1. パリで学んだ「ブレない自分の作り方」
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2017-02-16 17:03

Vol.47「夫が転勤族の場合のキャリアパスについて」

「夫が不定期転勤族で、また転勤する可能性があり、別居とかは考えられず一緒についてゆきたいと考えています。会社勤めをしたいのですが、転職回数が増えると、どんどん就職しにくくなるような気がしてしまっています。転勤族の妻でうまく家庭と仕事(キャリア)を両立するために必要なマインドは何なのでしょうか?」という質問にお答えしています。

オープニングでは、冬のセール(ソルド)についてお話をしています。


00:15
こんにちは、あきです。
今日もパリで学んだ、「ブレない自分の作り方」の時間がやってまいりました。
さゆみさん、今日もよろしくお願いいたします。
お願いいたします。
1月から2月の半ばまで、ソルド、いわゆるセールですよね。
が、フランス全国であったと。
一斉にね。
あるんですよね。
で、フランスは必ず日にちが決まってるんですよね。
この日からセールがスタート。
だいたい水曜日にスタートですよね。
なんで水曜日なのですかね。
わかんないです。でも、学校がお休みとか、半休とか。
そうですよね。
あと、働くママたちも水曜だけはお休みにしてるとか。
動けるから。
っていうこともあるんじゃないかなと思うんですよ。
なるほどね。そういう意味なんですかね。
映画は水曜日スタートじゃないですか。
そう、なんで。日本は土曜ですよね。
なんでなんですかね。
やっぱり半休の日?
お休み、娯楽はそういう水曜日を目処にするんですかね。
週末じゃないんですよね。
半休の日を選ぶのかなって私はなんとなくちょっと思いましたけどね。
考えたら、セールも映画も全部水曜日ですよね。
そうなんですよね。
だから、その日からもうみんな待って。
場所によってはもう0時から開くところもあったりして、
わーって駆け込んでいくみたいな。
並んでるところもありますしね。
今年、冬のセールなんか買いました?さゆみさん。
私のものは一切買ってないです。
それはなぜ?
いや、わからないんですけど。
時間がないからとか。
時間もないのもあるんですけども、
これと言って欲しいものが、
今年はこれを買いたいとかってなんとなく出てくるんですけど、
今年はそれが出てこなかった。
そうなんだ。
子供のものとかね、主人の靴下とか、
他の人のものは買いましたけど、
自分のものは一切買ってないです。
そのまま終わってしまったセールみたいな。
そうです。
で、なんかセールだし、
行ったほうがいいかなーなんていう感じもあったんですけど、
でも別に欲しいものがないときに、
あえてお金を使わなくてもいいかと思って、
節約なんて思って買ってないんです。
実は私も今回買ってないんですよね。
なんででしょうね。
多分秋さんももう十分にものがあるからじゃないですか。
あるからが、確かに減らしたいっていうのもあるし、
逆にこれ以上増やしたくないっていうのもあるかもしれない。
私もありますよ、それ。
やっぱり去年さゆみさんにもコーディネート診断でしたっけ?
はい。
コーディネート診断。
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クローゼット診断。
コーディネートをね、組む。
一緒にやるのも見てもらって、
自分が何が今欲しいとか持ってるとか、
必要かとかっていうのを見極めたので、
その中でコーディネートを楽しむって決めちゃったので、
だってもうあんなにバリエーションがね、
買わなくてももう素晴らしいバリエーションがあるので。
本当に子供の下着とか、
特に上の子はどんどん大きくなるので、
上の子の洋服は買うけど、
実は私セールの日に一応一週間間間違えてたんですよね。
だからもうみんながセールって騒いでる時に、
自分は来週だと思ってて、
でも周りから、
遅く行っちゃった。
行ってもいない。
だから、セール始まったんだみたいな感じで、
でも風に乗り遅れ、
時間もなく、
ゴミゴミしてるとこも行くのがもうめんどくさくて、
寒いしね。
そうなんですよ。
本当はちょっと靴見てもいいかなと思ってたんですけど、
探す気力がもうなくて、
だったらもう買わないって決めちゃった方がいいかなって。
やっぱりちょっと子育ても、
お仕事もそうですけど、
すごい忙しかったりしませんか?
