AIメディア、MiraLab AIのたつけです。同じくMiraLab AIの平岡です。
この番組は、AIの最新動向をもとに未来を考察するポッドキャスト番組です。
それでは本日のトークテーマお願いします。
GPT4oの画像生成でクリエーターは個性とブランドの時代に突入。
ブランドはわかりますけど、個性が大事になってくると。
はい、大事になってきますね。やっぱね、GPT4oの画像生成機能がリリースされたんですけど、
これが今ですね、もうめちゃめちゃバズってて。 大バズりだね。
ただちょっとね、収録と配信がラグがあるので、配信のタイミングではもうバズりが落ち着いている可能性はあるけど。
間違いない。そろそろ何とかしたいな。
ただ今収録時点では、本当にもう明確にバズってるっていう感じでバズってるので、
これ何がすごくて話題になっているのかとか、
あとはこの技術がきっかけにどういう未来になっていくのかっていうのを解説しようと思います。
やっぱ顕著にバズってる部分で言うと、SNSのタイムラインがジブリの画像で埋め尽くされているっていう状況になってて、
これはGPT4oに新しく搭載された、4oイメージジェネレーションっていう画像生成機能を使って、
画像をジブリ化にするっていう、そういうムーブメントが今起きている。
だからもう結構Xとかインスタとかにもう千と千尋の神隠しとか、ハウルの動く城とか、
そういうの彷彿させる画像がもうあっちこっちにあって、
オープンAIのサム・アルトマンも自分のアイキャッチ画像をジブリ風に変換したものに切り替えたりとかしてて、
変えてたね そう、なんならサムちゃんもみんなから遊ばれてるみたいで、
Xで投稿してたんだけど、必死にAIを使って世の中を良くしようってやってきたのに、
朝起きたら君をジブリ風美少年にしてみたよっていうメッセージが大量に来てるみたいな、
いろいろいじられてたんだ いろいろいじられてる
で、本当にバズってるっていう感じだから、実際にこのチャットGPTの新しい画像生成機能が公開されて、
1時間で100万人のユーザー追加を記録したらしくて、
すごいね すごい、これぐらいの伸び率というか、
増え方っていうのはチャットGPTを公開した時に匹敵するぐらいの伸び方らしいから、
だから明確にムーブメントが起きてるっていうのは確実だよね、
ちなみにちょうど今スタジオジブリの代表作のもののけ姫が北米でリバイバル上映されてるんだけど、
これ3月末から始まってやってるリマスター版なんだけど、これがもう大盛況で、
わずか330巻の限定公開なんだけど、工業収入がすでに400万ドル、約5億円突破したということで、
だからこれがこのチャットGPTの画像生成機能のおかげなのかどうかっていうのはちょっとわからないけど、
同じようなタイミングでこれが今ヒットしてるっていうことで、
これ配給してる、たぶんGキッズって読むと思うんだけど、その配給してるところが、
テクノロジーが人間性を複製しようとする時代にあって、
観客が宮崎駿の手書き作品を尊重してくれることを祝福しますみたいなコメントをしてるわけよ、
だからやっぱりその複製っていうところが要はAIで、画像が今ジブリ化されまくってるから、
本物を見てくれよみたいな要は皮肉のようなことを言ってんだよね、
だからやっぱりこのジブリ化っていうのはある意味リバイバルジョイの人気を後押ししてる可能性とは全然あり得るんじゃないかなっていうふうに思うよね。
シンプルにこれだけ日本のアニメが世界中に愛されてるんだなっていうのを実感するよね。
実感するね。
まずジブリなんだっていうのがすごいよね。
この4イメージジェネレーションっていうのがどんな機能がすごいのかっていうところをちょっと細かく紹介していこうかなと思うんですけど、
まずやっぱり一番の特徴は文字の生成がめちゃくちゃ上手くなったことが、個人的には一番のポイントだなっていうふうに思ってて、
これただ文字を生成できるだけじゃなくて、要は意味のある文章っていうのをちゃんと出してくれるのよ。
デモで公開された画像の中には、もうほんと超長い長文をホワイトボードに書いている画像があったりとか、
あとは看板の写真とかメニューとか、こういった正確な文字ごとに生成するっていうことが可能になったのよ。
