1. イラストレーター原あいみの話
  2. 巨大なクモとキャラクターの話..
2025-06-28 12:50

巨大なクモとキャラクターの話 #197

事務所の玄関にギョッとするほどの巨大なクモがいて動きません。。。普段ならもう、怖くてちょっと事務所に通うのやめようかなと思うレベルのクモなのですが、そのクモがキャラクター化されて脳内変換されたことで、怖くなくなり、むしろ今日もいるかな?とちょっと楽しみにさえなっている。ということに自分で驚いています。

[関連放送]
#145 思春期子どもと更年期親[イライラしない声掛けの秘訣] https://stand.fm/episodes/67fe2130417f2ca2664a10f6

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猫と爬虫類 井上アフターバーナー
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サマリー

このエピソードでは、主持者が事務所のエントランスにいる巨大なクモについて話し、そのクモに対する感情の変化を描写します。また、YouTuberの井上アフターバーナーの影響を受けて、クモをキャラクター化し、面白く感じるようになった過程を共有します。

巨大なクモの発見
今、私はですね、自宅ではなく、事務所兼アトリエとして借りているお部屋に、毎日出勤するというか、通う形でお仕事をしています。
で、この数日前からですね、そのアトリエの事務所のエントランスに、めちゃくちゃでっかいクモが壁にね、張り付いて動かないんですよ。ずっといるんですよ。
で、大きい、めちゃくちゃ大きいってどのくらいかっていうと、全長12、3センチくらいで、大きくないですか?普通にワクモっている大きさじゃないんですよ。
で、体?なんだ?ボディ?ボディはね、4センチくらいあるんですよね。で、茶色くて、なんかちょっとタランジュラみたいな、ちょっとギョッってなるクモがいるんですね。
ちょうどそのクモの存在を発見した日は、すごく出たり入ったりすることが多い1日で、打ち合わせに行ったりとか、お昼ご飯食べに行ったりとか、コンビニにスキャン取りに行ったりとか、なんかすごい出たり入ったりしてたので、そのエントランスを何度も何度も通ったんですけど、ずっといるんです、同じ場所に。
嫌だなぁと思って、なんか怖いなぁと思って、なるべく近づかないようにしてました。
なんですけど、私虫は苦手で、特にそんな大きい虫は怖いんですけど、少し前に放送でちょっとお話ししたことがあるんですが、娘が大好きなYouTuberさんで、猫と爬虫類井上アフターバーナーだったかなっていうタイトルで配信されている方がいらっしゃるんですね。
その配信はとっても面白くて、猫とまさに爬虫類、ヤモリとかイモリなのかな、あとタランチュラかな、すごい大きなクモを飼っていらっしゃって、その猫やヤモリやタランチュラにアテレコ、セリフをつけて喋らせてるっていうYouTuberなんですよ。
すっごく面白くて、飼い主さんに対して、「おいちょいわれ、何見とんねん。」とかそういう感じの、なんか不思議な関西弁、外国人が喋った関西弁みたいなアテレコがついているんですね。
それを見せられた時も、最初は猫は可愛いですよ。ヤモリも最初ギョッとしたんですけど、よく見てたら可愛くなってきて、タランチュラはちょっと見たくないって思ったんですけど、そのセリフ回しがすごい面白くて、なんかずっと見てたら可愛くなってきたんですよね。
で、もちろん、この井上アフターバーナーさんは、タランチュラとか、そのクモが、タランチュラで合ってんのかな?すいません、間違ってたら。で、そのクモがね、美しいと思って飼ってらっしゃるので、もうなんでしょうか、可愛らしく愛おしく動画を撮ってるんですよね。
なので、それを見ていたから、ちょっと耐性がついてたんですよ。で、エントランスにいるそのクモね、普通だったらもう、もうほんとちょっともう、通うのやめようかな、クモがいなくなるまでって思うくらい気持ち悪い感じなんですけど、その井上アフターバーナーさんの喋るタランチュラ君を見ていたから、なんか可愛くね、見えてきたんですよ。
