1. パリで学んだ「ブレない自分の作り方」
  2. Vol.23「悪いオンナに引っかか..
2016-09-01 35:10

Vol.23「悪いオンナに引っかかったようなフランスの魅力」

山崎拓巳さんにインタビューしました(第1回)。
パリに3年弱住んでいた拓巳さんですが、悪いオンナに引っかかったような「フランスの魅力」について語っています。
「生きることが真ん中にある」フランス人の考え方や、「人は人生の最後に何を後悔してこの世を去る?」の調査についてのお話しています。オープニングでは、久しぶりに再会したさゆみさんと夏休みの総括をしています。


00:15
こんにちは、あきです。今日も、パリから学んだ「ブレない自分の作り方」の時間がやってまいりました。
さゆみさん、お久しぶりです。どうぞよろしくお願いいたします。
こちらこそ、よろしくお願いします。
本当に久しぶりにお会いしたわけなんですけど、夏休みはどんな風に過ごされましたか?
夏休みは、7月、最初から8月の中盤くらいまで、日本に1ヶ月半、べったりいましたね。
どんな風に過ごされたんですか?
7月中は、実家のある九州の方にいまして、
8月の最初から1週間、沖縄の方に石垣島に行ってまいりました。
家族で、ここから主人もフランスから来て、ジョインして、一緒に1週間過ごして、
その後、東京で1週間また過ごして、パリに帰るという。
いろんなところにちょっと動いたので、本当は夏にインフルエンザにかかってしまって、
何もしなかった感じですね。
それこそ、本当に何もしない状況です。
さゆみさん的には、2016年の夏はどんな総括ですかね?
とにかく目まぐるしいというか、
忙しかったですね。
子供のことも、私のことも、主人のこともそうですけれども、
いろんなこと、本当に日本に行く前から、日本に行ってからも、
常にオーガナイズされていればならないことばかりで、
こんなに忙しいバカンス、初めてでした。
日本に来てても、今年が特別やっぱ忙しかったの?
そうですね。子供の学校、体験入学させている学校の件でもちょっと忙しかったです。
あと私も、他の勉強を日本でもしたかったので、
勉強の準備をしたり、そのための子供を預けて勉強していたので、
そのためのオーガナイズですとか、やっぱりとても忙しかったですね。
1ヶ月半いるとやっぱり大変ですよね。
大変です。あと東京に1週間いると言っても、その時期は両親は一緒ではないので、
夫と2人だけで夜お出かけするっていう場合に、
子供たちをベビーシタさんにお願いするということとか、
やっぱり事前のオーガナイズが必要だったり。
03:02
大変ですよね。
っていうのもあって、常にオーガナイズ。
日本にいると、結局日本でやるバカンスって、
結局私たちが全部オーガナイズしますよね。
そうなんですよ。それがね、やっぱり忙しいね。
大変ですよね。
秋さんもそうなかったですか?
