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こんにちは、あきです。
今日もパリで学んだブレない自分の作り方の時間がやってまいりました。
5月に入りましたね。ちょうどゴールデンウィークに入っていると思うんですけども、
フランスはゴールデンウィークはないんですね、当たり前ですけど。
いつもの通り、5月は実はね、祝日が多くてですね、
5月のね、1日と8日がお休みなんですね。
1日は命令なんですけど、8日が戦勝記念日になります。勝った記念日ね。
で、もう一つキリスト教系のお休みが後半にあるということでね、
結構ちょこちょこフランスの中では一番祝日が多い月になります。
今回ね、両方とも月曜日にあたっているので、そういう意味ではね、
3連休っていう形で長くお休みをとっています。
ちょうどね、パリも含んだエリアは今週はね、子どもたちはお休みなんですよ。
ちょうど4月の終わりから5月のちょうどゴールデンウィークが終わる頃までがバカンスになるので、
ゴールデンウィーク明け8日は月曜日なんです。またお休みなんですけど、
9日からまた学校が始まるということで、そのタイミングにぶつけてね、
休憩を取ったりして、バカンスに出かけている方も多いという感じになります。
やっぱりね、日がすごく伸びてきて、9時近くまでも明るいんですよね。
夏時間に変わったということもあるんですけども、一気に春らしい季節がやってきてね、
森の家に行ってたわけなんですけど、チューリップも咲き、そろそろ正分も伸びてきている感じで、
来週再来週が花咲きそうな感じですね。
またね、今ね、菜の花畑が非常に綺麗な時期です。
4月の終わりからだいたい5月ぐらいが菜の花がね、場所にもよるんですけども、
黄色い絨毯が広がっているような季節になってきました。
今日はね、どんな話をしたいかというとね、
実はですね、久しぶりに、本当に久しぶりなんですけど、映画を見に行きました。
何の映画を見たかというと、日本の映画を見たんですよね。
何を見たかというと、日本のアニメなんですけども、
日本のタイトルは、雀の閉じまりという新海監督のね、
君の名はとか天気の子の監督なんですけども、
その彼の監督した雀の閉じまりっていうのが、
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この春ね、結構海外で一斉に公開されています。
フランスはね、4月だと思います。4月の半ばかな、だと思います。
一気にね、海外で公開されているということなんですけども、
日本でもね、結構大ヒットした、まだやってるのかな、している映画じゃないかと思います。
今回ね、またまたその森の家の近くの映画館が、
ちゃんとね、吹き替えではなく、オリジナル、要は字幕バージョンの方もやっているということなので、
家族で見に行ったということなんですね。
まあ私は天気の子は見てなくて、君の名はしか見てないんですけども、
これはね、私はすごい好きでしたね、今回の。
もし見てない方がいたら、本当にお勧めしたいと思います。
海外在住の人も、例えばね、オーストラリア、ブラジル、ドイツ、メキシコ、ニュージーランド、
アメリカ、カナダ、イギリス、ベルギー、オーストリア、アイルランド、ルクセンブルクとかね、
結構、ヨーロッパ、北米、ラテンアメリカ、オーストラリアなど、
アジアはね、ちょっとまた別部みたいなんですけども、かなり幅広いエリアで公開されているので、
海外の方も結構見れるんじゃないかなと思います。
で、スズメのトジマリは海外ではね、海外というかフランスではスズメという名前で出ています。
これはね、やっぱり海外の人も喜んで見れる映画になってるんじゃないかなと思っていて、
かつ日本人のエスプリっていうんですかね、精神がすごく含まれている感じがします。
私はね、個人的に君の名はよりも好きかもと思いました。
ある意味ストーリーがね、君の名はよりもわかりやすい感じなので、
私はね、結構好きでしたね。ちょっと怖い部分もあるんですけど、結構好きでした。
息子はね、長男の方なんですけど、息子はやっぱりこれはね、
海外の人が喜ぶ要素の端割りあるから、かなりね、海外を意識して作ってんじゃないかと思ってしまうくらいと言ってるくらいでした。
つまりね、日本のいいところとか、日本のカルチャー、特にフランスはすごい日本のカルチャーが、
アニメがすごい見られてるっていうのもあるんですけども、
このサブカルチャーとかね、例えばB級グルメ系とか、ご飯とか、カルチャーとか、そういう雰囲気とか、
そういうものが結構日本って憧れられてるところがあるので、そこをふんだんに描写している感じが、
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これはね、海外の人が日本に行きたくなる要素を、すごくある意味、意図的に入れてるんじゃないか、ぐらいのことを息子は言ってました。
