00:00
さてさて、眠い。 いや、もうね、ほんとに。
あれ、あかねさん、あの、起きてたんですか? ずっと。
いやね、2時からずっと起きてますよ。
あ、起きてるんですね。 1時半ぐらいか。
一度寝て、夜中の1時半に起きて。 起きて。
で、そっからリアルタイムでWWDCに参加してると。
そう、あのね、今まで例年は、 仮眠をとって夜更かししてたんですけど、
で、また朝には寝て、みたいな感じだったんですけど、
最近ね、なんか生活スタイルが変わって朝5時ぐらいに起きてるんですよ。
早いですね。
そしたら、どっちかっていうと夜更かしで、 2時とかからこう見てね、2時間見ちゃうともう徹夜になっちゃうんで、
だから、3、4時間早起きするっていうスタイルでやったんですよ。
なるほど。
まあ、おかげで今眠いと。
もう、もう寝なきゃいけない時間じゃないですか。
まあ、ということで今日はね、WWDC20の基調公演があった日の夜に収録をしてます。
はい、いやー、かなりね、こう、
アップル的な、アップルが大きく舵を切ってきた基調公演でしたね。
そうですね。
いや、本当にね、今回まず初のオンライン開催っていうところで、見ました?
倍速で見ました。
倍速?
倍速です。
まあ、僕はぐっすり寝てたので、
そうそう、出勤の時と、あとさっき帰ってきた時に、こう、倍速でわーっと見ましたね。
なるほど、なるほど。
なんか今回ね、ライブじゃないんで、録画だったので、すごい作り込まれてましたよね、普段と違って。
そうですね、カメラワークとかあとは、分かりやすいというか、
普段は背景が一つの大きなモニターというかね、スクリーンなんですけれども、それがまた違うようになってて、それぞれ分かりやすく説明されているようなセッションがたくさんあった感じですよね。
そうですね、なんかいろんな場所にね、移ってやってましたよね。
あれ、Apple Parkの中なんですよね、おそらく。
そうそう、Apple Parkをなんかツアーするみたいなことを言ってましたね、最初に。
いや、広いですね、あれ見てるとね。
あれ、気づきました?どのシーンにも人は一人しか写ってないの。
確かに、言われてみればそのプレゼンター一人でしたね。
ソーシャルディスタンシング的なね、あれだと思うんですけど。
03:00
そういうことか、なるほど。
カメラマンと喋る人だけみたいな感じでやってたんかなと思って。
あと、途中でそのドローンで車奥をわーって映していくシーンもあったんですけど、
あれも真っ昼間なのに、一人一人いないんですよ、窓の中とかも。
だから今、リモートワークというか、会社に出勤しないっていう状態にしている中で、
頑張って最小限の人数でちょっとずつ撮影していったのかなっていう印象を受けましたね。
確かに。
あと、今回日本語字幕が。
ついてました?そうだったんですね。
そっかそっか。
どうやって見たんですか?
全部英語で聞きました。
じゃなくて、媒体。
媒体はWWDCアプリのWWDC20のムービー。
今、デベロッパーアプリ。
そうです。
家に帰ってきてからはYouTubeでもあるのがわかったので、YouTubeで見てましたね。
YouTubeでは字幕あって見やすいなと思いましたけれども。
デベロッパーアプリはデフォルトで日本語字幕出たんですよね。
出てたのかな?
