1. パリで学んだ「ブレない自分の作り方」
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2016-08-25 19:36

Vol.22「好きなことでビジネス、稼げるビジネス、ターゲットはどちらがいい?」

「ビジネスをするときに、その対象となるお客様をどのように絞ったらよいのか、悩みます。自分が本当にやりたい内容を重視するのか、稼げそうなお客様をターゲットにするのか、アドバイスをください」という公開ライブ質問会です(4回目)。
オープニングでは、今回の日本の滞在で発見したちょっとした気づき、「人員の多い日本」です。

※雑音があり聴きづらいところがありますがご了承ください。


00:16
こんにちは、あきです。
今日も、パリから学んだブレない自分の作り方の時間がやってまいりました。
今日もどうぞよろしくお願いいたします。
今回も、東京に長く滞在して、海外に住んでいるからこそ、
私なりに感じた、ちょっとした、「お?」というような気づきだったり、発見だったり、感じたことについてお話ししたいと思います。
今回はですね、人員の多さについてです。
前々から感じてたことなんですけども、
日本では、とにかく何かしようとするときに、そこに携わる人の多さというものにびっくりさせられることが多いんですね。
とにかくある一つのことにするのに人が多いんです。
なぜそれを感じるかというと、フランスにいるとほとんどいないからなんですよね。
いないから余計に日本に帰ってくると、こんなに人がいるんだということにびっくりさせられます。
いくつか例を挙げたいと思います。
今回一番よく感じたのは、夏場ということもあって、工事しているところが結構多かったんですよね。
その工事現場、道路での工事ということなんですけども、
たかが自転車とか歩行者が通るだけの道なんですけども、そこの道を通り抜けるために100メートルくらい前から人員を配置し、
はい、気をつけてください、みたいな感じで言っていて、
気づくとところどころに人がいて、もちろん工事している人いますよ。
でも案内をする係だけで3人くらいいて、無事通り過ぎるまで見届けるという人が必ずついています。
これはどんなところでも必ず複数にいるんですよね。
多分規定なのかなという気もしたんですけども、
その手前の角から待ち構えて立っていってくださって予告してくださる方もいらっしゃる。
大変ありがたいし、とっても丁寧なんですけども、果たしてこんなに人が必要なんだろうかっていつも思ってしまうんですよね。
その人たちの仕事を作っているとはいえ、ある意味そこまでする必要があるのかなっていう気持ちも否めないんですよ。
03:09
ましてやこの夏ですから、炎天下でずっと立っているわけですね。
フランスを考えてみると、基本無人なんですよ。
車が通るとしても仮の信号を置いておしまい。
人が開催することなんてまずないし、ましてや歩行者とか自転車だろうが全然人なんていないんですよ。
多分これはフランスが特に人件費が異常に高いからかなっていう気もします。
特に社会保障の分を払わなきゃいけないっていうこともあり。
工事現場感じましたよね。
あと先日行った新宿の某有名デパートなんですけれども、
1階の包食売り場を通った時にある一角が有名な超高級包食店だったわけなんですね。
売り場の中の一角、その一角がガラスケースが四方のうち3本あって、
それを囲むようにブランドがあるわけなんですね。
その中に店員さんが立っていて、そのガラスケースの内側から案内をするわけなんですけれども、
接客をするわけなんですけれども、なんとその狭いこの一角の中に6人いたんですよ。
私はそれ6人で対応するんだと。
ガラスケース、小ケース3個分を対応するのに6人ですよね。
そんなに大きい一角じゃないんでしょう。
多分2メートルあるかないかぐらいでしょう。
つまりガラスケース1個分に対して2人対応するんですよね。
その大きな一角ではないので、そこに6人が入るとかなりぎゅうぎゅう詰めに見えるんですよ。
おまけに私が通った時はお客さんゼロでしょう。
ですからそのぎゅうぎゅう詰めの6人が立っているだけなんですね。
これちょっと離れた場所から見るとかなり異様な光景に見えました。
6人も店員さん必要なのかなって単純に思ったんですよね。
あの間隔だと2人あるいは1人の場合だとあり得るかもしれないって思ったぐらいなんですね。
06:08