やっぱりね、私たちがね、去年の夏、ちょうど四国行ったりしてね、実際にその赤城の大橋とかを渡ったわけですよ、車で。
そこがちゃんとね、綿密に描かれていたりとか、要は自分たちが行ったところがあるったりとか、
あと東京の描写がね、今回お茶の水だったんですけど、よく描けてるんですよ、お茶の水を知ってる人からすれば、
私も最近行ってないですけど、でもお茶の水のあの風景ってやっぱり覚えてるので、どういう作りになってるかとか、
やっぱりそういうのはね、すごくよくできていると思ったし、何よりもこのストーリーが大震災のところに最終的につながっていくわけなんですけども、
あれを見てしまうとね、やっぱり感じるものがあるなと思いました。
なので、結構世界規模でね、実際ヒットしてるっていうのもあるし、
そういう意味ではね、ヒットしてるから見てほしいっていうわけではないんですけれども、
私はね、久々に日本の映画で見てみたいなって思って、すごくいいなと思いました。
で、もう一つね、公開されているのがあるんですよ。
ちょっとね、まだ始まったばっかりで、それはね、北斎っていう映画なんですね。
葛飾北斎のことを描いた映画なんですけども、北斎もね、またフランスでは大人気なわけですね。
北斎っていうか、映画が大人気じゃなくて、葛飾北斎の絵が人気なわけですよ。
印象派のね、すごく影響を与えたということで。
だからフランス人は多分好きなんじゃないかなと思っていて、
見てみたらね、かなりの有名俳優っていうかね、こういう人たちで作ってんだっていう俳優さんで出てる映画なんですけど、
こっちはもちろん実写なんですけど、夫はそっちを見たいと言っていて、
今回ね、雀を先に見ると。子供たちは北斎に興味ないと言っていたので、アニメだから家族で見たっていうのもあるんですけど、
日本の映画が結構続々出ています。
あとはカンヌにね、北斎さんの絵が首、小田信長を描いた絵が、秀吉と信長の部分の首っていうのを、
それまでカンヌに出展されるということで、多分フランスでは早いうちに公開になるということでね、
日本の映画が続々出てきているという感じになります。
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昔はね、日本の映画が外に出るっていうことはなかなかなかったんですけど、
やっぱりアニメ、ジブリも含めて、そういうアニメとかそういうところとかね、きっかけにしてかなり見られるように。
もう今まではオタクの一部が見ていたみたいな感じだったのが、今はマニアとかじゃなくて、一般的に見れるようになった。
だからね、スズメとかもね、本当に私の森の家って田舎ですよね、ある意味。
田舎でもね、普通に見れるようになった。それも吹き替えじゃなくて字幕で見れるっていうのはね、なかなか珍しくなってきたんですね。
昔は本当吹き替えしかなかったから、日本の映画ってね。
そういう意味ではね、日本の映画とか、要は海外の映画がフランスにもだんだん浸透しているなというのを感じています。
スズメはね、本当におすすめですので、よかったら見ていただきたいと思います。
それでは本編スタートです。
本編です。
今日はですね、ギブアンドテイクの話をしたいと思います。
今ですね、今というかもうだいぶ前からなんですけども、これからはギバーの時代だよということで、本も出たりしているのでご存知かと思うんですけども、
ギブアンドテイクっていう与える人こそ成功する時代みたいなテーマの本が出ていました。
その本はですね、もう10年ぐらい前になるのかもしれないんですけども、テイカー、受け取る、手にできるものはもうゲットするっていうテイカーとギバー、与える側の人と、
その間、マッチャー、そのバランスをギブとテイクの間でバランスを取っている人の3種類に分けて、どういうふうに考えていったらいいかっていう話なんですね。
これをね、ずっと、例えば仕事面であるとか人間関係面であるとか、実際に必要とされている、重要視されている、そういったところでこれからはギブ、ギバーになりましょうっていう考え方が結構浸透しているんですね。
しかしですね、必ずですよ、コミュニティがあったりとか、あとは人間関係の中で、こういうギバーの中に5つもテイカー的なね、ちょっとかき乱す人が出てくるケースってあると思うんですね。
実際に、私も最近また見るようになって、面白いなと思っているんですけど、そういうちょっとね、テイカーの人の話をしたいと思います。
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でね、今のテイカーの人たちって分かりやすいテイカーってね、案外もういないんですよ。本人が自覚してるしてないだけではなく、自分がテイクしてるっていうのに気づいてない人が案外いるんですね。
