あいだラジオ by NPO法人あいだ
この番組は、社会の貧困や若者の自立に焦点を当てて活動する
NPO法人あいだがお送りする、世の中の社会貢献を支援するラジオ番組です。
自立援助フォーム、中高生の学習支援、子ども食堂を運営する
NPO法人あいだがお送りいたします。
あいだラジオ by NPO法人あいだ
第1回目スタートさせていただきます。
私、ナビゲーターのトーマス・J・トーマスと申します。
この番組は、NPO法人あいだの提供でお送りするラジオです。
NPO法人あいだの理事をやっております、臨床心理師の奥野大地さん。
奥野さん、よろしくお願いします。
こんにちは。
どうやって入っていったらいいんだろう。
1回目ってちょっとわかんないですよね。
1回目だからそうだよね。
私は奥野大地と申します。こんにちは。
臨床心理師、公認心理師という仕事をやってまして、
同時にNPO法人もやっているというものです。
なるほど。
めっちゃ簡単ですね。ありがとうございます。
今日はこの1話を通して、いろいろ奥野さんを掘り下げていかせてもらおうかなと思っておりますので、
引き続き聞いていただければと思いますけども、
リスナーの皆さんはNPO法人あいだを知っている方も多いのかな。
多いと思いますよ。AIは多いんじゃないですかね。
知らないことも聞いていらっしゃると思うので、
NPO法人のあいだとは何なのか、そして奥野大地とはどんな人なのか、
それを今日は掘り下げていこうと思うんですけど、
この番組もう一方、出演者がいるんですよね。奥野さん。
そうですね。
ごめんなさい。掛け合い。掛け合い。
いいんですよね。徐々に仲良くなっていきましょうね。
掛け合えば上がるよね。
掛け合えば上がる。そうですよ。時間は余らさずにいきましょう。
もう一人の出演者が、NPO法人あいだ、同じく理事の寺田彩香さんです。
どうぞ彩香さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。奈良県から参加しております。
ありがとうございます。奈良県からね。
緊張しますね。
緊張しますよね。
緊張しますよね。
彩香さんもNPO法人あいだの理事をされてるんですよね。
そうなんですよ。奥野さんの理念に共感して、
ジョインしてしまいました。
ジョインしてしまいました。
今日は奥野さんの理念を聞いていきたいんですけれども、
この番組を始める上で奥野さんとトーマスの2人で、
男2人で話してるのもちょっとうさんくさいじゃないね。
うさんくさくないです。むさ苦しいです。
むさ苦しいかなと思って、女性もということで、
理事の寺田彩香さんにもご参加いただくということで、
毎回一応出演いただきますので、
ぜひよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
トーマスはNPO法人あいだの職員とかではないんですけれども、
この番組のナビゲーターとして参加させていただきます。
ぜひ毎週配信していく予定ですので、
ずっと聞いていただけると嬉しいなと思っています。
これ聞きながら奥野さんがやってらっしゃるNPO法人あいだについて、
皆さんにご理解いただけたら、
こんなに嬉しいことはないと思っております。
とっても素晴らしい活動をしていますので、
ぜひ今日はNPO法人あいだについて奥野さんに
ちょっと語っていただきたいなと思うんですけれども、
よろしいですかね。
もちろんです。
ありがとうございます。
聞いてくださってありがとうございます。
本当ですよね。
もうここまで聞いてくださってるってことで、
感謝の念に耐えません。
もう4分超えてますからね。
そうなんですよ。
ここまで聞いてくださってること自体が。
本当ですよ。
奥野さんのお話は僕個人的にすごく好きで、
奥野さんの話は聞いてしまうところがあるので、
リスナーの皆さんもそうなっていただけたら嬉しいなと思っておりますので、
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まず奥野さんの簡単な経歴から含め、
NPO法人あいだはどんなことをされているのかみたいなことを
ちょっとご説明いただいてもいいでしょうか。
ありがとうございます。
私は先ほども申し上げましたように、
臨床心理師っていう資格を持っていて、
後に公認心理師という資格もできて、
そちらも取ったんですけど、
臨床心理師というのは、