結構さ、昔のダリってさ、もうダリっぽい癖がある画像しか生成されなかったじゃん。
もうなんだろう、もうダリだったじゃん、ある画像って。
なんだけど今回それがなくなって、結構リアルな、写実的な生成っていうのができるようになったっていうところ。
あともう一個大きな特徴としてはマルチターン生成っていうもので、要はその一貫性を保ってチャットの会話の中で画像に修正を加えたり変更させたりできるっていう機能。
これは先日配信でも伝えたジェミニの画像生成機能が一貫性あってすごいっていう話したと思うんだけど、
要はそれに匹敵するようなレベルで写真の一部分を指定してここだけ変更してっていう修正ができるようになったのよ。
ただ写真の一貫性の部分なんだけど、これはジェミニの方が優秀だなっていう風に個人的に思ってて、
実際さ先日AI未来話のXにさ、我々二人の写真を投稿したと思うんですけど、
あれ全然投稿されるって知らなくて気抜いてた写真でびっくりしたんですけど。
僕も酔っ払っててポストしたことあんまり覚えてない。
怖い怖いそれマジで。
なんですけどこの写真で僕が持っているハイボールをビールに変換させるみたいなことをやってみたんですけど、
ジェミニだと写真がもうその写真のままでハイボールだけを変換してくれるのよ。
それに対してフォーイメージジェネレーションは写真の部分も含めて1から要は再生成みたいなことをしちゃうんだよね。
もう顔とかも別人になっちゃって、誰?みたいな、そうそうっていう風になっちゃう。
だからこの一貫性の部分っていうのは生成した画像をベースに変更する場合に威力を発揮するっていう印象かなっていう風に思ってて。
ただジェミニだと文字の生成は全然できないんだよね。
だからその既存の写真を修正するっていう使い方だったらジェミニなんだけど、
1から画像を生成するっていう使い方だったら4の方が使い勝手良さそうだなっていうイメージ。
一応両方とも条件付きだけど無料で使えるような状況で、
ジェミニはGoogle AI Studioっていう開発者向け環境を導入すれば使えるっていう条件があって、
4に関しても画像生成は無料ユーザー1日3回までっていう制限の下でやれば一応使える。
これあまりに人気すぎて、サムちゃん曰くGPUがどけてるって言ったりとか、
言ってましたね。
あともうみんな画像生成控えてくれと、これは狂気だ。我々のチームには睡眠が必要だ。
みんなが使いすぎてヤバいみたいなこと言ってたりとか、
あとはもう要はこれで今GPUのリソース奪われたりとか、いろんなことをこっちにリソース取られちゃって、
新しいプロダクトのリリースのスケジュールが遅れたりする可能性があるみたいなことを言ってるぐらい。
それは困るなって感じはするけどね。
確かにね。
今控えてる新しいリリースって言ったらGPT-5あたりでしょ?
そうだね、GPT-5だね。
そこを遅らせるのは違うでしょっていう気はするよね。
間違いない。
ただこの無料の制限はね、コロコロ変わるので、一応収録時点のお話っていうことにはなるんですけど、
この文字の生成と一貫性っていうところが注目されて、生成できる機能として今やっぱり一番フューチャーされてるのが漫画の生成なわけですよ。
4コマ漫画とかをね書かせてみたとか、書いてる人がその続きを書いてくれみたいな、そういうのよく見ましたね。
そうそうもうXでめっちゃ出てるんだけど、これはやっぱりその文字をちゃんと生成できるからセリフが入るっていうことと同じキャラクターが別の画像でもその生成のまま続くわけじゃん。
やっぱり一貫性が保たれてる。やっぱり適宜修正させたりとかができるっていうことで、やっぱりそのイラストベースだからこそやっぱフォーイメージジェネレーションがめちゃくちゃ相性がいい。
アニメーション作ってる人もいたよね。
ああそうだね、その画像で作ったやつをベースに動画生成で動かしていく。
そうそう別の動画生成で動かしていく。
本当そういう組み合わせができるっていうところがあって、だからやっぱり結構漫画家とかイラストレーター寄りの人はちょっとダイレクトに影響が来ちゃいそうな感じがするなっていうイメージ。
そうですね。ちなみに最近僕が見たポストだとVTuberの2Dイラストから3Dモデリング作ってパーツ分けするっていうところまでやってた人がいる。
えっ本当に?
