1. パリで学んだ「ブレない自分の作り方」
  2. Vol.73「自分に自信が持てるよ..
2017-08-17 19:20

Vol.73「自分に自信が持てるようになったきっかけ」

「アキさんは、もともと自信に満ち溢れていた方ですか?それとも過去に自信を取り戻されたのでしょうか。もしそうならきっかけを知りたいです。」
という質問をいただいたので、半生を振り返ったわたしの「自信」についてお話しています。

オープニングでは、夏のヴァカンスの日程に関する日仏比較や、わたしのヴァカンス先を選ぶポイント、実際に行ってきた今年ヴァカンス概要について語っています。


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こんにちは、あきです。 今日もパリで学んだブレない自分の作り方の時間がやってまいりました。
今回も一人でお話しさせていただきます。 今回はですね
Facebookとかブログを読んでくださっている方はご存知かと思うんですけれども、7月日本から
パリに戻ってきて、3日間くらいいたのかな。
で、その後、今度はバカンスということで、今回はコルシカ島に行ってました。
詳しい写真とかレポートはね、ぜひよかったらブログとかを読んでいただきたいなと思うんですけれども、
今回はね、かなりちょっと長めで、16、17日間くらいいたんですよね。
だいたい2週間がメインなんですけど、2週間ちょっと行ってました。 この2週間ちょっとっていうのは、フランスでは夏のバカンスでは多分平均的だと思います。
長くも短くもないっていう感じですかね。 1週間くらいのバカンスですと
人によっては、それを2回別の場所でやるという場合もあるんですけれども、 1週間のバカンスっていうのはどちらかというと、サクッとした軽いバカンスっていう位置づけですよね。
日本ではちょっと考えられないかもしれないんですけど、2週間が いわゆる一般的な普通のバカンス。
長めになると3週間とか4週間とかいらっしゃる方が多いかなと思います。
私がパリに戻ってきた時に、いつも行く近所の行きつけのカフェがあるんですけども、 そこのカフェに久しぶりにちょっと顔を出した時に
マダムとお話ししたんですよね。お客さんが本当に私だけで、もう7月は暇で暇でしょうがないと言ってたんですけども、
やはり7月の15日を過ぎる、半ばを過ぎると本当に人気がなくなるんですよね。 だからお店をやってる方たちは帰って暇すぎてしょうがないっていう風にみんな言ってるんですが、
彼女もアメリカの西海岸に3週間バカンスに行ってましたね。
フランスからですとアメリカ西海岸ってすごく遠いんですよね。 大西洋を渡って東海岸の方に行き、そこからまた西海岸に行くので、
やはり2週間だとちょっと少ないかなっていう感じで、3週間弱行くっていう言い方をしてましたかね。
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やっぱり時差ボケも多分すごいと思うから、戻ってきてから2日3日ちょっと休んで、
そこからまたお店をオープンするという言い方をしてました。 なので、
その日本の感覚と若干そのお休みに対する日程の感覚が違うのは確かで、
私も一応メールのやり取りはしてたので、よくもうそろそろパケーションからお帰りですかとかメールが来るんですけど、
いやまだいますみたいな返事をよく書いていて、まだいらっしゃったんですねみたいな、結構びっくりされる方も多いのかなっていう感じがしました。
今回ね、コルシカを選んだのは理由があって、私はねそのコルシカ前から行きたいとこだったんですよね。
コルシカってどこにあるかというと、フランスの南、地中海に浮いている島なんですけども、ほとんどイタリアに近いところなんですよね。
コルシカというと、私もコルシカといえばもう一つのことしか知らなくて、あと全く知らなかったんですけども、
コルシカというとナポレオンなんですよね。ナポレオンが生まれた場所っていうところで有名な場所なんですよね。
このコルシカって、やっぱすごくワイルドな島なんですよね。
私がやっぱり気に入っているのは、火山の島でもあるっていうこともあるんですけど、海もあるし山もあるし、その時に応じていろいろ楽しめるっていうところですね。
私がバカンスを、バカンス先ですね、バカンス先を選ぶ時にやっぱり重要視するのは、
私と夫ではまたちょっとスタンスが違うんですけども、私の場合はご飯が美味しいっていうのは絶対上に来るんですよね。
わざわざバケーションでご飯の美味しくないところに行くのっていうのはちょっとどうかなーって個人的に思ってしまうっていうのもあるので、
ご飯がまず美味しいっていうところと、あとやっぱり子供が小さいうちは文化的に、なんか例えば美術館とか遺跡とか、そういう歴史的な場所よりは自然の方を優先させているかなっていう感じがします。
やっぱり歴史的なものって背景がわかってないとただ行ってもつまんないかなっていうのもあって、