そうです。
北海道の、私は北海道に行ったんだけど、北海道のルート、
私はほら滞在型じゃないんで、ぐるっと回ったので、
そのホテルをどうするかとか、
っていうのも前もって決めてた段階でも、
すでに疲れ切ってたわけですよ。
ルートも考えて、ホテルも考えて、
レンタカーも張りて、
で、じゃあ着いたら、天気に映ってるところをルートで、
今日は回るっていうのも、
私が提案をして、彼はほらガイドブック持ってないから、
あ、じゃあそれでいいねみたいな。
僕だけみたいな。
秋さん、大変だ。
日本に帰るときは、全部私がやられるから、
私もそうです。
フランスでのバカンスは何もしたくないって感じですよね。
私はでもやらない。本当にやらないし、
彼の方が豆にやってくれるので、
でも日本は私に頼るしかないみたいなところがあるので、
だからね、しょうがないといえばしょうがないんだけど、
私はやっぱりその場で適当にやりたい人なんで、
でもこういうのはやっぱり子供もいるから、
ある程度やっとかないと。
そうですね。だってホテルでもオーガナイズするときに、
エクスターベッドを出してもらって置いたりとか、
そういうこともしなければ自然に置かない。
回らないんですよね。
部屋に行ったらあれベッドがないとか、
っていうこともあったりした過去もあったので。
5人もいると大変ですよね。
そうなんですよね。部屋をコネクティングルームにしてもらったりとか、
やっぱり事前にコネクティングルームにしてたんだ。
そうじゃないと無理ですよね。
そうなんですよね。
やっぱり事前に先回り先回りして、確認の電話もして。
そうでしょ。
そうなんですよ。だからね、やっぱり楽しいし、
日本語も通じるから楽だし、
日本語サービスは丁寧だから別に負担はないんだけど、
細かいこととかを全部あらゆる前もって計算するっていうのが、
私はあんまり元々好きじゃないから、
それがプレッシャーとして私にかかってるって思うと、
ちょっと疲れが増すみたいな感じですかね。
私、我が家ではスペインの旅行の時も、
私がオーガナイズしてることが多くて、
でも今回宣言しました。
もうヨーロッパでのバランスは、
私は一切手出しをしない。何もしない。
日本、ヨーロッパだろうがどこだろうが全部やってません?
だからもう嫌になった。
日本だけはやりますけど。
06:00
日本は私の国だからやります。
だけどその代わり、ヨーロッパではもう主人にお願いするということで、
今回そういう結論で合意に至りました。
彼は元々好きな人?好きじゃない人?
好きな?やればやる?
バランスのオーガナイズ、
自分の好きなところでやります。
あれは彼がやったんだ。
だけどそれ以外のことは全くしないので、
じゃあ彼がいいと思うところを選んでいかなきゃいけないって感じですかね。
そうなんです。そうすると、
私はあんまり行きたくないところもあるので、
今後の交渉が始まるわけですね。
1つ聞きたかったんだけど、
バカンス終わる前から来年の話とかしてました?
してました。もう今年のバカンスのその最中に来年はどうしようっていう。
うちも全く同じ。
具体的に話してました。
本当、やっぱり私は北海道行ってから考えよって言う前から、
もう来年の話をし始めて、
私としては終わって総括の時に次の話をするのがいいんだけど、
始まってもいないところで、
そこするかっていうのが、
いまだにまだフランス人の生態がつかめてないみたいな。
実はね、うちの夫も九州の実家に最初何日か行ったんですけど、
その時点で来年のバカンスはどうする?
まだここに来たばっかりでしょ、あなたみたいな。
なんでなんだろう?
あれってフランス人の習性?
とにかくうちが毎年バカンス始まった途端に次のバカンスの話をしだすから、
この人にとって今過ごしているバカンスは何なんだろうかって思うときは時々あるんだけど、
本当にバカンスのために生きてるんですよね。
うちの夫だけではなかったんですね。
うち私たち2つ来たわけじゃないことを祈るんですけど、どうなのかなっていう感じもしますけど。
じゃあまたバカンスの話は改めて。
それではスタートです。
今回は1ヶ月空いてしまいましたけども、
久しぶりのインタビューです。
今回は山崎区民館にインタビューをさせていただきました。
山崎さん、ご存知でした?