例えば医療。
もちろん医療。
僕がいるような医療の領域だったり、
児童とか、
法律、
非公証念とか、
家庭裁判所とかにもいるし、
あと産業の保険室、
会社の保険室みたいな産業医とかと一緒に働いている
大体4つぐらいの分野があるんですけど、
僕はこの医療っていうところに結構長くいて、
仕事をしていたと。
その中で、
高校生とかが、
高校生で、
児童養護施設っていうところにいる人が、
高校を辞めてしまうと、
施設も出なきゃいけなくなるんですよね。
なるほど。
そういう決まりがあるということですね。
そういう決まりがあるんですよ。
あそこは高校行ってれば例外としていていい施設なので。
なるほどね。
僕の勤めている、
精神科診療内科の医療機関に、
そうした人がいて、
高校を辞めてしまって、
その人が親元にいれば、
次何しようかどうしようかっていう話ができるんですけど、
この人が児童養護施設にいると、
この子、この後どこ行くねんっていう話しなきゃいけなくなって、
困っちゃうよねってなって、
そういう人たちが住む場所を作ろうかっていって、
NPOが立ち上がって、
今そうしたシェルターを運営しているNPOではあります。
なるほど。
シェルターっていうのは、
今おっしゃってたような、
高校を卒業して行くところがなくなっちゃった子たちが、
過ごせる場所みたいなイメージですか。
そうですね。
シェルターっていろんな、
たとえばこのDVから逃げましたよとか、
いろんな人を対象にした、
匿うための施設のことを、
シェルターと通じがいいので言ってしまうんですけど、
NPO法人間がやっているのは、
自立援助ホームって言われる、
通じがいいんで今シェルターって言っちゃいましたけど、
自立援助ホームって呼ばれる施設です。
そこには15歳から20歳ぐらいまでの、
親とは一緒に住めないねっていう人が暮らしながら、
自活に向けて準備してると。
なるほどなるほど。
そういう施設をやって、
そういうのが必要だねってなって、
じゃあNPOを立ち上げようって言って立ち上がっちゃった。
立ち上がっちゃった。
素晴らしい活動じゃないですか。
今どれぐらい自立援助ホームは。
今一つやってますね。
埼玉県内にやってます。
埼玉県の。
熊谷市。
熊谷市に一軒。
一軒女子寮を運営してます。
ちなみに何名ぐらい今入ってらっしゃいますか。
店員は6名ですけど、
今この瞬間は4人です。
結構シーズンによってというか時期によって、
入れ替わりがあるんですかね。
そうなんですよ。
腰を落ち着けてここから自活の準備をしようという人は長く当然いるんですけど、
長くって言っても2年3年ぐらいですけど、
児童相談所っていうところが、
この子を親元に返すべきか、施設に入れるべきか、
行ってもらうべきか、ちょっと検討中ですっていう人を預かることもあるんですよ。
そういう人たちは本当に2ヶ月とか、
下手すれば3週間とかで入れ替わっていくので、
店員が6名いても、
まあまあ6人なときもありますけど、
わりと回転が早い人たちが一定数いて、
他の人たちは腰を落ち着けてここから2,3年住んで、
貯金とかできる人はできて、
生活能力をちょっとでも上げて、
っていうところですね。
あいだっていうネーミング、NPO法人あいだというネーミングにも
すごい意味があるというふうに聞いてますので、
そこらへんもお話しして。
そうですよね。ありがとうございます。
じゃあさっきほんと言ったように、
NPO法人を立ち上げようって言ったときに、
あんまり活動内容を名前にしたくなかったんですよ。
なんとかなんとかなんとかをなんとかなんとかする会。
はいはいはい。
わかりやすいじゃないですか。
でもそれにすごい縛られるし。
結局それをやっちゃうってことは、
それが終わるとあなたたちは解散するんですよねって思うけど、
続けてる団体いっぱいあるじゃないですか。
そうはなりたくないなっていうのもあって、
なんか抽象的ないい名前ないかなと思ってたんですよ。
そこで僕臨床心理師で先ほど申し上げたように、
精神科の診療所に勤めているんですね。
そしたらその精神科のボス、診療所のボスが若かりし頃、
心はどこにあるんですかって聞いたことがあったんですって。
先輩精神科医に。
そしたらその先輩精神科医は人と人との間にあるんだよって言ったんですって。
深いですね。
なんかいい話じゃないですか。
心は胸、心臓ら辺にありそうな気がしますけど。
心臓になんかね。
ではないの?
