1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
  2. 自分より若い脂の乗った人達と..
2024-10-21 19:10

自分より若い脂の乗った人達と仕事することの効用について #225

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#デザイン
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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日はちょっとお仕事の話をしようと思うんですけれども、
今、うちの会社はホームページをもうごっそりとリニューアルしようとしていて、
今までとは違うデザイン事務所さんとお仕事をしてるんですね。
これはね、今日ちょうどその撮影とか取材とか、いろいろもろもろ仕事の合間にね、やってたんですよね。
だからまず今、私が受け持っている現場で、仕事中の姿とかお客様のインタビューとかね、
そういったところの撮影と取材。
で、午後からはね、うちの事務所の方に戻ってきて、
事務所の中で私が出務しているところとか、お客様とまたそこで打ち合わせしているところとかを写真撮ったりとかね、
してもらったんですけれどね、ちょっとね、これがすごい結構感動してしまって、
私ね、なんかちょっとその話をしようと思うんですけれど、
今日のね、このホームページのね、今まで初めてだからお仕事を一緒にするデザイン事務所さんの仕事ぶりを
一応まあ横で見てたわけですね。
これ今まで、うちの会社は何度かいろんなシリーズでお話ししているように、
うちのこの岡田正樹二頭、一応ね、このスタイフ上ではなっているうちの社長がね、
以前ね、私たちが同僚で働いていたブラック企業から独立して、
この岡田が作った会社なんですけれど、
このスタートアップの時に、そのブラック企業の時から私が親しくしていたカメラマンさんがいらっしゃって、
ホームページを作るってなった時に、誰に頼んでいいかわからなくて、
今ってね、このネットとかで結構安くね、
何でも良ければホームページで作ってくれるところいっぱいありますよね。
でもね、ちょっとそういうところじゃ良くないなということでね、
ちゃんとやっぱり独自性を出していくっていうか、
このリフォーム会社って本当にレッドオーシャンなんで、
やっぱりある程度特色を出していくってことになったらね、
ちゃんとしたデザイン会社にね、お願いしたいなということで、
ただ誰に頼んでいいか全くね、つても知り合いもいなかったんで困ってたんで、
このカメラマンさんに紹介していただいて、
すごいありがたく思ってはいたんですけれど、
この人はね、バブルの頃にすごく活躍された、
そこそこね、名の知れたデザイナーさんだったんですよ。
なのでね、すごく嬉しかったんですよね。
最初はね、そんな一流の人にこんなうちみたいな弱小のスタートアップの会社がね、
ホームページ作っていただけるなんて光栄だなって思って、
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すごく私は喜んでたんですけれど、
実際ね、でも初回の打ち合わせからなんかね、歯車が合わなくって、
ずっとね、しんどかったんですよね。
しんどいまま、いろいろね、腹立ちながらもね、我慢に我慢を重ねて、
相手はね、やっぱりすごくキャリアもあって、プライドも高い人だったんでね、
年齢も私よりだいぶね、年長の方でね、60代後半ぐらいの大ベテランなんですよね。
なのでちょっとね、何もこっちも一応要望は言うんですけれど、
あ、そんなのね、会社としておかしいですよとかね、
うん、もっとこういうふうにしないと一流の会社と誰からも見てもらえませんよとかね。
いろいろ作ろうとして悪戦苦闘している頃には、まあ5人にはなってたんですね。
だから言っても、たった5人しかいない会社で、一流企業もクソもないんでね、
ある程度イメージ先行で行ってほしかったんですよね、こういうフレッシュで。
でもこれぐらい斬新なデザインもできますよとかね、
ある程度そういったことを打ち出していきたかったんですけれど、
全部NGにされて、で、うちの社長を前面に出そうとしたんですよね、このデザイナーはね。
それは多分今だったらね、私も理解がある程度できるのは、
ほんとリフォーム会社ってもう星の数ほどあって、
でもあまりにもレッドオーシャンすぎるんで、
その各々の会社の特徴とか独自性って出せないんですよね、なかなかね。
なのでこのうちの社長は一応ね、世間的にはイケメンと思われているところもあるので、
