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イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。
作・絵と初めて両方自分でやらせてもらいました絵本 「うんぴー」がパイインターナショナルより発売中です。ぜひよろしくお願いします。
今日もAppleのU1000のイヤホンマイクで収録しています。 なんか音質良さそうですね。こちらはですね
とあるコミュニティでお世話になっています。 音声配信の情報通である
スタエフ友達のみみこさんにお勧めいただいて購入したものです。
みみこさんもスタンドFMで毎日配信をされているんですけど、私はみみこさんの声が好きで聞かせていただいています。
私も音声配信を始めたばっかりで超初心者なので、いろいろ質問したりして教えていただいたりしてるんですけど、立派なマイクを買おうとしてたんですが、2、3万くらいするね。
でも私の原さんの声だったら、多分AppleのU1000イヤホンマイクで十分かなり音質上がりますよっていうふうに言っていただけまして、
みみこさんの言う通り、素直なので言う通りに買って、今これでやってみています。結構音良さそうですね。
しばらくはこれでやっていこうかなと思っています。 さて今日の本題はですね、前回に続きまして
旅先でしてかしたひどい忘れ物のお話をご紹介したいと思います。 どうぞお付き合いください。
前回はですね、私は旅に出ると大きな失敗をするんだということに気づきましたというお話をしました。
親戸から親戸のスリッパを履いたまま帰ってきてしまったという話と、これはいわゆる靴を忘れてきたということですね。
もう一つは娘を連れて初めての海外旅行に行った際に、グアムの手荷物検査場にiPad Proを忘れてきたというお話をしました。
どちらもひどいですね。
iPad Proがね一番私の中では正規の一大忘れ物なんですけど、ちょっとねそのことで一つ思い出したことがあったのでそれを3つ目で紹介しようと思っていました。
今日は後編ということでそちらのお話をします。 これはですね、実は失敗反省カルターで思い出したものではなく、結婚する前20代の頃の独身の時のお話です。
20代の頃、北欧に旅行に行ったことがありました。 フィンランド、デンマーク、スウェーデンと3カ国行ったという旅でした。
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ここでですね、最初がフィンランドだったんですけど、フィンランドのホテルに会社の携帯を忘れ、そのままスウェーデンに行ってしまったという大失敗を示唆しました。
スウェーデンへは船で移動したんですけれども、まあ船の中で宿泊して移動するというものだったんですが、船の部屋に入り荷物を広げたところで気づきました。
あっちゃーって感じでしたね。
で、なんとかホテルに電話をしまして、とにかく出たすぐだったので、部屋に置いてきたということまではわかったんですが、
ちょっと私の拙い英語では、それをどうしたら、一体どうしたらいいのかっていうのまで話すことができず、
とりあえず確保してくれということをなんとか伝え、その後、私のツアーガイドから明日電話を入れるからというようなことを伝えてきりました。
私の考えた作戦はですね、フィンランド、スウェーデン、デンマークという順番で回ったんだったかな。
で、最後日本に帰国する前にフィンランドに戻って、フィンランドから日本に飛ぶという航空券を予約していたので、
一度フィンランドに戻ってくるぞと、ピックアップするならそのタイミングしかないというふうに考えました。
ただ、乗り継ぎの時間がそんなに長くなく限られた時間しかなかったんですね。
で、いろいろいろいろ計算すると、50分、空港から外に出てホテルに取りに帰って戻ってくるまで50分しかないと、
それで取れなければアウトだということが分かりました。
で、これはですね、ちょっと自力で出したのではなく、フィンランドでたまたま申し込んでいたオプショナルツアーでお世話になった日本人のガイドの方がいらっしゃったんですね。
で、その方のたまたま連絡先をちょっと聞いていたので、その方に実は電話をして、
こういう理由で空港に滞在している短い時間の間にあのホテルまで取りに帰りたいんですけど、行けますかねっていうことを相談し、
50分だったらギリギリ行けますかねっていうことを教えていただき、なんとかその作戦で行こうというふうに決めたのでした。
後から送ってもらえばよかったんじゃないのっていうふうに言われたこともあったんですけど、
これがですね、会社形態だったので、会話に忘れてきたなんて会社に言えないと思ったわけです。
あと、かなり忙しい時に無理やり休みを取って行った旅行だったので、もうとにかく戻ってすぐ連絡をしなくてはいけないし、
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ちょっとね、いろいろ困るなということがありまして、とにかくその日のうちにピックアップして帰りたい、で何事もなかったように帰国したいと思ったわけですね。
この50分間で空港を出てホテルに行き、とにかくすんなりと携帯を返してもらい、すぐにタクシーに乗って戻るっていうふうにしないと間に合わないということが分かっていたので、
とにかくそのツアーガイドさんにはちょっとかなりご協力をいただいて、私はフィンランド語も英語も喋れないので、
その方にホテルのフロントに原あいみというものがいついつの時間にタクシーに乗って取りに来るので、すぐにパッと渡せるようにしておいてくださいというとこまでは話をつけていただきましてですね。
で、私はとにかくタクシーを捕まえて行って戻って50分っていうのをやるというふうに、フィンランド最後の帰国前日の最後の日、ドキドキのドキドキのトライアルがあったわけですね。