で、もしかしたら、この子もなんか喋ってるかもしれないと思って、私がちょっと近づいてじーっと、うわ、なんかすごいクモだなと思ってじーって見てたら、もしかしたらね、「ちょいわれなに見とんねん、それ以上近づくと飛びつくぞ!」とか言ってるかもしれないって思ったら、なんか面白くなってきて、それ以来、今日もいるかな、また帰る時いるかなって、なんか若干楽しみになってきたんですよ。
で、時々、こういうなんか巨大な虫って、なんでずっと動かないんだろうっていう感じで、じーってそこに止まってるってことありますよね。見かけることありませんか?
私も子供の頃、実家のね、家の物置の扉のところに、なんかすごいでかいガみたいな、でもね、一般的なガじゃない、あんまり見たことない不思議な、それこそ10センチ以上ある虫がね、ずっと止まってたことがあって、みんなで、お兄ちゃんだったかな、なんかなんであいつ動かないんだろう、怖い怖いって言いながらも、ずっと気になって、
一体あの子は何やってるんだ、宇宙人かもしれないとか、あそこにもしかして卵産んでるんじゃないかとか言って、ずーっと何日も動かない虫を見て、なんかいろんな妄想をしたのをね、思い出しました。
なので、このクモもね、何やってるんでしょうね、早くどっか行けばいいのにって思うんですけど、数日間ね、同じとこにいるんです。
で、ちょっとだけはね、動いてるみたいなんですよ。この前、普通クモってパッと足を広げてね、壁にくっついてますよね。で、この前の帰りには、なんか足がちょっと交差してたんですよ。右下に少し動こうとしてるポーズで止まってたんですね。
だからなんか一応動いてるし、なんか意思はあるんだなぁと思って、まあとにかくイノウエアフターバーナーさんのYouTubeのおかげで、私は怖がらずにそのクモを見ることができてるんです。
でもこれって結構すごいことだなぁって、なんか思ってまして、このクモがね、普通のただの虫のクモだったらめちゃくちゃ怖くて、もうすぐにでも駆除しなきゃっていう気持ちになるところを、こうキャラクターになってるんですよ、要はね。
キャラクター化のプロセス
なんて言うんでしょうね、その性格づけをして、その子自体に感情があるというふうに物語がつくと、怖くなくなるんでしょ?っていうことですよね。で、私思い出したんですけど、学生の頃、大学の頃、一応あの美術コースみたいなところにね、通ってたんです。
美大ではなくて、普通の大学の美術の教師になるためのコースみたいなところに4年間通っていたんですが、そこはですね、卒業政策ではなく卒業論文だったんですね、ちゃんと。で、大した論文書いてないと思うんですけど、一応テーマがですね、キャラクタービジネスについてのなんちゃらかんちゃらみたいな、なんかそんなんだった記憶があります。
もうあんまり覚えてないっていうレベルなんで、大した研究してないんだと思うんですけど、で、その時にキャラクターの発祥とか、なんかキャラクターの歴史とか、で、キャラクターとはそもそもどういったものをキャラクターと呼べるのか、マスコットキャラクターですね、そういうビジネス的な。
それの定義みたいなのをね、考えたことがあるんですよね。ちょっと忘れちゃったんですけど、今すごい読み返したいんですけど、で、その時に、例えばただの丸は円形という形だけど、そこに点々2個って顔がついたら、ちょっとこう愛着が出てきますよね。
ただ、でもそれはキャラクターと言えるかっていうと、ただのまだ絵なんですよ。で、どうなったらキャラクターって言えるのかみたいなのを最初にね、冒頭に考えていくみたいな、確かね、なんかスタートだったんですね。
で、ちょっとあんまり覚えてないんで、もう一度改めて考えたんですけど、要は、ただの絵とキャラクターと何が違うかっていうと、その子に感情があったり、性格付けができたり、そして名前が付けられたり、で、その子自身に物語性があったりして、見てる側が愛着を持って、そのものに対して感情や物語を想像できる状態になると、