だから実際僕VTuberのそういうの作ってたことあるじゃないですか、あれってやっぱりすごく時間かかるし大変なんだけど、それをできちゃうの結構やばいなと思って。
そうだよね、だってそれもね外部に委託したりとかするときにもさ、そこの作業によって単価変わったりする部分だもんね。
そうですね。そういうのできたりとか、あとファッションボード作ったりとか、例えば写真撮るじゃんモデルさんの。
でファッションボード風にしてって言ったら、服と靴とかアクセサリーがその自分の写真の周りにポコポコって置かれてる感じの写真があったりとか、
なんかこれだけ大祭りしてるからみんなめちゃめちゃ使ってて、すっごいいろんなユースケース出てくるんだよね、アイデアがすごい良いよね。
見てるだけですごい楽しいなっていう感じはしますね。
あとさっきのファッションボードの流れで言うとカラーコードの指定もできるようになってるんだよね。
なるほどね。
だからカラーコードが指定できるから雰囲気の赤じゃなくて、明確にこの色っていうので指定させた色味の生成ができるのよ。
だからやっぱその服の色の違いとかのものをチェックしたりとかするっていう結構実用的な使い方もできる可能性は秘めてるよね。
これ結構だからプロンプト大事になってきそうですよね。
そうだね、プロンプト大事だと思う。やっぱりこういう画像作ってっていうだけの生成だとちょっとイラストっぽい絵が出て、
やっぱ写実的な生成をしようと思うと英語のプロンプトで結構ディフュージョンとかに入れるような指定の仕方にしてあげるのが結構大事だったりする。
なるほどね。
だからYAML使ったりとかプロンプトの工夫をすると多分他の一般の種類からはちょっと先んじた使い方ができるかもしれないね。
かもしれないね。
そうそうそう。
なのでここまでやっぱり4Oで高精度な画像生成ができると、やっぱり既存のイラスト素材系のサイトとかバナー制作の仕事とか、
漫画のアシスタント的な業務が結構1,2年ぐらいの早いペースで、結構陳腐化する可能性があるんじゃないかなというふうに思ってて、
実際にXとかでも活動してる漫画家のアンジュ先生っていうインフルエンサー的な活動もしてる漫画家の方がいるんだけど、
この方がその生成、AIの画像生成申し訳ないけど全然笑って見てられないみたいな危機感があるみたいに投稿してて、
やっぱりその絵師とか漫画家の表現者としての輝きはもう残念ながら消えていくよっていうふうに投稿してるわけですよ。
やっぱ現役の漫画家の人が本当に危機感を感じているような状況になってきてるっていうのが結構今の状況としてはあるかなっていう。
そうですね、なんか大バズりしてる中で1人だけ違った意見だったよね。
そうね、みんなすごいすごいみたいな感じだったけど、やっぱ現役の漫画家としては危機感の感じ方っていうのはね。
そうそうそう、やっぱ中には超えちゃいけない壁越えてきたなっていうポストを見たりするので、危機感をめちゃめちゃ感じてる人とすごい楽しんで使ってる人っていうのが結構3件というか見られますよね。
昨年ぐらいからやっぱ生成AI系がちょっとワンランク上がったような感覚があるなって個人的には思ってて、やっぱそれぐらいから本当にそのAIに仕事を奪われるんじゃないかみたいな声がだいぶ活発になってきてるんじゃないかなっていうふうに思ってるんだけど、
2020年1月段階の調査で1万2500人の会員とかその他著者を対象に調査したものがあって、787件回答が得られたんだけど、そこでイラストレーターの26%と翻訳家の36%以上が生成AIによってすでに仕事を失ったっていうふうに回答してるのよ。
これは海外の調査なんだけど、2020年1月段階でこのデータじゃん。で考えると今のこのやっぱ4Oの新しい画像変化、で当時はステイビルディフュージョンぐらいしかなかったわけじゃん。でプロンプトもちょっと複雑でさ、環境構築しようと思うとさ、今までの既存のものに比べると簡単だけどちょっとやっぱハードルはあったわけで、それがその4Oでさ手軽にできる。
今のこのバズり方を見てもわかるように要はもう中高生からOLからサラリーマンの会社員からいろんな人がもう気軽にこうポポってやってるわけじゃん。要は何ていうのそのAIに今まで携わってなかった人が遊び感覚でなんか初めてチャットGPで触ってみたけどこんな画像作れたみたいななんかそういうノリで遊びでやってる感じ。
