クライアントワークの始まり
イラストレーターの原あいみです。絵本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えるお仕事をしています。おはようございます。お疲れ様です。
今日はですね、イラストレーター話になるんですが、クライアントワーク、いわゆる企業さんとかね、そういったお客様から課題をいただいて、絵で答えるというね、そういうお仕事の面白さについて改めてお話ししてみようかなと思います。
と言いますのも、先日ですね、長くこのクライアントワークでお世話になった自分のご担当者様がですね、定年を迎えられて退職されることになったんですね。
その方とはもう6年以上かな、長く連載的な企画をやっていて、あんまり世の中に広く見られるお仕事ではないんですよ。雑誌とかウェブとかで一般の方が読めるものとかとは違うので、ちょっとマニアックな企業のお仕事なんですけど、もう6年近く連載のようにずっと一緒に作ってきたんですね。
なのでもう本当に感謝の気持ちがありまして、その方に感謝の気持ちを込めて贈り物として絵をプレゼントさせていただいたんです。それが無事届きましたというお喜びのメッセージが来ましてですね、喜んでもらえてよかったなというふうに思っておりました。
お客さんがですね、もう本当にこの6年すごい楽しかったっていうメールをくださったんですよ。私もそうでした。このご担当者様とは企画を本当に一から一緒に立ち上げて、かなり大きな企業のお仕事なんですけど、
その大きな企業の中で言うとちょっと本流とは違うね、隅っこの方でこっそりやってたみたいな企画だったんですけど、最初の頃はなのであんまり本流に見つからないように言ってたら変なんですけど、細々とやっていこうみたいな感じで、
こそこそやっていたんですが、私の絵でいろいろ伝えなくてはいけないことを毎回1枚のシートにして仕上げるみたいなそんなお仕事だったんですね。それが非常に評判が良くて、どんどん評価が上がっていったんですよ。
そして何年か経ったら、こそこそやっていたはずだったのに、結構本流の部署の皆様からも注目していただけるようになったり、最終的にはその私の担当者さんがですね、大きな事業部での発表会で、なぜこれを立ち上げたのか、どうやってこのイラストレーターさんを連れてきたのかみたいな、そんな発表の場までプレゼンテーションできるような、
なんかそんなところまでね、行かれたんですよね。それがもう本当に一緒に立ち上げて、そこまでになったっていうのが本当に嬉しくて、なんか漫画編集と漫画家みたいな、なんかそのような、そのくらいのね深い絆だったなというような気がしているんです。
なので、1個ね、絵をどうしても送りたいなと思って描いたわけなんですね。
こんなお仕事って、クライアントワークならではの面白さだなと思うんですよ。
私はもう10何年、20年近くイラストレーターとして仕事をしているんですけど、
企業さんの案件が多いんですね。もうそちらの方の商業的なイラストをずっと描いてきているので、その面白さっていうのをね、ちょっと改めて考えて話してみようかなと思います。
一番嬉しいのはですね、私の仕事がそういうものが多かったっていうことですけど、商品をPRするとか、サービスのちょっと分かりづらいサービスをね、分かりやすく説明したりとか、
あなたの生活にこれが入ってくるとこんな良いことがあるよ、みたいなのを、何て言うでしょう、功か功能とかはね、伝えられなかったり、役次の関係で聞いたとかね、そういうことは言えない中でどう伝えていくかみたいなことをね、一生懸命頭ひねって作った上で、出来上がったものの成果が見られた。
要は売れましたとかね、加入が多くありましたとか、なんかこう人が動きましたとかね、本当に結果が出た時にもうね、ほんとガッツポーズでシャーって思うんですよね。これがもう本当にクライアントワークやっていて一番面白いところですね。面白くて嬉しい瞬間です。
あとはですね、私はただ絵を描くだけではなくて、デザイン会社時代にディレクターをやっていたので、お客さんと本当に直接対話をして、課題を聞き出してヒアリングして描いていくみたいなことが多いんですね。
そういう時は本当にメーカーさんとか企業の方からね、言いたいことまず全部全部言ってくださいっていう感じでね、もう全部聞くんですよ。吐き出してもらって、マニアックな話とかもね、メーカーさんとかだと、例えば素材の話がもうね、そんなの消費者に言ってもわかりませんってばみたいなことももう一旦全部聞くんですよね。
