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こんにちは、いわみです。
9月18日の水曜日、いかがお過ごしでしょうか。
もう9月も後半に差し掛かろうとしているのに、
こちらはね、かなり暑いですね。毎日30度超え。
しかも湿気があるからね。
ちょっと8月よりも、それは言い過ぎか。
8月と変わらないぐらい暑いなと感じていますが、
皆さんのところはいかがでしょうか。
でもこの感じだと、また秋がすぐ過ぎ去ってしまって、
すぐ寒くなるみたいな、そんな中間地点のない気候に
日本もなっているなという感じがしますが、
でもね、やっぱり寒く感じるまでは、
あと2ヶ月ぐらいあるような気はするから、
束の間の秋を楽しみたいなと思っていますが、
今日の話は、考えたことを自分なりにまとめて、
短く話してみたいと思います。
何の話かというと、自分の考え方の変化の話なんですが、
タイトルを付けるとすると、自分が自然にギバーの体質になって
いられるようになるのに、結構時間がかかったなという話なんですけど、
ギバーというのは、わりと浸透してきた概念だと思いますが、
知らない方も多いと思うので、ざっくり説明すると、
とある本で提唱された概念というか、
ギブアンドテイクという、アダム・グラントさんという方が書いた本で、
たぶん結構前の本ですよね。
10年は経ってないけど、前に出た本で、
その本で人のタイプには3種類あるという、
人間の行動とか思考のパターンを3種類に分類して、
1つ目がギバー、これはギブアンドテイクのギブですね。
あげる人ということです。
その反対側にいるのがテイカー。
テイクというのは取る、取っていく人。
その中間地点としてマッチャーという、
そういうのに分類して考える方法で、
簡単に説明してみると、これは検索の丸読みなんですけど、
ギバーの特徴は他者に惜しみなく与える人。
見返りなく期待せずに時間や知識、アイディアなどを提供する。
相手のニーズを注意深く考えて手を差し伸べる。
For you の傾向が強い。
ギバーには2つのタイプがさらに分けられて、
自己犠牲型のギバーと他者志向型のギバー。
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この2つに分けられると。
これは後で説明しましょうか。
もう1つのタイプ、テイカーというタイプの特徴は、
自分の利益を最優先。
常に多く受け取ろうとする。
自分の利益を極大化しようとする。
相手のニーズよりも自分の利益を優先的に考える。
言っているだけでもちょっと嫌な感じがします。
でもこういう人結構いると思うんですけど。
僕の勝手なイメージですけど、
大きな企業の偉い人とかこういうイメージがありますよね。
あとは何でしょうね。
最近ちょっと僕はこういう人にあんまり触れ合ってないので、
ちょっと忘れてしまいましたが、
会社勤めしているときは結構いたなという感じがしています。
それでもう1つのタイプ、マッチャーというのは、
ギバーとテイカーの中間に位置するタイプで、
ギブとテイクのバランスを取ろうとする人のこと。
それでこの本の最後の説明ですけど、
研究によると長期的にはギバーが最も成功しやすいとされています。
ということですね。
ここで最初の僕の話に戻って、
自分が自然体でギバーにいられるのに、
かなり1年半かかったなと自分で思っているんですよ。
この1年半というのは何の時間かというと、
僕がその会社を辞めてから、
フリーになってから1年半かかったということで、
それまでの自分のことをややテイカー気質だなと、
今になってみると思うんですよ。
そんなにガチガチのテイカーとは思わないし、
自分のことをね。
体質的に結構ゆるいタイプだったとは思いますけど、
その性格的に。
それでもやっぱりテイカー的な要素を、
自分が結構兼ね備えていたなというのは、
今になってみると思うんですよ。
例えば、自分の利益を最優先する。
常に多く受け取ろうとする。
自分の利益を極大化しようとする。
自分の利益を優先に考えるっていうね。
言ってみれば普通というか、
自然なことではあると思うんですけど、
僕もこのように振る舞っていたと思うんですよ。
それで、今最近の僕はどうかというと、
これは別に人に感想を聞いたわけじゃないから、
自分の感覚値なんですけど、
でも結構僕今ね、
ギバーな体質になっているなって自分で思うんですよね。
これは例を挙げるのは、
割と感覚的なもので難しいんですけど、
抽象的な説明にはなりますが、