やはりその辺は小さい時は純粋に海を楽しむとか山を楽しむっていう形にして、大きくなっていくとともにカルチャーとかそういう歴史的なものも楽しめるような観光地の方がいいかなと個人的に思っています。
コルシカはどちらかというと自然ですね、完全に自然を楽しむっていう感じの場所です。
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やはり地中海ということもあって、昔は本当に南仏に行くような感じでいたんですけれども、
どんどんこの温暖化の影響によりコルシカ島もだんだん暑くなりすぎていて、ギリシャほどではないんですけれども、
とにかく夏場も暑くて焦げるっていう感じなんですよね。
ですので、やはりたまたま私たちが行った時には1971年ぶりの国初っていう感じで、
本当37℃、38℃まで上がってしまったんですよね。
陸地の方、私たちは海の方にいてもその気温だったんですけども、陸地の方だと本当40℃を超えて、その40℃っていうのが日陰でやっぱり40℃っていう感じだったらしく、
とにかく暑いっていうことしかもう最初の1週間は覚えてないぐらい、頭が回らないんですよ、本読んでても、っていうぐらい暑かったっていう印象ですね。
で、このコルシカは同じ場所に最初と最後だけホテルをとって、その後2週間アパートを借りていたんですけども、
もう毎日部屋から、海が真正面なので海を眺められるっていうのがやっぱり最高の癒しでもあり、一番あのアパートを借りてよかったところかなって思います。
やっぱり海は癒されるっていうのが当たり前のように感じました。
またコルシカの話は、9月以降さよみさんが戻ってからいろいろ細かくお互いのレポートをしたいと思いますので、またその時にお話ししたいと思います。
それでは本編スタートです。
本編はですね、質問が来ていますので、その質問にお答えしたいと思います。
あきさんはもともと自信に満ちあふれていた方ですか、それとも過去に自信を取り戻されたのでしょうか。
もしそうならきっかけを知りたいです。
というご質問です。
今回は私への個人的質問ということで取り上げさせていただいたんですけども、
これはあくまでも私の例ということで捉えていただきたいんですけども、
私はですね、たぶん遺伝的にというか先天的に自己肯定感がめちゃめちゃ高い方だったと思うんですよ。
とにかくポジティブなんですよ。
本当にポジティブで、当時ポジティブって言葉もないくらい、当時ね、楽天かとかそういう言葉だったと思うんですね、楽天思考とか。
そういう時代から自分の長所だと思ってたんですよ、ちっちゃい時から。
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だから私自身はたぶんもともとはすごく自己肯定感が高くて自信もあった方だと思います。
だからよく失敗しても反省しないって怒られてたんですよね、もう本当気にしないから。
反省しないっていうことが、まあ短所だと思ってなかったっていうぐらいそれぐらいポジティブだったんですよね。
で、このまま多分行ってたらまた全然違う人間になってたと思うんですけども、
小学校、中学年から高学年に上がっていき、中学校、高校って行くにつれて、やはり日本の教育とか社会のこうあるべきだっていう姿とか、
まあ要は両親と学校ですよね。 学校のそのなんていうのかな、
そこじゃダメなんだよっていうところを結構つつかれてた記憶があります。
なので、親としてもこのままちょっと反省しないのがまずいのかなと思ったんだと思うんですよね。
だからですね、ある意味徹底的に厳しく育てられて、
で、やっぱりできないところをどう伸ばしていくかとか、
自己肯定感をどんどんどんどん削られていったって感じですね。
だからもともとは自信は多分あったと思うんだけども、10代のうちに自信がなくなったっていうわけではないんだけれども、
なんでこんなことをやらなきゃいけないんだろうとか、いちいち疑問を持っちゃったんですよね。
そういうことに対しての反抗心とかがいろいろ出て、だんだん自分に自信がなくなったっていうわけではないけど、
ポジティブ度がどんどん落ちてったんですよね。 それをよく言えば現実思考と呼ぶ方もいるんだけれども、
ある意味、自分の違う側面が育てられた反面、自分のその自己肯定感の超高い部分が削られていったっていう実感は今振り返ってもあります。
なので10代は受験とかもあったし、受験勉強とか、私本当に意味がわかってなかったので、あの受験勉強の意味が。
だからもうちょっと自分なりの意味づけができてたらまた全然違う人生だったと思うんですけども、
とにかく大学入った時が最高でしたね。 もう受験やらなくていいっていう。
それくらいよくわからない規則とかそういうのに飲み込まれ、自分なりにこれの中で適応していくしかないんだって自分で思っちゃったんですよね。
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で、じゃあどういうふうに自分がそこからどういう方向に行ったのかっていうところなんですけども、
まずね、いくつか大きなステージがあったなぁと、ご質問をいただいてから考えたんですよね。
