沖縄県知事選では現地に行き、投票を終えた有権者に「何を根拠に決めたか」を聞いて回りました。ほとんどの人の答えは「ネット」でした。
新聞を読んだという人は、私が話を聞いた範囲では一人もいませんでした。「沖縄タイムスや琉球新報は偏っている」という声も、沖縄の人たちから聞きました。
Common Fact”沖縄県知事選、ネットは勝敗を決めたのか”
この現実を、地元紙の記者はどう受け止めているのか。
意見は違っても、事実を共有する「COMMON FACT」、 ポッドキャスト第1回のゲストは、琉球新報の記者で編集委員の南彰さんです。
南さんと私は、2002年に朝日新聞に入社した同期です。沖縄県知事選から報道の未来まで、約1時間、率直に話しました。
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また、今回のポッドキャストへの意見や質問も、ぜひお寄せください。
来週のポッドキャストは「振り返り回」として、それらの意見や質問にもお答えします。南さんにも伝えますので、ぜひ、こちらから。
南彰さんプロフィール
1979年、神奈川県生まれ。2002年、朝日新聞社に入社し、2008年から東京政治部・大阪社会部で政治取材を担当。2018年9月から2年間、新聞労連委員長。2023年10月、朝日新聞を退職。同年11月から琉球新報で編集委員。南城市長セクハラ疑惑や企画「歩く民主主義 100の声」などの報道に取り組む。
著書に『絶望からの新聞論』(地平社、2024年)、『黙殺される教師の「性暴力」』(朝日新聞出版、2022年)『政治部不信――権力とメディアの関係を問い直す』(同、2020年)、『報道事変――なぜこの国では自由に質問できなくなったか』(同、2019年)など。
音声/動画 目次
オープニング|意見が違っても、事実を共有する
ゲスト紹介:琉球新報・南彰さん
新聞労連委員長時代とメディアのジェンダー問題
伊藤詩織さんの会見を報じなかった新聞とテレビ
朝日を辞めた理由と「6つの提言」
記者クラブ依存とリソース配分――報道機関は生き残れるか
なぜ琉球新報だったのか
ローカルメディアの強みと「アクセスは呪い」
辺野古沖転覆事故と沖縄メディアへの批判
新聞を投票の根拠にした人はゼロ――オピニオンとストレートニュース
迷いながらの「100の声」が伝えるもの
知事選ファクトチェックの現場:動画検証と「専業者ゼロ」
ファクトチェックは「どちらに有利」か――偏りの構造
古謝新知事と「容認」の意味
地方紙連携と全国メディアへの注文
スプレッダーの重なりと地方紙連携の可能性
経営の危機と信頼の危機をどう乗り越えるか
指摘した問題は改善したか:南城市長セクハラ報道
多様性のない編集局から多様な記事は出ない
文字起こし
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