なるほどね。 そうそうそう。その我々みたいにAIにずっと新しいものが出てきたら携わって、今回も実験的にこれ使ってみてとかそういうことしてる人たちが大半だったじゃん。なんだけど今回のこの4Oのバズり方を見ると要はそういうところの人たちじゃない、もっとちょっとAIから遠かったような人たちがなんかその遊び感覚で使ってるみたいなイメージなのよね。
だからそのレベルで使えてしまうと、当時みたいにちょっとハードルのあった時代でもこれぐらいの仕事が失われたみたいなパーセントが出てるってことを考えると影響めちゃくちゃあるんじゃないかなって思うわけよ。
まあね、今までのエピソードでも結構話してますけど、やっぱこうAIと人間のラインがどんどん妖怪してきている。
だから僕あのキス動画の話もしましたけど、モラルが妖怪しているっていう話だったりとか、先日のタスキのジェミニの回でも言ったように個人検索履歴を提供するっていうところでデータを渡すっていうところに対しても指揮が下がっていって、どんどんこの境界線が曖昧になってきている。
だから今回のジブリを生成してみたって、え、著作権大丈夫なの?って心配になったりすると思うんだけど、結構みんなそういうモラルとか気にせず、みんなやってるから大丈夫でしょって言って、すごく境界線が曖昧になってきてるなって思うんですよ。
そうだね。だってね、実際この4-O Image Generationって、ユーザーが現存するアーティストのスタイルで画像を生成しようとすると、要はそれはできませんっていうふうに拒否するみたいな機能が一応追加されてるのよ。ある程度そういうのは一定的に守りたいっていう思いがあるらしいんだけど、でもスタジオジブリに関しては幅広いスタイルでこれを許可していますみたいな。
これは楽しくてインスピレーションに富んでるものだからオッケーとしてますみたいなことを言ってて、なんでスタジオジブリだけオッケーなのみたいなっていうのもあったりしてる。
そう言ってみると本当に影響は大きいだろうなって思いますよね。
そうそう。海外の法律事務所の方が、要はこれまずいんじゃないのみたいなことを言って、ジブリのものが生成できるってことはジブリの作品を使ってトレーニングしてる証拠っちゃ証拠じゃん。だからオープンエイに対してトレーニングしたんですかと。
トレーニングするにあたってライセンスの許可はあったんですかみたいなことを質問したらしいんだけど、オープンエイからそれに対しての回答はなかったみたいなことを法律事務所の方が言ってるんだよね、海外で。
その辺もグレーゾーンのまま突き進んできてるところがあって、それを要はバズってる状況としては世間的には若干受け入れつつあるような雰囲気があるよね。
確かにね。
そう、しかもこれがまたさ、ジブリっていうところがちょっとミソというか皮肉だなって思うのがあってさ、これね、宮崎駿監督ってAIでの映像生成にはもともと否定的な姿勢で結構有名なのよ。
で、2016年にドワンコの川上さんがAIアニメのデモ映像みたいなのを見せたんだけど、その時にもう露骨に嫌悪感を示したみたいなのがドキュメンタリーの映像で残ってるのよ。
見ましたね、僕も。 見たでしょ。それでも宮崎監督は非常に不愉快だみたいな。こんなものを作るために人間がいるんじゃないみたいな感じでめちゃくちゃキレてて、命の冒涜だみたいな感じで言ってた宮崎監督のこれでバズってしまってるっていう状況がなんとも皮肉だなっていうふうに感じるよね。
確かにね。
結局イラストレーター界隈とか絵師さん界隈とかっていうのが特にアンチAIが多い界隈じゃん。それなのにそこのモラルの部分が曖昧なまま突き進んできてるこの状況は結構大きな波乱というか、ちょっとしたデモとかそういう大きなバトルみたいなものに発展する可能性がすごい感じるなっていうのは思いますね。
確かにね。なんかスタートアップとかってさ、スタートアップに限らずか、最初の小さい時の会社って気にせずそういうのをやって大きくなってから後から整理するパターンすごい多いですよね。
そうだね、もうだいたいそうだよね。何度も話してるように新技術が出てきた時って当然既存の権利を守るっていう動きは当然するべきで、やっぱハリウッドの話とか何回も話してるけど、そのおかげで守られてるものとかってあるから絶対に。