だから本人はね、全然そのつもりないんですよ。だから結構めんどくさかったりします。で、ギバーもね、多分自分がギブしてますみたいな感じはなくって、自然にやってるんだけども、本人もギブしてる感覚がない。
それくらい、この話が出た頃っていうのは意識的にギバーとかテイカーとかっていう話をしたと思うんですけど、今ってね、もっと馴染んだ形で私たちの生活に入ってきているっていう感じなんですね。
このギバーっていうのは、一点だけ注意を言うと、よかったらその本も読んでほしいんですが、自己犠牲的ギバーではないんですね。ギブをすることで自分を犠牲にするっていうのがギバーではないんですよ。
自分自身の豊かさっていうか、自分自身を大切にしつつ相手に貢献するっていうのが本来のギバーなんですね。それを前提として考えていきたいんですけども、やはりですね、ギバーとテイカーって何が違うかっていうとね、見てる視点が全然違うんですね。
例えば、視点が近視眼的、本当に短期的、あるいは今この瞬間が大事っていう人は、今この瞬間の利益に興味があるわけですよ。だからテイカーになりやすいんですね。今食べたいから食べるとかね、そういう感じなんですね。
ギバーの人たちっていうのは比較的意識してるかどうか別にしても短期よりも長期なんですよね。こういった考え方って案外ね、例えばギバーをしてる人って目につくかもしれないんですけど、コードを見ればわかると言うじゃないですか。
ギバーの人ってだいたいコードで見えるんですけど、テイカーはね、実はコードでは案外わかんないんですよ。だから紛れ込んでるって感じなんですね。どういうことかというと、わざわざ目に見えてわかるようにテイクする人はいないんですね。
特に日本みたいに他人からの視点とかね、そういうものをしっかり見ようとする私たち日本人の民族からすると、目に見えてテイクするってわかりやすい人っているけれどもめちゃめちゃわかるじゃないですか。
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だけど今のテイカーは結構、コードではテイクしてるつもりないんで、わかりにくいってことなんですね。じゃあ何で判断するかっていうと、言葉でしか判断できないんですよね。判断できないっていうわけじゃないけど、私は言葉でわかる。
つまりさっきの視点で言うと、例えば発言であるとか、質問をするときとか、どの視点で質問しているかでこの人がテイカーかギバーかわかる。
テイカーって自分の利益のために他の人の利益はどうでもいいって思ってるわけじゃないんですよ。今のこの潜在的テイカーは、今の自分の気持ちを解決できたいんであって、できたりしたいんであって、周りのことだって考えたいんですよ。
でもね、周りのことを考える余裕がないんですね。なぜかというと、自分のことが解決しないと他の人のこと考えられないから。だから自分のことを解決したいがために自分のことばっかり考えようとする、結果的にテイカーになっちゃってるっていうだけなんですよ。だから本人はね、テイクしてるつもりはないってことなんですね。
なので、私はね、例えばライブもやったり、グループコンサルもやったり、最近ね、お話し会もやったり、集団でね、お話をする機会があるわけですよ。で、集団で一人一人の発言を聞き、また質問を受けるということもあります。
で、その人の言葉尻で私は見ないというかね、聞かないんですね。この人の発言がどういう視点をもとにして発言してるかっていうのをすごく見ています。なのでその人の質問を、質問とかね、発言を見ると、まあ潜在的テイカーかギバーかっていうのはわかるんですね。
本当にね、まあ私はね、もう1年半、2年近くか、まあ1年半、2年ぐらい、2年以上か、ライブとかもやってるので、ライブに入るコメントで、もうどういうタイプの人かっていうのがわかってくるんですね。こうやって常連で入ってきてくださると、どういう視点でコメントしてくれてるか。
で、それを、だからどうだってジャッジはしないんですけど、常に観察はしています。なので、まあデータベースがたまってるっていう感じなんですね。で、そういう人が、まあ実際に会ったときとか、あるいは1対1で喋ったときとか、メールでやり取りをしたときに、あ、やっぱりこういうところかっていうのがはっきりわかったりする。
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まあこれはギバーだからとかテーカーだから以外のね、観察もしてるんですけども、そういうのがよくわかる。なので、自分がね、聞きたいことを例えば聞くっていうのは全然いいんですよ、もちろん。
でもその聞きたいことを聞くときにテーカー的要素になってるか、ギバー的要素になってるかっていうのは判断材料になるんですね。自分の聞きたいことを質問するのはいいんだけれども、例えばですよ、私がね一番、これ私の場合なので他の人はわからないんですけども、私が一番気にするのは時間なんですね。時間って全員に平等じゃないですか。