実は知らないんですか、知ってるというか、知らないうちに彼の本を読んでいました。
読んでたことが発覚して、この方だったんだっていうのがびっくりしました。
09:01
フランスに住んでた時期があって、今も拠点をパリからまた東京に戻されたんですけども、
パリに住んでた時期に仲良くさせていただいた友人でもあるんですが、
基本パリでしかお会いしてなかったんですけど、
今回は久しぶりに東京でお会いして、その時にインタビューさせていただきました。
それではとっても面白い人なので、ぜひ楽しんで聞いていただきたいなと思います。
それでは1回目のインタビューをお聴きください。
こんにちは、秋です。
今日は素敵なゲストをお迎えしています。
山崎匠さんです。こんにちは。
よろしくお願いします。
おぶさたしていますというか。
おぶさたというか、まあね。
東京で会うのは2回目なんですよ、実は。
いつもパリですもんね。
いつもパリですからね。
パリは結局どれくらい住んでらっしゃるかな。
結局3年弱、2年半強って感じですよね。
パリのことを総括すると、パリ生活を一言で表すとどんな生活でした、あたくさんにとって。
もうほら、秋さんとかパリのベテランじゃないですか。
いや、ベテランじゃないですけど。
何年住んでたっけ。
今16年目。
だからさ、なんていうの、その言葉を上に重ねてしまって申し訳ないんですが、
やっぱり生活は便利じゃないよね。
便利じゃないよね。
それは東京と比べちゃったらね。
東京めっちゃ便利じゃないですか。
だけど、なんかね、パリに住んでてどう?って人に聞かれると、
いやもうね、郵便物はこうだし、スリの人も多いしとか、いい話が出てこないわけ。
そうするとみんながね、なんでパリに住んでんの?って聞かれるんだけど。
要はね、悪い女に引っかかった感じ。
要は、どうだ、最近。
いやもうほんとにね、やってられねえよ。
嫌な女なんだよって。
その割には、会いに行くみたいな。
その嫌な女の魅力は何なの?
何なの?その嫌なところを全部たし引きしても、魅力があるんだよね。
パリに行こうと思ったきっかけは何だったの?
パリに住もうと思ったきっかけは。
今51歳だから40代の後半、自分が20歳の時に作った夢リストの中で、
かなってないものって何があるのかなって、ちょっと振り返ったわけ。
その時に海外に住むっていうのがかなってなかったわけ。
住んでなかったんだ、全然。
住んだことなかった。
出張ばっかりっていうか、移動ばっかりで。
旅の中での異国っていうのはいくつも経験したけど、
生活っていうのは初めてだから、好きな街に。
僕はやっぱりニューヨークとパリ好きだな。
ニューヨーク行ってみたりパリ行ってみたり。
12:01
結局さ、パリに行くとパリいいわけ。
ニューヨーク行くとニューヨークいいわけ。
それぞれの良さがあるよね。
これじゃわからないから、
まずパリで時を過ごしてそのまま飛行機乗ってニューヨーク行ってみようと。
そうすると比べられるよね。
なるほど。
だから日本を中継で間に入れちゃうとさ。
日本に入ってきちゃうからね、リセットされて。
そうなの。にじみが出ちゃうって感じ。
だからやってみたら結局緊張感あるわけ。やっぱりパリの方が。
ニューヨークより?
ニューヨークはさ文字も全部読めるし。
あ、英語だから?
うん。あと人が何言ってるかわかるじゃない?
まあね。
その土地感もあるし、友達もいるし。
だったらやっぱりチャレンジとしてはパリだなと。
まさかこんなに背の高いハードルだとは思いませんでしたけどね。
ニューヨークだったらそこまで苦労しなかったかな?
そうだね。コンビニエンスだもんね。
あー、そっか。
だからさ、もしかしたらロンドンでもこんな苦労はしなかったと思う。
まあね。それでやっぱり英語圏っていうのも組みで。
やっぱり便利ですよ。
OSがアメリカというか。
そう、アングロサクソンのOSだから日本に近いと思う。
日本人が慣れてるっていうか。
うん、使い慣れたOSなんですよ。
フランス全く違うOSですよね。
ラテンのね。
フランスがラテンだってみんな知ってんのかな?
いやー、だから私もイギリスとフランスは近いだろうと思って
同じヨーロッパだからみたいな感覚で行っちゃったから
私はわかってなかったね、やっぱり。
要は白いラテン人だもんね。
そうそうそう。
だからスペインとかイタリアほど濃くはないけど
でもやっぱりフランスもイギリスとかドイツとは違うよね。
ラテンですよね。
ラテンですよ。
リズムが全然違う。
ベールを一つ一つ履いていく中で
これがフランス人なのかと
これがフランスのカルチャーなのかと
それをね、知っていくっていうのが面白かったね。
何がやっぱり印象的でした?
