1. パリで学んだ「ブレない自分の作り方」
  2. Vol.74「制約の中にこそクリエ..
2017-08-24 21:18

Vol.74「制約の中にこそクリエイティビティがある」

「制約って、一見ネガティブに見えますが、実はまったく違うのですよね」
クライアントさんとのセッションの中で出てきた話、実際の実例も合わせてシェアしています。

オープニングでは、8月のパリがなぜ好きなのか。普段と何が違うのか、生活の中で感じることを具体例をあげながら解説しています。


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こんにちは、あきです。
今日もパリで学んだ「ブレない自分の作り方」の時間がやってまいりました。
今回は8月の最後の配信となります。
実はですね、この8月のパリっていうのが、静かでとてものんびりした雰囲気で私大好きなんですよね。
一番好きなのはね、やっぱり6月なんですよ。
6月というのは、やはり下旬もあって日が長く、夜の10時ぐらいまで明るいんですよね。
でまた、みんなも夏が始まるぞ、みたいな雰囲気でかなりウキウキしているっていうこととか、
バカンスに行くぞ、みたいなノリもあって、みんなが結構浮き足立ってテンションが高く明るい雰囲気っていうのが6月なんですよ。
だからすごく好きなんですけれども、実は7月8月っていうのもすごくまた6月と違った意味で好きなんですよね。
この7月8月の良さというのは、一斉に人がいなくなるっていうところで非常にのんびりした雰囲気になるんですよね。
特に7月の後半から8月の前半、特に8月の最初の週とか、最初の2週間あたりは本当に人がいなくて、
もちろん7月8月は基本ラッシュっていうのもなくなりますし、観光客がメインの月なんですよね。
だから街は静かになるし、そういう意味ではすごくこう、のんびりした感じで過ごせるっていう感じで、観光客はねやっぱり多いので、パリもこの時期。
ただそのパリっぽさっていう、普段のパリを知るっていう意味では7月8月は比較的可能性的には少ないというか、あまり普段のパリを見る機会はないかなと思います。
ただこののんびりしているので、悪質と働いている人とか、ストレス溜まっているぞみたいな人がいないっていう意味ではすごく過ごしやすい時期かなと思います。
先日ね、フェイスブックの方にも書いたんですけれども、子どもたちをソントルっていうその学堂みたいなところですよね。
1日預かってくれるアクティビティとかいろんなところ連れてってくれるものがあるんですけれども、そこに連れて行くためにバスに乗ったんですよね。
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バスに乗ったら、まず私たち、朝の8時半から9時の間だったと思うんですけれども、私たち家族、親子3人を除いて乗客2人みたいな、それぐらいめちゃめちゃ人が少ないバスで、運転手さんが大音量で音楽をかけてるんですよ。
運転手さんもバカンスモードなので、もう音楽ジャンジャン好きなのかけて楽しんでるって感じなんですよね。
日本ではちょっと考えられない光景だと思うんですけれども、その時はマイケルジャクソンがもうガンガンかかってて、朝から本当ファンキーな気持ちになれるテンションがやっぱり上がるんですよね、マイケルジャクソン。
侮れないなと思ったんですけども、そういう意味ではこのパリのバスの中ののんびりした雰囲気っていうのがこういうところにも出てるなぁと思いました。
あとはね、スーパーとかに行くと、もちろんお客さんも少ないんですけども、まず店員さんがバカンスに行ってますよね。
そうなるとどういうことが起こるかというと、夏休みだけ学生さんたちがアルバイトで入るんですよ。
夏休みは若い方たちにとって、特に学生さんにとっては稼ぎ時なんですよね。
学校がないからもう1日働けるので、みんなのバカンスに行ってる代わりに短期で入るっていう形なんですけれども、
レジの店員さんは基本若い人に急に変わるんですよ、雰囲気が。
この若い人たちっていうのはもちろん数ヶ月間短期で入っているので、手慣れてないし時間もかかることも多いんだけども、
この時期だからこそみんな、さっきだってないし、多めに見てあげられるみたいなところもあるし、
あとはね、やっぱり一生懸命やるわけですよ。
だってアルバイトだし、いつ辞めさせられるかっていうのがあるので、やっぱりみんな真剣なんですよ。
だから丁寧にレジやってくれるし、機嫌が悪いなんてことはまずないし、態度が悪いってこともないんですよ。
非常に感じがいい状態で、日本ではそれが普通のことだと思うんですけど、フランスでもそれが普通ではないので、
その部分を若さと丁寧さで乗り切ってくれるっていうところが、非常にこちらも気持ちいいんですよ。
本当に9月からもうあなたたちに働いてもらいたいわって思うくらい非常に丁寧。
9月になると戻ってきた店員さんが変わるので、また不機嫌な状態で始まっちゃうんですけども、
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これがやっぱり7月、8月の良さでもあるっていう感じですかね。
今週末、ちょうどだから26、27の週末、最後の週ということもあるので、
皆さんこの週末にガーッと帰ってくると思うんですよ。
ですから多分空港とかもすごい混んでるんじゃないかなと思うし、来週からはきっとラッシュも徐々に始まっていくんじゃないかなと思うんですよね。
学校自体は9月から始まるので学生さん自体はいないですけども、
会社で働いている人たちはだいたい来週くらいから戻ってくるんじゃないかなと思います。
