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こんにちは、あきです。今日もパリから学んだ、「ブレない自分の作り方」の時間がやってまいりました。
さゆみさん、今日もどうぞよろしくお願いいたします。
お願いいたします。
さゆみさん、夏休みの間に何か感じたことがあったそうで。
そうですね。
ちょっとその話をシェアしていただけますか。
あきさんにはね、いろいろ話しましたけれども、
実は8月の頭ぐらいなんですが、家族全員で沖縄、石垣島の某リゾートに1週間近く滞在したんですね。
そのリゾート、ホテルでは、世界中からいろんなお客さんがいらっしゃるところで、一応結構高いポジションにあるホテルではあったんですよ。
で、そこに素晴らしいプールが、スイミングプールもビーチも、プライベートビーチもあるんですけど。
じゃあ屋外なんだね。
そうなんです、屋外。屋内のプールもあったんですけれども、そこのプール、特に屋外のプールで、ちょっとモヒートとかね、飲みながら主人とくつろいでた時に目に入ってきた光景がすごいものが。
何が入ってきたんですか。
ちょっと今、映像で、画像で見せられないのが残念なんですが、たぶんお子さんをプールで遊ばせているお母様、あとお父様、皆さんフードをかぶって、たぶんプール用のラッシュガードみたいなパーカーを着て、下にビキニとか着てるんですよ。
水着を着た上にパーカーを着て、ショートパンツを履いて、その下にレギンスを履いて、水に濡れても大丈夫な。それで顔に真っ白な日焼け止めをして塗って、まるで歌舞伎の役者さんみたいにお顔真っ白にして遊んでられる方が結構たくさんいらして、
夫がちょっとびっくりしたんです。フランス人の夫がね。さゆみ、お化けがいるって言うんですけど、何何お化けどこって言ったら、顔を真っ白に塗ってる日焼け止めのクリーム、相当強いものだと思うんですけども、塗ってるファミリーを見て、お化けが何人かいると。
それは子どもはどうなんですか。子どもは普通の水着を着てるんですか。
そこはね、小っちゃい子どもはいらっしゃらなかったファミリーで、家族4人、顔真っ白、でも全員ラッシュガードです。みんなレギンス。
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何しにここに石垣島へっていう感じだったんですけど、でも海外からの多分、フランス人結構いたんですね。
フランスの方たちは皆さんビキニで思いっきり焼いてましたけども、でも日焼け止めを塗って焼いてましたけども、やっぱりTPOというか、あると思うんですよ。その場に何が合うか。
そこのリゾートとしての格を上げるのっていうのはやっぱりお客さんの格でもあると思うんですね。
合ったものを着れるかどうか、身のこなしができるかどうか、立ち振る舞いができるかどうか。ファッションもその一部だと私は思ってまして、いくら日焼けしたくないからといって、
あのファッションはやっぱり、シエープールだったらいいんですが、ちょっと間違いかなと思って、すごく衝撃を受けました。
フードというよりもすごいですね。やっぱりこの頭の後ろを隠したいものですかね。
フードをかぶってるんですよ。
なんでですか。
で、サングラスもしてるんですよ。
で、白いんでしょ、その下。
サングラスしたままプールで泳いで。
あっ、プールに入ってんの?