なんだけどそういう大前提のもとをやっぱりある程度は受け入れるべきだし、むしろフル活用していくべきだなっていうふうには個人的に思ってて、過去にね、グスッターブキュールベさんの会とかでもさ、
社実家のね。 そうそうそう。やっぱり例えば1990年にさ、アドビのフォトショップが登場したら、写真とか画像の編集って誰でもパソコンでできるようになったわけですよ。
当時は専門のレタッチマンみたいな人がいて、その人が何時間もかけて行ってた作業が、要はソフト一つで可能になったわけよ。
めちゃくちゃ編集できるから、何だろうね写真がめちゃくちゃ加工される状態にもなって、こんなデジタルで加工したものは邪道だみたいな、そういう風潮もあったけど、
もう今じゃさフォトショップを使うなんてクリエイター化したら当たり前の必須道具になってるわけで、だからそういう風なものに変わっていくし、デジタル加工も表現の一つだよね、みたいに受け入れられてるわけだから、もうそういう未来を覚悟した方がクリエイターは絶対にいい。
そうですね。グスッターブキュールベになってはいけないって話ですよね。 なってはいけないって話ね。
それを踏まえた上で、後半は今後この画像生成の文脈からクリエイターたちはどういう風な未来に向かっていけばいいのかっていう話をしていこうかなというふうに思います。
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やっぱりトークテーマとしてあるように、今後個性とブランドが輝く時代に突入するというふうに思ってて、その理由っていうのはちょっと説明していこうかなと思うんですけど、やっぱり誰もが高度なツールを使いこなせるようになるわけよ。
さっきもステイビルディフュージョンみたいなちょっと難しいものから、誰でも簡単に作れるようになってるよねみたいな文脈と一緒で、高度じゃなくなってるから誰でも簡単に作れるっていう風になってるわけよ。
そうなると要はAIが平均的な作品なら簡単に作れちゃうわけ。
なると最後に物を言うのはその人それぞれの創造性みたいなもので、この人ならではっていう尖った作品とかブランド力が一番際立つわけよね。
だからこそ今後は個性とブランド力、この2つで勝負するしかない未来が待ってるんじゃないかなっていうふうに思う。
なるほどですね。だからあのアンジュ先生の投稿に対してケンスさんもそのXでさポストし合ってたんだけど、そこでやっぱりアンジュ先生みたいな世界観とかノリが愛されるタイプのクリエイターはこの変化を逆手に取って才能をさらに飛躍させられるみたいなことを言ってて。
僕的にもまさしくだなっていうふうに思ってて。例えばアンジュ先生が今自分の個性とかを使ってさ、それこそ4コマ漫画続き描かせてみたみたいなやつとかみんなやってるけどさ、そういうのをアンジュ先生のフィルターに通してやることによってさ、なんかより個性が際立つじゃんみたいな活用方法っていうのは全然あるんじゃないかなっていうふうに思う。
なるほどですね。 例えば現代美術みたいな文脈で言うと、現代美術じゃないか、ポップカルチャー、ポップアートみたいな文脈の人で言うとアンディウォーホルっていう有名な人がいるんだけど、マリリン・モンローのカラフルな写真のやつとかが有名なんだけど、この人は要するにそのシルクスクリーンっていう印刷の技術と美術を掛け合わせて誰でも印刷で複製できる、でもウォーホルがやるとアートになるっていうふうに独自のブランドを築いていった。
なるほど、そういう文脈ですね。個性とブランドっていうのは。なるほどね。これちょっと僕にしか伝わらないかもしれないんですけど、僕もともとドラムをやってたんですよ。
ドラマなんですけど、東京事変のドラマーの波多さんっていう人がいて、ドラムなんて誰が叩いても同じ楽器使っても同じ音になるでしょって思うんだけど、ドラム聴いただけで、これ波多さんのドラムだって分かったりするんですよ。
なるほど。 ギターとかでもあるじゃないですか。ギターなんてほら、アンプ通して音が出るだけなんだから、別に誰が弾いたって変わんないはずなのに、この曲はこの人だねとか、凛としてしぐれだったらTKだなとかさ、アーティストの最初の一音でこの人の音だなって分かること結構あるんですよ。