フランスは例えば対応できる店員さんが3人しかいなかったとしたら、その分しかお客さんに対応させないんでしょう。
1人にお客さん2組対応させるってことはまずあまりしないし、
お店だったりするとその店員さんに対応できる、店員さんが対応できるお客さんしかお店によっては入れさせない。
つまりお客さんはまずはめるわけなんですよね、外で。
日本だと多分それをさせてはいけない。
お客様を渡せるなんてとんでもないということで、その分店員さんを配置してるのかもしれないんですけども、
あんなところ、狭いところに6人配置って逆にどうなのかなっていう気が、単純にしました。
あと以前日本に戻った時にいつも感じていた、人員配置が本当に多いなと思っていた場所はガソリンスタンド。
ガソリンを満タンでお願いしますと頼むと1人の人がガソリンを入れてくれる。
2,3人がワーッと来て窓ガラスや灰皿を掃除してくれる。
ある意味3人、4人がかりで1つの車に対応してくださるわけなんですよね。
この1台を数人でワーッと囲む姿を、いつも夫はすごいねって言いつつ、でも人多すぎだよねって言ってたのを思い出したんですよね。
今回ちなみにガソリンを入れに行ったら担当者が1人でした。
会社の方針なのか、ガソリンスタンドの方針なのか、経営とのバランス、人件費とのバランスなのか、その辺はわからないですけども、
昔のようにワーッと店員さんが車を取り囲む風景は、私が行ったところではありませんでした。
フランスだとどうかというと、もちろんガソリンを入れるのもセルフだし、ましてやガソリンで窓ガラスをお掃除してくれる人などいるはずもないって感じなんですね。
人件費の問題かもしれないんですけど、日本はいつも人が多いなと感じていますが、特に今回工事現場と高級店の店員さんで感じました。
皆さんはこれについてどうお感じになりますか?
09:03
日本にいる方はそんな風に感じたことがありますでしょうか?
また海外にお住まいの方はたまに日本に戻るとどんな風に感じますでしょうか?
また皆さんのご意見をいただけると嬉しいです。
それでは本編スタートです。
今回もライブでの公開質問ということでお送りいたします。
東京でいろんな方にお会いしてその中に出てきた質問をライブでその場でお答えするということをやってみました。
これは実際にお会いしてないとできないことですので、それぞれの視点が見えてきてとても面白いなと思ったスタイルです。
今回はゆうりさんという方からの質問です。
それでは今回の質問をお聞きください。
最近よく自分がやりたいことがあったら対象となるものや人をできるだけ絞ることが大事というのを聞くんですね。
私もやりたいことがあるんですけれども、その対象となるお客様をどのように絞ったらいいのかすごく悩んでいます。
数えそうなお客様をターゲットにするのか、自分が本当にやりたい内容を重視するのか、そこが一番悩みどころなんですけれども、あきさんにぜひアドバイスいただきたいです。
なるほど、わかりました。
では、やりたいことについて言える範囲でうかがっていくと、どんなことがゆうりさんにとってやりたいことなんでしょう。
美容のお仕事をみとりで生活できるように、自立した状態にしていきたい。
アドバイスをしていくってことですか、ポーサルっぽい感じ。
そうですね、施術を組み込んだりとか、カウンセリング的なことをしたりですとか。
じゃあ、2つの道があって、1つはやりたい方から入って、そこからターゲットを絞っていくか、あるいは、稼げそうなお客様をターゲットにして、
そこで収益をある程度上げて、その周辺に行くか、2つのやり方があると思うんですよ。
どちらにしても、今お話を聞いてて思ったのは、視点が稼ぐっていうことと、やりたいことっていうのは、あくまでもこれって自分視点なんですよね。
12:08
自分を主体にして考えていく。一番大事なのは、どっちかを決める前に、どういう人たちを幸せにしたいかっていうところが、ビジネスは私は一番大事じゃないかなと思うんですよ。
つまり、ターゲットをするときの対象を決めるときに、やりたい方でいくか、稼げる方でいくかっていう視点ではなく、その視点だと自分中心なんですよ。
そこではなくて、じゃあどういう人を幸せにしたいのかっていうところですね。
例えば、さっきの話でいうと、美容で稼ぎたいんですっていう話の人と、こういう風にしてきれいになった人が、ますます幸せになってほしいっていう視点では、すでにちょっと視点が違うと思いませんか。