入ってんですよ。
で、本当に外国人の皆さん、びっくりされてるんですけど、日焼けしたくないっていうのはとてもわかります。
だけど、もうちょっとオシャレなものを選べないかなって、皆さん同じ服なんですよ。
だから定番ってことなんですかね、日本の人にとっては。
多分そうだと思いますね。
日焼け止めのマリンファッションじゃないけど、そういう感じなんですかね。
かなり衝撃を受けましたね。私も受けましたけど、外国人はもっと受けるでしょうね。
やっぱり典型的なリゾートファッションではなかったので。
確かにこっちっていうか、フランスではまず見ないファッションですよね。
フランスは海辺とかプールサイドに来てるのになぜ隠すっていうね。
だったら来ない方がいいんじゃないみたいな感じですよね、極端な言い方をすると。
だからすごく場違いなものを皆さんちょっと感じたみたいで、私もちょっとびっくりでした。
でもご本人たちは全然気にしてないというか。
全然気にされてないんですよね。
多分それが日本では普通なんだと思います。
主に石垣島は一応日本だからみたいな感じなんですかね。
だけど一応インターナショナルなリゾートでもあるので、
やはりTPOっていうところを国際社会に生きてる人間としてちょっと気にしてほしいかなという思いがありました。
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やっぱりそれはリゾート地に行って分かったことね。
北海道では誰もそうしていないから。
そうですね。海に行かないとまたね。
分からない。
これは明らかにもしかしたらフランスに住んでる人間から見た視点かもしれないけど、
そういうふうに一見皆さんにとって当たり前なことが、当たり前というか違和感を感じるというか。
多分フランスで日傘をさしてると、なんで雨降ってないよって絶対言われると思いますし、
長い手袋とかショートパンツにレギンスとか履いてると、
なんでショートパンツ履いてるのって絶対言われると思いますし、
冬だったらショートパンツのタイツとか分かりますけど、暑い夏で。
ちょっとやっぱりファッションっていうのは分かるんですけども、
TPOちょっと違うところはそれこそ場を読んでほしいかなというのは思いました。
また次回、次はいつ石垣島に訪れるか分かりませんが、
ないかもしれません。またちょっと違うところでの発見もあるかもしれません。
それでは本編スタートです。
今日は質問が来ているので、それではまずさゆみさんに質問の方を読んでいただきましょう。
自由の国フランスでは自由と責任をどう捉えているのでしょうか。
イメージでは仕事ちゃらんぽらんで責任感なさそうに見えるからです。
逆に日本人は精神的な不自由さを感じます。
仕事では責任感あるように見えるが、社会全体で見ると責任感なさそうです。
二人のお考えをお聞かせください。
っていう話ですよね。責任と自由ってセットですよね。
自由の国フランスって確かにもともと国旗でも入っていると思うんですけど、
確かに自由だけど責任感は本当なさそうですよね。
そうですね。自己責任とは言いますけども、
でも最終的にはすべてフランス人って人のせいにしてますよね。
国のせいにしたりしてますね。
誰か自分以外の誰かのせいにして、その結果ストとか起こして、
また他の人に迷惑をかけてみたいなところはありますね。
だから自分のことを中心に考えているときはそれに対して責任があるんだけども、
なんか周りの状況でうまくいかないとかっていうと、
そこの自己責任っていうのが映っちゃうというか、
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他に投げられちゃう感じがしますね。
それは初めてフランスに来たときすごいショックでしたよ。
私のせいじゃないとか私は知らないとか、
スーパーの店員さんとかにこれこれこれの商品はどこにあるの?
ここは私の売り場じゃないか知らない。
でもあなたここに勤めてるんでしょ?
だったら他の担当者教えてよ。それぐらいやってよ。
でもどこにいるか知らないとか。
日本ではあり得ない適当な返事をされて、
すごいショックを受けたことがありますね。
だから日本では不自由だって言ったりするけど、
それは不自由さっていうのは規則の問題とか、
そういう感じでの不自由さはあるのかもしれないけど、
責任っていう意味では逆に強いですよね。
すごくきちっと責任を全うして、責任を取られてるというかね。
それは日本ではいつも感じますね。
でも日本も不思議なところで、
グループとかになると、なあなあで行っちゃってるから、
誰の責任かもよくわからないまま話が進んじゃったりすることって多いじゃないですか。
だからそう考えると、仕事の持ち場としての責任はあるかもしれないけど。
個人の面ではなあなあ。
責任取りたくない。取るとか怖いのか。
その辺なんか責任はどこにあるっていうのは、
結構フランスはシビアかなあっていう気はしたんですけどね。
そうですね。
なんかいろんなところで法としてフランスって決められてるような感じはします。
法としてっていうのは?