だからこのイケメン社長のフレッシュなね、かっこいい会社ですみたいなね、
なんかちょっと多分そういうパッケージにして、
ホームページ作ろうかなっていうアイディアがもしかして終わりだったんだと思うんですよね。
だけどこれはもう私っていうより、この社長が全く望んでないことだったんですよね。
社長はもうあくまでも不動産ルートで、
もう7割、うちの仕事の7割は大手の不動産会社と提携できてるんですよね。
ここからもう自動的に仕事が降ってくるシステムにもなってるんでね、幸いね。
なのでここは逆に言うとホームページなくても来るわけですよ。
この大手の不動産会社のネームバリューとかね、
信用で、そこが紹介してくれたリフォーム会社っていうことで提携してるんで、
自動的に仕事が来るんですよ。
そこでうちがヘマをしたりとか、お客様があいみつ取っていて、
この不動産会社が勧めてくれた会社より自分たちが見つけてきた、こっちの会社の方がいいわって言って、
そっちを選ばれるとかでもない限り、
10中8区、仕事がもうある程度約束されてるルートがあるわけですね。
だからここに関してはホームページいらないわけなんですよ。
じゃあ残りの3割、取れてないマーケットがあるわけですよね。
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ここに向けてホームページは作っていくべきで、
ここは意外にこの社長もいろいろ考えていて、
不動産ルートの仕事っていうのがいつまで続くかわからないっていうね、
すごいそこはシビアに見てるんですよね。
今はこうやって稼がせてもらってるし、親しくさせてもらってね、
いっぱい仕事案件も取れてるけれども、
このルートっていうのがいつなくなるかわからないし、
その不動産屋さんが自社でね、全部リフォームもやりますっていう風にね、
いずれおそらくなっていくと、世の中の流れから言ってね。
そうなった時にはもう間違いなくうちみたいな霊災企業はどんどん切られていくから、
そうなった時はちゃんと自分たちの力でね、
エンドユーザーを取っていくっていうことをちゃんとやっとかないと生き残れないと。
だからそのためのホームページだから、そこに関しては、
僕が別に矢表に立つ必要もないし、
ましても自分をパッケージにしたような、そんないかがわしい、
キラポエっぽい立て付けのリフォーム会社のホームページは絶対作りたくないっていうね、
それだけははっきり明確にこの岡田社長も思ってたんですよね。
なのでここに関してはもうカンナさんに丸投げで全部任せるから、
もちろん僕は意見は言うし、ここはこうしてほしいっていうことは言うけれども、
基本的にはあなたが考えてくださいというふうに全部丸投げされたんですよね。
なのでね、この石頭のデザイナーと半年がかりでね、
それはもう本当に喧嘩しながら作ったんですけれど、
やっぱりなかなかこの人にこちらの思うことを完全に理解してもらえないまま、
ホームページはできちゃったんですよね。
だから立て付けとしてはそれなりにちゃんとしたものにはなってるんですよ。
これ見て、なんか変な会社だなと思われることは一応ないぐらいのホームページにはなってるんですけれど、
私とか社長がこういうふうに、こういうホームページであってほしいなというものからほど遠いホームページだったんですよね。
ずっとこの何年間かこの方と我慢しながら付き合ってきたんですよね。
でもね、ついに私もちょっと観忍袋の尾が切れるような出来事があったり、
あとはこの人がね、幸いね、なんかもうちょっともう引退モードになってるんですよね、年齢的にもね。
だからちょっとね、地方に引っ越しされちゃったんですよ。
それがきっかけで、なんか打ち合わせとかもね、なかなか都心の方に出てこれないっていう風になったので、
まあじゃあ先にイラストのね、イラストレーターをちょっと探そうと思ったんですよね。
だから次、ホームページをリニューアルする時には、イラストをもうちょっとたくさん入れようと思って、
前からね、あのすごく気に入っていたイラストレーターさんに声をかけたんですよね。
で、そしたら、まあこの方はね、あの書くのは全然構わないんだけれども、
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あのウェブでね、あのホームページ見た時に、イラストって実はね、写真と比べると圧倒的に劣るんだって言われたんですよ。
パッと見た時にね、写真のインパクトにどうしてもイラストっていうのは負けちゃうんだと。
だから闇雲にイラストを入れたからってね、引き締まった良いホームページにならないですよって言われたんですよね。