また子供たちの学校の準備っていうこともあって、スーパーとかの文房具売り場が一気に込み始めるっていうのもこの時期なんですよね。
これでちょうど9月の新学期というか新学年になるんですけども、日本でいう4月ですよね。
スタートするにあたっての準備が親子ともども始まるっていう感じで、またさっきだった9月が始まるなーっていう感じがします。
せっかくなので日本の夏と違って過ごしやすい夏ではあるので、よかったら8月のパリも機会があればぜひ楽しんでいただけたらなと思います。
それでは本編スタートです。
はい、本編は私のセッションに興味を持ってくださっている方が結構いるみたいなんですけど、どういうことをやっているのか実際わからないっていうこともあるし、
私ももちろんこういうのっていうのは手非義務もあるので大きなに話してないっていうこともあるので、話せる範囲でどんな感じでやっているのかっていうことをせっかくなのでお話ししてみたいなと思います。
私自身は体験のセッションっていう形ではやってますけれども、基本的には継続セッションがメインなんですね。
それは1回やると皆さんその気になってくれたり、次のステップに動けるようになるんですけれども、
その時はよくても例えば1ヶ月後、2ヶ月後って先を見ていった時に気持ちが冷めていったり行動が止まってしまうっていう場合が多いので、
必ずやっぱ長期的に一緒に見ていくっていうのをポリシーとしてやっています。
これはね、その熱が冷めたりするのは本人の意思の問題だけではなくて仕方がないことなんですよ。
今までそれでやってきたわけだから、変化する時っていうのはその分エネルギーをかけてやらなきゃいけないわけなんですね。
そのエネルギーが一人でやるとやっぱなかなか難しいっていうことを皆さん多分実感できる部分もあるかなと思うので、
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その部分を私がお手伝いする。
引っ張ったり、後ろから押し上げたり、いろんな形でサポートするっていうことをしています。
今回はちょっとあるクライアントさんの話をしたいなと思ってるんですが、
それは何でかってその時に最近彼女と話した時に話したテーマっていうのがすごく面白いっていうか発見があったので、
その部分をちょっとシェアしたいなと思ってそのクライアントさんを選ばせていただいたんですけども、
彼女は私の継続のお申し込みをしてくださった時っていうのは、ちょうどスタートした頃に妊娠がわかったんですよね。
もともと彼女は仕事も頑張ってらっしゃったし、
たぶん新しいやりたいプロジェクトとかそのご自身のプロジェクトっていうところでセッションを申し込んでくださったと思うんですけども、
妊娠がわかって、それどころじゃなくなったわけですよ。
体も変わっていくし、家族っていうテーマが急に出てきたりとか、
彼女がもともと考えていたプロジェクトのイメージから一気に変わってってしまったんですよね。
私が最初に言ったことっていうのは、
妊娠のタイミングでセッションを始めてよかったですねって言ったんですね。
これは妊娠に限らず、ステージが外側の外部の影響によって変更せざるを得ない状況って多分皆さんあると思うんですよ。
その時にどう対応するかっていうことにもつながるんですけども、
なぜ私がそういう話をしたかというと、
妊娠中って自分の体で精一杯だし、赤ちゃんのことを考えるだけで精一杯なんですよ。
私自身も経験しているのでわかるんですけれども、
でもすでにお子さんいらっしゃる場合は別だけども、
彼女が初めての妊娠だったので、まだその時にお子さんはいらっしゃらなかったんですね、別の。
このタイミングでやはり自分がこれから母親として、母親としてだけではなくて、
一妻として、一職業人として、どういう女性でいきたいかっていうのを、
この妊娠中に考えるかどうかによって、その後全く変わってきますよっていう話をしたんですね。
なぜかというと、生まれた後って毎日のことで精一杯で、
自分が母親としてどうありたいかとか、自分が女性としてどうやっていきたいのか、
考える余裕が全くなくなるから、これは私の経験でもあるんですけども、
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全くなくなるので、妊娠中にこそきちんとそれを視点として持っておくだけでも、
全く違いますよっていう話をしたんですね。
実際にそういう形でセッションをしていって、子供が無事生まれて、
本当にそれどころじゃなかったっていう状態だったんですよね。
実際にそれからまた1年経って、お子さんを保育園に入れることになって、
彼女も仕事を復帰するっていう形で、新しいプロジェクトのことを考えていたのが、
こないだ最近の話だったんですけども、
そこでね、やっぱり彼女と話をした時に出てきたことっていうのが、
制限に対する考え方ってことなんですよ。
制限とか制約っていうのは、皆さんどうしてもマイナスに考えがちなんだけども、
制約があるからこそクリエイティビティって発揮できるんですよ。
つまり、子供が生まれて時間がないっていう、
例えば制約が出たとする子供が生まれるだけじゃない他の制約もあると思うんですよね。
そういう家族のことであるとか、自分自身のことであるとか、
そういう何か制約ができた時って、
好きなことができないんだって発想になってしまいがちなんだけれども、
その時こそその人のクリエイティビティが一番発揮できるんじゃないかなと思ったんですね。
私もね、よくセッションの中でもし制限がないとしたら、
どういう自分でありたいかっていうことはよく質問するんですよ。