音楽やってた人だったらもうめっちゃわかるってなると思うんですけど、それに近い感じですよね。 でもそうだね、今回はクリエイターとかっていう文脈だから、そういう発想に近しいかもしれない。
だから漫画っていう文脈においても、ドラゴンボールの絵を見たら、これは鳥山さんだなってなるし、ジブリだったら宮崎駿さんだなってなるから、そういったものがあればむしろ逆手にとって飛躍できるんだろうなって感じはちょっとしますね。
だからまあ、自分にしかないものみたいな、そういうものを見つけていく時代にこれからは本当に突入していくんだと思うんだよね。 そう思うと本当に才能のぶつかり合いというかさ、なんか可烈になるのはちょっと見えちゃいますね。
だから才能でしか戦えない世界なのかな。なんかよく努力の才能とか言うじゃん。なんかそういうもあれじゃ戦えない感じはするよね。独自の世界を持ってるかどうかみたいな、そういう才能。
そうね、なんか才能ね、ちょっとこれ使い方によってほんと定義全然違うからなんとも言えないですけど、まあ才能っていうよりかは今たすけが言ったような世界観?独自性ですよね、ビジネスで言うとね。をどれだけ持ってるかで結構変わってきそうな気がします。
でやっぱりあとはまあその日本の全体の文脈でいくと、やっぱり日本のアニメーションはやっぱ明るいなってちょっと思うのは、さっきヒランもさ言ったようにさ、ほとんどの人がさ、モネとかフェルメールみたいな有名な美術の人でもなければ、ディズニーとかサウスパークみたいな有名なアニメーションでもなくて、ジブリを使ってミーム現象が起きてるっていうことが本当にすごいことだと思うのよ。
そう、やっぱアニメ化イコールジブリなわけじゃん。アニメ化イコール日本なわけじゃん。でさあ実際そのオープンAIもさ、例えば動画生成AIのソラ、日本語のソラで出したりとかしてさ、やっぱそういうところはアニメーションっていうのは日本っていう意識がもうそもそもあるじゃん。だからやっぱり日本こそ本当にAIを活用してアニメの世界とかクリエイターの世界を飛躍させていくような動きをほんとしてほしいなって思うんだよね。
確かにね。 絶対そこしないじゃん。日本って。ほんと勿体ないなっていうふうに思う。
確かにね。 で、アンチAIが特にそのクリエイター会話に多いっていうことも本当になんか残念でならないというか。ただし、やっぱそのダイレクトに今の職業が失われるっていう文脈だとやっぱクリエイターが多いのも理解はできるのよ。
だってもうちょっとした4コマ漫画とかさ、本当簡易的なバナーだったらさ、もう作れちゃうじゃん。もう文字入るようになったら作れちゃうのよ。
これがもう残念なことにさ。 作れちゃうね。 しかもあと、あの4オンのイメージジェネレーションの機能でこっちがその参考画像を4枚5枚とか送るじゃん。
それをなんか統合してミックスしたいい感じの画像作ってくれたりとかっていう機能もあるのよ。それができたらもうできちゃうのよ。
そうですね。よくあの黄金比のさ、フレーム、フォーマットみたいなのあるじゃないですか。この黄金比に合わせて作ってってちゃんと作ってくれるから。
そうだね。 なんかもうこれでいいじゃんになっちゃうんだよね。 これでいいじゃんってなっちゃう。
だからやっぱりそういうところで影響が出るのは理解はしてるんだけど、でもそれはもう今後ホワイトから全部そうでさ、価値のない反復作業みたいなものっていうのはもう失われるわけじゃん。
間違いないね。 そうそう。でなったらそれは当然イラストレーターとかもさ、一生だから、そういうふうな捉え方をした時にそこがなくなってっちゃうのはしょうがないよねって思った方がいい。
けどやっぱ自分の個性とかブランド力を活用すれば、絶対になんかそのやっぱ日本って世界に戦えるさ、ものを持ってるわけじゃん。
そっちの文脈でAIを活用したなんか花の開き方を目指してほしいなって本当に思う。
そうですね。歴史を見ていくとこういうテクノロジーが発展してきて仕事がなくなっていったとしても、そのテクノロジーを使って新しい仕事が生まれているわけじゃないですか。だからやっぱ使い倒していくしかないような気もしますよね。