なんか自動設定になってるんですよ。
字幕設定が。
そうですね。
出るんですけど、確かに僕もポッドキャストの前にちょっと気になるところを見返したりするのに、
倍速とかいろいろいじってたら字幕が消えたりしたんで。
もしかするとその辺いじってると出たり消えたりしちゃうのかもしれないですね。
うまく出せなくなっちゃって。
そうかもしれないですね。今出ないですね。
自動になってました。倍速だったらダメかもしれないですけどね。
確かに。チャカチャカ出ちゃうから。
はい。
そんなわけで今回のWWDC20。
今日は基調講演とプラットフォームスステートオブジーユニオンっていうもう一本あったんですけど、
それが何かというと、基調講演って結局デベロッパーだけじゃなくて一般の人も見るような構成になっているので、
もうちょっと詳しい概要。詳しい概要って変だな。
でも実際詳しい概要ですよね。
デベロッパー向けの各OS、プラットフォームに関する情報を、
もう一回まとめて詳しく全体を見せてくれるのがプラットフォームスステートオブジーニオンっていうので、
現地時間の午前中に基調講演があって、午後からそれがあるという流れです。
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そっち見ました?
そっち見れてないんですよね。ステートオブジーニオンは。
僕は見てその辺の情報もあるので、解説しつつ話していこうかなと思います。
お願いします。
赤谷さんはWWDC20の基調講演の中で一番、まあいろんな項目があったと思うんですけど、
一番注目したことって何でした?
いやもうね一番注目したことというか、Macですね。
今年はMac。
気になりますよね。
もうApple的にも今年はMacの年って思ってる感じがあって、
プラットフォームスステートオブジーニオンって、
プラットフォーム何かあるんだ?Mac、iOS、iPad、WatchOS、TV。
TVは今回ほとんど変化がないんで、
TVはやってなかった気がするんですけど、
その4プラットフォームあるんですけど、
Macの話が半分以上だったんです。時間的に。
1時間20何分あって、44分とかそのぐらいがMacの話。
じゃあもうほとんどMacで行くぞって感じですね。
そうですね。
そして噂のあれが出ましたね。
Arm Macと呼ばれていたApple Siliconのね。
要はiPadとかiPhoneとかで培ってきたCPUのMac版を作ったっていうことですよね。
ちょっと違って、
ちょっと違う。
まずCPUというかSoCって言い方をAppleはしてて、
なるほど。
SoC何の略でしたっけ?
システムオンチップ。
システムオンチップ。
要はそのいろんなCPUだけじゃなくて、
GPUだとか、あと今だとニューラルエンジン用のチップだとか、
そういったものを一つにまとめてパッケージングされているものなんですけど、
そのAppleのチップというかチップセットを今回Apple Siliconという形でMacに載せるよっていう話になったんですけど、
これがですね、
実際そのデモで動かしていたものは、
iPad ProのSoC、つまりA12Zをそのまま動かしてたんで、
Mac用に開発したっていう感じではなさそうなんですよ。
なるほど、そのまま流用して使えそうな感じなんですね、おそらく。
おそらく製品版が今年の後半、年末ぐらいに出るって言ってたんですけど、
09:05
その時にiPad用のA14Xあたりが同じものが載ってくるんじゃないかなっていう感じがしますね。
デモとかでPhotoshopとかの画像を一括で変換したりとかしてましたけれども、
IntelのCPUよりも速いというか、
iPadでPhotoshopを使っているようなサクサク動くような感じでしたよね。
そうですね、やっぱりAppleのやつはグラフィック性能が高いので、
メタルっていうグラフィック用のエンジン、Apple独自のものが、
Appleのチップに対して最適化されているのもあって、
それで速いっていうのがあるんでしょうね。
すごい面白かったのが、AppleのCPUはこれまで10年作ってるっていう話だったんですけど、
最初はiPhone用に作っていて、
iPhoneの小さいハードウェアで電池もないっていう中で、
どれだけワット数あたりの処理能力を高くするかみたいな、
そういうことを考えて設計していると。
そこからiPadのRetina版が出てきたときに、
非常に高い解像度を処理しなきゃいけないからグラフィック性能が上がっていって、
最後にWatchOS、Apple Watchを動かすためのチップセットを作るときに、
さらに電力消費が少なく、効果的に能力を発揮できるようにっていう、
そうやって技術を上げていって、
最終的に今回のApple Siliconっていう話で、
その時にグラフ出てきたの覚えてます?
