1. イラストレーター原あいみの話
  2. アルコールインクアートを体験..
2025-09-25 12:42

アルコールインクアートを体験。自分で作った柄で洋服をつくるワークショップ

以前からやってみたかった「アルコールインクアート」を体験しました。ワークショップの企画自体が興味深く、今後自分が何かを企画する際に参考になりそうだと気付いたポイントを話してみました。

[Maker’s Base]
https://makers-base.com

[インクアートでつくるパンツ/スカート]
https://makers-base.com/for-personal/workshop/archive/9681/

[他にも魅力的なワークショップがいっぱいです]
https://makers-base.com/for-personal/workshop/archive/

#イラストレーター
#アルコールインクアート #インクアート
#ワークショップ
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サマリー

このエピソードでは、アルコールインクアートを体験するワークショップについて語られています。参加者は、MAKERS BASEでの体験を通じて創造性を引き出すプログラムの魅力を感じています。アルコールインクアートを使って、自分のアートで洋服を作るワークショップが開催されており、参加者は独自のデザインを創作し、思い出とともに唯一無二の作品を手に入れる楽しさを味わっています。

アルコールインクアートの体験
イラストレーターの原あいみです。
本や書籍、キャラクターを作ったり、難しいことを分かりやすく、漫画やイラストで伝えたお仕事をしています。
おはようございます。
今日はですね、少し前に参加をした、ちょっととても面白かったワークショップのお話をしようかなと思います。
以前からずっとやってみたかった、ある技法がありまして、
それがアルコールインクアートというやつなんですけど、
それを体験しながら、かつ自分で作った柄でパンツとかスカートが作れるという、
そういうワークショップがありまして、そちらに参加をしてきました。
これがね、とっても面白かったんです。
どこでやったかと言いますと、目黒にあります、MAKERS BASEという場所で開催されているワークショップです。
このアルコールインクアート以外にも、すごいね、大人女性がやってみたくなるワークショップがね、
すっごい上手にプログラムたくさん組まれてて、これ上手だなっていう、
プログラムを眺めていても、この企画がめちゃくちゃ上手いなと思って、
そういう意味でも、このMAKERS BASEさんというのが気になっていまして、結構前から。
で、ちょうどこのアルコールインクっていうのをね、やってみたかったので、
こちらにね、初めて参加してきました。
まずアルコールインクアートっていうのがどういうものかっていうのを簡単に説明しますと、
コピックマーカーってご存知ですかね。
これアルコールインクが使われているマーカーなんですけど、
結構ね、漫画家さんとかがよく彩色に使っているマーカーですね。
ペン、油性マーカーです。
そのインクを使って、アルコールと一緒に、
なんて言うんでしょうね、紙ににじませたり、風を当てて、
インクをふわーって飛ばしたりとか、
こういった感じで自然発生していく模様を楽しむみたいなね、
そういう表現のアートなんですよ。
で、これね、ちょっと昔から興味があって、
なんとも言えない、とにかく色の組み合わせと、
その時偶然出来上がった柄みたいなのを楽しんでいくっていう感じのものなので、
変な話、高い技術はいらないような感じなんですよね。
もちろん、それでプロフェッショナルで表現活動されている方は、
その方なりの表現に、多分ね、到達しているんだと思うんですけど、
いい意味で、素人が初めてやっても、
なんとなくかっこよく決まるみたいな、そういう感じなんですよ。
なので、このワークショップ自体も成立しているっていう感じなんですね。
そんな感じで、ちょっとアルコールインクアート自体やってみたかったのと、
お洋服が作れるっていう、そういうプログラムになっていること自体で、
