1. イラストレーター原あいみの話
  2. ワークライフなんちゃら。
2025-10-09 09:05

ワークライフなんちゃら。

ワークライフバランスを気にする人がいるんだ!というのに気づいたのは、30代前半から半ばごろ。チームのリーダーになって下にメンバーが出来てからです。今思うと恐ろしいリーダーですが、、、イラストレーターなんて仕事をしていたら、そんなの気にしていたらなんもできんがやって感じてしまう、老害注意です。
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/651cb17b0bc9d6e1d62d5e69

サマリー

フリーランスのイラストレーターである原あいみさんは、ワークライフバランスに関する自身の経験を振り返ります。デザイン会社でリーダーとして働いていた時期に、部下から学んだ重要なことや、現在の生活における幸福感に気づく様子が描かれています。

ワークライフバランスとの出会い
イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。
今日も引き続き、子どもに戻る作業、戻る時間を作って、頑張って絵本を創作しております。
まだアイデア出しをやっている感じですが、長い戦いになると思いますが、頑張ってやっていきたいと思います。
今日はですね、子どもの頃の話ではなくて、少し前、大人になってから初めて、ワークライフバランスっていうのを気にする人がいるんだって思った時の話をちょっと思い出したので、お話ししていこうかなと思います。
私は今、フリーランスのイラストレーターで3年目なんですけれども、それまで23年間一つのデザイン会社に勤めておりました。
本社が大阪にある小さな中小企業ですね、デザイン会社なんですけど、東京四社っていうのを作る時に東京にやってきて、
一応当時立ち上げに関わり、その後リーダーという職務を任されて採用をやったりとか、そんなこともしておりました。
でも東京四社はそんなに大きくなくてですね、マックスで7名が最大人数だったかな、そのくらいでこじんまりとね、一応自分たちでは少数生と名乗りながらやっておりました。
自分がリーダーだった時に、私はですね、もう絵が描きたくて描きたくて、そういうデザインのお仕事とかそういうことがやりたくて、新卒入社した会社を辞めて、もう辞めて翌日このデザイン会社に入ったみたいな、そういう感じで入ったものですから、
何て言うんでしょうね、もう時間の許す限り、いくらでもやりたいっていうタイプの人だったんですよね。
会社にもそういう人たちがたくさんおりまして、特にイラストレーターとか絵を描きたいっていうふうに思って、それで自分でね名を上げたいぞって思っている人なんかは、そんなね、ライフワーク、ワークライフバランスなんてものは、何それくらいの感じの人が多くて、私もそうだったんですよね。
で、もう仕事していない時は作品作ったりしてましたし、もうなんかそうじゃないと無理だよなっていう世界だと思っています。
でも、デザイン会社のリーダーとしてはあまりよろしくない考え方なんだなっていうことを部下というかメンバーがついて初めて知らされたんですよね。
で、みんなそのお仕事が好きだと思ってたんです、私は。すごい恐ろしい上司ですよね。
でも、ついた部下が、何でしょうね、そんな仕事なんてみんなやりたくないよと、ちゃんと遊びたいし、家族の時間が大事だし、で、その時に初めてワークライフバランスみたいなものは気をつけなきゃいけないっていうことをね知ったんですよね。
30前半くらいですね。怖いですね。怖い上司ですね。そうなんだ、みんな仕事好きじゃないんだって、その時に初めて知りまして、きちんと休むときは休む、遅くまで働かせない、ちゃんと時間で区切るみたいなことをね、やっていかないといけないんだなということに気づきました。
ただ、私みたいなイラストレーターとかね、そういう仕事の人、それ系統の後輩にはそんなもんないよね、ないんじゃないっていう感じに伝えていたような気もしますね。
だって、そんなライフを大事にしていたら無理じゃないって思うんですよね。
なので、高市さんがね、ライフワークバランスなんてっていう話されてましたが、私はずっとそう思ってきちゃってるなぁなんてね、ことを思いました。
で、この話をね、ちょっと夫と雑談で話したんですけど、夫もそうだったみたいですね。
で、夫は、その漫画家を目指していて、それを諦めて会社員になった人なんですけど、それでも割と好きな系統の仕事につけている類の人かなっていう気はするんです。
で、ただ、夫の話はちょっと違っていて、結婚して家族ができるまで特にやることがなかったので、仕事する時間が全てだったみたいな、そんな感じなんですよね。
だから当時若い頃に、もしね、働くなと言われていたら、多分めちゃくちゃ困ったと思うって言ってましたね。
でも、とめどもなく仕事ができるっていうことがすごく居場所があったというか、やることがあって救われてたみたいなことを言ってましたね。
今の生活の幸せ
なるほど、なるほどと、そういう人もいるだろうなぁと思いましたね。
夫は華やかな感じの男性ではないので、どちらかというと女性とも目を合わせられないくらいの、そういう感じだったんです、私が出会った頃は。
なので、そういう類の人で仕事を取り上げちゃったら、特に凄い没頭する趣味とかもなかったら、なんかね、すごい孤独を感じちゃったりするんじゃないかなと思って、やることなくて。
仕事をやりたい人がやればいいんじゃないかなって、私もね、ずっと思っています。
そんな感じだったので、私はリーダーの仕事っていうのはね、とっても苦手でしたね。難しかったなって、今振り返っても思います。
そんなことを思い出していたら、私は一体どんな上司だったんだろうなってね、なんか思いますね。
ただ、この前コテンをやった時に、当時の一応部下というかね、あんまり上司部下っていう感じじゃなかったんですけどね。
デザイン会社で小さな仲間としてやっていたので、メンバーっていう感じですよね。
その関わったね、東京シシャを作って一緒にやっていた仲間はですね、本当にみんな、みんな来てくれたんですよね、コテンに。
ちょっとびっくりしましたね。言ってもね、土日は2回しかないですし、吉祥寺って結構反対側に住んでいる人からしたら遠いし、
ちっちゃい子がいるご家庭だったら、その時間をね、苦免するって相当大変だと思うんですよ。
そんな中ね、本当にみんな来てくれたんですよね。もうめちゃくちゃ嬉しかったですね。
お客さんがいない時に来てくれた子とは結構長く喋って、今の会社の愚痴をいっぱいね、いっぱい聞かせてもらいましたし、
なんかね、まあそれを考えると悪い上司ではなかったんじゃないかな、なんていうふうにもちょっとね、思ったりします。
まあ難しいですね。自分はそういった会社を立ち上げてトップになってね、仲間を作ってやっていこうっていう方には行きませんでした。
向いているともね、やっぱり思いませんでした。結構ずっと苦しかったので。
なので、今一人でね、やっておりますが、のびのびと。でもまあ、あの経験はね、すごいかけがえのない経験になったんじゃないかなって、なんかちょっと陳腐な言葉ですけど、そんなふうにね、思いました。
なんかね、ワークライフバランスっていう言葉で、当時のね、ことを思い出したので、ちょっと今日はそんなお話をしてみました。
今ね、50代目の前にして、本当にね、体力がやっぱりね、限界見えてきてるんで、今になったらワークライフバランス大事だなって思いますね。
ゆっくり寝て普通に、普通に寝るっていう生活がいかに大事か。普通にご飯を食べて普通に寝る。
で、それなりにちゃんと家事をするっていうね、この普通の生活めっちゃ幸せって今ね、思ってます。
はい、そんなアラフィ風のイラストレーター原江美でした。また話します。
09:05

コメント

スクロール