なので、あの誰かこのデザイナーさん良い方ご存知ですかって言われたんですよね。
で、いや実はっていうことでね、実は婚姻にしているというか、今うちのホームページを作ってくれているデザイナーさんっていうのは今すでにいるんですと。
でもいるんですけど、実はこの人とあの相性が良くなくて、あのはっきり言ってこの方が作ってくれている今のうちのホームページには満足がいってないんだっていうことをこの段階で正直に言ったんですよね。
そしたら、私がイラストを描く、描かないは別として、まあそういうふうにね、あの寸尺さんが今デザイナーさんで、
あまり上手くいってないっていうことなのであれば、良いデザイン事務所を知っているのでご紹介しますと。
ただ、このデザイン事務所さんとまずは寸尺さんというかこのね、うちのリフォーム会社との相性が大事だと。
で、その中でコンセプトに私のイラストがちゃんと合うかどうかっていうことが一番なんで、私のイラストを採用するかしないかは後回しで結構ですと。
ただ、どうやらまずはどういうホームページにするかっていう全体を誰がディレクションするかっていうかね、プロデュースするかっていうかそこが一番大事なんで、
じゃあこの方を紹介しますって言ってくださったんですよね。
わー、親切な申し出だなと思ってもちろんすごい感謝して、で早速ね、その方のまずこの人に声をかけるんだけれど、
一応この人のホームページじゃあ事前に見ておいてくださいっていうことでURLをね、リンクで貼って送ってきてくださったんですよね。
そしたら本当にね、今時のスタイリッシュなかっこいいね、ホームページっていうかデザインを作られている会社だったんですよね。
でわー素敵だなと思ってすごい私好みだったしね、これはいい会社だなと思ったんですよ。
特にいいなと思ったのはかっこいいんですけれど、いろんな業者の仕事をしてるんですよね。
業界の仕事、例えばもちろん私たちのような建築関係の会社のホームページも手掛けられているし、
おしゃれなね、こういう古い町屋とか古民家とかをリノベしているね、設計事務所のホームページももちろんされている。
これはどっちかというと私たちの業界の方の業種ですよね。
でもそれだけじゃなくて、歯医者さんとかね、美容室とかね、あとなんかちょっと幼稚園とかね、
いろんな業態のホームページをね、いろいろ作られているんですけど、
それもそれぞれに個性が立っているんですよね。
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うちのデザイン事務所が作りましたっていうね、デザイン事務所の個性よりも、
その扱っているそれぞれの会社とか団体とかそこの個性がすごく立つようなものをちゃんと作られているんですよ。
なおかつちゃんとやっぱりでもここの仕事だなっていうね、ちゃんとそれがわかるようなすごくいい仕事されているので、
これはすごく良い予感がしたんですよね。
初回あったらね、たぶんすごく若く見えるし、おしゃれな感じの男性が来られたんですけど、
おそらくね、でも最近の人って若く見えても40代だったりするんで、40代前半ぐらいのデザイナーさんが来られました。
ずっとね、長くいっぱいヒアリングしてくれたんですよね。
これはね、今までお付き合いしてたベテランのデザイナーさんとはもう明らかに姿勢が違ったんですよね。
このベテランのデザイナーさんっていうのはもう上から目線で、こういうコンセプトが必要なんですけど、
オタクのコンセプト何なんですかとかね、こういうふうなキャッチコピーがいるんだけど、キャッチコピーちゃんと作っていただけましたかとかね、
ここはもう必ず社長の挨拶を入れなきゃいけないんで、社長の挨拶を何文字ぐらい作ってくださいとかね、
全部向こうからオーダーが来たんですけれども、この若いデザイナーさんは全部どういうふうに作りたいですかっていうことをしっかり聞いてくれたんですよ。
つまり継承してくれたんですよ、すっごく一生懸命ね。
とにかくその人からも、もう本当にリフォーム会社で個性出していくっていうのはすごくすごく難しいんだと。
実際僕もいくつかこういう建築関係の事務所とか、リフォーム会社は今回が初めてなんだけれども、設計事務所と新築小建てのハウスメーカーとかは作らせてもらいましたと。
だけどね、やっぱり難しいと。個性立たせていくというのは本当に難しいので、ここはねとってもとっても大事だからしっかり考えていきましょうということでね。
もう何時間もヒアリングしてくれて、自分がいつもお客さんにヒアリングする立場なんで、すごい新鮮だったんですよね。