いや本当そう。例えばさ、手塚治虫先生なんかは鉄腕アートムってさ、言ったら国産初のテレビアニメシリーズなんだけど、これってリミテッドアニメっていうコマ数を減らした手法で作られたんだけど、要はもう予算と時間が限られてて、仕方なくやっぱその手法を用いたみたいなところがあるわけよ。
でもそのおかげで要はアニメがさ、できたわけじゃん。国産の初アニメが。その後結局いろんな映画監督とかが手塚治虫さんの影響を受けたみたいなことを言ってて、スタンリーキューブリックっていう方、映画監督の方なんだけど、2001年宇宙の旅っていう作品家の制作で手塚治虫先生を美術監督に招こうとしたっていう話があった。
要はそういう過去のものを見ても、要は新しい技術を取り入れて駆使することによって、今までなかったものが見えてくるっていうもう典型例じゃん。だから今の技術を活用することによって、何か新しいものが絶対できるよね、とは思うよね。
そうだね。だからそれが何かわかんないからみんな不安になると思うんだけど、それはやっぱり歴史を見て繰り返していく中で、なんとなくの答えはあるじゃないですか。活用していく方向で共存していくしかないんだなっていうところに、どれだけ早く受け入れられるかっていうのはすごく大事な観点ですよね。
そうそうそう。だからやっぱり僕ら漫画家じゃないから、じゃあ具体的にっていう話はできないじゃん。だからこそやっぱり安寿先生みたいな、そっちで活動されてる方でAIのその危機感をちゃんと持っててさ、早いうちからインフルエンサーみたいな情報発信とかSNSを駆使する戦い方やってきた人だからこそ、多分AIの活用とかもうまいと思うのよ。
だからそこを組み合わせてさ、新しい未来とかをちょっと開いて欲しいよね。見たいもんね。なんかここはAIで使うけどここは人間じゃなきゃできないですね、みたいなことを言って欲しいよね。 確かにね、そうですね。
だからまあ個人的にじゃあどこなのって言った時に思わたるのはやっぱり個性とブランド力なんでここを伸ばしていきましょうっていう話ですね。
まあAIツールを使い倒していくとは別で独自の世界観を作っていくであったりとか、両方向に鍛えていく必要がありますよね。
そうだね。なんかなんか今まではさ、その自分の絵とか絵柄、作風から人気になっていくけど、そういうパターンじゃなくて、それこそインフルエンサーのような活動をして、そっちの人気とその作品がリンクして伸びていくみたいなイメージ。
まさしくアンジュ先生みたいな感じ。漫画家として漫画だけ出していくじゃなくて、インフルエンサー活動も並行してやるみたいな。そこでその人の個性だったり、ブランドみたいなのが確立されることによってそれが作品に良い影響を起こすみたいなさ、そういう戦い方になっていくんじゃないのかな。
か、すでにあるブランドを利用するかとかね。 そうだね。でもこれから漫画家になりたいですとかっていう人はさ、ブランドは持ってないわけじゃん。だからちょっとそこは難しいところではあるよね。
逆じゃない?これから漫画家がなりたいですの方が、自由にいろいろできそうな気がしますけどね、僕は。
AIネイティブな発想で考えられるみたいな。それはあるかもしれないね。
実際にさ、たすけと一緒に業務をやっててさ、僕の方が知見が浅いじゃないですか。そのメディアっていうことに関しては。たすけに関してはメディアの知見がめちゃめちゃあるじゃないですか。
でも多分僕の方がAIめっちゃ活用できてるんですよね。 そうだね。ネイティブなもんでやっぱりそうかね。
確かにみたいになることあるよね。 そうそうそう。なんでそれやってるのって言ったら、ずっとこうやってたからっていう。
当たり前のように考えちゃうみたいなところがあったり。 逆にこう取っ払ってやってる方が強かったりする可能性が全然出てきそうだなっていうのはやってて思いますね。
そうだね。 なんかその中途半端に知見があって、掘り固まっちゃってる方がむしろかなり怖いというか。
ああそうだね。 応用が効きにくそうだなとは思っちゃいますね。
長いことイラストレーターとして、自分の名前が売れてるわけじゃないんだけどイラストレーターとして飯食ってるとか、漫画のアシスタント系の仕事してたみたいな。
で、かつ歴も長い。で、AIなんてアンチみたいな感じの立場の人めちゃくちゃ危ういよね。