何が印象的か。
あるいはインパクト、たくさんの
入って来る時に与えた印象として残っているもの?
みんなが自分の人生を考えてるね。
生きるっていうことが真ん中にあって
働くっていうのはいくつかある魅力の中の一つで
人生をどうするか
そのための人生に直結してのバカンスだったりするんだけど
そのバカンスをどうするか
あと食
食材美味しいじゃないですか。
だけど店で食べるとびっくりするような税金がかかる。
だからお金のない人は美味しい食材を買って
家で料理しなさいと
お金のある人は美味しいものを食べて
15:00
みんなの生活も少し見ましょう
みたいな考え方がものすごく面白かったですね。
食は確かに
生活に目指したところにこだわりは持ってますよね。
食品に対するリテラシー高いですよね。
添加物とかダメだとか
みんなが世に売られている食材とか
スナック一つとっても目を光らしてるというか
美味しいものを食べさせられないようにしておこう
という意識が高くない?
それは高いかもしれないね。
食に対してうるさいよね。
じゃなかったらあんなご飯だけで3時間も盛り上がれないみたいな
確かにね。
ひたすらご飯の話題だけで持つからね。
あれ食べた、これ食べた
今年のこの食材は良いとか悪いとか
みんなやっぱり好きなんですよね。
あとバカンスどこ行った、次どこ行くって話して3時間喋ってますね。
それだけで話題終わっちゃう。
だから天気の話題の感覚でその話をするから
行かないからといって別にひげもしないし
さらにのんびり家で過ごすっていうのも楽しめる人たちだし
だから出かけなくても自分なりの夏休みを楽しむとか
そういうのもできるから
なんかこう出かけなきゃいけないとか
お金かけなきゃとかっていうのも全然ないし
やっぱりその辺個人主義だよね。
我が道を我が足で行くという
その人の目のために何かするわけじゃないもんね。
そういう意味ではかなり我が道行ってるし
あとやっぱりほらパリプラージュってあったの知ってます?
何それ?
パリ市が西野川沿いに夏になると
砂浜を持ってきてビーチにしちゃう。
あれはバカースに行けない人たちが西野川にいても
まるでバカースのように楽しめる。
デッキチェアーとか置いちゃって
そういうのを毎年やってるんですよ。
それ私が来た頃にちょうどスタートして
毎年やってるから。
今年もやってたから。
だからやっぱりそういうのを楽しむっていうのを
パリでもできるんだよっていうのは
すごい面白い試みだなと思って。
日本ではある本がバカース的に売れたんだけど
フランス人は10着しか服を持ってないみたいな
あれは実際どうなの?
あれはねタイトルの問題はあると思うんだけど
英語のタイトルと違うんだけど
でも物欲とかその世界ではなくて
少ないものでも思いっきり楽しめるんだよっていう
18:01
メンタリックっていうのはやっぱり高いと思う。
だから物を持ってないといけないっていうプレッシャーとか
たぶんアメリカ人が書いたから受けたっていうのもあるんですけど
ヨーロッパってまたちょっと違うというか
エコのことだったり
その少ないものでいかにコーディネートを楽しむかとかだったり
そういうところがやっぱりクローズアップされたのかなっていう
結構生活は質素ですもんね。
質素ですよ。
地味だって地味って言ったら
若い子ほど地味じゃないですか。
ファッションの街パリだと思って行ったら
案外地味だよね。
でもそこに本人らしい個性を出してくるんですよ。
だからジーンズにTシャツなんだけどなんかかっこいい
あれはやっぱり自分なりのオシャレを
すごく追求してるんじゃないかなと私は思うんですよね。
そういう意味で言うと
自分のためにお金使ってるよね。
誰かに評価されるためじゃない。
だから周りがすごいハイブランドを着てても
自分はボロボロ着てるって言っても全然気にしないし
自分が着たいっていう
流行りが分かりにくいよね。
日本に帰ってくるとすぐ分かるじゃないですか。
