1. イラストレーター原あいみの話
  2. 絵を売るという挑戦。絵を売ら..
2025-08-23 10:18

絵を売るという挑戦。絵を売らない理由。

本日は個展2日目でした。今回個展をやろうと思った当初から、「絵を売る」という挑戦をしてみたい!と思っていました。2日目にして7点の売約済みシールを貼らせていただくことができました。とても嬉しくて、みなさんの絵を選ぶ時の真剣な姿に感動しています。

[個展の情報です]
原あいみ 個展 【ひめまるけ】
2025年8月21日(木)〜9月2日(火)[水曜定休]
東京・吉祥寺の「にじ画廊」2階にて
(最終日はまで)
http://nijigaro.com/exhibition.htm

⭐︎今回サポートしてくれた版画家・徹くんの作品はこちら。私は彼の作品のファンの一人です。
https://www.iwasatoru.com/studio.html

⭐︎在廊予定日はこちらです!
https://x.com/aimihara/status/1952863186421727316

⭐︎作品専用Instagramで制作過程をお届けしています(ぜひフォローお願いします!!)
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[アメブロ]
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[note]
https://note.com/aimi_hara/n/n664c4209342c
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サマリー

イラストレーターの原あいみは、初めて絵を売る挑戦を通じて観客との新たな関係を体験しています。個展「ひめまるけ」では、作品の販売過程を観察し、購入者がどのように自分のスペースに作品をフィットさせるかを楽しむ様子が描かれています。また、絵本作家の高井よしかずが絵を売らない理由についても触れられています。

