1. 楽しく広告人学を学ぶ【アドバタラヂオ】
  2. #134【児玉監督のターニング..

斎藤ネコさんが音楽を手がける [PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『新ハムレット ~太宰治、シェイクスピアを乗っとる!?~』]の詳細はこちら

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※2023年6月6日(火) ~ 6月25日(日)@PARCO劇場


今月の6月24日にむしゃラジ!さんと共同トークライブをやります。

(来場頂いた方にもゲスト出演頂き、通常回としての配信も予定しております。)

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税込 1,000円(先着30名限定)

※1 トーク含め約180分、イベント限定ノベルティ付き 

※2 申込の段階では無料/料金は当日のお支払い 

※3 別途1オーダー制


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みなさん、初めまして。アドバタラヂオ(AdbataRadio)と申します。

僕たちの番組では、広告に関わる出来事や出会いを通して、

数分や数枚の広告に一生懸命向き合っている大人達がいると知ってもらい、 広告を好きになってもらいたい、

そんな広告"人"学をお届けするラヂオです。

末長く、宜しくお願いいたします。 by スナケン・トミナガマコト

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#アドバタラヂオ #東京事変 #椎名林檎 #斎藤ネコカルテット

00:03
どうも、【アドバタラヂオ】はじまりでーす。
すなげんでございます。
とみなおことです。
よろしくお願いします。
この番組は広告大好きな二人が広告に関わる出来事や出会いを通して聞いている皆さんに
広告に興味を持ってもらい、そして広告を好きになってもらいたい
そんな広告人学をお届けするラジオです。
よろしくお願いします。
なんか不思議と失笑が聞こえるんですよね。
普通そこは録音しとくやつじゃない?
そう。
毎回流れるやつ。
僕も一瞬今日はそういうタイミングかなと思ったんですけど、
どうしても彼がやりたいと言ってた。
やりたい。
やっぱりやりたい方がいいんじゃないですか。
そう。やりたい方がやりたい。
そうなんですよ。
さすがです。
すいません。
しきりが。
切り替えるっていうところ。
すいません。
すいません、笑って失礼。
おかしすぎ。
笑ってるなーと思って。
まだ二回やるわけでしょ。
素晴らしい。
素晴らしい。
一からやります。
いいと思います。
というところで、前回引き続きお二人ゲストに来ていただいております。
ご紹介お願いします。
はい。映像ディレクターの児玉悠一さんと、音楽家の斎藤猫さんです。
児玉です。
斎藤猫です。
よろしくお願いします。
今回主力の中でお二人ゲストに来ていただいているというところで、
前回は二人のお付き合いというか慣れそめを伺って、
今回はせっかくなので、お一人ずつお話を伺っていきたいなというふうに思っております。
猫さんもご質問あれば。
全然これ、おやおやと思ったら児玉さんのところに入っていただいても、
質問があっても全く問題ございませんので。
よろしくお願いします。
今回は児玉さんについていろいろ伺っていきたいなというふうに思っております。
そうですね。
多分むちゃくちゃ擦られてきていると思うんですけども、
児玉監督の映像制作の始まり
今の映像ディレクターという職に足を踏み入れたきっかけって何だったんですか?
きっかけは、
何ですかね。
大学は理系ですよね。
学生の時に友達のミュージックビデオ的なものを作って遊んでいたのが大きいですかね。
カセットテープのジャケットとか、当時まだカセットテープで作っていましたね。
CDかカセットか。
ジャケットを作ったりフライヤーを作ったりというのが最初ですかね。
それでMacを買って、それで俺でも映像を作れるなと思って、
身を見真似で始めたのが最初ですね。
友達のアーティスト活動を手伝うというところからなんですね。
それまでやってみたいという思いは無く、大学、理系に行かれたんですか?
もともとは科学者になろうと思って。
そうじゃなきゃいかないですよね。