つまり、稼ぎたいっていうのは自分視点でしょ。でも幸せになってほしい人を増やすっていうのは、その自分視点から相手視点に変わると思います。
ビジネスってそこが大事だと思うんですよ。ビジネスは自分視点だと逆にうまくいかないのと同じで、一人よがりになっちゃうから。
だから、自分のやりたいことから入ると、自分は幸せになれる、自分はやりたいことができてるから。
だけど、ビジネスとしてうまくいくかは別じゃないですか。さっき言った一人よがり。
稼げる方にフォーカスするのも、それが自分にとって何の価値を提供するのかとか、そこからちゃんと離れないと、稼げる方にフォーカスしちゃうと自分視点になっちゃうじゃないですか。
ってことは、やっぱり自分のリソースとかスタイルとか価値観がどこにあるのかっていうのをきちんと持っておく必要があると思います。
だから、どっちでもいいんです。逆に言うと。どっちから入ったら構わないけど、もし自分の好きな方から入りたいんだったら、必ず一人よがりにならないように、どういうお客様に提供できるかっていうリサーチ。
それをマーケティングリサーチと呼ぶ人もいるんだけど、それはもう絶対大事。だって自分がやりたくても、求めてる人がいなかったら終わりじゃないですか。
で、稼げる方に行くっていうのも、稼げる対象が相手の価値にフォーカスしている稼げるだったらいいんだけど、自分が稼ぎたいんだけど、やっぱり自分視点になってしまうから、自分のリソースと相手のサービスっていうのがどう繋がっていくかっていうのは常に考えていく。
結論から言うと、どっちでもいい。でもその時の視点をどこに置くかが一番大事じゃないかと思うんですけど、ゆりさんの意見はどうでしょう。
15:13
すごく納得しました。
やっぱり自分視点だったっていうところと、求めてる方がいらっしゃらないと仕事にもならないですし。
今の感覚でどっちの方に行く気がしますか。
やっぱり自分がやりたいことの方がスムーズで、いろんなアイディアも出てくるので、そこに対してもうちょっと深く考えていって、じゃあそこに求めてる人はどういう人なのかっていうのを具体的に想像していきたいと思います。
だからそこで初めてターゲットするのが決まってくるんでしょうね。だってリサーチする前からターゲットこれでいきますって言っても、またそれも独りよがりじゃないですか。
だからどういう人が一番求めてるのかに合わせてターゲットが変わってくるから、やりたいことも大事だけど、ニーズの方でのやりたい人たちがどれくらいいるかっていうのをちゃんと見極めることが大事かなと思います。
参考になったでしょうか。
ありがとうございました。
はい、ゆうりさんの質問いかがでしたでしょうか。
彼女の質問は、特にこれから自分でビジネスをしていく、起業するにあたってターゲット層を絞るときにどう絞ったらいいかというお話でした。
自分が本当にやりたいことで進めていくべきなのか。
稼げそうなお客様をターゲットにするのかっていう質問でしたよね。
これについてなんですけども、よくビジネス系でのコーチングセッションの中でも聞かれることなんですけども、今回あえて言ってみたのは、どっちにするかというテクニックの問題ではなくて、その次元からちょっと離れてみませんかというご提案をしてみました。
どちらにしても、ビジネスというのは自分視点でいる限りは絶対うまくいかないんですよ。
自分が好きなこと、あるいは稼げることっていうのは、それ自体がもう自分視点になっているということなんですよね。
夢を語るときはそれはそれでいいんですけども、ビジネスをする上ではサービスを提供し、その価値に見合ったものを収入というかお金として得るわけですから、自分視点だと絶対うまくいかないってことなんですよね。
18:03
テクニカル的などうしたらいいっていう発想ではなくて、もっと視点を上げて考えてみませんかということを今回お話しさせていただきました。
いかがでしたでしょうか。参考になれば嬉しいです。またご質問などありましたらお聞かせいただけたらと思います。
ゆうりさん、ご質問ありがとうございました。
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それでは、また次回のパリから学んだぶれない自分の作り方もどうぞお楽しみに。秋でした。
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