個展の成功
イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。
昨日、私の個展が無事スタートいたしました。
なんとかちゃんと開催ができて、本当にまずはホッとしました。
初日にたくさんの方がお越しくださいまして、本当にホッとしましたという感じで、ここから2週間、これを楽しめばいいんだなというふうに思うことができました。本当にありがとうございました。
このボイシーやスタンドFMといった音声配信を聞いてますという方も何名か来てくださいました。
インスタグラムを見ていますという方も足を運んでくださいました。
こんな風に自分の発信を見てくださって、その方が行動を映してくれて来てくださると、足を実際に運んでくださるということがあるんだなというのを改めて本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
そして遠方でちょっと都合がもちろんつけられなくて、足は運べないんだけれども花を送りますとか、電報が届きましたね。びっくりしました。古典会場に電報が届いたのは初めての体験です。
そんな感じで懐かしい方やお世話になっている方などたくさん、まるで本当に駆けつけてくださったかのような気持ちになりました。
すごい緊張してたんですけど、オープン直前にババババッと花屋さんがたくさん来られてですね、誰々さんからだ、誰々さんからだって、本当に来てくれたような感じで、頑張れよ頑張れよって背中を叩いてエールを送ってもらえたような気持ちになりました。
本当にありがとうございました。
ここから2週間、体調を崩すことのないように、皆さんとたくさん楽しいおしゃべりをしながら作品を楽しんでいただけるように、準備、準備じゃないや、開いていきたいなと思っております。
ちょっと最初に、一応初日の感想というか、そんな話をさせてください。
オープンのスタート前にですね、お店の前に並んでくださっていたのが、80時作文ご一緒させていただいた中島博史先生でした。
もうめちゃくちゃ嬉しかったです。
先生って本当に笑顔がチャーミングな優しい先生なんですけど、先生がね、「よっ!」って来てくれて、すっごい一気に緊張がほぐれたというか、本当に嬉しかったですね。
先生はもともと私の発信をインスタグラムとかフェイスブックの発信を見ていて、この絵が欲しいってもう狙いを定めて一番に来てくださったんですよね。
初日の体験
初日にご購入いただきまして、最初の日から売薬済シールが貼ってあると、勢いもつくし、皆さんも欲しいってもしかしたら思ってもらえるかもしれないしね、という感じで応援に来てくださったんですよ。
本当に嬉しかったです。
中島先生はですね、実はご自身も若い頃に絵を描かれていたことがあって、アート鑑賞がもうご趣味でいらっしゃるのでめちゃくちゃ目が超えてるんですね。
なのですごいご感想も嬉しかったんですけど、その選んでいただいた絵がね、色合い的なところで色彩感覚がね、もうマチスな感じがするよっていうふうに誉めてくださいました。
もう恐れ多い言葉ですけど、それでね、ご購入をいただきました。
先生がね、勢いをつけてくれたおかげか分かりませんが、初日で売薬済シールを3枚貼ることができました。
このね、初日にシールが貼ってあるっていうのは、昨日もね、あの搬入しながらトール君が言ってましたけど、初日の売薬済シールは憧れだねって言ってましたね。
トールさんはね、版画家なので、私よりももっともっとね、本当に美術とかアートの世界で戦っている人なので、
まあなかなかね、そう簡単に絵とか作品が売れるってことはないので、そんなことがあったら嬉しいよねって昨日話していたんですが、
先生がね、勢いをつけてくださいました。ありがとうございました。そのおかげで3枚シールを貼ることができました。とっても嬉しいです。
もちろん別にね、買ってくれないとお客さんじゃないとかそういうのは全くなくて、本当に足を運んで現物を見て感想を言ってくださったり、
とにかくお話ししなくても、なんかじーっとね、こう接近してじーじーってね、すごいじっくり見てくださっている方の背中とか見てるだけで、
なんかね、わー嬉しいなーってね、本当に思いましたね。はい、今までやってきた作品展は、結構こうお仕事の成果を集めた作品展とかが多かったので、
原画ではなくて、やっぱりデジタルで描いた絵の大型出力をしたりとか、パネル展示にしたりとかっていう展覧会が多かったんですよね。
そうすると、やっぱり現物、原画ではないので、楽しんではいただけるんです。企画展として楽しんではいただけているものの、
その絵をね、本当にリアルに見ていただく、鑑賞していただくっていう感じの展覧会を、もうずーっと長年やれていなかったんです。
それがね、ずっと企画展やっている最中も、やっぱり本物の絵を見てほしいよなー、わざわざ足を運んで現場まで来てくださったのに、
出力のパネルじゃなー、みたいなのがずーっと気になってたんですよね、実は。
なので、今回は一点一点、私が本当に筆で描いた、筆の跡も残っているような、そんな作品ばかりですので、