普通に科学者になろうと思っていました。
そうなんですね。
最初は化学に行ったけど、物理とか宇宙科学とかそういうのにすごく興味があったんで。
そうなんですよ。やっぱり知らないもんですね。
でもそれでやった時に、友人の方のミュージックビデオを撮る時に、
できるっていうような感じ、ちょっとやってみないみたいな感じから最初始まったってことですか。
そうですね。
やってみようかって言って、不自然とみんなで。
そういうちょっとはぐれ者が集まっているサークルがあったんですよ。
キャンパスアート同好会っていう。
いいですね。
キャンパスアート同好会。
特に何もやること決まっていなかったんですけど、
そこに所属しているとやりたいことを壁に物質に貼っておくんですよ。
広瀬川にダムを作ろうって。
そこに参加した人の名前をバーって書いていくと、
みんなで石で広瀬川を石止めに行くとか、
そういう活動をしていたサークルがありまして。
全員的なサークルですね。
かっこいい。
ファンギャルドですね。
そこでやっぱり写真をやっている人とか、写真をやっている先輩とかから原像を習ったりとか。
東京ではこういう当時、明和電機さんとかが面白いことをやっているよっていうのをみんなで見に行ったりとか。
そうすると僕も音楽をやっている人もいたし、
僕何できるかなと思った時に映像できそうと思って。
そこから機材を使い始めてみたいなスキルを学び始める。
そうですね。
別に先生がいたわけじゃないですよね。
見なかったですけどね。
たまたま住んでいた家の上にデザイナーの人がいたりとかして、
その人からこういうフォントがあるんだとか。
立場の始め、やばいとかそういうのをいろいろインプットされて、
なるほどっていうのを、そういう師匠があちこちにいます。
学業と両院しながら。
そうですね。
面白いですね。
NHKやスペースシャワーでの活躍
ちなみに一番最初のアーティストの方のジャンルは何だったんですか?
ポップポップスです。
どう?どう?
その後NHKに入られるんですけど、その人は。
NHKに行って、NHK議研にも行って、
でも番組とかやりたいからって言って一回やめて、
その人がその後スペースシャワーで番組を作るんですけど、
その時に僕も一緒に誘われてその番組をやってました。
ちゃんと聞いてよかったですね。
意外と学生の時の繋がりが。
そこから化学の方にはちょっと行かないで映像を進めていこうかなっていう就職活動だったんですか?
どうやったら、コマーシャルもすごい好きだったので、
コマーシャルどうやったら作れるのかなって思った時に、
当時僕が読んでた雑誌はデザインの現場と広告批評とデザインプレックスって雑誌が3冊あって、
それを読んでたんで、だいたい見てると広告代理店の人がクレジットされてるんですよ。
ここに行けば作れるんだと思って。
だいたいクリエイティブディレクターの名前のところなんですよね。
それで電通って書いてて、代理店に行けばいいんだって思って、
で、就職活動して入ってみたんだけど、
実は配属されたのは僕は媒体課で、新聞雑誌担当だったんで、
これはなかなか道のりが長いなと思って。
いろいろ入ってから製作会社があるんだとか、
いろいろ初めてそこで東北新社とか知るんですよ、名前を。
その媒体のほうだったんですね、最初。
社会人になっての初仕事とキャリア選択
東北大学だからいきなり東北新社じゃなかったんですね。
東北新社は東北にあるんだと思ってますね。
普通そう思いますよ。
そこから広告代理店の媒体のほうに配属になって、
どれくらいいらっしゃったんですか?
1年ですね。
1年で辞めたのであんまりいたとは言えずらいんですけど、
でもしっかり研修を受けたので、
名刺の渡し方とか、電話の受け答えとか、
一通り社会人のスキルを学ばせていただいたのは本当に良かったと思ったんですけど。
劇団式なんかも養成所入って1年で抜けるとちょうどいい。
教育だけちゃんと受けて。
ちょうどいい。
絶対ダメですよ、あんなこと言っちゃう。
せめてめのみそぎとして描いた部署の会社の、
僕は横浜支社だった。
その人たちの結婚式ビデオを作り続けました。
いい話です。
素晴らしい。
そのために呼ばれて、子供は来いって言われて、はいって言って。
結婚式ビデオを3、4本作りましたね。
媒体やってるより楽しいでしょ、結婚式ビデオの。
そうですね。
幸せそうだし。
そこから制作の側というか。
辞めた瞬間からディレクターの名称を作ったんで。