1年後の自分をどういうふうに考える?
その時に制約とか制限を一切抜いて考えてみてっていうことはよく言うんですね。
これはなぜそういうふうに言うかっていうと、
人って制約がかかった状態、現状を踏まえている状態で考えがちなので、
そこからのアイディアって新しいのが出てこないんですよ。
だからあえて制約をとってみようって話をしてるんですが、
実際に新しいことをする時って、
皆さん制約がある中でスタートしないといけない現状って多いと思うんですよ。
だけれども、制約がなかったら何もしなくて済んじゃうかもしれないところを、
制約があるからこそ真剣に考えるっていうところはないですかね。
私はあると思うんですよ。
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例えば私の例で言うと、パリでセッションしようと思ったけれども、
当時スカイプっていうのが始まったばっかりだったと。
対面ではなかなかできない。
オンラインで使うとしてもスカイプしかできない。
当時まだビデオもなかったですからねスカイプ。
当時はまだガラケを皆さん使っていて、
スカイプのアプリケーションというかそれを使えるのっていうのは、
基本PCを持っている方だったんですよね。
当時はやはりセッションしている方っていうのは、
会社にはPCがあっても家ではPCがないっていう人もいたし、
基本ガラケで電話ですみたいな感じの方が多かったんですよ。
PCの持っている方はスカイプ。
でもそうじゃない方はしゃべれなくなっちゃうので、
私はスカイプで電話番号を取って、そちらに電話してもらう。
ガラケからね。
電話してもらい、私はスカイプで受け取るっていう感じでやってたんですよ。
この時に私がすごく学んだことは、
やはり対面でできるっていいなと思ったわけですよ。
だって本人の顔も見れるし、
非言語情報、言葉以外の非言語情報ってたくさんあるんですよ。
会うといろいろ分かることっていっぱいあるじゃないですか。
でもそれは私ができないわけね。
それを制限と捉えるか、
制限なんだけれどもそこからどう捉えるかっていうのは、
私のクリエイティビティにかかってると思ったんですよ。
私は何を考えたかっていうと、
声だけで全部情報が取れる人になろうって決めたんですね。
つまり、もちろん顔も分からない、見た目も分からないけれども、
その人がありありと分かるくらい声で、
しゃべり方も含め、声のトーンも含めて、
要は電話の声だけで相手の情報が全部取れる、
接種もしようって決めたんですよ。
これって顔が見れないっていう制限がないと浮かばない発想なんですよね。
だから私はかなり耳が鍛えられてるはずなんですよ。
他の人と比べて。
要は目で見える情報がないので、
実際に当時、今の方もそうなんですけども、
直接お会いしてないクライアントさんが結構多いので、
やっぱり会えなくてもその人らしさが分かるとか、
その人の情報が受け取れるっていう、
オープンマインドも含めて、
真剣に考えてたっていうのは私の特徴なんですね。
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だから制限があるってことは、
実は全然悪いことではなくて、
制限があるからこそ次のステップに行く。
さっきの方でいうと、
子供を産んで時間がないっていうところから、
できることって何だろうっていう、
彼女のクリエイティビティが発揮されてったわけですよ。
あるいは時間がないからこそ分かる、
そういうお母さんとかね、
とにかく追われてる人の気持ちってのが分かるじゃないですか。
それがきっと彼女の仕事にも役に立つと思うし、
やっぱり無意識に自分で勝手に前提条件を置いてしまっていたけれども、
その制約をかけていることが、
実はすごくプラスになるんだよって気づいた瞬間、
自分が直面している制限っていうものに対する考え方が根本的に変わるんですね。
その視点が変わった瞬間に、
次の行動につながれるっていうことがあるんじゃないかなと思います。
だからそういうところも含めて、
じゃあパートナーシップはどうやっていくかとか、
夫婦でどうやって一緒にプロジェクトもやってらっしゃるので、
一緒にプロジェクトを取り組んでいくかっていうのも、
その制限の中で新しい方法を考えていけるっていう発想になっていくと、
これって結局制限がむたらしてくれたいい部分なんですよね。
そこに目をつけられるようになってくるっていうことが、
結局アクションをどんどん増やして変化を起こしていく、
一つのからくりじゃないかなと思います。
今日はこんな話をさせていただきましたけれども、
もし具体的なこういう話を聞きたいっていうのがあれば、
またメッセージをいただけたらと思います。
もし個人セッションに興味がある方は、
パリプロジェクトのサイトから個人セッションっていうところがありますので、
詳細をご覧になってよかったらご連絡ください。
今日はこれで終わりにしたいと思います。
ありがとうございました。
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パリプロジェクトで検索していただき、
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21:00
また来週のパリから学んだブレない自分の作り方をどうぞお楽しみに。
さゆみさんありがとうございました。
ありがとうございました。
秋でした。
21:18

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