これ流行ってるんだと。
だけどフランスに行っても
それはウィンドウ見れば分かるけど
でも街中は違うよね。
やっぱり10年前の服をずっと着続けてる人もいっぱいいるし
みんなが同じ服着てないよね。
あれやっぱり個人趣味ね。
私ね、フランスに行った時にすごく戸惑ったのが
雑誌があるじゃない。
日本だと1ヶ月後でみたいなコーディネートのスタイルがいろいろ出てるんですよ。
フランスってそんなの全くなくて
今年流行りのアイテムっていうのが
ボンボンボンって並んでるだけなんですよ。
要はあなたアイテムが流行りのアイテムを紹介します。
要はだから冷蔵庫に素材はあるから
調理するのあなた。
つまりそれをどうコーディネートするかは
自分で考えなきゃいけないんですよ。
だから自分らしさを徹底的に追求しないと
どう流行りを取り入れるかって分かんないじゃないですか。
だからそういう意味では
そういう土壌があるような気がする。
それ感じましたよね。
それが服だけじゃなくて
全てに出てる。
インテリアとかもそうだと思うし。
壊れたら全員自分で直すよね。
買わないからね。
あとね、業者の人を呼んでやるってないよね。
21:02
来ないし高いしみたいな。
だから女の人もトンカチやるんでしょ?
私できないんですけど
でも基本みんな一人でやっちゃうよね。
すごいよね。
あれでもどこで習ったんだろうって
いつも思うんですよ。
なぜかというと教育上
例えば技術の授業とか工作の授業って
フランスないから図工とかあんまないじゃないですか。
何でやったんだろうって
いつも気になるんですよね。
オキシーの延長線上にそこまで辿り着いちゃったんだよね。
やらなきゃいけない、自分で直さなきゃみたいなところ。
車とかも直すんだよね。
すごい人たちいっぱいいるよね。
ガソリンとかも自分たちでやるじゃないですか。
日本みたいに窓ガラス拭いてくれたりとかしないでしょ。
だから最初あれですら
日本からいくと戸惑う。
自分でガソリン入れるんだみたいな。
できるかなみたいな。
やれませんでしょ。
緊張しましたよ。
緊張しますよね。
ていうかこれでいいのかみたいな。
大丈夫なのかなみたいな。
医療従事者、病院で働いてる人が
ある興味を持ったと。
人は人生の最後に何を後悔してこの世を去っていくのか。
それを統計取り出したらいきなり輪郭が現れ出して
それは何で人の評価のために生きてしまったんだと。
なぜ自分のやりたいことをやらなかったんだということを
本当に残りわずかな時間になるとやっぱ思うんだって。
ちょっと冷静に考えてみると
人の評価のために生きた人って評価高いのよ。
それをゴールっていうか目的にして頑張ってきたところがある。
おじいさん、おばあちゃんの介護を一生懸命やられて
最後に旦那さん見とって追いかけるように亡くなったのよ。
あの人はああいう人だったねって言われるじゃん。
だけど本人はそれを後悔していたら
ちょっとショックだよね。
例えばお父さんが会社をやって
息子さんがすごく頑張って
全国、そしてアジアまで進出されて
本当に仕事を頑張って
あの人は素晴らしい人生を生きたと言われる。
本人的に言うと
なぜ周りの評価のために生きたともし思うならば
これはね、案外自分もドキッとして
大丈夫俺って
一生懸命すごいと思われたいからさ
頑張っちゃうところって人間ってあるじゃない。
でも本当にやりたいことっていうのは
興味を持ってないとなかなか浮かんでこない。
評価を受けるためのことは
普段から考えてるからさ
簡単と言えばわかりやすいというか
浮かんでくるよね。
私は本当はどう生きたかったのかなってことを
考える機会とか
あと自分の声の中の
こうしないといけないっていう声は聞き取れるけど
これをやりたいんだっていう声って
長く無視してたらさ
24:01
聞こえなくなっちゃう。
そういう意味でフランスはさ
こうやっていきたいっていう声に従って
生きてる人多くない?