それ間ってやってたんですか?
国内利点入っている間にも1年間ありますけど、その時にも映像作品っていうのは。
映像作品はそうですね。
何か勝手にいろいろやってましたね。
そこから辞められて、ディレクターとして名乗って映像の世界に飛び込むという。
そこからキャビディアを。
しばらくはずっとフリーでやってたんですけど、
4、5年はずっとクイックポップっていう会社を、会社というか野望でやってて。
クイックポップ?
なんか早そうじゃないですか。
すごいなんかパッてなんかできそうな雰囲気を出したかったです。
たまらぬクイック感。
なんかポップな感じのを求められそうだなとか。
モーショングラフィックスとか得意だったんで。
今でもやってますけど。
それはご自身のことか。
その名前で大学時代やってたんですよ。
クイックポップですか?
はい。
へー。
野望ですね。
グッズ製作に関する思いと趣味
そうですね。
グッズ作りたかったんで。
可愛いポップのあるんですか?今でも。
今はないけど。
なんかでも小玉唯一ってなんかやりたくなくて。
何作ったんですか?
グッズですか?
当時。
Tシャツとか。
まずはTシャツ。
ポストカードとか。
ちょっとプレミアミス。
缶のメモ帳とかいろいろ作りました。
へー。
空き缶を割れながらどうやって作ったかも思い出せないんですけど、
すごく好きな空き缶を潰して、
それで表紙を作って、
ハトメでワートメて、缶でできた。
物によってはちょっと危険。
危険ですね。
そこを綺麗にする技術も磨いて。
結構トマトジュースとかボスの缶詰とかで作ってました。
今ではどの缶で作るかによっていろいろなことが起こるなんてことも考えもせずにね。
考えもせずにね。
いい時代ですね。
いい時代ですね。
あとナイキの上に漢字でウチキって書いてある。
ウチキTシャツ。
素晴らしい。
いいじゃないですか。
それいいですね。
いいですね。
当時サンプリングが音楽も映像も、
そういう文化がすごく面白いなと思って。
コラージュとかすごく興味があったんで。
VJとかもDJに合わせて映像を出すとか。
それもずっとクラブでやってたんで。
時代としては。
なるほど。
でもお話聞いてるとノベルティー好きですよね。
そうですね。
やっぱり映画行っても舞台行ってもとりあえずグッズコーナーを隅々まで見るとか。
あと科学館に行くと、科学館が大好きなんですけど。
科学館に行くと、科学館のグッズコーナーのラインナップでそこの良し悪しを測るっていうか。
ここはセンスちょっと足りないなみたいな。
そういうのが透けて出てくるのがグッズショップなんで。
大したの売ってないとこは、やっぱり大したことないです展示も。
行けてなくたです。
ミュージアムショップとかもそっち結構見る?
そうですね。見ますね。
そうですか。
じゃあそこで、児玉さんちょっと話しましたけど、
広告会社辞めてそこでコトブキビデオとかをお作りになって、
時間ちょっと減ってキャビアにお入りになるっていうのもあると思うんですけど、
そこの過程で今児玉さんが考えるキロっていうか、
思える出来事とか出会いとかっていうところで考えると、
友人関係とキャリア選択の結果
大きいところって児玉さん的には何だったりしますか?
今思い返すとやっぱり会社入って辞めたのがでっかくて、
会社入った時に動機がいっぱいできたんですよ。
今でもやっぱり付き合いある友達とかもいるし、
それでそこを辞めてからできた友達。
そこの今にして思えばあったなと。キロっていう意味では。
そこでもう引き返せなくなっちゃったんで。
戻れない。
戻れなくなっちゃった。
結構長くお付き合いする、そこで動機っていうんですかね。
その後の仕事にも結構ちょくちょくご一緒したりとかっていうのもあったんですか?
そうですね。ありますね。
あとなんか動機って響きいいじゃないですか。
確かに。社会人になってないとないです。会社に入らないとないです。
そうです。
動機って。
逆に言うと大学生の時の友達はみんな、
さっきのキャンパスアートの仲間はいるんですけど、今でも。
大学の授業行ってたほうの理学風の友達はみんな今教授とかになってて。
ちょっと違うんですね。
そうなんですよ。ちょっと寂しいんですけどね。
学生の時目指してたところは一緒だったけれど、
いざ社会人になってみるとちょっと方向性違いますね。
そうですね。
どっちからが違うか分かんないですよね、その学校の人たち。
ずっとどうなってんだってことを教えてたりしてますけどね。