絵を売る挑戦
イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことをわかりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。おはようございます。
いやー、連日本当に猛暑ですね。もう暑いって言い飽きた感じがいたしますが、皆様ご体調など大丈夫でしょうか。
コロナもね、流行っているようですから心配ですね。皆さんどうぞどうぞ、体調をお気を付けてお過ごしください。
私はですね、個展の2日目が終わりまして、その夜に収録をしております。
今日はですね、ちょっと今日も疲れてしまったので短めにと思っておりますが、
絵を売ることというのを初めて体験してみている今の思いをね、少し残しておこうかなと思います。
今回の個展は、私最初から原画を初めて売るという挑戦をやってみたくてですね、そのつもりで描いてきた作品たちなんですね。
なので、見てくださるお客様がお家に持って帰って、自分のお家のね、ここに飾りたいなーとか、例えば会社とかね、お店とかですかね、
でしたらこの壁にこの絵を飾ったら映えるかなーみたいな、なんかそういうことを想像していただけるように作ったつもりなんです。
でも、絵を売るという体験を私はちゃんとしたことがないので、
普段はクライアントさんのお仕事で、例えばポスターのビジュアルだったら、予算はこのくらいで、見積もりも出してこのくらいで、
使用範囲はどこどこどこどこまで、使用期限はどこまで、みたいなので値段って決まっていくんですけど、
絵を自分で売る、商品として売るっていう体験は初体験なんですよね。
でも、せっかくのチャレンジなので、今回はその売上金額というよりは、
本当にね、私の絵が欲しい、飾りたいって思っていただける方が果たしていらっしゃるのかっていう、
そういうところをね、見てみたかったというか、チャレンジしてみたかったんですよね。
なので、初日からとてもドキドキしていたんです。
で、今日2日目終えまして、なんとですね、7点売上積みシールを貼らせていただくことができました。
ちょっと驚いています。本当に嬉しいです。ありがとうございます。
お迎えいただいた皆さん、本当にありがとうございます。
今回、「ひめまるけ」というタイトルでね、作品展をやらせてもらっているんですけれども、
ひめをたくさん描いているわけです。
なので、どちらかというと、かわいいって見に来て最初に第一声で言っていただく感じが多い印象なんですね。
でも、かわいいただのお姫様、女の子の絵を描いても、例えば男性とかだと描いづらいですよね。
なので、今回はパッと見、画面が模様みたいに見えるような作品に仕上げようという意識で全部描いたんですよ。
なので、姫を描いている絵ではあるんですけど、男性の方にも買っていただけてですね、
お部屋に飾るということを想像いただけているということを実感しております。
それはね、本当に自分としては挑戦として狙って描いたものなので、嬉しいなというふうに思いました。
どなたがどんな作品を買ってくださったかっていうのは、ここでは触れないでおこうとは思うんですけど、
昨日中島先生のことは言っちゃいましたね。
今日もお一人だけ触れさせていただきますが、
ボイシーパーソナリティーのノンフィクションライター中村敦彦さんが、
昨日ふらりと、今日ですね、突然来てくださいまして、
部屋に飾るために選びに来たというふうに話してくださいました。
めちゃくちゃ嬉しかったです。
皆さん最初、絵として普通に楽しんで鑑賞いただく感じでバーッと見られるんですけど、
その後から購入モードに変わるんですね。
自分の部屋のあそこに飾るならフレームはこの色が良くて、色味はやっぱり明るい方が部屋がパッと明るくなって運気が上がりそうな気がするなとか、
いろんな、それぞれ皆さんいろんな理由でどんどんどんどんチョイスしていくんですよね。
最後2点くらいに絞って、こっちかこっちか、やっぱりこっちかな、こっちかなって写真に撮りながらね、
画像で何度も繰り返し見たりしながら、最終決定を下すっていう感じで、購入を決めてくださる感じです。
その姿を見ていて、ただ今までは本当に展示しかしてこなかったんですよ。
ただ売るってなると、突然やっぱりショッピングになるわけですよね。
例えばインテリアの小物を買うとか、時計を買うとか、なんかそういうものと同じような感覚で、
絵を選ばれていくっていう姿に変わるんですよ。
その瞬間がなんか、こちらでも見ていて、その背中がね、すごく嬉しいんですよね。
なんか真剣度合いが違う一歩、なんて言うんでしょう、自分ごとになって絵を選んでいくっていうモードに入る瞬間が見られるというのが、
この絵を販売するということをチャレンジしてみて、初めて体験できた、こちら側の体験だなというふうに思っております。
とっても嬉しいですね。
自分の家に飾っていただけるんですよ、私が描いた絵を。
なんかね、長年絵を描いてきましたが、かなり感激ですね、これは。
挑戦してよかったなと思っております。
今日2日目が終わりまして、7点、先ほどもお話しましたが、7点売却シールがつきました。
もうすごく驚いています。嬉しいです。
購入者の反応
なので、もしご購入を検討されていらっしゃる方は、ちょっと早めにお越しいただく方が、選択の幅が広がるかなと思いますので、ぜひぜひご検討いただけたら嬉しいです。
ちなみに、私の前職のデザイン会社に勤めていた時の上司で、絵本作家の高井よしかずという絵本作家の先生がいらっしゃるんですが、高井さんにこの前ちょっと話した時に聞いたんですね。
高井さんは絵を絶対に売らないそうなんですよ。
売らないって決めてるっていうふうに言ってたんですね。
なんでですかって聞いたら、それは高井よしかず美術館を作るからだっておっしゃってたんですよ。
すごいと思いましたね。
私は全然そんなことは全く発想にありませんでしたね。
確かに全部自分の作品を勢ぞろいした空間を世に残したいって思ったら、手放してしまったら描き集めるの大変ですからね。
そういうのもあるんだと思いました。
そして今高井さん、どこだったかな、関西の方で展覧会やっていらっしゃるんですけど、そういうのは作品のレンタルになるそうなんですね。
自分が原画を所蔵していれば、それをレンタルするという形で、そういったお商売の仕方もあるんですよね。
なるほどと思いましたね。
でも私はなんというか、描いてしまったら自分の中での執着はちょっと一旦収まるんですよ。
描いている時が一番執着があって、描き終えると、なんかはい次!っていう気持ちになっていくので、
その作品たちをね、こういう感じで真剣に選ぶ背中を見せていただいて、大事な大事な一点としてお家に迎え入れていただくっていうのは、
私はこれ結構面白いというか、嬉しいなというふうに思いました。
高井よしかずの哲学
なので今回は、絵を売るというチャレンジをやってみてよかったなと思っております。
原あいみ古典ひめまる家は、9月2日火曜日まで開催しております。水曜日が定休日です。
今回イラスト原画は24点展示しておりまして、立体作品が2点です。
立体作品の2点は非売品となっておりまして、イラスト原画の方は1点だけ非売品があります。
あ、2点かな?2点あったかな?あ、すいません。ちょっと今パッと記録が手元にないので。
そのうち7点売約済みいただきましたので、残りね、何点かな?ちょっともう疲れて計算ができませんが、
そんな感じの状態となっておりますので、もしご興味持っていただける方は、ぜひぜひお早めにお越しいただけると嬉しいです。
イラストレーターの原あいみでした。また明日、あさって土日なので、たくさんの方にお会いできるのを楽しみにしております。また話します。
あ、そうだ、昨日中村敦彦さんが少しでも宣伝になればということで、会場内ちょうど2人だけになった時にね、ちょっとだけ収録をしてくださったんですよね。
もしかしたら今日あたりにそれがアップされるかもしれません。上がっていたらURLこちらにお付けしておきますので、ぜひ中村さんがインタビューくださったお話聞いてみてください。
10:18

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