ノートPC用のCPUとデスクトップ用のCPUみたいな、
ノート用のやつは電力消費が小さいけど性能が低い。
デスクトップ用は電力消費が高くて性能も高い。
Appleが目指しているのは電力消費が小さくて、
性能がデスクトップ並みの高さがあるみたいな。
そこの位置のチップだっていう、
そういうふうに言い切ってたのがすごい面白いなと思って。
今回実際に実機が出てないんで、
電池持ちが良くなるみたいなのも言ってなかったけど、
実機出るときに何時間動くんだっていう数字がどう出てくるのかが楽しみですね。
確かに。めちゃくちゃ伸びそうな感じしますよね。
2倍とか3倍とかになるんじゃないかなって。
12:03
24hとか1日ずっと持つんじゃないかっていう感じしますよ。
今回CPU変わるのが、
Intelに変わった時から、
もう何年ぶりだ?
15年ぶりぐらいになるんですけど、
今回そのトランジションにあたって、
懐かしい、おっさんほいほいな言葉が2つ出てきて、
ユニバーサルⅡとロゼッタⅡっていう、
両方15年前の移行の時のものに対してⅡって付けてくるのが、
ユニバーサルのアイコンとかも当時のものとすごい似てて、
なんかすごい懐かしいなっていう、
またやるんだなっていう感じがしましたね。
歴史をまた新しくするような、
より改善するような歴史をまた積み上げていくよっていうようなメッセージというか、
昔からのMacユーザーも一緒に楽しもうみたいな、
そんなメッセージみたいなのが感じました。
そうですね、ありそうですね、そういうのも。
ユニバーサルとロゼッタっていうのは仮想化でしたっけ?
ロゼッタの方が今までのインテル用のアプリがそのまま変換されて動くっていう仕組みなんですよね。
ユニバーサルっていうのは各チップセット用にアプリをコンパイルしなきゃいけないことになるんですけど、
Macアプリを。
インテル用とAppleシリコン用の一つのアプリなのに2種類作らなきゃいけないっていう状況になっちゃうんですよ。
それをユニバーサルっていうのは1個のパッケージにまとめて、
それぞれに合わせたアプリケーションが動くっていう形にする仕組みですね。
なるほど。
開発者としてはそこら辺をうまく使うっていうのと、
ユーザーから見てもいきなりストンと今まで使ってたアプリが使えなくなるっていうことはないから、
遅くなるかもしれないけれども移行はゆっくりできるよっていうような感じでしょうかね。
大体は動くって感じじゃないですかね。
100%は絶対無理なんで。
デベロッパー側からしたらプラットフォームステートオブジューによってデモしてたんですけど、
Xコードで普通にユニバーサルって選んでビルドすればユニバーサルになるし、
Appleシリコン選んでビルドすればそれ用になるしみたいな。
15:02
自動で開発環境側がやってくれるっていう面があるんで、
結構ユニバーサルアプリは揃うんじゃないかなっていう気がしてます。
なんかすでにデモでUnity動いてました。
そうなんですね。
結構簡単に作れるって言ったら変ですけど、そんなに負担なく作れそうですね。
物によるんでしょうけどね。
特に最近のAppleのAPIを使っていればそんなに負担なくいけるんじゃないかなっていう気がしますね。
外部ライブラリとかがごちょごちょ入ってるとちょっと難しいかもしれない。
そうですね。あとは古いもの。
だから例えばハードウェアのドライバーとかっていうのは結構大変かもしれなくて、
これはドライバーキットっていうAPIを使ってないとダメみたいなことを言ってて、
ドライバーキットって去年のカタリナの時に出たものなんですよね。
なのでドライバーキット使ってちゃんとドライバーを作ってるような新しめのハードウェアは動くと思うんですけど、
そうじゃない場合はアップデート待ちっていう形になっちゃうかなっていう感じがします。
ハードウェアの人たちは結構頑張らなきゃいけない感じですね。
ドライバーキットと言えばですね、ドキュメントを読んでたんですよ。
新しいiOSとかmacOSとか向けの開発ドキュメントが今日一斉に公開されてて、
それ自体はデベロッパーじゃなくて読めるんですけど、