仕事としての映像制作における監督の役割と違い
なんで児玉さんはそっちの道行ったんだろうみたいなところありますもんね。
あとちょっとまた質問があるんですけど、またこれもたぶん擦られまくってるかもしれませんけど、
児玉さん今おやりになってるのがCM、ミュージックビデオ、もしくはライブ映像とかそういうこともおやりになってると思うんですけど、
CMとミュージックビデオっていうところで二つで見ると、
違いっていうか捉え方というか監督としてCMとミュージックビデオの違いっていうところは児玉さん的にはお考えというのをお聞きしたいんですけど。
本当は同じはずなんですけど、
コマーシャルはちょっとだけクリアしなきゃいけない課題がより多い感じはしますが、
それを越えていっていく楽しさっていうとあれですけど、やりがいは感じますね。
尺であったり15秒で感動するものを作ってくださいとかって言われるんですけど、
なかなか60秒と30秒と15秒を作ってくださいって言われたりしても、
60秒の映像と15秒の映像で同じ独語感になるわけなくて、
クライアントによりますよね。
逆にミュージックビデオであってもアーティストによってはこうしてくれっていうのもあるのかもしれないし、
僕はそんなありがたいことにそういうのはないですけど。
ミュージックビデオを作るときはそのアーティストの人からこういう世界観なんでっていうことを預けられるのか、
こだままさんがその曲聴きまくってそこのベースの企画を考えるってどっちが良い?
聴きまくりますよね。それが最大で最高のヒントなんで。
そこでアーティストとディスカッションしながら。
企画を出して違うって言われたらじゃあ分かりましたって言って違うのを出してくるとか。
コマーシャルも本当はそうなんですけど、
コマーシャルの場合は企画からやることもありますし、
企画があらかじめできている時もクリエイティブが作っている時もありますし、
そこで差事加減はあるんですけど、
そこを超えちゃうと映像を作るって意味では僕の中ではそんなに違いはないですね。
それこそ制作会社からなんですけど、
こだまさんのお名前を聞いたら結構ミュージックビデオからいろいろお話、
こだま祐一さんってすごい方がいらっしゃるんだって結構聞く機会が多かったなっていう印象だったんですけど、
結構今若い方も映像を撮れる現状でミュージックビデオとかトライしていくっていう方だと思うんですけど、
こだまさんずっとミュージックビデオをやり続けつつCMもやってらっしゃる。
映像制作におけるクリエイティブ企画とディレクションについて
ここは結構大変なんじゃないかなって個人的には思ってるんですけど、
どこかで頭のスイッチを切り替えてらっしゃる部分ってあるんですか?
同じなんでそこまでそんな違いはないですね。
映画はまたちょっと違う気がするんですけど、
ミュージックビデオまでは短距離層だなと思って。
ミュージックビデオは短距離層ですか?
中間そうですね、400メートル層くらいかもしれない。
頭の中で一本頭から最後まで再生できる尺っていうか、想像の中で。
両輪でやってらっしゃるってすごいなって思った。
本当にどっちも常に話題でいらっしゃるっていうのは。
別に他にもいっぱいやってるんですけどね、他のことも。
二軸ではないですね。
いろんなことされてると思いますけど、
あとこれちょっと聞いてみたいなと思うのが、
仕事を受ける基準ってこだまさんなんですか?
ギャラがめちゃくちゃ良いとか。
ネコさんめっちゃ良いです。
むちゃくちゃ言われますからね、ある程度いただかないと。
むちゃくちゃ良いか。
予算なくて言いたい放題じゃやってらんないですよね。
予算がめちゃくちゃ無いか。
無いのは自由だったりする。
いや、そんなことないな。
意外と陽気があったりします。
一応来たら断らないってことにしとこうかな。
ガンガンで泣くかもしれないですよ。
僕が何かやれそうだなと思ったらやりますし、
これは逆に迷惑かけそうだなってやつは断ります。
そこの仕事の中で、
自分のオリジナリティ。
平たい言葉であれなんですけど、
自分が映像の仕事とかソウルやってる時に、
これが児玉でございますって言えるような、
自分の肝っていうか演出の。
もし聞けるのであれば。
児玉さん自身の制作スタイルと映像制作における監督の存在価値
いつも見た時に、
これ児玉さんの仕事かなって思えるものが
大体児玉さんの仕事だったりするんですけど。