危ういと思いますよ。だってギュスター・ブクールベンなんて特にそうじゃないですか。
茶実家としての人生だから、それをカメラが出てきちゃったら、もうカメラを全力で否定しないと自分の人生を否定されてるようなものになっちゃうから。
そうだね。 だからあれってもうプロ中のプロなわけじゃないですか、彼って。
で、結局その飲み込まれてしまったっていうことを考えると、やっぱりどれだけ変化に柔軟にいられるかっていう方が本質的にはすごく重要だなと思います。
今後なんかね、いろんなところで漫画訴求みたいなのを見そうだね、ビジネス界隈ではさ、就活とかでもさ、漫画で何かそれを伝える映像があったりとかさ、LPも漫画系のLPが増えるとかさ。
いやーだから逆にそういうのが増えすぎて今度ね、コンバージョン下がるんですよ。
なるほどね。 基本的に期待値的な考えになっちゃうけど、みんなができることみんながやってることっていうのはどうしても価値がなくなっていくので、
そうじゃないところに先に手を出す人がやっぱ勝つんですよ。
そこをクリエイターの人がやっぱ踏み込んでほしいね。 そうなんですそうなんです。
だから最終的には今これやっててやばいよね、でもみんなやってるから価値がなくなっていくから、違うところに率先してやっていきましょう。
で常にこの繰り返しなんですよね。ただ永遠時代これが早いかちょっとしんどいけど、常に常に先手を打っていくっていう姿勢、戦略はすごく重要だと思います。
だってさ、やっぱりこれから前もひらなんか別の配信でさ、プロンプトはいらなくなるのかみたいな、プロンプトは逆にむしろ重要になると思うよみたいな話してたじゃん。
例えばさ漫画系のさ、僕が好きなyoutubeで漫画の添削してくれる動画とか好きで見るんだけどさ、
すごい理論とか経験に基づいてこういう時はこういう描き方をして、こういう風なアングルで見せた方がいいとかってすごい知見があるのよ。
それをプロンプトに落とし込んで生成させたらすげえ面白い漫画出てくると思うよね。
間違いない、ほんと間違いないそれは。
それって別にAIで漫画描けるからって面白い漫画描けるのとは話が別とか。
もうほんとそうだよね。
あとその漫画家の人がよく言ってるのは、正直絵なんか下手くそで描けなくても、面白いものが描ければ連載ができるみたいな。
間違いない、ハンター×ハンター見てくれ。
そうなんだよ、あんな棒人形でも面白い時が面白かったんだから。
間違いない、間違いないよ。
そういうところだから、やっぱり絵の上手さとかではなくて見せ方とか、物語の展開とか、そういうところでいかに勝負するか、切り口とかね。
そうですね、切り口はやっぱり今のAIちょっと苦手なんですよね。
そこを与えてあげるだけで面白いものが一気にバッて出るから、確かにすごく大事だと思うね。
ただ今のAIが苦手なだけで得意になってく可能性もあるから、それを見極めちゃったりするよね。
でもどうだろうね、LLMの特性上さ、平均値でやっぱり出しちゃうから、いかに専門知識を持ってるかの方が強くなると思うんですよ、どこまで行っても。
そうで、だから例えば漫画家の人だったら、今まではたぶん漫画の絵をうまく描くっていうことにものすごい時間を注いでたと思うのよ。
描いてなんもだから、でもその描く作業が必要なくなったら、今まで、だからあれだよね、業務を発注したりするときに
上のマネージャーみたいなレイヤーの人が末端の人に仕事を発注するわけじゃん。漫画家って一人でそれを全部やってたわけじゃん。
それが分業したっていうふうな発想になって、指示だけ出す人ってなると、面白い漫画とは何なのかっていう研究にめっちゃ時間を注ぐみたいな時間が増えるのかな。
だからイラストレーターも、要はいいイラストとはどういう見せ方が人の心を動かすのかとか、そういうものに勉強する時間を注いだ方が今後のAI時代はいいのかもしれない。
本当にそう思いますね、それは。もうちょっとマーケター的な発想になるんじゃないかなと思ってて、結局その読者が何を求めてるんだろうをめちゃめちゃ突き詰めて、
じゃあどういう構成がいいかな、どういう切り口がいいかなっていうのをとにかく考えて、それを専門的なナレッジで描かせる。
で、自分の世界観をそこに加えていく、みたいな形にするとめちゃめちゃ得意性高い漫画できそうだなとは思います。