頭を指したくなるときもあるじゃないですか。
考えてるのが頭だから。
そこは脳ですよ。
なるほど。
胸を指したらそこは心臓ですよ。
確かに確かに。
だから心はどこにあるんですか?
うんうんうん。
っていうふうになるんですよ。
へー。
骨盤ケアだって言ってる人がさ、骨盤がどこにあるかわからなかったらやばいじゃん。
確かに確かに。
臨床心理師だって言う彼にはさ、心がどこにあるかってのが大事なんですよ。
その数字のプロの人もでもわからず先輩に聞いたわけですね。
そうそうそうなんですよ。
そしたらその先輩は人と人との間にあるんだって言ったんですって。
なるほど。深い。
ね。
僕これ一つの心理だなとも思ってるしいい話だなと思ってたんですよ。
へー。
それを12年、15年くらい前に聞いてて忘れてたんですよ。
でもふーっと思い出して、
あーじゃあ間って名前にしちゃえと思って。
うーん、そっから聞いてるわけですね。
いい話、かっこいい名前あったやんと思って。
確かに。
人と人との間にあるって、もう少しわかりやすく、奥野さんなりに言うとどういうふうなイメージですか?
いやわかりやすく言うと、え、わかるの?
え、わかっちゃダメなんじゃないの?わかんないけど。
わかっちゃダメなんだこれは。
なるほど。抽象的だからいいんだ。
そうそうそう。抽象的なのがいいところの一つでもあるんだけど、
やっぱね、一つはもう一体人がいなければ、別に心なんて関係ないんですよね。
ほうほうほう。
だってトーマスがさ、お腹すいたら、お腹すいたらお腹すいたら、
一人でいるなら何の影響もないじゃん。
ん?どういうことどういうこと?
つまりそこに嫁さんとかがいて、当たり散らして初めて、
あ、トーマスお腹が空いてて感じ悪いねって話になるじゃん。
うんうんうん。
だけど人が一人どっちでいたらさ、あんまりそれ関係ない。
うんうんうん。
そうそうそう。
お腹いっぱいで幸せでいようが、一人だったら別にどっちでもいいじゃん。
どっちでもいいじゃんという。
ほうほうほう。
誰にも影響ないし。
確かに。
うん。でもそれさっきがこう悪い例を出したけど、
いいことがあったら、悪いことをあんまり無駄に見せるわけじゃないんだけど、
そういう悪いことを聞くようになって、
でも、さっきは悪い例を出したけど、いいことがあってもそうで、
一人でやってても、あ、よかったねっていうか、おめでとうございましたって言って終わったり。
まあそうだよね。
そうそうそうそう。
だし逆にどんだけいいことがあっても、やってることがしょぼくれてたらしょぼくれてるのと変わんないっていうか。
他の人に対してね。
だから、人と人との間にあるんだよって言った心っていうか、
それが現れるのはどこで現れるかというと、やっぱりもう一人人がいるところで現れる意義がないわけ。
なるほどね。
かなーっていうふうにはちょっと思っているし。
このNPOをやり始めてから、僕がカウンセリングとか心理カウンセリングをするときも、
やっぱりこの人のその様はどう影響してるかなとか、
その利用はどう影響してるかなとか、
どういうことを周りから影響されてこうなってるかなとかっていうのは、
今までももちろん考えてたけど、
よりそこが大事だよ。そこがミソだよね。っていうふうに思ったりするような言葉なんです、これは。
めちゃめちゃ深いなーっていうのと、すごくIQが必要なトークでしたね、今のね。
IQが必要なトーク。
ほんとですね。思いました。
うちで活動してはしてるけど、うちからお金を出してるわけではなくて、
もう本当に自立して、自分で寄付を集めて、
うちで集めてはいるんですけど、それは活動費に回してるだけっていうような形でやってたりとか。
でも本当、小民家を運営してたりとか。
初代理事長は保育園を今作ってますからね、沖縄で。
っていうような、本当にユニークな。
保育園なんかやればお金になりそうやなと勝手に思うじゃないですか。
民家じゃないですからね。
そうかそうか、認可外もあり得るか。
認可外でも保育園ですね。
それぞれのNPO的な活動をやってない人たちも多いですし。
思いがなきゃ認可外保育園なんかあんまりやらないよね。
いやーすごいと思いますね。
分け合いは余る?