勝手に第三者が思ってることですけど、
それって自分がそこの映像に置いているものっていうか、
エッセンスとかっていうのは
児玉さん的に意識してる部分あったりしますか?
どうなんでしょうね。
どうでしょうか。
自分ではどんなジャンルでもできるって思ってるので。
なんですかね。
思ってるだけなんですけど。
むしろ第三者的に不思議と、
児玉さんを感じるという。
児玉さんを感じる。
不思議な感じですね。
映像、一言で言ってもいろいろあるんですけど、
アングルとか、
尺のカットの割り方とか、
文字の入れ方とか、
そういう手癖が残っちゃってるのかもしれないですけど。
あまり良いのか悪いのかちょっと分かんないですが。
でも見てるものからすると、
その手癖っていういわゆる今おっしゃってた表現のものが、
逆に気持ちいいものとなっている。
児玉さんオフラインご自身でやられるのって、
何かこう理由があるんですか?
それはやっぱり自分でやった方が早いからなんですね。
2フレットちょっとずらしてとか、
口で言うのがまどろっこじゃないですかね。
やっちゃえば早いよね、自分で。
自分でやった方が早いかもしれないですね。
あといろいろ試せるじゃないですか。
ご自身で検証したいこととかも、
自分でやれるからっていうところはあるんですね。
逆にミュージックビデオとかを他の人がやるっていう、
オフラインをディレクターがやらないっていうのは、
逆にじゃあ何やってんのっていう気持ちにもなっちゃうぐらい。
そこが一番面白くてコントロールできるとこなのに。
ティーネイジエンジニアリングの製品と美意識
もちろんすごく信頼できるオフラインエディターがいれば、
見つかっていれば生まれる人がいればいいと思うんですけど、
僕はまだちょっと出会えてなくて、だからかもしれないですけど。
なるほど、確かにそうですよね。
あと自分で作るのが好きだからですね。
プラモデルのパーツがせっかく揃ったのに、
それを組み立てていくところが一番楽しいじゃないですか。
そこをやんないなら、どこやんのみたいな。
なるほどな、確かに。素材が全部揃ってる状態で。
だからプラモデル買ってきて、これちょっと作って色塗っといてくださいって言って。
そういうことですね。
そう、確かに。
って感じよりも。
自分であれもない、こうでもない。
そうですね。
編集は結構お好きなんですか?
あるじゃないですか、コンテ描いてる時が楽しいとか、
撮影してる時が楽しいとか。
一番楽しい、テンション上がる瞬間。
コンテ描いてる時が一番辛いですね。
絵を描かなきゃいけないのと、
これめんどくさいなと思って、これを伝えるとどう描こうかなみたいなのが一番めんどくさくて。
でも描けたら、描けた時ですごく満足度は高いんですけど。
オフラインまでは、オンラインはさすがに信頼できるエディターが何チームかあるんですけど、
その人とやってますが、その納品の1時間前ぐらいに一番全納感が。
どうにでも素材が全部揃って、CGもVFXも揃って、
ちょっと色を変えるとガッと変わったりとか、
やっぱりこれ抜こうとか、足したり引いたりも自由自在にできてっていう状態が本当に最後の1時間ぐらいなんですよ。
その時が一番興奮しますけど、すぐその時間が短くて、すぐ手を離れてしまうんで。
全部出揃ってからですもんね。
本当に最後の最後ですね、そうすると。
なるほど、ちょっとしたマジックアワーなんですね。
もうすぐ仲良くなっちゃうみたいな感じ。
それこそ今日、ねこさんに教えてもらえるんですけど、
MAとか最後の音にタッチするところで、もう色々試したりとかっていうこともあります?
そうですね、音もほぼ音楽ですからね、映像は。
音の情報の方がやっぱり強いんで。
音に引っ張られていくなっていつも思って。
やっぱり最高の音にしたいですよね。
音の世界を作ってもらって、どっちもそれでお互いを補強しあって。
貴重なお話、色々聞いてますね。
みんな多分そう思ってます。
それこそ今結構スマホの時、見てるじゃないですか。
僕らも色々な方々にお話聞かせていただいた時に、
やっぱり音楽大事だって、もちろんおっしゃってるんですけど。
それと時代が若干ギャップがあるなって聞いてる僕は思ってて。
でもやっぱり映像作られてる方からしてみたら、
音楽をガイドにしたりとか、そこを立たせるっていうところ、
結構肝に入れられてるなっていうのは本当に。
TikTokとか見てても音にどうはめるかっていうのがすごい、
今の子たちの感覚ですごく鋭いものはありますけどね。