一つ一つ自分で学想して、一つ一つ引っ掛けて飾りましたので、
それをね、生で、直に目で見ていただくっていうのは、やっぱり嬉しいなというふうに思いました。
簡単に初日の感想と思ったんですけど、もう結構時間が過ぎてしまいました。
今日の本題というか、メインのお話はですね、
今日帰ってきて、ちょっとやっとふーっと一息つくことができまして、
ちょっと見れていなかった朝ドラのアンパンを、私今ずっと楽しみに見ているんですが、
アンパンの今週分をね、取りためてたのを見たんです。
この柳瀬隆さんが、主人公のモデルの柳井隆っていう主人公がいるんですけど、
この柳井隆くんがですね、本当は漫画を描きたいのに、漫画じゃない仕事が次から次と舞い込んできて、
それをとにかくもう断るのも苦手なので、
作詞をやってみたり、脚本を書いてみたり、はたまたテレビ出演で漫画の先生役で出てみたりとかね、
もういろんなことをやっていくんですよ。
で、どんどん漫画が書く時間がなくなっていくみたいな、そんなね、今週はそんなお話がメインだったんですけど、
どんな仕事もやっつけるファイティン高士って呼ばれてるみたいな話が出てきましたが、
すごいね、デザイン会社時代の私はこんな感じだったなぁと思って、なんかすごいわかるって思って見てました。
私もいつの間にやら絵を描くよりもディレクター仕事の方が人気が出てしまって、
ディレクターの仕事はずっと途切れずお声掛けをいただきましたし、
ディレクションしてると絵も描けるし、一折立体も作れるしみたいな感じで。
商品のCMではないんですけどね、店頭で流す動画もお願いできませんか?みたいな感じで動画を作ることになって、
やったこともないのに絵コンて書いて、さすがに歌詞はね、その時私書きませんでしたが、
歌詞を書いてみたいっていううちのライターの子に、じゃあ書いてごらんって歌詞書いてもらって、
作曲家の人に音楽作ってもらってとかなんかね、そんなこともやったりしましたね。
あと人形を作って欲しいという一個依頼があって、人形作っていったら人形師さんって呼ばれて、
動画撮影の時に人形を動かす役やったりとかね、人形で演技つけたりとかね、
なんかとにかくいろんなことをやってきましたね。
店頭のディスプレイ、ディスプレイって言うんですかね、駅中にある大きいショーウィンドウを飾らなくちゃいけなくなったりとか、
あと結構大きなお店の入り口の大きい飾りみたいなのを貼り付けて作ったりとか、
私何屋なんだろうってみたいなことをね、散々やってきたなというふうに思うんですね。
なのでこのアンパンの主人公のイヤナイたかしさん、もしかしたらそのイヤナセたかしさんも当時そうだったのかもしれませんが、
なんかね、ちょっと自分にも通ずるところがあるなぁなんて思って見てました。
でも、イヤナセたかしさんはね、だいぶ遅咲きの方ですもんね。
作品を通じたつながり
アンパンマンがアニメになったのなんて多分60代過ぎとかですよね。
そう考えると私もまあいろんないろんな経験してきましたが、
アラフィ風になって50代を直前にこんなふうに原点に変えて、絵を描いて皆さんに見ていただくっていうちょっとね、
本当に初心に変えるチャレンジができてるっていうのはね、なんかいい体験だなぁと思ってね、
今日はアンパンを見ておりました。
私も遅咲きの感じでね、花開くといいななんてね思います。
でも嬉しいことに、その当時ね、いろんなことを無茶振りしていただいた、
ご一緒したクライアントさんのもう定年退職された方がね、見に来てくださってグッズ買ってくれたりとか、
なんか久しぶりにおしゃべりに花を咲かせたりとかね、なんかそういうのもね、嬉しいことだなぁと思いますね。
きっとね、デザイナーとかイラストレーターとかたくさん使ってきてるでしょうにね、
でも覚えててくださってるっていうだけでもね、ありがたいなぁなんてね、思いました。
まあそうやってたくさん経験してきたことが、こうね、いろいろめぐりめぐってつながって、
何かになっていくんじゃないかなぁなんてね、そんなことも思えた、コテンの初日でした。
はい、ということで、今日から2週間、ハラエミコテンひめまる系始まります。
会場に来ていただいた方にだけ楽しんでいただける参加企画もご用意しております。
またそれについてはね、ちょっと違う回でお話ししたいなと思っております。
そして以前ね、パティさんから、リスナーのパティさんから、
有料放送でギャラリートークみたいなのを作ってみてほしいですっていうリクエストをいただいてて、
それやりたいなと思っているんですけど、ちょっとまだね、あのコテンの本店の準備の方で手が回っておりません。
回帰中にできたらいいなと思っておりますが、そちらもね、チャレンジとしてやれたらなとは思っています。
はい、ということで、9月2日まで水曜日定休で、東京の吉祥寺二次画廊にてやっておりますので、
ぜひぜひ、お近くに来られることがありましたら、お立ち寄りください。
イラストレーターのハラエミでした。また話します。