セールどころじゃなかったり。
そうなんですよね。
逆にセールでわさわさしてる時じゃなくて、
セールがないタイミングでゆっくり見たいっていう。
大人の贅沢ですね、それこそね。
そういうのを考えると、
込み合ったブティックとか、
スビにも合うかもしれないし。
そうなんですよ。
これでもし安物の物を買ってしまって、
もったいないことをするよりは、
またゆっくり終わってから見た方がいいかなということで。
欲しい物が出てきた時に行くっていうのが。
そういう感じですね。
だからそういう意味では、
これから見に行こうかなみたいな春物を探しに、
ニューコレクションをっていう感じですね。
さゆみさんも春に向けて何か、
まだ欲しい物はない?
今のところないんですよ。
なんでこんなに物欲がないんでしょう。
いいんじゃないですか?
別にいないことを悩む必要はないと思うので。
ということで、
全くセールに縁のない2人がお届けしました。
それでは本編スタートです。
今回は質問をいただいてますので、
まずさゆみさんに質問の方を読んでいただきます。
お願いします。
秋さんこんにちは。
ポートキャスト毎週楽しみに聞いています。
私は最近結婚し、生まれ育った地を離れ、
新たな地へと引っ越しました。
と言っても日本国内ですが、
夫は不定期転勤族でまた転勤する可能性があります。
私はいつかはフリーランスで働きたいと思っていますが、
06:00
まだ時期尚早で会社勤務をしていきたいと考えています。
私はゆくゆくはインテリアコーディネーターとして独立を考えています。
今回はなんとか就職が決まりましたが、
面接時にも旦那の転勤など気にされ落とされることもありました。
やっと就職が決まりましたが、
夫が会社の上層と会った後に来年転勤があるかもしれないとのこと。
想定より早すぎ驚きなんですが、
私はまだ夫と別居とかは考えられず、
一緒についていきたいと考えています。
しかしまだフリーランスになれる技量もないため、
次も会社勤めとしたいのですが、
転職回数が増えるとどんどん就職しにくくなるような気がしてしまっています。
気持ちの問題もありますし、
今就職が決まったところでどれだけ技術を身につけられるかにも関わってくると思いますが、
雇用主にとってすぐ辞められるのは不利というのも理解はできるのですが、
転勤族の妻でうまく家庭と仕事、キャリアを両立するために必要なマインドは何なのでしょうか。
という転勤族の奥様からの仕事に関する悩みですよね。
さゆみさんも結局ご主人の都合でフランスに来ているわけなので、
一応転勤したってことですよね。
ご主人が転勤で、本社に戻ってきたという形で転勤ですね。
これからも転勤はあり得ないこともないんですね。
あり得ますよ。本人が希望をしてその希望が通れば転勤というのはいくらでもありますし、
また上司にここに行ってみたらどうだとかね。
あり得ますよね。
転勤族の、ご主人はご主人の仕事の都合ってことがあると思うんですけど、
奥様としてはこういう時どういうふうに考えていらっしゃいます?
我が家の場合なんですけど、断然稼ぐ金額が違ったんですよ。
どう考えても私が主人を養える金額、給料をもらってはいなかったので、
これはやはり今は主人の方が仕事を続けていった方が絶対に有利というかね、生活上いいのかなっていうのはあったので、
もう何もそれ以上は考えずついてきたという感じですね。
転勤するのって自分の意思じゃないじゃないですか。
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その時ってどういう視点で、どういう考えで転勤にうまく対応していきますか?