音質とかじゃない?
音質ももちろんあるかもしれないですけど。
別にオリジナルじゃなくていいってことですよね。
今は何でもありもない曲だと。
そこに腹を噛んで音楽作れるのに作んないですからね。
印象に残る音楽曲の方がいいんですよね、きっと。
映像もそうかもしれないです。
アセットでとかストック映像とか。
それだけ豪華にもできますし。
オリジナルで作る理由というか。
それはない場合ですよね。
どこにもない場合に作るしかないっていうことだと思うんですけど。
確かに別に払えるお金はあっても、作らないケース結構ありますよね。
大々だとはめっちゃ思うんですけどね。
確かにダンスとか聞くときもそうですけど。
音にはめて気持ちよさというか。
見てる側の気持ちよさもあるんだと思うんですけど。
子供さんも変わらず大事にしてるっていうところ。
みんな変わらないですね、やっぱり。
さて、ここであれなんですけど。
最近子供さんがこれイケてんなーとかって思ったりとか。
思った子供の出来事とか。
映像も含めて。
映像含めて何かありました、最近。
イケてんなーですか。
なんかこうオッて思った。
ちょっと引っかかった。
ティーネイジエンジニアリングっていう楽器メーカーがあって。
そこが作るプロダクトがものすごく面白くて。
もともとシンセサイザーとかミキサーとかOP-1っていうシンセが一番有名なんですけど。
インジケーターとかがアニメーションになってて。
ちょっと可愛いんですよ、そのデザインがすごいイケてて。
物自体も素晴らしかったり。
あと楽器だけじゃなくて、他のところと組んでデザインだけティーネイジエンジニアリングがやってるプレイデートっていうゲーム機とか。
それはここにクランクがついてて、くるくる回すゲーム。
これはOP-1ですね。
あと、その照明はIKEAとティーネイジエンジニアリングのコラボ。
IKEAで売ってた照明なんですけど。
スピーカーに照明がついてるんですよ。
かわいい。
あれもそうですけど、組み合わせてどんどん作っていけるんですね。
あれですね。かわいい。
なるほど。
猫さんが動いた。
これをイーベイでめちゃくちゃ。
ドンしました。結構な額が。
そうですね。日本で買えなかったんで。
ティーネイジエンジニアリングです。
新しいマイクの開発
最近新しくマイクを作って、そのマイクがまたイケてるかっこいいマイクを。
デザインもイケてるんだけど、割と機能もいい感じの機能が。
面白いですね。
そこの美意識っていうか、そういうものを僕も作りたいなって。
作りたいっていう気持ちは?
美意識のあるもの。
美意識があって、機能性もあって、みたいな。
っていうものがやっぱりいいなって。
で、コンサート会場で販売?
グッズを。
さすがですね。先生。
グッズを販売。
ただ、普通のグッズは作らないようにしようと思って。
アイテム制作の背景から見る科学感
僕は映像に関わるアイテムって縛りで。
もともとスタッフに配ってるやつなんですけど。
ティーネイジエンジニアリング。
これちょっと僕もチェックしてみよう。
なんで知ったんですか?見てたら出てきたとか。
情報として入ってくれた。
僕の界隈では。
熱い界隈で。
最終的に物販に落とす。先輩が。
ありがとうございます。
学びになったというか、新しい発見になりましたね。
ありがとうございます。
見た目も良くて質も良いっていうのがやっぱりいいなと思って。
それ最高ですよね。
最後の本人の質問させていただきたいんですけど。
新しく美意識とかっていう話もあったと思うんですけど。
今後こういうのやってみたいなっていう。
結構業界の方聞いてくれてるんですかね。
分かんないですけど。
このままこういう仕事やりたいなとか。
今後こういう仕事あったらぜひみたいな。
思い描いてるものとかあるんですか?
僕はずっと科学感を作りたいなと思ってて。
科学のデザインっていうか。
美しいじゃないですか。
美しくてしかもそれが体感できる。
体感した時にそれがちゃんと図形と体感と質感とかデザインが
全部一気に踏み落ちるような。
しかもかっこいいみたいな。
そういう空間を作りたいなというか、
そういう科学感が生きたいなっていう。
ずっと思ってますけどね。
場所ってことなんですか?空間?
場所なんですかね。
子供の頃行ってたら科学感がすごい好きだったんで。
新潟の自然。
今ちょっとだいぶ中の展示変わっちゃったんですけど。
デザインと科学っていうのがうまいこと融合してたなと思って。