それ見てたらドライバーキットのSCSIサポートがこのタイミングで出てて、
最初そのドライバーキットとかよくわかってなかったから、
なんで今SCSIのサポートを2020年にって思ったんですけど、
わかんないんですけどおそらくドライバーキットに去年含まれてなかったSCSIサポートを、
今年Apple Siliconへの移行もあるし、ちゃんとサポートしておこうみたいな感じで追加されたんじゃないかなって思いました。
今SCSIってなかなか使わないですよね。
一応今でも特定用途では使われてるらしいんですけど、
基本的にはUSBよりも前だから20何年前の、22、3年前に主流だった企画ですよね。
そうですね。レガシーな環境で動かしてる人向けにも一応使えるよということになる。
レガシーな機材を使ってる。ごくごく特殊な用途でしょうけどね。
そうですね。
そんなこんなで、楽しみですね。Apple Silicon楽しみですね。
そうですよね。個人的にはアプリの速度も50%から100%ぐらい速くなるっていうのもあるし、起動も速くなりそうで。
18:07
確かに。
あとは動画の書き出しとかもめちゃくちゃ速いんですよね。
速いんじゃないですかね。
そうだ、無駄にiOSアプリ動くんですよね。
無駄にとか言っちゃいますけど。
iPadアプリが動く仕組みなんでしたっけ?
CataList
CataListか。CataListはもう完全に融合する感じなんですかね。
CataListはまた別枠でちゃんとあるんですけど、それと別にそのiOSアプリをそのまま、そのままでもないんですよね。
メニューバーとかもちゃんとあって、動かすっていう仕組みができるみたいです。
あんまり、自分は個人的にはあんまり良いことだとは思わないんですけど、そのタッチ用のアプリを動かすっていうのはね。
ただ、選択肢が増えるという意味では良いのかもしれないし、ゲームとかだとそこまで影響がないかもしれないですね。
ゲームの種類によりますけど。
それこそね、将棋アプリとかオセロとかだったら、タッチもクリックも変わらないんで。
そうですね。あと、Xコードで開発するときはシミュレーターではなくなるってことですね。おそらく。
どうなんでしょうね。そこはちょっとわかんないですね。
センサーとかもあるから、ギジ100%ではないか。
シミュレーターになるんじゃないですかね。おそらく。シミュレーターじゃないとできない気がしますね。
とはいえ、Apple Siliconへの移行っていうのが実はすごい感慨深いものがあって、ついにインテルから離れると。
Appleが自社で心臓部を作ることになるわけですけど、Macの。
これって、スティーブ・ジョブズが多分やりたかったことなんですよね。
スティーブ・ジョブズって、自社の製品に関して全て自社でコントロールすることによって、最高のプロダクトを最高の体験でユーザーに届けるっていうのを考えてた人だと思うんですよ。
だから、MacはOSもハードウェアも自社だし、最高の体験で買ってもらうためにAppleストアまで作って、
あの時代にパソコンの直営店なんて何考えてるんだみたいな感じだったと思うんですけど、今や定着して顧客満足度も高い店舗になってるし。
その中で、製品の中でキーになる部分で唯一自社でコントロールできなかったのがチップだったわけですよね。
もうなくなってから9年ぐらい経ちますけど、ついにそういう形に達成できたという感じがするので、考え深いなぁと思って見てますね。
21:09
そうですよね。どこかで読んだんですけど、インテルのCPUを採用するにあたって、
AppleのMacとかを次の10年ぐらいに支えるコアなCPUになるというような感じのことをスティーブ・ジョブズが話していたのかな。
ちょうど10数年で、インテルのCPUはその言葉通りの役割を終えて、Appleの開発したCPUに切り替わるというような感じのスティーブ・ジョブズが見てた夢というか、
そういうのが現実になってきたんだなというのは、若林さんも言ってたような感じで、考え深いなというのは思いますね。
そうですね。そして一見ね、本来かなりリスクの高いCPUを自社製造にするというのはことだと思うんですけど、