人間関係とか仕事の関係でも、
ほとんどの対象に対して、多くの人に対して、
自分にできることを何でもやっていきたいなっていう、
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自然にそう思っているんですよ。
これは別に偽善とかそういうことじゃなくて、
そうするのが自分が一番楽なことだし、
後でもうちょっと話しますけど、
長期的に見てそれが自分にとってもいいことだっていうのが、
感覚的にわかっているからなんですけど、
だから何もね、
僕は自分が偉くなったとか、
フリーナンスになって悟りを開いたとか、
そういうことを言いたいのではなくて、
結論みたいなことになりますけど、
人間は環境によって、
生存戦略みたいなのが変わるんですよね。
どういうことかと言いますと、
簡単に言うと、今の僕のいる環境で、
テイカー的な気質を持っていると、
絶対にうまくいかないっていうことが確実だからですよね。
テイカー的な気質ってのはさっき言ったみたいな、
自分の利益を優先するっていうことですけど、
でもこれ言ってみると当たり前のことではあるんですよね。
別に誰だって自分の利益を最優先して、
少しでも多く取ってやろうって思っている人を、
そばに置きたくないじゃないですか。
そういう人とはちょっと距離を置きたくなるじゃないですか。
だから言ってみれば、
僕は普通に生物としてというか、
人間として状態になっているわけですけど、
でも以前がそうじゃない部分があったなって思うことを考えると、
企業というか資本主義の社会、
資本主義の環境っていうのは、
人として当たり前のことができない社会なんだなと思ったりもするんですよ。
困っている人がいても助けないとか、
手を差し伸べないとかね、
自分のことだけやっているっていうのは、
あんまりそういう人と一緒に仕事したりとか、
生活したくないですよね。
自然なことだと思いますが、
生存戦略っていうのは、
そうは言っても別に田舎に住んでいるとは言っても、
フリーランスだからと言っても、
やっぱり自分の食い口を稼がなくちゃいけないから、
それは資本主義の中にいるってことは間違いないわけですけど、
それでもその時に自分が評価される基準みたいのが、
個人でいるときと組織にいるときで、
価値観というかその基準が違うなと思うんですね。
組織とか企業にいる方がより、
抽象的というか客観的な部分で評価されやすい、
数字とか成果とかですね、
どれくらい売り上げを上げたとか、
その成長とかね、
フォロワーとかもそうかもしれませんけど、
そういう数字とかで判断されるようになると、
それ以外の部分が結構そぎ落とされて、
見落とされてしまう面っていうのはあると思うんですよね。
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それに対して基本的に個人で動いている人間がどうなるかっていうと、
もちろんね、そういう面も、
そういう面っていうのは、
数字とかね、成果とか、
実績みたいのがもちろん大事な部分はあるんですけど、
そもそもの前提というか、
環境として、
個人として信頼できるかどうかみたいなのが、
かなり一番前にやってくるっていう、
そこの足切りがね、やっぱり会社員とかと比べると厳しいんですよね。
だから普通にやり取りとか打ち合わせとかするときでも、
そのときの緊張感が違うっていうと、
なんかちょっと縛られてる感じがありますけど、
もっと自然に当たり前のことをしないと、
当たり前に生きていけないっていうね、
これだけの話だと思うんですね。
反対に考えると、
その当たり前の行動みたいなことは、
今までそんなにできていなかったっていうことがありますよね。
これは別にね、性格の問題じゃないと思うんですよ。
さっきも言いましたけど、
これは環境による環境因子みたいなのが大きいというか、
多分ほぼ環境なんじゃないかなと思っているんですよ。
分かりやすいですね。僕の場合は、
個人としては、人格としては同じ人格で、
環境が変わって、それによって変化が起きている。
自分のこととして、
定点観測みたいなのができているわけですから、
環境が変わって、会社勤めじゃなくなって、
どう変わったかっていうと、
基本的にその目の前にいる人のために、
自然に動けるようになっているという感じですかね。
ある意味でこれは、商売人みたいな考え方でもあるかもしれないですよね。
ちょっと言っている意味が分からないかもしれませんけど、