新潟の科学感も結構好きなんですけど。
科学技術館。
太陽を盗んだ男と菅原文太とジュリーが揉み合うシーンの場所ですが。
そこのフロアによってはちょっとうーんっていうところがあるんで。
なんかもっと良くなるのになって勝手に思ってますけど。
空間を作っていきたいと。
空間っていうか科学感ですよね。
科学感を作りたいです。
そこのグッズ屋さんを監修したいです。
物販の鬼ということで。
そこがやっぱり大事なんですよ。
持ち帰るものなんで。
そこで売るものとかやっぱり。
お茶なんだけど、ちゃんと科学的な好奇心も刺激するようなものを子供に持って帰ってもらいたいですよね。
地球ゴマとかね。
昔すごい本当に面白いなと思って。
テレビ石とか。
大人の科学のブロックがテレビになった時にすごい周りで買ってたものもあります。
だから科学もそういう美しい形とか生んでるから。
そもそも楽器フェアって科学技術館でやってましたよね。
1階のところですよね。
今はちょっと分からないけど。
だから通じるんでしょうね。
単純に音を爆音で浴びるとか、
すごいデカいスピーカーの前で音の中低音を浴びるだけとか。
それだけでも音が波だっていうのを実感できるじゃないですか。
空気の震えなんだっていうのを。
それは十分わかるけど。
うるさくて迷惑ですよね。
それは科学館とかそういうところで体験するんですよ。
一緒にやる生楽器とかの人間としてはとても。
科学館の体験とライブの演出
カメちゃんの生音とかすごかったですからね。
いろんなそのなんか。
ギターはどうなんだとかバイオリンはどういう音で来るのかっていうのは
肌で感じるのが一番手っ取り早いっていうか。
バイオリンも目の前っていうか耳のところで弾かれたら本当にうるさいですけど。
ギターよりもうるさく感じると上の音出てるから。
知らないですよねそういうことは。
みんな音量を調節して聞いちゃうんですけど。
本当はどういう音してるかはね。
確かにそれを聞けるだけでもデカいですよね。
そう考えると科学と通じるのかもしれないですね。
体感するっていうことですね。
空間自体そういう科学館を作りたいっていうのは面白いですね。
光もそうですもんね。光もありますもんね。
昔僕がよく行ってた科学館ではイムズのパワーズオブテンが今にして思えば流れてたんですけど。
子供はわけわからないけどなんかすごい面白い映像だなって。
ピクニックしてるところからカメラがどんどん引いていくんですよ。
どんどん引いていくと十の南城っていう尺で四角い枠がどんどん奥に流れていって。
地球から太陽系、銀河、どんどんカメラが離れていって。
今度カメラが逆に突っ込んでいくとまた地球に戻ってきて公園でピクニックしてる人のおじさんの手の上までグーッとアップしていって。
そうすると今度手のひらの上にどんどん細胞をどんどん拡大していって。
最終的に原子核までいくんですけど。
でもそれはすごくデザイン的にもよくできてて。
ああいうものがに触れられたのは子供の頃大きかったなって思うんですけど。
それがイムズのパワーズオブテンだっていうのは後から知るんです。大学生になってから知るんですけど。
まさかの回答で。
なんかこういろいろこういう場所で撮影したいとかそういうお答えなのかなというふうに思ってますけど。
ライブの演出とかもちょっと近いですけどね。
空間で見たり聞いたりを体感してもらうっていうのを作るってことですよね。
視覚と聴覚と肌のあれを同時に感じるっていうか。
今後の展望と活動
ぜひね聞いてる方そういうのをぜひって思ってる方は。
あれですねもはや出資してくれる人がいればって感じですよね。
そうですね。
お金出してくれる?
みこさんお願いします。
うちはそういう仕事してない。
ポンとこだまさんにやってくださいって言ってくれる人募るって感じですよね。
それが一番何もしがらみもないし。
そうですね。お待ちしております。
ありがとうございました。
ちょっとなんかいろいろ昔の話だったりとか今後のこういうお仕事を受けたいみたいなところも広げて伺わさせていただきましたというところで。
次回は斉藤猫さんの方にご質問させていただきたいなというふうに思っております。
番組の締めくくり
ということで今回は以上となっております。
ありがとうございました。
ありがとうございましたこだまさん。
ありがとうございました。
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