先生でいらっしゃる黒駒さんのチャンネルでコラボ収録をさせていただきました。
黒駒さんも行動分析学がお好きで、話がとても盛り上がって楽しかったです。
その時に出たお話で、例えば今現在すでに学校現場で関係性が悪い2人がいたとして、そんな状態から、それでも良くしていくためにどんなアプローチができるかなと、そういうお話が出たんです。
その時、結構ふわっとしたことしか言えなくて、まあ、否定しないとか、肯定的に見ているよっていうことが伝わるようにするみたいな、なんかもうちょっと具体的な行動で方法を考えたいなぁと思っていました。
そんな中、とてもタイムリーな放送を見つけました。
シュー先生の放送です。
シューの領域子育て研究所チャンネルのシュー先生の10月26日の放送。
これを聞いて、あ、否定しないの具体例、これだなぁとなりました。
信頼関係の土台って、こういう声かけの積み上げだよなぁと思ったんです。
内容は概要欄に貼りました。シュー先生の放送を聞いていただきたいんですけれども、肯定的な目で応援したいという気持ちで子供のことを見ている。
そしてそれは普段から、何も特別なことは起こっていない時から、いつでも君の味方だよと思っている。
それが伝われば、子供たちも特別な行動をとる必要はないんですね。
特に良くない意味で注目を集める行動をとってしまいがちな子。
この子にいつでも認められているんだという根っこの安心感を持ってもらえれば、
だんだんとその良くない意味で注目を集める行動っていうのは減っていきます。
私が支援の仕事で特に重要に感じていることの一つが、相手を否定しないなんですけれども、
これだけで子供たちはとってもこちらを受け入れてくれます。
Aさんへの声かけと作業への促し
例えば先日あったやりとりが、小学校中学年のお子さんとのやりとりです。
ちなみに通常級ですね。
その子は仮にAさんとしますけれども、いわゆる中位3万という感じで、
担任の先生の指示を聞き逃しては後から怒られる。
先生言いましたよ、聞いてないからそうなるんです、みたいに言われてしまいがちな子です。
全体指示は通りづらいんですが、個別に声をかければ通ります。
とある授業中、配られたプリントを糊で貼って、その単元のまとめノートを作る、みたいな作業が求められていて、
大きめの台紙とそれに貼り付けるプリントが数枚配られました。
クラスのみんな、先生の指示通りに貼り付け作業を進める中、
Aさんはお絵かきに夢中になっていて、作業は手つかずでした。
教室の後ろの方からみんなを見ていた私は、Aさんに近づいて、
あれ?あれ?髪が真っ白だなぁ、とわざとらしく声をかけました。
Aさんはと言うと、私の最初のあれ?の一言では、一瞬顔が固くなってたようなんですが、
真っ白だなぁの時にはニヤッと笑って、真っ白だなぁと真似してくれましたね。
私もその様子を見て、ほっとするわけです。
ああ良かった、余計なプレッシャーかけずに作業に促せそうだなぁ、というような感じで判断できました。
すかさず、ノリ持ってる?と聞くと、ノリあります、と答えて作業に取り掛かっていました。
周囲の子どもへの影響と行動の伝え方
この時思ったのが、その子本人だけじゃなくて、その周りの子にも緊張を与えないことって大事だなぁ、ということです。
過剰なプレッシャーを与えない方が、周りの子も自然な感じで手を貸しやすいみたいですね。
実際、Aさんが貼るプリントを見失って探してた時も、
隣の席の子が、どこどこに挟まってるんじゃない?と、
前の授業で使ってたノートの間にあるんじゃないか?っていうアドバイスをすっとくれたり、
また反対隣の子は、貼る時に紙をさりげなく押さえてくれたり、
そんなの見てたら嬉しくなって、ありがとうって即強化ですね。
失跡されがちな子は、クラスの中でもだんだん立ち位置が悪くなったりするので、
そういうのを防いだり、全体の雰囲気のためにも、やはり失跡は少ない方がいいと思います。
望ましくない行動を止める必要は、もちろんある時もあると思うんですが、
そんな時も、本人を否定しなくても、その行動は違うよね、という、
その一点だけを止める、そういう伝え方で、望ましい行動を促すことはできる。
私はそう思いますし、
しゅう先生の放送では、もっと共感的な声かけで入る例が紹介されていますので、
ぜひお聴きください。
ABAで広がれ、シンプルで楽しい生き方。
今日も大事なものを大事にできる一日を。
あきねでした。