そういう人だらけかもしれないよね。
そっちを優先しすぎて
人の評価あんまり気にしてないという感じもするんだけど
でもじゃあたくさんが日本人
日本の自分のその立場に置いた時に
そういう評価ではなくて
自分のありたいというか
死ぬ時に後悔なく生きるために
自分の中で忘れそうになっちゃいそうな時に
何か意識している言葉とか質問とか
どうやって戻す?
制限がないならばどんな人生にしたいのか
どうありたいのかっていう質問をね
とても大切にしてますよね。
やっぱ意識的に定期的に考えてますか?
それね、よくノートに何度も書くフレーズ
制限がないんだったらどういきたいの?
そうだなぁ、まずい。
出てきます?
いや、だからさ
それを考える時間を持つことが大切だと思う。
日本はさ、みんな9時、10時、11時まで働いててさ
もう仕事の後の時間って
明日のための準備時間になってるよね。
そうですよね。
フランスはさ、みんな6時に仕事終わってさ
時間がいっぱいあるよね。
すごくない?
いや、それを求めて私はヨーロッパに行ったようなもんなんですよ。
ヨーロピアンライフね。
オーストラリアもそうで。
僕仕事で通っててさ
金曜日にセミナー開こうと思ったら
いや、金曜日はたくみさん早い時間にぜひ
なんで?って言って
いや、金曜日は次の日から休みだから
だいたい昼過ぎからみんな酒飲んでるんですってわけ。
なんだって?って言って
だから、6時ぐらいからセミナーやらないと
みんな家帰っちゃうんで。
早い時間で。
どういうこと?と
4.5しか働いてないんですよ、みんな。
だから、すごい自分の時間が多いよね。
そうだね。確かに考える余裕もあるしね、時間的に。
だから、考えなくても過ごしていけるんだよね、日本だと。
うまく仕組みができてると。
じゃあ、やっぱ意識的に作らないといけないってことですかね。
もちろんみたいね。
それを意図的にやらないとダメだなと。
だから、たくさん頑張ることはいいことだっていう風に
僕は教え込まれてきたし
自分もそうやって自分のことを教育したし
そしてそれに従って今も生きてるけど
もう少し自分の時間を
意図的に作らないとダメだなっていうことを感じるし
その2年半なり何なりっていう時間を
過ごさせてもらえたのが良かったね。
やっぱフランスはそこで考える時間もできたというか
27:02
そういう意識的にできる時間が持てたっていう感じですか。
持てた、持てた。
実際時間あるもんね。
なぜかあるんだよねみたいな。
東京、やっぱ帰ってくると忙しい。
日本に戻ってこられた後は。
興味を引くものがいっぱいあるよね。
刺激が多いんだ。
そして時間がどんどん埋まっていく。
それも良さでもあり、罠でもあるよね。
気をつけないと。
インタビューでしたけども1回目
さゆみさんの感想はどんなところにありますか。
すごくたくさんファンキーで
すごくノリが良くて
私は聞いててとっても楽しかったんですけども
とても面白いことをたくさんお話しされてて
フランス、パリのことを悪い女に引っかかった
みたいな表現されてて
すごい上手な表現だなと思って感心したんですけども
確かにパリの街はそういった魅力はあるかもしれない。
文句はいっぱい出てくるけど
住んでる人多いですもんね。
なんだかんだ文句言ってるけども
やっぱり住むとほっとするところもあるし
すごくよく分かるんですよ。
離れられない感じになる。
一旦こんな街、ギャーって離れていても
やっぱりちょっと日本に戻るとパリが恋しくなったり
っていう気持ちが出てくるのは
本当にこの表現がピッタリかなって
悪い女に引っかかった。
あと東京についてもお話しされてましたけども
私もすごく同感だったのが
東京の街には面白いことというか
興味を引くこと
いろんなことがありすぎて
時間がいくらでも足りないというか
1日が長くて
いろんなことができてしまう
っていうのは私も実感してますね。
それはもう昔からそうでした?東京に
昔もそうですし
今も日本に帰るたびに
その感覚を味わってますよ。
確かに忙しいですよね、東京に帰ると。