まず一つがね、18歳の時なんですよね。大学1年生の時なんですけども、一種のモラトリアムにかかったんですよ。
モラトリアムってちょっと心理学的用語なので、ご存知ない方もいらっしゃるかもしれないんですが、
学生から社会になる一人前のちょっとした猶予期間みたいな感じですよね。大人になるためにその猶予期間が必要なんだよっていう、
その猶予期間のことをモラトリアムって言うんですけども、
まあ多分いい意味では使ってないのかな。ちょっと私の中ではニュートラルなイメージなんですけども、
一般的にはなんか先延ばしにしてるっていうイメージなのかなっていう気がするんですが、
18歳の時にね、やっぱり自分のことがわからなくなっちゃったんですよ。やっぱりこう自分なりに
10代っていうものを消化しきれないまま、受験勉強が終わって大学生になって、これから楽しもうっていう時に、
私何がしたんだろうっていうのを考える時間ができたっていうこともあって、
そこから1年半モラトリアムがあったんですよね。
そこで私とは何なのかって、もう本当にある意味哲学的に真剣に自分と向き合う時間を作ったっていう、
そこでやっぱり自分の基盤っていうものを作ってた気がします。
そこで別に自信を取り戻したかっていうよりは、最終的にその1年半経った時にその抜け出したんですよね。
その抜け出した時にどう思ったかというと、自信ができたというよりは、
今でいう本当にありのままの自分を認めるっていうところに落ち着いて、
いわゆるそういう10代の中で潰された自分とか、自分の中で嫌いだった自分とか、
そういうのも全部含めて自分で受け入れられたっていう実感が出た状態で抜け出したっていう感じですね。
その後大学生活を送り、大学生活を送りってモラトリアムを出た時にもう大学3年生の夏になってましたからね。
その後社会人になって、もう一つの大きなきっかけはやっぱりイギリスに行った時だと思うんですよね。
イギリスに行った時ではなくて、イギリスに行くと決めた時だったんですよね。
たぶん27の時かな。大学院に入るまで結局1年弱かかってるので、準備とかも含めて。
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たぶん27の時だと思うんですけども、好きな仕事を自分で選んでやっていたんだけども、
結局とにかく忙しくて、楽しいんだけど体が疲弊していくのが分かってたんですよね。
その時に今結婚しても今転職しても、たぶんそれは上辺だけの変化で根本は何も変わらないなっていうのがやっぱり自分の中で分かっていて、
自分の中でこのままでもいけないと思い、自分の人生の舵取りは自分でするって決めた時だと思うんですよね。
それを決めた時に、イギリスに行くっていう選択肢を自分で選んだんですけども、
この時から自分に対する迷いがなくなって、それが自信につながったっていうか、
自信のある人って自信とかっていう言葉をあんまり意識しないので、何を持って自信があるかないかってちょっと私も分かってないんですけども、
とにかく自分を取り戻したという意味では27ぐらいの時かなと思います。
ですので、自信に満ち溢れた人間がちょっといろいろ社会のいろんな面を見ながらボコボコにされ現実を見、
その中で折り合いをつけながら自分の舵取りをすると決めた27ぐらいの時が、多分自分の中で水面下から抜け出せた自分かなというふうに思います。
人によって波があっていいと思うし、私はたまたまこういう形でいったけども、順調にいってらっしゃる方が30代でモラトリウムに陥る方もいらっしゃると思うんですよね。
人によってそのお子さんを産んだりとか結婚とかそういうステージと合わせて全然サイクルが変わってくると思うんですけど、
どのタイミングになってもそれをうまく楽しんで乗り切ればいいと思うんですよね。
自信っていうのは結局自分を信じることに他ならないので、自分を信じるっていうことを決めるか決めないかだけだと思うんですよね。
私はどんなことがあっても自分を信じると決めるっていうことがありさえすれば、それは例えば今50代の方だろうが30後半の方だろうが、今この瞬間から新しいスタートは切れるかなと思います。
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この質問の方が今どういう状態なのかちょっと私もわからないんですけれども、ご自身の自分を信じる力っていうのを一回見直してみるっていうのはすごく大切かなと思いました。
それではまた来週お会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました。
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また来週のパリから学んだブレない自分の作り方をどうぞお楽しみに。
さゆみさん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
秋でした。
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