それを最高の製品にするためにやってしまうという、今のAppleにもその意思が引き継がれているという感じもすごく受けるので、
これは熱いなと思って思いますね。
熱いですよね。攻めの企業でどんどんやってるな、攻めの姿勢でやってるなという感じがします。
ですよね。そんなMacですけど、Mac OSもね、ビッグ差。
ビッグ差ですね。デザインとかが結構変わってるんですよね。ほとんど使い勝手は変わってないのかもしれないですけど、
使い勝手変わってないって言ったら怒られちゃうから、見慣れたUIでもっと使いやすくなってると。
使いやすいかどうかはね、ちょっとまだ触ってみないと何とも言えないですけど、
UIがね、結構考え方が変わっているなっていう印象を受けていて、
アイコンが角丸アイコンになってたりとか、コントロールセンターがあったりとか、
その辺りをiOSに寄せてきたなっていう感じはあるんですけど、
結構ね、タイトルバー、ウィンドウのタイトルバーがツールバーっていう形になって、
ボタンがいっぱい置いてあってっていう、今までとは全然違ったものになっていたりとか、
あとは、そうですね、ツールバーになった時に、
Macのウィンドウって、ファインダーのウィンドウとかってタイトルバーがあって、
タイトルバーの横にちっちゃいアイコンがあるじゃないですか。
あれがなくなっちゃってるんですよ。
24:01
で、あのアイコンって実はすごい、使ってます?あのアイコン。
あのアイコンってどのアイコンですか?
えっとですね、Macのウィンドウの、これ口で説明するの難しいんですよね。
ウィンドウのタイトルバー、信号機がある並びのウィンドウのタイトル書いてあるところ。
で、そのタイトルの横にファインダーだと、フォルダーのアイコンとかついてるじゃないですか。
本当にちっちゃい絵文字ですよね、アイコン、アイコン。
これってドラッグ&ドロップとかできるんですよ。
そうなんですね。
これを対応している人にとってはちょっと悲しい。
それがなくなっちゃったんですね。
そうそう、これがね、キーノートで見る限りはないですね。
上の階層に戻るときとかにコマンドを押しながら、それをタップすると非常に楽だったんですけど。
それはできそう。
それはできそう。アイコンがなくなっちゃった。
このアイコンを、例えば、ターミナルとかでCD、チェンジディレクトリするときに、今開いてるフォルダーのところに行きたいってなったら、ドラッグ&ドロップしてあげればいい。
この名前だったらウィンドウがぐるぐる移動しちゃいますけど、なるほどね。
とかね、いろいろ使い勝手が良かったんですよ。
なるほど。
そういう細かいところはあったりとか。
あと、ツールバーにアイコンがいっぱい並んでる。
今でもタイトルバーの下にツールバーあるんで、アイコンがいっぱい並んでるんですけど、
それが今使えないアイコンが消えるっていう風に変わるんですよね。
今までのMacの考え方だと、存在する選択肢はすべて置いておいて、今使えないものはDisableっていうグレーアウトして、今使えないよっていう風に表示するのが、今使えないものは見せないっていう。
これも大きい考え方の転換だし。
ダイアログみたいなやつってMacのOS X始まってからって、ずっとそのウィンドウの上にシートみたいなのが、上から下にスッて降りてくる。
ウィンドウにへっついてるアラート画面みたいな、シートダイアログって言うんですけど。
うん、わかった。
あれがなくなっちゃうんですよね。あれはもうど真ん中に出る形になる。
iOSっていうアラートコントローラーみたいにポンと。
ウィンドウがちょっと暗くなって触れなくなるっていう、そういう形になるっていうので、結構考え方が変わってiOSに寄せてるっていう部分があって、かなりの転換だなと思ってますね。
27:17
あとキーカラーの導入とかも。iOSっていろんなアプリのテーマカラーみたいな、ティントカラーでテーマカラーを設定できるじゃないですか。
各アプリの、例えばメモアプリだったら黄色とか、メールアプリは青みたいな。
