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  2. # 18 絵描きとアイスと人と人
2020-09-16 04:57

# 18 絵描きとアイスと人と人

愛
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絵描きとアイスと人と人
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親愛なる皆様、アロハです。
幸せって何だっけ?研究所、愛です。
さっき、ゆーたろの初めての保育園から帰ってきて、ちょっとほっとしていたところです。
結構ドキドキしたんですけど、ゆーたろを預けることをドキドキしたわけじゃなくて、交通手段なんですよね。
週一回はパートナーに車で送迎してもらうんですけど、
バスと電車で私が連れて行ったんですよね。
コロナのこともあって、特にゆーたろを乗せてバスと電車を使うのが数ヶ月ぶりだったので、
それでどうなることやらという感じでハラハラしていたんですけど、無事に帰ってくることができました。
帰りのバスで結構混んでいたんですよね。
一応マスクをしていないと入れませんよということと、距離をとってねということで、みんな乗ってくるんですけど、
私、爆睡しているゆーたろとベビーカーの横で座っていたら、ひげもじゃのおじいちゃんが、
ここ座っていいですかって聞いてきて、どうぞって言って隣に座られたんですよね。
ちょっと私、どうぞと言いながら内心ドキドキしていて、ソーシャルディスタンスと思いながらドキドキしていたんですけど、
でもすごいフレンドリーなおじいちゃんで、かわいいね、ねんねしているね、いくつなのみたいな感じでちょっと会話が始まったんですよね。
バンクーバーって結構バスとか電車の中で知らない人と会話が始まるというのは結構普通のことなんですけど、
そのおじいちゃんもそんな一人でいろんな話をしていたんですよね。
おじいちゃんが大きなキャンバスを抱えていたんですよね。
着ているTシャツも絵筆をペタペタとカラフルに這わせたような面白いTシャツを着ていたので、
あなたは絵描きさんなんですかって聞いたんですよね。
そうしたら、そうだよって言って、なんか携帯をいじっているから何かなと思ったら、
ほら、これ僕が描いた絵なんだよって見せてくれたんですよね。
その絵がすごく印象的な絵だったんですよね。
私、これ知っている、この絵すごい好きなんだって言って、私の知っている絵だったんですよね。
それはバンクーバーって結構アーティストが多くて、
あるエリアにいろんなビルの壁に一面大きな絵を描くというプロジェクトがあって、
その中の一つの絵だったんですよね。
彼が描いているのがファーストネーションの人たちのテーマにした絵で、
ちょっと悲しそうな目をしたファーストネーションの人々を描いているんですけど、
でもすごい色使いとか筆使いがすごく力強くてカラフルで、
本当に一回見たら忘れられないというような印象的な絵だったんですけど、
これ描いた人だったんだ、このおじいちゃんがって思って、
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それを本当に感動を伝えて、話せてよかったよということでバイバイってしたんですけど、
バス降りてからすごくほっこり温かい気持ちになったんですよね。
ちょっとギューって緊張していたのがふわって緩んだというか、
その時感じたのが、やっぱり本当に今ってマスクとかソーシャルディスタンスとかで、
人と人との距離感というのがすごく変な形で取らないといけない時期ですけども、
やっぱりこうやってちょっと言葉を交わすだけで、
温かい気持ちになったり幸せな気持ちになったりするんだなって、
人というのは人と人とで幸せになるんだなって、
幸せな気持ちになるんだなというふうに感じておりました。
そんな幸せな気持ちでいたら、
私の大好きな近所に住んでいる大好きな美希子姉ちゃんからメッセージがあって、
お疲れさま、保育園どうだった、お疲れさまって言って、
おいしいアイスクリーム買ってきたから駅で待ってるねって言って、
女神のような人声がご褒美のアイスを持って駅で待っててくれたんですよね。
そういう小さくて大きな幸せが心を開いていると毎日現れてくるなというようなお話でした。
こんなちょっとコロナとかバンクーバー、
今日もアメリカからの山火事でケムケムですけども、
でも心をちょっと開いてみると、
小さな幸せっていっぱい落ちてるなっていうふうな気づきがありました。
皆さんの今日の幸せは何ですか、また教えてください。
じゃあね、バイバイ、今日も良い一日を。
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