皆さん思いがあるので、ものづくりされている方は特に。それでこれもね、ここがすごくて、ここがこうなってて、みたいなの全部全部一応言ってもらって、だけど消費者にはね、ここまで言っても多分わからないですよとか、なんかそういうところをバッサバッサと、もう申し訳ないんですけどカットしていったり、要約したり、大胆にね、あの言い換えちゃったりとかして、でまとめさせてもらうんですよ。
で、それをね、頭使う、すごい頭使うんですけど、うんうんと考えて出来上がったものを、その皆さんにね、見ていただいた時に、なんかこう、あ、そう伝えるの?とか、うわ、そうそうこういうことなんですよ!みたいな、なんかちょっと驚かれるような、なんかもうすっきりしたような、そういう感じの反応をいただけた時に、なんかね、こう職人技を認めてもらったような。
でしょ?って、なんかね、でしょ?めっちゃ考えたもん!みたいな、そんな気持ちになるんですよね。その時がね、こうアドレナリンが出るというか、めちゃくちゃ面白いんですよね。
でもこれって、多分、全部全部聞き出して、聞き出した上で考えて、こうなりましたって見せるから、皆さん納得していただけると思うんですよ。
なんか表面だけペロッと聞いて、で私がこう簡単にまとめちゃうと、いや、そういうことじゃないんだよなーって多分なると思うんですよね。なので、本当に難しいんですけど、全部聞き出すっていうのがね、とっても大事なんだと思うんですよ。
それをやるっていう作業が、まあ難しくて面白いんですけど、そういった時に、これはね、自分から何か表現で生み出す作業とは違って、対お客さんがいてこそできる作業なので、これがね、まあ面白みのもう一つのところかなという気がします。
全職デザイン会社にいた時はですね、結構ね、まあまあ大きな有名な企業さんのお仕事をたくさんやらせていただいてたんですよね。
長年の関係と今後の展望
そうなってくると、いろんなね、社内政治みたいな、なんかそういうので、ここまで言っちゃうと多分上からNGが出るとか、なんかいろんないろんな人間関係とかも先々をこうなんていうか観察して、なんか上手いこと通せるようにしつつ、この目の前のこの方のやりたいことを叶えるみたいな、
なんかそういうことも割とね、このクライアントワークの面白さだったなという気がしますね。で、えーと、こう作ったものこれに対してこういう意図だっていうふうに説明すればきっと納得してもらえるはずみたいな、なんかそういうところもね、私結構丁寧に書くんですよ、文章で。
で、私はプレゼンできない場合も結構あるので、あとは担当者さんに託してプレゼンしていただいて、で、うまく通りましたとかなるとね、なんかもうよっしゃーみたいな、もう担当者さんと本当に同士みたいな感じになっていくんですよね。
なので、クライアントワークを一緒に長年やってきたお客さんとは、このご担当の方とはね、本当になんか結構仲良くなるんですよね。なので、今でもお客さんがご退職された後とかでも、自分がデザイン会社辞めた後でも、なんか結構ね、関係が続いている方はね、私すごく多いんですよね。
この前の夏にやった個展でも、なんか本当に歴代のね、かなり昔のお客さんとか当時一緒にいっぱい考えたっていうね、お客さんがたくさん来てくださいました。なんかね、長年長年こう頑張って企業さんの仕事をやってきたからこそね、皆さんこうやって私の作品として絵で発表する場にもね、喜んでおめでとうって来てくれたんだろうなって思うとね、
まあ大変でしたけど、何十年とね、クライアントワークやってきてよかったなという気がいたします。
はい、今日はですね、イラストレーターのお仕事の中でも大企業さんのね、お仕事を長くやってきた私ですので、その面白みについてお話ししてみました。
最近はね、ちょっとこういうお仕事は若干減らしているので、あんまり売り込み等々強くしておりませんが、またね、やっぱりね、やりたくなるんですよね。
なのでこの塩梅は、自分の作品の絵と、あとは企業さんの課題をね、解決するっていうのと、両方バランスを保ってやっていけたらいいななんて思っております。
何かね、これはというものがありましたら気軽にお声掛けください。
はい、スケジュールが空いてる時だったらお答えできると思いますので、気軽にね、DMとか送っていただけたらと思います。
イラストレーターの原井美でした。また話します。