お店をやっている人とか、
自分で商売をやっている人って、
やっぱり人当たり良い人が多いじゃないですか。
それはなぜかというと、
そっちの方が自分にとってお得だからですよね。
でもその商売人とかお店をやっている人が、
別に自分が良い思いを多く取ってやろうと思って、
別に人に優しくしたりとか、
愛想良くしているわけではないですよね。
そういう人もいるのかもしれないけど、
それって結構態度に出るし、
あんまりそういう人がやっているレストランとか喫茶店には、
行きたくないなって思いますよね。
僕だったら思いますね。
それよりは、普通に自然にね、
この人は何か温かい雰囲気を持っているなとか、
良い感じだなって思う人がいるところに、
多くの人は足を運ぶわけだし、
それによって結局、
お店が繁盛したりとか売上が上がったりするわけですよ。
それをもたらしているのは、
店主というか営業している人の人柄というか態度なんだけど、
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長い目で見れば、
分かってやっているのかもしれないから、
長期的に見れば、
自分のためにやっているわけですけど、
人間は割と目の前のことを見て、
それで判断するわけだから、
目の前に良い感じの人と嫌な感じの人がいたら、
良い感じの人の方を好ましく思うじゃないですか。
ただそれだけなんですけど、
それが積み重なるというか、
継続すると良い感じの人にお客さんが集まるということですよね。
結論としてはいつもと同じような結論にたどり着いているような気がするんですけど、
社会全体の方向性として、
個人として人当たりが良い人が長期的に成功するというか、
利益を得られる方向に進んでいると思うんですよ。
今までももちろんそういう世界だったんだけど、
例えばSNSとかで広まりやすくなって、
悪い噂も良い噂も広まりやすくなったからというのもあるだろうし、
今までだったらそんなに表に出なかったようなことでも、
表に出やすくなる。
ある意味では監視社会的なところもあるかもしれませんけど、
だから必ずしも良いことばっかりじゃないかもしれないけど、
結果的にどっちにしてもそういう方向に、
良い人でいないと損になる。
良い人でいることのメリットが高くなっているとも言えるし、
良い人でいないことのデメリットが上がっているとも言えますよね。
さっきも言いましたけど、
必ずしも明るい社会とか自然ではあると思うけど、
場合によってはそれが窮屈になったりすることもあるとは思いますよ。
でも全体的に、相対的に見てみると、
やっぱりこっちの方がいいなと思いませんか。
テイカー的な、自分の利益を最優先する人が、
巧妙なテイカーみたいな人がうまくやっていける場所よりも、
テイカーでいるとこける可能性が上がる社会の方が傾向として、
表面的かもしれないけど良い人が増えていくっていう。
僕はそっちの方の世界の方が生きてて楽しいし楽だなって思うんですよね。
自分もその流れの中に今入っているっていうだけなことなのかもしれません。
最後にまとめてみると、まとめは本当に一行でまとめられるんですけど、
人間は環境によって最適な生存戦略が違うから、
いる場所によって最適なことをやっているだけっていう話ですよね。
別にその人の良い人とか性格とか関係なくて、
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良い人でいた方が人間にとって良い場所に人がいれば、
その人は良い人になっていくし、
そうじゃないところにいたら良い人でいることのメリットが低かったら、
そうなりにくいよねっていうことですよね。
僕はそこまで大きな企業で働いたことはないけど、
想像でものを言いますけど、
個人の人格みたいなのがそんなに見えづらいような、
束の大きな集団の中にいると、
結構その辺があんまり重要視されないんじゃないかな、
人の人格というか、ギバー、テイカー的なね。
よくよく付き合ってみるとわかるんだけど、
それがそんなにその周囲に広まらないというか、
噂話とかで広まる可能性はありますけど、
そのスピードはやっぱり大きなところだと遅くなりますよね。
だからそのやりようがあるというか、
逃げよう、巧妙なテイカーだったらそれを隠せるんじゃないかっていうこともありますよね。
言いたいことは全部言い切った気がするので、
今日の話はここで終わりにしたいと思います。
最後までお聞きいただいてありがとうございました。
良い一日をお過ごしください。さようなら。