で、えーと、同行してた人はもうたまったもんじゃないですよね。もう勘弁してくれっていう感じだったと思います。
なんですが、まあ、あのね、一緒に来てもらってタクシーに乗り込みました。で、運転手さんに拙い英語で事情を説明し、50分でいけるかっていうふうに聞いたら、
タクシーの運転手さんがキラーンと目を輝かせて、おっちゃんですよ。キラーンと目を輝かせて、親指をキュッて立てて、
任せろっていう感じに、なんかね、スイッチ入っちゃったみたいで、とにかく任せる50分だなっていう感じになりました。めちゃくちゃかっこよかったです。
ほんとね、いつも私はいろんな人に助けられてなんとかなってるんだなというふうに思い返します。
それで、えー、無事、そのタクシーのおっちゃんのおかげでですね、かなりスムーズにホテルに行き、ピックアップして、
なんかね、確か紙袋かなんかに入ってて名前が書いてあったなというような記憶があります。すぐに渡してもらって、すぐにタクシーに戻り、
空港に戻って、なんとか無事、セーフ、セーフなのかな?わからないですけど、というようなことがありました。
これも、えー、GUAMのiPad事件が起こるまでは、これがトップ1だったような気がします。
と言ってもね、忘れてたんですけどね、実は。あの、今年のお正月に、えー、実家に帰って、失敗反省カルタの話で盛り上がっていた時に、
うちの父親に、そういえば、あのフィンランド行った時に携帯忘れたよなーっていうふうに言われて、それで思い出しました。
いろんなことをやっているなーというふうに、反省してるんですけどね、その時は毎回、うん。
なかなか直らない理由の一つに、このなんとかなってしまったというところがあるんじゃないかなというふうに思います。
これで本当に会社携帯がなくなってとか、iPadがなくなって、戻ってこなくて、ものすごい痛い目にあったっていうことになると、
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もっと反省するんじゃないかなという気がするんですが、毎回ね、もうなんとかかんとかリカバリーして、どうにかなるんですよね。
それが直らない原因の一つかなという気もいたします。
なんでね、旅行に行くたびにこんな大失敗をするのかっていうのを、ちょっと原因を考えてみたんですけど、
20代、30代と、とにかくめちゃくちゃ仕事を詰め込んでいました。
もう日常的に、若い頃は特にですけど、少しでも絵を描くチャンスがあるのならっていう感じで、
本当に締め切り、普通だったらもうこれは断れよっていうものも含めて、無理やりギューギューに仕事を入れていました。
それで十何年とずっとやってきていたような気がします。
なので、とにかく出発前もめちゃくちゃ余裕がないっていう感じですね。
いつもバッタバタで本当に行けるの?っていう感じで旅行に飛び出すっていうのばっかりやってきたなというふうに思います。
このねフィンランドの旅行も、ちょっとこの話を思い返すために日記を出してきたんですけど、
なんか前日までものすごい大きな修正が、漫画の修正が入っていて、
なんとか終えて、タクシーで夜中に家に帰り、そのタクシーの中でリポテト、カロリーメイトを食べて帰宅し、
そこから初めてやっと全ての煮作りをして、朝4時までかかったっていうふうに日記に書いてました。
めちゃくちゃですよね。それで北欧に飛び立つって。
そういう生活をしていたこと自体が、もうとにかくそういう大失敗を起こす原因なんじゃないかなというふうに思います。
なので、今はフリーランスになったっていうことと、年齢的に正直そんなにもう無理ができなくなってきたので、
むちゃくちゃな詰め込みはしないようになりました。
そうすると、ちゃんと余裕を持って数日前から準備するとか、多分普通の人が普通にしていることがやっとできるようになったような気がします。
なので、とはいえいろんな失敗をしているんですけど、昔よりはマシになったなというふうに思っています。
あともう一つは、こんな失敗をたくさんするくせに、忘れ物なくしものが多いくせに、なんか自分に自信があるんですよ。
なんとかなるだろうって思ってるっていうね、そこがもう自分でも不思議なんですけど、若い頃はずっとそうでしたね。
すごく忘れ物をするんだから、こういう対策をしようとか、荷物を減らそうとか、なんか手で持つ荷物を、カバンはやめようとか、
なんかそういうことをすればいいのに、そういうことができないんですよね。できないまま失敗をしてしまうというような、そういうところが原因の一つかな。
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二つ目かなと思います。
あともう一つが、すぐ妄想モードになってしまうんですよね。これはもう日常からそうなんですけど、もしかしたら漫画とか書いてる人のあるあるだったら嬉しいなとは思うんですが、
ちょっとふと何か思いついちゃったり、何か面白いことを見かけてしまったら、その続きを妄想し始めちゃったりとか、
なんか、もうあっという間にパチンとスイッチが妄想の別世界に入ってしまうんですよね。
なので、例えば旅行先とか、何か工程を考えなきゃいけないにもかかわらず、面白いことがあるとフワーッとそっちの世界に頭が行ってしまって、
っていう状態が日常的に多々あるなということに、最近は気づいております。
なので、もう年齢的にもね、さらに忘れ物、もの忘れひどくなっているので、ちゃんと今やるべきことを意図的に考える。
他事考えない。しかも予定はぎゅうぎゅう詰めにしない。そして自分を過信しない。
というところを肝に銘じて、2024年は大失敗がないように気をつけたいなと思っています。
はい、ということで2回にわたり、旅先で起こした忘れ物のお話を紹介させていただきました。
誰かの何かの役に立つかどうかは分かりませんが、こういうことがないようにと、ぜひお気をつけいただけたらと思います。
イラストレーターの原絵美でした。フォローやコメントいただけると嬉しいです。ではまた次回。