とにかく一生懸命聞いてくれて、今日もいっぱいカメラマン連れてきてくれて、色々ね写真撮ったりして、最終的にはね、私が一番最初に声をかけさせていただいたイラストレーターさんをちゃんとこの方のイラストを主軸にしたホームページで構成してくれたんですよね。
なのでね、すごい良いものができそうなんですよね。
だけどね、私がちょっと話が長くなっているんですけれど、今日一番言いたかったのはね、こういう今3,40代が多分一番働き盛りで仕事が油に乗っている年代だと思うんですよね。
これは実際の実年齢って意味じゃありません。いくつになってもね、ういういしい気持ちで仕事している人はいっぱいいるし、すごく若くてもね、いい意味で老成している人もいますからね。
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だから本当の年齢は関係ないんじゃないんですけれど、まあ平均的なところで言うと、今の3,40代というのは一番キャリアが油に乗ってきて、仕事が面白くなってきて、ある程度経験値もできて、冒険心もあって、仕事に対する向上心とか、いろんなものがいい感じで一番バランスがいい時なんですよね。
仕事が本人たちも一番面白い時ですよね。
こういう人たちと仕事している時っていうのはね、やっぱり楽しいなと思ったんですよ。
だから私自身がもうそろそろやばい年齢なんですよね。もう50代のこれからどんどん後半になってきた時に、ベテランの域にも、今すでにもベテランではあるんですけども、もっともっとベテランになってきた時に、
だんだんね、もうね、あの、なんていうのかな、もう自分の中でね、もう次これが来たらこのカード出そうみたいなね、ある程度なんかこう自分の中のね、提携文みたいなのができてきちゃうんですよね。
だからもう新鮮味がなくなってくるんで、ああもうこう来たらはいこれ、じゃあ次はこれ、みたいな感じで、もうなんかこう約束が出来上がっちゃってるっていうか、もう自分の中のチャレンジ心とか、そういうのないんですよね。
今までやってきた仕事の、あの時のプロジェクトをそのままこれをちょっと作り直してやればこれでできちゃうなみたいな、そういう仕事をしようと思ったらできちゃうんですよね。
でもそれじゃダメだなってね、思ったんですよね。
なのでね、今回のこのね、比較的若いこのデザイナーさんとね、ホームページをいろいろ今ね、練りながら作っている。
で、ここにやっぱりこういう志の高い今時のね、すごいあのセンスのいいデザイナーさんの周りにはね、やっぱりすごくいいイラストで、私が最初に声をかけたこのイラストレーターさんしかり、
で、あと今日は撮影でカメラマンさん連れてきたんですけど、これがね、女性のカメラマンでね、今まで私なかなかカメラマンはね、男性がやっぱり多かったんで、すごいそれも新鮮だったんですよね。
でもびっくりするぐらい、なんか写真のセンスも良くって、やっぱり今の人と仕事するって気持ちいいなぁと思ったんですよね。
ね、もうこれも言いにくいことなんですけど、今まで私がね、お付き合いしてたカメラマンさんもベテランで、もうああ運の呼吸で仕事もできるし早いんですよ。
もうひとたび頼めば3、40分で仕事できちゃう。で、今日のカメラマンさんは結局丸一日かかりました。現場での撮影があったのもあるんで余計なんですけれど、もうね、すごい時間かかったんですけど、やっぱりすごくいい写真をいっぱい撮ってるんですよね。
だからこういうね、絶対にネバーギブアップ、ネバーサレンダーみたいな、そういう発想、マインドでね仕事している、油が乗り切ってる若い人と仕事してるのってね、すごい勉強になりましたね。
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自分もこのマインドっていうのは絶対失っちゃダメだなっていうことを、今日ね、ちょっと痛感したので、忘れないようにちょっと配信を入れさせていただきました。
やっぱりね、仕事っていくつになっても惰性でやっちゃダメだなっていうね、いつまで経ってもうゆうゆしい気持ち、あとどうしてもね、年齢だけはね、これはとっていくことは仕方ないんでね、歳は必ずとっていくんで、だけどなるべくね、こういうフレッシュな若いね、感性、新しいやり方、新しいこのIT技術とかね、あのノウハウとか、そういうのを持っている人たちをね、常に横で仕事を見させてもらうっていうね、
それだけでも、心はね、なんかフレッシュでいられるなっていうふうに思いました。
はい、というわけでね、仕事は常にね、脂が乗り切った若い人たちから学ぼうというね、そういうテーマでお話ししました。はい、ごきげんよう。
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