東京に帰って友達と1日に3件アップを入れるとか
普通ですよね。
ありえます。午前中、午後、夜。
でもそれができてしまうのがやっぱり
東京の街の不思議さなんですけれども
刺激は多いですよね。
多いです。
メディアからの情報も半端ない気がするんですよ。
30:00
早いしね。
たくさん情報が入ってくる
あれもしたい、これもしたい
なんとなくしなきゃっていうところもちょっとあったり
しないともったいないと思っちゃうしね。
欲張りになっちゃう。
やることが多いから
欲張りになっても当然ですよね。
日本では日本のリズムとも全く違いますよね
フランスのリズムっていう事態が。
そうですね。東京にいた時でもそれで仕事しすぎて
時々自分自身のペースをわからなくなってしまった頃もありましたが
フランスに来てからはある程度生活がもっと自分のペースでできるようになった
うまく回っている感じはありますね。
彼も食とファッションの話をしていましたけど
彼の言葉ですごく私が印象的だったのが
みんなが自分の人生について真剣に考えているっていう
別に教育されたわけじゃないのに
真剣に自分の生きるっていうこと
それが食だったりファッションだったりバカンスだったりっていうのを
真剣に考えてるんだっていうところが
やっぱり私もそう思うし
やっぱりフランスに住んだことのある人って
そういうところをフランスの中に面白いなっていうか価値があると
みんな見ている人が多いなと思ってたんですよね。
そうですね。
栄養学のクラスとか別に
中学・高校とかで家庭科とかあるわけでもないけれども
みんな食のことに関してすっごく詳しいじゃないですか。
びっくりするぐらいですよね。
彼も言ってましたね。食のリテラシーが高いってことね。
あれは驚きですよね。
添加物とかすごい気をつけてるのは分かりますし
DIYもやっちゃうとかね、自分でね。
日々の生活をどう楽しむかっていうことを
すごくみなさん大切にしているし
それは当たり前なんですかね、やっぱりね。
仕事もバカンスも
やっぱりすべてその人の生活の一部に入ってるというか
どれも外せないというか
それは自分も立ち位置を見直すいいきっかけになるなとは
いつも私も思っていて
やっぱりフランスにいると
自分を中心に考えるというか
仕事じゃないんですよね。
人がどう思うかとかじゃなくて
自分がどうしたいかがやっぱり中心になれるというところが
33:03
その位置がぶれないというか
ぶれないで戻ってくれるというのが
ここの特徴なのかなという感じはしますよね。
そうですね。
言いたいこともはっきり言ってません?
言いますよね。
言います。
私も言います。
それもある意味いいことかなと。
そうですね。言いたいことも言えるし
だからみんな自分の主張に真剣というわけじゃないけど
本気で取りこもってるから
それで主張もできるわけだし
やっぱり自分がどうしたいかというのがベースになるよね。
人がどう思うか考えてたら
多分あの主張は出てこないですよね。
だから議論もすごいですね。
激しいし
好きだしね。
そういう意味では
そのベースを振り返らせてくれるというのは
やっぱりフランスならではのかなという気はしました。
はい。
たとみさんのインタビューはまた次回にも続きますので
ぜひ楽しみにしていてください。
この番組は毎週金曜日を目途にお届けしています。
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また皆様からの質問・感想をお待ちしています。
パリプロジェクトで検索していただき
そちらのお問い合わせからPodcastを選んでいただき
質問や感想を送ってください。
どしどしご応募お待ちしています。
また来週の
パリから学んだブレない自分の作り方を
どうぞお楽しみに。
さゆみさん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
秋でした。
35:10

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