Macの場合はシステムの方で、みんなデフォルトの青で使ってる人多いと思うんですけど、アクセントカラーを選んで青に。青とか紫とか。
それは全てのアプリで共通っていうのが基本だったんですけど、ビッグサーでは各アプリでキーカラーを持てる。
今まで通りにユーザーが全体のものを変えることもできるんだけど、多分デフォルトはマルチカラーっていって、各アプリごとにテーマカラーがあるような形。
これも各アプリごとの世界観っていうのを大きく出していくっていう意味で、今までのmacOSよりはiOSよりの考え方になるかなっていう感じがしますね。
結構大きい転換ですね、UIに関しては。
そうですね。iOSよりに寄せてきたっていうのが大きいんでしょうかね。
今までもiOSに寄せてる部分はあったんだけど、それは見た目的な部分、根本的な考え方的なところまではそんなに踏み込んでなかった気がするんですけど、結構踏み込んできた感がありますね。
今まで踏み込んだのはフルスクリーンの時ぐらいかな。Lionの大きな写真で。
iPhoneユーザーとかに関しては、より直感的に使えるようになるようにっていう目的だったりするんでしょうかね。
行ったり来たりしやすくはなりますよね、やっぱり。
あとそういう互換性的な意味では、ビッグサーの場合、サイドバー。
今でもサイドバーってあるんですけど、例えばファインダーだと一番左のよく使う項目とか出てるとこ、あれが進化するんですよね。
モダンなサイドバーみたいな言い方をしてたんですけど、それがiPadとほぼ共通みたいな感じになって、
そうなることによってカタリストのアプリ、iPadから移植されてくるアプリがMacにおいて浮かない。
どっちかというとMacが寄せてるんだけど、Macの中で調和って動くような雰囲気になるっていうのがあるかなっていう感じがしますね。
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逆にiPad側ではサイドバー推しになってましたね、今年。
そうですね、今回はiPadOS14ではサイドバーバンバン宣伝してましたね。
なんかタブバーよりもサイドバーだぜみたいな感じだったんですけど、あれもカタリストでMac化するときにタブバーって基本的にはMacにはない概念だし、
Macでタブバーは基本的には使うなっていう感じなんですよ。
なぜかというと、Macのウィンドウって画面の外にはみ出すことができるとか、重ねたりとか、基本的には下にはみ出すことができるんですけど、
上のパーツって残るんですよね、下にはみ出させても。
そうなるとタブバーみたいな下で大事なコントロールをしてしまうと何もできなくなっちゃうので、下にはみ出したときに。
なので基本的には下の方に大事なものは置くなっていう原則があって、Macに移植するときはサイドバーにしなさいみたいなのがあったんで、
お互いのiPadOSとMacOSの歩み寄りでカタリストの調和を生もうとしているという印象ですね。
シームレスに連携できるというか、使い勝手、ほとんどストレスなくiPad使ったりMac使ったりっていうのができそうな感じがしますね。
そうですね、あとはデベロッパーがある程度普通に作っていれば普通になるよっていう感じなんでしょうね。
確かに。
そしてこのビッグサーですね、バージョンがなんと11。
11ということは今のOS10ではなくなるということですね。
そうなんですよ。これ20年ですよ。
2001年か、2001年の前半だったんで約20年、MacOS10が出てから。
Appleの内部でも10.16にするか11にするか悩んだ形跡があって、公開されているドキュメントの中にも10.16って表記があったりとか、
いろいろ10.16表記があったりするんですけど、バージョン11に最終的にはしてきた。
これね、今までずっと10.何本ってきてたからよっぽど大きい。
前回だと例えばMacOS9から10っていうと全く違うOSを持ってきたっていう。
そこからOS10ってブランドにしちゃったせいでずっときちゃってるから11にするときはよほど大きなチェンジじゃないと違和感がある。
ような気もするんですけど、どう思います?