面白いなと思いまして、参加を決めました。
自分だけのオリジナルアート
参加費は7000円だったんですけど、
この7000円で、1つ何か、パンツとかね、1点ものが作れるんです。
で、2点目、3点目と、色んな型が決まっていて、
パンツとかワンピースとか、スカート、ショートパンツ、
あとバッグとか、Tシャツにプリントするとか、色々あるんですけどね。
それを追加して選んでいくごとに、
チャリン、チャリン、チャリンとお金がかかっていくみたいな、
そういう仕組みでした。
で、まず言って、思ってたのと違ったなっていうのをちょっと紹介しますと、
私ね、こういうの、ちゃんと説明読んでるつもりなんですけど、
ちゃんと読んでないんでしょうね。
勝手にね、布にやるんだと思い込んでたんです。
布に実際その場でインクでね、柄をつけていくのかなーって勝手に思ってたんですけど、
今日説明読み返したら、ちゃんとね、紙にアートをやるって書いてましたね。
B5サイズ、A5かな、A4の半分くらいのサイズに、
3枚専用の紙を渡されて、3柄自分で作れるんですね。
で、そのA5サイズの中で、インクをポタポタと垂らしたり、風を当てたり、
あとちょっとラメみたいなね、ゴールドとかを入れたりしながら模様を作っていくっていう感じで、
それを選んで、最後撮影をしてデータ化し、そのデータを主催者さんにお渡しして、
後日プリントしたものが届くっていうね、そういう流れでした。
まあでもこれって、たぶん事細かに書いてしまうと、
なんだ撮影したデータをプリントするんかっていうふうに思われてしまうと、
ちょっと集客に関わるのかもしれないですよね。
私みたいに、なんかね、この映像とか見てて、
布にやっていくんだなって勝手に想像してしまってたっていう感じの人もいるんじゃないかな、
いるような気がするんですけど、その方がなんかワクワクしますよね。
だから、宣伝の仕方も上手だなというふうには思いました。
あと、思ってたのと違うっていうか、それの一つが、
撮影するのが、撮影ブースみたいなのがね、
照明が付けられる箱が用意されてるんですけど、
そこに自分でアートを入れて、自分のスマホをセットして自分で撮るんですよ。
自分でちょっと明るさとかも調整して、
自分で撮ったデータを先生にエアドロップでピュンって送って、
私はパンツとこのスカートが作りたいですみたいな、
それ指示を書いて終わりみたいなね、そういう感じでした。
自分で撮るんかいってちょっと思いましたね。
でも、何というかね、このワークショップ自体がすごく上手いなと思ったのが、
極力構図を減らしてるんですよ、その主催者側の。
そして、でも参加者さんは自分だけのオリジナルアートを作ったっていう満足感を
しっかり持って帰られるみたいな、そこの塩梅がめちゃくちゃ上手いなって思いました。
自分は絵を描く側の人間なので、ワークショップとかをやる予定はあまりないんですけど、
もしそういう機会があった場合に、とっても参考になるなと思いました。
だってね、自分たちで撮影させて、じゃあチェックさせてくださいってスマホを見させてもらって、
で、ぴゅんってエアドロップで飛ばしてもらうっていう、めちゃくちゃ楽じゃないですか。
しかも、何でしょう、責任も負わなくていいっていうね、撮影自体の。
自分たちで撮るわけですから、そこまでがワークショップですよっていう感じなので、上手いなと思いましたね。
だからすごくね、楽、運営側が楽なんじゃないかなって思いました。
で、このインクアート自体、すごくね、スキルを説明しなくちゃいけないものじゃないんですよね。
もう本当に自然発生でできていく柄を楽しむっていう感じなので、もうあんまり教えてもらう時間も少ないんですよ。
もうとにかくやってみましょうって、やってみて感覚をつかみましょうみたいな感じなので、
教える方のスキルというか、そういうものもそんなに高くなくてもできるんじゃないかなっていうね、そういう印象でした。
で、あともう一つね、ワークショップとして上手いなと思ったのが、
ワークショップの体験
絵をね、アートを自分で3枚作るわけですよ。
追加料金を払わなければ、普通に何か1つ1点選んで終わりなんですけど、
これね、せっかく今自分が作った世界に1つだけのアートで、自分のお洋服が作ってもらえる機会って、