で、その人のために時間を使っているという役割の時間だったらいいんですよ。でも例えばグループのときとかっていうのはみんなの時間を共有してるわけじゃないですか。で、そのときに自分の聞きたいことだけを聞くとかね、自分の質問だけに何分を取るっていうのはもう潜在的提案なんですよ、私からしたらね。
で、自分が受講生のときもそうなんですよね。自分が聞きたいことを聞くっていうことはもちろんなんだけども、その先生の時間を使っているわけだし、他の受講生の方の時間を使っているわけなので、自分の聞きたいことを聞くんだけれども、どういう視点で質問するかっていうのはすごい私は意識するんですね。
なぜかというと、その先生の時間を無駄にしたくないからなんですよ。で、言ったときに時間はテイクかギブかっていう視点で非常にわかりやすい参考材料になります。
じゃあどうやって変えていったらいいかっていうところに関しては、私も自身もね、自分が定観になってないか、日々やっぱり自分自身のためにも言ってるわけなんですけど、この話を。やっぱり普段から自分がどういう視点で人と接しているか、あるいはもっと言うと社会のことを考えているかっていうのは常に意識したいと思ってます。
で、それはさっきも言ったように、見ている視点で判断します。自分が、あ、近視眼的になってるなっていう時は大体定観になりやすいです。で、そういう時こそ遠くにね、物事を見ていくっていう練習をしないと、ついついなんちゃってギバーになっているケースがあるんですよね。
皆さんは自分のね、周りで、あ、この人テイカーだなーとか、この人ギバーだなーって思う人いらっしゃると思うんですけど、よくよく比較してほしいんですね。何が根拠でそういう判断をしているのか。自分の判断材料がわかります。私の場合は、さっき言ったように時間って結構大きなスタンダードの基準なんですね。やっぱりさっきも言ったように、みんなに平等だから。
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なので、このね、視点をどこに持つかっていうところはね、ぜひぜひね、考えていただきたいと思います。で、最後にね、これオンラインサロンとかでも私話してるんですけど、どこに視点を持つかっていう意味でイソップ童話の話をしたいと思います。
ポッドキャストで話してるかちょっとわからないんですけども、中世のヨーロッパである旅人が歩いていると、レンガ作りをね、レンガを運んでいるレンガ職人に会いましたと。3人のレンガ職人に会いましたと。
で、その旅人が1人の人にまず、「あなた何をしてるんですか?」と聞いた。そうすると、1人目の人は、「そんなこと見りゃわかるだろう。」とね、親方のね、命令で、「レンガ積んでんだよ。もう暑くて大変だよ。疲れてるよ。」と答えました。
2人目のレンガ職人に同じことを聞きました。2人目のレンガ職人は、「レンガを積んで壁作ってるんだよ。」とか言って、「まあね、すっごい大変なんだけど、割りもいいし、まあいい意味でね、お金がいいからやってるんだよ。」と答えました。
3人目のレンガ職人は、「レンガを積んでね、後世に残る大聖堂を作ってるんだよ。何百年も続くこの大聖堂を作っている。まあこの仕事につけて光栄だよ。」と答えました。
このね、3人のレンガ職人は、レンガを積んでいるっていう仕事、作業は全く一緒なんですよ。もっと言うと、仕事の中身も一緒、役割も一緒、正直お金も一緒っていうわけなんですね。でも、見ている視点が全く違うってことなんですね。目的意識が全然違います。
これがすでにテイカーの視点か、ギバーの視点になっているかにすごく影響していると思いませんか。
1人目の親方の命令でね、レンガ積んでて暑くて大変だよって言っている人は、禁止眼的な要素があるので、どうしてもいかに楽ちん仕事をこなすかになりやすいんですよ。だからテイカーになりやすくなっちゃうんですよ。
でも、3人目のレンガ職人は、そっちじゃないんですよね。光栄だと、この大聖堂の建築に関わっているという喜びに視点が向いているので、やっていることがギバーなんですよ。つまりね、行動が問題ではなく、その発想に視点が分かれていくということになります。
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ぜひね、このギバーとテイカーの話を、ちょっとこのレンガ職人と合わせて考えてみて、ご自身が日々接している人、人間関係で揉めるときってね、まあまあこういうパターンあると思うんですよね。あるいは、自分自身がどういう視点でやっているかっていう考える視点にしていただけたら嬉しいなと思います。
それではまた次回お会いしましょう。ありがとうございました。
それではまた次回お会いしましょう。ありがとうございました。
よろしくお願いいたします。