キャラクターと呼べるかもしれないみたいな、なんかそんなことをね、やったなーっていうのを思い出したんです。はい。なので、この雲、雲にはまあ目とか鼻とか可愛いのはないんですけど、同じ実写にも関わらず、そう喋ったりするかもしれないっていうその様をYouTubeで見ていたから、その雲をキャラクター化できてたんですよね。
そうなっただけで、なんでしょうね、もしじゃあこの子を駆除しなきゃいけないってなった場合、バーンって殺虫剤とかで殺すっていうのはもう想像できないんですよね。なんか髪とかそーっと近づけて、あ、こっちにちょっと移動していただけますかとか言いながら、ちょっと外に出てもらっていいですかね、みんなちょっと怖がってるんでみたいな、なんかそんな対応が頑張ったらできるかもしれないっていうところまで今来てます。
そう、キャラクターってすごいなっていう、今日はね、そんなお話なんです、実は。はい。
私、お仕事でキャラクターデザインをするっていう仕事をね、結構たくさんやってきているんですよ。なので、キャラクターおよび自分が描いている絵の持つ力っていうのはものすごいものだっていうのを信じて、これをね、なりわえにしてるんですよね。
新卒の時に、情報士の製作会社に最初私入ったんですけど、そこで今、今じゃない、全職勤めていた、23年間勤めていたデザイン会社に転職をすることになったんですが、そのデザイン会社さんに初めて訪問させていただいて、ご挨拶とかに行った時に、
やっぱり私こういう業界で働きたい、このデザイン会社に行きたいってすごく思ったんですよ。そこの会社はすごくかわいいキャラクター商品を作っていたり、キャラクター自体を描いていたりっていう現場を見たので、もう本当にここに来たいって心から思ったんですね。
で、案内してくださった方とか偉い方に謝礼の謝礼状、お手紙を書いたんですよ。で、その時は採用していなかったので、私が転職できるっていうチャンスはもうないって分かってたんですけど、いつか、もしかしたらそういうチャンスがあったら転職を希望していますっていうことをね、お伝えするのと、印象付けなくちゃっていうのもあって、
結構熱い、私は絵を描いて生きていくんだっていうのを、なんか手紙に書いて送ったのをね、思い出したんです。で、その時に、なんか、ただの消しゴムだったら、ただの消しゴムだけど、そこに愛着のあるキャラクターとか絵柄がもしあったら、それが筆箱に入っているだけで、もしかしたら、その例えばそれを持っている小学生の子が、
一日ね、にこって笑えるかもしれないし、その消しゴムが大好きなキャラクターだったら、学校に頑張っていこうって思えるかもしれないみたいな、その絵の持つ力って実はものすごいんだみたいな、なんかそんなことをね、すごい恥ずかしいんですけど、なんか心のお医者さんになりうるんだみたいな、私はそんな仕事をしたいみたいなことをね、書いたのをね、思い出したんです。
その雲を見て、で、なんか、あ、やっぱりキャラクター、キャラクターライズって言うんですかね、キャラクター化するって、ものすごいね、力を秘めているお仕事なんだなーって、なんか改めて思い出しましたという、はい、そんなお話です。なんだかちょっと不思議な内容になってしまいましたが、今日の話は以上です。
雲との関係性
雲は今日もいるんでしょうかね、なんかね、いろいろ通るたんびに、今日は何喋ってるかな、どういう設定かなっていうのを考えながらね、見るのが楽しみになってます。なんか、例えばですけど、ワイの嫁さん、出ててもて、どこにいるか探してまんねん、みたいな、なんかそんな感じかもしれないって思ったら、毎回ね、奥さん見つかりました?とか、なんかそんな思いで通るんですよね。
そうなると本当に怖くなくなってて、だからって近づきたいわけではないんですけど、なんかいなくなったらちょっと寂しい気持ちになりそうだなと思ってます。今日も事務所に行く予定なんですが、あの雲がいるかどうか楽しみに向かいたいと思います。イラストレーターの原海でした。また話します。
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