もうここでの注文を逃したら、二度と手に入らないわけなんですよね。
そう思うとね、もう2点くらい欲しいなって思っちゃうんですよ。
すごい上手だなと思いましたね。
だいたい皆さんで2点、3点と注文して買えられてましたね。
で、まあまあ高いんですよ。
パンツ1本、最初の7000円とプラスいくらかだったかな。
で、もう1本、例えばスカート作りたいってなったら、基本料金の7000円がもう1回かかって、
プラスワンピースだったら、プラス1000円とか2000円とか、そんな感じでどんどんどんどんお金かかっていくんです。
なんですけど、普通に売ってる服よりちょっと安いんですよね。
しかも自分の作った、自分だけのオリジナルアートで、世界に1つだけの柄でなるので、
そう思うと、まあいいか、ここでしか手に入らないしって思うとね、
財布の紐が緩むというか、すごい上手なお商売だなというふうに思いました。
で、私は黄色が大好きで、自分のイラストレーターとしてのテーマカラーも黄色にしているので、
よく黄色いお洋服を身につけることが多いんですけど、今回も黄色をテーマにしたアートを作ろうと思いまして、
黄色いパンツを作りたいと思って、自分で頑張って作ってきました。
仕上がってみてどんな感じになるかわからないんですけど、
こういうね、結構派手なパンツが欲しいんですけど、
あんまり自分の気持ちにぴったり合った良い柄だなっていうのを売ってないんですよね、意外と。
そういう方にとってはね、すっごい面白いんじゃないかなと思いました。
で、アートを作り上げた後に、パンツの窓抜きされた型みたいなのが置いてあるんですよ。
自分のアートにその型をポッと合わせると、絵本の私のワンピースみたいに、
こんな柄のパンツになる、こんなワンピースになるっていうのが見れるんですね、その場で。
それを見て確かめながら、もうちょっとここに柄足そうかなとか言ってやっていくんですけど、
それもね、もうすっごい楽しいというか、上手だなと思いましたね。
そんな感じで、ちょっとまだね、物がどんな感じで仕上がってくるかは分かりませんが、
すごく楽しかったのでご紹介してみました。
作品制作の感想
ただ、このアルコールインクアートっていうのは、自分の作品に取り入れられるかどうかっていうのも含めて体験してみたくて行ったんですけど、
これはちょっとね、作品作りには私は使わないかなというふうに思いましたね。
このコピックマーカーとかアルコールインクって、やっぱり耐候性が高くないので長く持たないんですよね。
きっと色が結構抜けやすいというふうに言われています。
なので、もし残したい場合はレジンで固めたりとか、そういう作家さんもいらっしゃるそうなんですが、
あくまでもここのブランドさんはデータで残してプリントするっていうのが一つの表現方法だというふうに割り切っていらっしゃったので、
アートとして残すっていう意味ではちょっと私がやりたい方向とは違うかなというふうに思いました。
そして何より、素人でもとにかく当日その場でやってもなんとなく決まっちゃうんですよ。
ってことは、こういう絵を表現としてやってる人間が突き詰めていくものではちょっと違うかなというふうに思いましたので、
何か描きたいものの背景に使うとか、絵本とかでそういうちょっとマーブル柄みたいな、
なんかそういう不思議な空間の背景を作りたいなとか、そういう時には使えるかなという気がしましたが、
長くちょっと向き合ってやってみたいっていうものではなかったなというのがわかりました。
そんな感じでいろいろな画材とか表現方法とか、とにかく作品にどういうことが使っていけるかっていうのを楽しみながら探していくの自体めちゃくちゃ面白いので、
また見つけたらいろんなところに参加してみようかなと思います。
このMAKERS BASEさんのサイトは概要欄に載せておきます。
天然石を金継ぎで繋いでいってピアスを作るとか、すごい面白いね。
他になさそうなワークショップがすごいたくさんラインナップされてるんで、よかったらチェックしてみてください。
イラストレーターの原江美でした。また話します。
12:42

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