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9月16日(土)・17日(日)のプレシーズンゲームの結果、名古屋の張本天傑選手とスコット・エサトン選手がインジュアリーリスト入り。名古屋にジョシュア・スミス選手加入。16日(土)のファイティングイーグルス名古屋対名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦の、川辺泰三ヘッドコーチとショーン・デニスヘッドコーチの試合後会見を聞いて。今、名古屋のロスターが少ないことについて。

サマリー

9月16日と17日のプレシーズンゲームの結果を報告いたします。16日に行われた試合では、フェニックス名古屋がイーグルスに77-69で勝利しました。17日の試合では、イーグルスがドルフィンズに79-70で勝利しています。

プレシーズンゲーム、取材しました
こんにちは、Bリーグ公式映像コメンタリーの折出賢一です。
愛知県のB1リーグの実況をしています。
AICHI BLEAGUE COMMUNITY、このポッドキャストでは、愛知県のBリーグ4チームを追いかけます。
9月16日土曜日、17日日曜日にはプレシーズンゲームが行われました。その結果です。
16日に行われた試合です。
ファイティングイーグルス名古屋対名古屋ダイヤモンドドルフィンズは、イーグルスが77対69で勝ちました。
前半はドルフィンズがリードしていましたが、イーグルスは後半、ディフェンスの強さと笹山のスリーポイントシュートでドルフィンズを引き離しました。
シーホース三河は長崎ヴェルカと対戦し、101対95で敗れました。
第4クォーターでリードを奪った三河でしたが、長崎は連続得点で勝ち越しました。
三遠ネオフェニックス対韓国のソウル三星サンダースは、三遠が89対67で勝ちました。
三遠は積極的なゴールアタックとハードなディフェンスで三星を振り切りました。
17日に行われた試合です。名古屋ダイヤモンドドルフィンズ対ファイティングイーグルス名古屋は、イーグルスが79対70で勝ちました。
ドルフィンズは須田のスリーポイントシュートなどでイーグルスに詰め寄りましたが、イーグルスは相馬の3ポイントもあり、ドルフィンズを引き離しました。
選手の動向と補強
第19回アジア競技大会のメンバーに名古屋の佐藤卓磨選手が選ばれました。
宇都宮ブレックスの高島紳司選手が怪我のため佐藤が選ばれました。
第19回アジア競技大会は9月23日土曜日から10月8日日曜日まで中国の杭州で開かれます。
名古屋は13日、張本天傑選手とスコット・エサトン選手をそれぞれインジュアリーリストに登録したと発表しました。
張本は右膝の前十字靭帯を損傷し全治未定。エサトンは右尺骨茎状突起基部骨折で全治1か月です。
名古屋は17日、ジョシュア・スミス選手と契約したと発表しました。
スミスは昨シーズン、富山でプレーしていて、1試合平均でそれぞれ17.5得点、9.5リバウンドの成績を残しています。
スコット・エサトン選手がインジュアリーリストに入り、センターのポジションがティム・ソアレス選手だけだった名古屋ですが、スミスの加入で手薄になったセンターの補強ができたことになります。
16日に行われましたイーグルス対ドルフィンズ、取材に行ってきました。
イーグルスが77対69で勝った試合でしたけれどもね。枇杷島スポーツセンターに2200人ほどのお客さんが集まって、イーグルスの川辺ヘッドコーチも「ありがたい」というふうに試合後の記者会見で言ってたんですけれどもね。
この試合ドルフィンズ69点しか取れなかったんですね。もうちょっと点が取れてもいいかな、70点台の後半……80点台っていうところも普通に取れてるようなチームだなと思ってたんですが、この日は69得点。
オフェンス面に関しては人数もいないという中でね、あとソアレス選手がまだ合流して4日目だったというこの試合だったので、オフェンス面でのコンビネーションというところはこれから上がってくると思うんですが、ディフェンスですね。
この試合ではイーグルスのコーナースリーというのが効果的に決まっていて、ドルフィンズにとってはそれが致命傷というかね、負けてしまった要因のひとつにもなってしまったんですけれども、コーナースリーの打たれ方っていうのがかなりイーグルスにとってはイージーな、ドルフィンズにとっては「なんでそこのコーナー開けちゃうの」っていうようなハードなディフェンスという感じではちょっとなかったんですよね。
デニスヘッドコーチもこの試合の中で2回フリーにしてコーナースリー打たれて決まってるっていうシーンがあったんですけどね、そのうちの1回は怒りのタイムアウトっていうかね、テーブルオフィシャルに思いっきりTの字を作って、帰ってくる選手に「なんでだ」っていうような表情をしてたっていうのが印象的で、そのくらいディフェンスに関してはちょっとこう……いつものディフェンスじゃないなっていう感じがしてたんです。