例えば、メトロに乗ると、
メトロで危ない行為をすると法律で罰せられますみたいなことを読んだことがあるんですよ。
シールがなんか貼ってるんです。
そういうところで法を出してきてるところはありますね、フランスって。
法を出さないとダメなんでしょう。
日本のメトロでそんなところまで書いてる注意書きはないと思うので、
それはすごくやっぱり法を出さないとフランスの人って言うこと聞かないのかなって思いました。
規則は基本守らない人たちですよね。
信号無視しますしね。
信号無視は本当に当たり前だし、守るっていうことよりも破ることが当たり前っていうのかな。
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なんなんですかね、これ。
別に破っても、それこそ自己責任。
もし破って事故を起こしちゃったりとか。
自分の責任になるよと。
だけど結果としてね、いつも他人のせいにしてるっていうところはちょっと垣間見られますけど。
そういう意味では好きなことをやるけど、そこは本当に何かあった場合はあなたの問題よみたいなところは
確かにあるかもしれないですよね。
確かにチャランポランか何かっていう意味では、確かに責任感がなさそうだけども、
自分として責任を取るっていうことでははっきりしてるのかもしれないですよね。
あと何か考えられるとこありますかね、自由と責任。
自由と責任。
私がそう聞いてちょっと思うのは、子供を産むかどうかとかね。
自由な行為をした結果、子供ができたりとかあるじゃないですか。
だけどそこで、フランスで結構みんな産む人多いですよね。
自己責任。
だけど産める環境があるっていう、法が整えられてるっていうところもあって、産んでる人が多い。
チャランポランなんだけれども、でもある意味皆さんちゃんと、そのあたり私自己責任、全うしてる人多いかなと。
やっぱでもセットなんですよね。自由であるってことは責任を受け入れる。
そこができないと自由であるっていうことも受け入れられないから規則で固めていくしかないっていうのが。
だから規則とかなくても全然やってけちゃうんだけども、でもその分責任もちゃんと受け入れてねみたいな。
それは確かにはっきりしてるかもしれないですね。
フランス社会ってある意味一見チャランポランなようなんだけど、やっぱり皆さんちゃんとそのあたりの責任は最終的には取ってはいる。
仕事とかに関してはちょっと私もよくわからないし、個人差もあるとは思うんですけれども。
差がかなりありそうな感じですよね。
自分の子供とかに関してはやはり皆さんちゃんとされてる感じはありますね。
責任がもう自分の親にかかってるっていうのはあるしね。
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確かに子供の送り迎えに関してもすごく厳しいですよね。
そういう意味方法でも定められてますけれども、やっぱり全てに関して責任感がないとは言えない。
そうですね。
どういうふうに考えても、ちょっと話はずれちゃうけど、子供に関しても小さい時から自由と責任っていうところが、個人主義だからかもしれないけど、
結構子供の時から鍛えてるような気がするんですよね。
自分で好きなようにやらせてあげるけど、でもちゃんと責任取るよみたいな。
親がガチガチになって決めるっていうよりも、自分のチョイスをリスペクトするけど、尊重はするけど、でもちゃんと自分でやるって決めたらやるとか。
親があんまり勧誘していくっていう感じはあんまりないかな。
ないですね。もうちょっと子供の意見をリスペクトしてるところは感じますね。
だから自由を教えながら同時に責任も教えていってるのかなっていう感じはしますよね。
そこがまた、家族の教育。結局親がやっぱり子供のしつけも教育もほぼしなければいけない。
学校の勉強だけは学校の先生にしてもらうけれども、結局そういった自由を教えるのも責任っていうのを教えるのも、
親がどこまでちゃんと教えるかっていうことがとっても大きいかなと。
前回の学校と親との境目っていう話とちょっと近いかもしれないですよね。
ちょっと抽象的な話になってしまったんですけども、この辺はもっと例えば具体例でまた出てくるかもしれないので、
その都度またいろいろご紹介したり、またもっと掘り下げて話せたらなと思います。
ありがとうございました。
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また来週のパリから学んだぶれない自分の作り方をどうぞお楽しみに。
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さゆみさんありがとうございました。
ありがとうございました。
秋でした。