僕も同じような感じで、普通の順当とした進化、今までの進化だったら10.16なんだろうなと思ってたんですけど、
33:10
11にしてきた理由はApple Siliconもあるし、
新規って言ったら変ですけれども、新しいOSと新しいMacのSoCとともに、
これからの10年20年歩んでいくかわかんないですけど、
その新しいOSとして、見た目とか中身あんまり正直変わらないかもしれないけど、
バージョンを上げるという選択肢を選んだのかななんて今思います。
僕も考え方としては近いんですけど、前回Intelに変わるときもOS10のまんまだったんですけど、
今回それが変わるっていうところと、さっき話したようなUIの考え方が結構変わってきてるっていうのもあるし、
もう最近10.15とか16とか14とか、もう訳がわからなかったんですよね。
でも完全にもうズルズルきてて、変え時を失っている。
このままだともう絶対変えられないんですよ。20年後に10.34とか言ってるんですよ。
だからこういう理由をつけられるときに、いいやってやっちゃえっていう、そういう判断をしたんじゃないかなっていう。
それもあるかもしれないですね。
あとはそのiPadOSとかiOSってもう14とかになってるんで、それと近づけたいっていうのもあるかもしれないですね。
負けてますけどねだいぶね。
来年は1個ずつ上がっていっても永久に追いつかないですね。
そうそう永久に追いつかない。
多分前にこれをやるタイミングがあったとしたらiOSが11になったときに全部11で揃える。
確かに。
なんかそんな話もちょろっと出てたよな。噂じゃないけどそれは僕らの妄想だったのかわかんないですけど。
なんか飲みながら話したような気がしますね。
なんか話したような気がしますよね。
そんなことあった気がする。
まあでも今回を逃すともうじゃあそれだけの変化があるのかっていうと次あるとしたらそれが起こるかどうかわかんないけど
iPadOSとMacOSの統合とかそういうレベルにならないと次はないのでまあまあここしかないよねっていう。
ですね。
まあでもなんか11にしたんだったら11って大体的に言ってほしかったですね。
確かになんかそんなに大きく言ってないですよね。
ていうか言ってないかな。
えっとねキーノートで言ってないんですよ。
そうですよね。
36:00
でプラットフォームズステートオブジュニオンでは11って言ったんですけど。
まあだからもしかしたらその基調講演の録画を撮ってるときはまだ迷ってたのかもしれないし。
決まってなかったかもしれないですね。
もし11って結構前に決まってて大体的に言ったらもうビッグサーとか言う必要が逆にもうないんですよね。
そうですね。
10点なんぼとかわけわかんない名前をつけてるからこの相性をちゃんとつけてあげて識別しやすくする必要があったと思うんですけど。
それありえますね確かに。
だって今回じゃあどっちで呼べばいいんだっていう感じがしますもんねビッグサーなのか。
11なのか。
11なのか。
まあビッグサーなんでしょうねきっと。
おそらくそのままでしょうねビッグサーで。
とまあなんかMacの話だけで結構ね盛り上がって。
本当ですね。
まあまあ今年はMacの年ですからね。
そうですね。
時間を十分十分とって僕らの話をね。
そうですね。
まだ全然iOSとかWatchOSとかの話をしてないんで続きはまた次回ということで。
そうですね。
じゃあ今回もご清聴いただきありがとうございました。
ありがとうございました。