私も何回も奥野さんの横でこのお話聞いてるんですけど。
はいはい。
いつもそうですね、深いなと思いますね。
名刺交換した際にも、人と人の間に心があるんだ、なるほどって言っていただきますね。
初対面の名刺交換のときにそういう話をされたんですか。
そうなんです。NPO法人間の名刺には名前の由来が一言書いてあるんですよ。
心は人と人との間にあるって書いてあるんです。
それを彩香さんが渡すもんだから、知らん人に彩香さんが、
心ってのは人と人との間にあるんですかって聞かれるっていう。
そっか、これ説明しなきゃいけないんですね。
なるほど、なかなか大変ですね。
だんだん多分このポッドキャストを毎週聞いていくことで、
奥野さんの中にある間の精神みたいなのがどんどんじわじわと
皆さんに染み込んでいくんじゃないかなと思いますので、
ぜひですね、すごい多分おっしゃってる言葉めちゃくちゃいい話じゃないですか。
100%は理解できないけど、すごく心に響くものもあるし、
応援したくなる気持ちってすごく湧いてくるので、トーマスはね。
リスナーの皆さんもそうあってほしいなと思うんですけれども。
なので本当に何か今の奥野さんの話で響いた方はですね、
毎週配信していきますので、来週もぜひ聞いていただきたいなと思ってます。
こんな奥野さん、NPO法人アイダーを応援していただける方はですね、
NPO法人アイダーのホームページから支援とかできるんですよね。
そうですね。今は間口がそんなに広くないんですけど、
いろんな支援のされ方というか、支援の発揮の仕方というか、
皆さんのお気持ちの発揮の仕方がありますので、
問い合わせいただければ幸いです。
嬉しいですね。ありがとうございます。
あとメールマガジンとかは用意できましたか?
特にできてないですか?
特にできてないです。
今回のラジオを機にこちらの話をですね、メールマガジンにしてお届けしたいと思います。
その辺はまたあれしましょう。
カミングスーンです。
できたら配信しましょうね。
そうですね。
なのでぜひ概要欄にNPO法人アイダーのホームページのリンクを貼っておきますので、
気になる方は一度アクセスしていただいて、
いろいろ細かい思いなんかもホームページに載ってますので、
その辺もじっくりご覧いただけたらいいなと思っております。
彩香さん、何か話し足りないことはないですか?
そうですね。
今日みたいな、私は勝手に大地図ムって呼んでるんですけれども、
奥野さん独特の表現だったり世界観が、
何回も聞いてても、その時の状況によって受け取り方も解釈も違ったりするのが、
また面白いな、深いなと思ってるんですけれども、
これからも大地図ムをお届けしていけたら嬉しいなと思います。
いいですね、大地図ム。
ありがとうございます。
奥野さんの言葉だけだと難しい部分もただあると思うので、
そこは彩香さんがぜひフォローしていただければと思ってますので、
引き続き来週よろしくお願いします。
トーマスを聞き返すとか、ぜひぜひよろしくお願いいたします。
もちろんもちろん、それはそうです。
それはもう置いてけぼりにするので。
どうぞ置いてけぼりにしてください。
しっかりフォローして番組に仕上げてください。
お願いします。
置いておくと、置いてけぼりにしちゃうので。
では、アイダラジオ by NPO法人アイダ、
わけあえばあまる第1回以上で終了とさせていただこうと思います。
彩香さん、大地さん、ありがとうございました。