そのあたりをデニスヘッドコーチに聞いてみたんです、試合後の会見で。「どうしたんですか」って言ったら「どうしたんでしょうね」っていうふうに言ってまして。「いつもできていることがこの日はなぜかできなかった」と。その原因は追求したい、究明したいなんて話もしてたんですけれど、デニスヘッドコーチにとってもこの試合のドルフィンズのディフェンスっていうのは「あれ? なんで?」っていうような、そんな印象を持っていたようです。
スアレス選手についてこの試合のできっていうのは「よくできた」というふうに言ってました。ですのでオフェンス面についてもそれからチームの強度と言いますかね、約束ごとの浸透度、理解度っていうところを考えたらまだまだこんなもんじゃないよ、っていうところはデニスヘッドコーチもこの試合に関してはそんな印象だったような感じでした。
そしてイーグルスね、77対69で勝ったんですけれども、ティップオフ直後っていうのはどっちに試合が行くのかなっていうような重い展開だったんですね。両チームとも決めきれてない、ちょっと何かバタバタしてるなという印象があった中で、イーグルスは川嶋選手が途中から出てきた第1クォーター、ここでちょっと落ち着いてさらに流れを取り戻した感じがあったんです。
そこから第2クォーター、そして後半というのもそのチームのまとまりといいますか、ディフェンスの強度というのが落ちませんでした。後半もね、イーグルスはリバウンドが取れていたんですけれどもね、川辺ヘッドコーチにこのあたり取材してみました。会見で聞いたんですけどもね、そのあたりは「情報を共有できている、そのあたりはビデオ解析もしていて、実際に映像で、できているところ・できていないところっていうのが選手たちにも見せることができるので、
それで浸透している、共有できている」っていうようなことを話していましたので、このあたりが今後イーグルスの試合運びというところ、映像で確認できるっていうところでの修正っていうところ、強度が落ちないっていうところはシーズンに入っても期待できるんじゃないでしょうかね。
川辺ヘッドコーチもデニスヘッドコーチも、ここからシーズン開幕に向けてさらによくしていくっていうような印象をヘッドコーチ会見から感じましたので、プレシーズンゲームですから、もちろん勝ちたいでしょうけれども、できているところとできていないところっていうところを洗い出して、できていないところをシーズン開幕に向けて調整していくっていうところの意味合いも大きいでしょうからね。
そのあたりに関したら両チームとも材料が出たというような試合だったんじゃないでしょうか。さて開幕に向けて名古屋ダイヤモンドドルフィンズ、ロスターが揃ってくるのかというところもちょっと心配ではあります。アジア大会に出る齋藤拓実選手・佐藤卓磨選手っていうのは大会終わったら戻ってきていいパフォーマンスを見せてくれるんでしょうけども、インジュアリーリストに入っている張本天傑選手とスコット・エサトン選手、
開幕ちょっと間に合わない。それからプレシーズンゲームで菊池真人選手が鼻を怪我しましてね、これどうなのかなってちょっと心配ではあるんですよ。接触があった後、ベンチも後にして治療に入ってそのまま姿を見せないっていう感じでちょっと心配だったんですけどね。
ですので今名古屋っていうのはロバート・フランクス選手、レイ・パークスジュニア選手、伊藤達哉選手、ティム・ソアレス選手に須田侑太郎選手、中東泰斗選手、中務敏宏選手、そして坂本聖芽選手。で、加わったジョシュア・スミス選手……9人。
今西優斗選手と若野瑛太選手もいるはいますけれども。ただ名古屋についてはそこまで心配することもないんだろうなっていうふうにドルファミの皆さんは思いますよね。というのもやっぱり、もっと少ないロスターで勝った試合っていうのがリーグ戦でありましたもんね、昨シーズン。
ですのでそのあたり、しんどいというところ、選手の疲れっていうところは溜まってくるっていうところはあるかもしれませんけれども、太刀打ちできないっていうところはたぶんないんだろうなっていうところは思います。
そのあたりもデニスヘッドコーチもね、16日のプレシーズンゲームの会見で「この人数でも試合になるのはうちぐらいだ」っていうふうに自信を持って言ってたので。そのくらいベンチからスタートする選手、それからスターターの選手っていうところの差はない、
強度が落ちないっていうところ、これは名古屋ダイヤモンドドルフィンズの誇るべきところですので。まあでもね、いうても長いシーズン、やっぱり疲れというのも出てくるし、これからあってほしくないですけどね、怪我とかあるかもしれませんから、早めにロスターが戻ってこないと長いシーズンは厳しくなるのかなというところ、まあそのあたりスミスを補強してますからね。
あとは張本、エサトン、このあたりがインジュアリーリストから早くね、戻ってきてほしいなというところはドルファミの皆さんの共通の願いでしょうね。
さて AICHI B.LEAGUE COMMUNITY 、次回も愛知県のBリーグ4チームを追いかけます。Bリーグ公式映像コメンタリーの折出賢一でした。
09:06

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