実はね、うちの主人、こういう打診があるんだけど、転勤してもいいかなって聞いてきたんですよ。
断ることもできた。
だけど私としては、彼の将来のこともあったりとかもあるので、好きなようにしたらいいという感じで、
彼の生きたいキャリアの方をその時は優先しましたね。
じゃあそれにもついていくっていう前提で、
そうですね、どっちもキャリアを追っていると、もうやっぱり別居っていうことしかないんですよね。
別居が嫌だったら、どっちかが折り合いをつけなきゃいけない。
その基準はお給料だったり、いろいろあると思うんですけども、
どこかで決めないといけないので、そこは各家庭によって考え方があると思うので、
どこかでやっぱり決めなければいけないところかなと。
今日という言い方は良くないかもしれないんですけども、譲るっていうことも必要なのかなと。
私がこの彼女の文章を読んで感じたことは、何をやっぱり一番大切にしたいかってことだと思うんですよ。
全部をいいところに落とすことってやっぱり難しいこといっぱいあるじゃないですか。
だから悩むんだけど、
今の場合には多分結婚をされて、彼と一緒にいるっていうことが第一条件だと思うんですよ。
だから転勤にもついていく前提なんですよね。
結婚の前、お結婚される前から転勤族というのは分かってたことですよね。
かもしれないですよね。
だからそれも込みで、分かっていたけど、
あまりにも不定期転勤族だから読めないっていうところで、自分のキャリアとか悩んでしまったんじゃないかなと思うんですけど。
だからやっぱり自分の価値観の基準を、順番をやっぱりつけるしかないし、
それって別に今がそうだったから一生続けなきゃいけないわけでもないので、
彼女の場合にはやっぱり彼についていくっていう、彼と別居はしたくないということであるならば、
ある意味彼女のキャリアはその場所でやっていくしかないっていうことだと思うんですよね。
そこででも私にはこのキャリアがあったとか、そういう風にずれちゃうからまた悩みが膨らんでしまうので、
逆に自分の幸せは、まず彼と一緒にいることなんだって決めてしまったら、
極端な言い方をしたら、キャリアはその時その時で自分でできることをやっていく。
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プライオリティが過程っていうのであれば、そこはそれを優先させるっていうことですよね。
そういうことだと思います。
だからといって転勤族だからフリーランスでインテリアコーディネーターができないかっていうと、
そういうわけではないはずなので、彼女のスタンスでできる方法を考えていくっていうことだと思うんですよね。
会社環境でできることをまず考える。
もちろん就職でいろいろ面接で言われるかもしれない。
だけど自分はその中で短い期間でもやりますって言ったら落とされるのかもしれないんですけど、
でもそれはもう、それでも能力があるんだったら会社って取る場合もあるわけですね。
それでも欲しいって言ってくださるところもあるかもしれないし、
もしかしたら社員っていう形じゃなくてもできることはあるかもしれないわけだから、
彼女がやっぱり彼と一緒に住んでいる場所で、
自分がインテリアコーディネーターのフリーランスで行くための方法を考えていくっていうことが、
そこをやっぱりぶらしちゃいけないかなっていう感じがしましたね。
私は転勤してないから、彼の都合で自分が動くっていう気持ちが、
もしかしたらあんまりわからないというか、経験がないので、
また多分違うと思うんですよ。
自分の意思で行くのと、夫婦という単位ではあるけど、旦那さんの都合で行くのでは、
仕事を辞めなきゃいけない人だって多分いっぱいいると思うし、
キャリアを諦めなきゃいけない人もいっぱいいると思うし、
でも私、順番は全然問題ないと思っていて、
私がすごく好きな方で、国連の尾形貞子さん、
もう今引退されてますけど、彼女の本を読んだ時に、
彼女って若い頃、自分のキャリアを諦めて、諦めてっていうか、
結局国連に行き始めたのが40過ぎだったんですよね、彼女が。
だってその前までは、長治大学で非常勤講師?
ICUじゃん。
ICUなんですか?
ちょっと覚えてないんですけど、大学で非常勤講師をされていて、
結局子育てをしながら非常勤をしていたと。
だから一見回り道に見えるようなことでも、最終的には辻褄が合うから、
女性は別に焦って、今だからじゃないとダメなんだとか、
いうんじゃなくて、その時できることをやっていくと、
全部繋がっていくっていうことが書いてあって、
ましてや彼女の国連としてのスタートは本当に遅かったわけだから、
すごく説得力があるなと思ったんですよね。
だから彼女はむしろ先に子育てをして、その中でできることを非常勤でやっていって、
キャリアを積んで最終的にはフルタイムでいったけれども、
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人それぞれ家庭の環境とか都合によって、
順番が逆になったりとか、合っていくと思うので、
でも本当に最終的にコーディネーターとしてやっていきたいのであれば、
やっぱりゴールは40、50、60っていう、
どういう形でプロとしてやっていくかっていう、
別に30代でどうしろっていうことではないと思うので。
人生最低というか80年以上皆さんね、
たっぷりありますから。
ずっと先のことも考えるとまだまだこれからね。
長期戦になってくるかもしれないし、
ましてやお子さんも生まれたらまた違う形になってくると思うので、
やっぱりタイミングもあるし、
でもいつでも準備はできてた方がいいので、
今できることは今のできる立場でやるっていう感じかなと思います。
はい、ぜひ参考にしてください。ありがとうございました。
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また皆様からの質問・感想をお待ちしています。
パリプロジェクトで検索していただき、
そちらのお問い合わせからPodcastを選んでいただき、
質問や感想を送ってください。
どしどしご応募お待ちしています。
また来週のパリから学んだブレない自分の作り方をどうぞお楽しみに。
さゆみさん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
秋でした。
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