広告をやって楽しむ、見て楽しむ、話して楽しむ、アドバタラヂオパーソナリティの富山事です。
今回も広告にまつわるトピックスから話をさせていただきます。よろしくお願いします。
今回のトークテーマ、ガチャ?ガチャポン?日本人らしさが詰まったカプセルトイが今熱い、です。よろしくお願いします。
今回のポイント、面白ポイントなんですが、3つあります。
1つ目、買える前にガチャ、インバウンド向けの取り組み。
2つ目が、市場規模が実はすごい、1年で160億円も大きくなっている市場。
そして3つ目、実は呼び方注意、大手2社が登録商標をしている、です。
この中で面白そうだなと思ってもらえたポイントがあると嬉しいなと思っています。
では行きましょう。
まず面白ポイントを話していく前に、基礎知識を皆さんにお伝えします。
ガシャポンもしくはガチャガチャもしくはガチャ、実は正式名称はカプセルトイと言います。
製造会社はバンダイと宝富アーツ、本当2社しかマシンも含めて作っていらっしゃらないというところです。
歴史は1965年にアメリカから日本に導入されてきたと言われております。
結構古い歴史があって、本当に僕も小さい頃よくスーパーで親に値立ってガシャポンしたいと言った記憶があります。
いくら使ったかね、大きくなるまででかなりの回数ガシャガシャしたんじゃないかなと思いますが、
これは皆さんもきっと記憶の中にあるんじゃないかなと。
100円とか200円とかでガチャガチャできちゃったりするので、手軽だしいくら使ったかわからなくなっちゃうような、
そんな魔法なおもちゃなんじゃないかなと思います。
ガチャガチャポン、結構今市場的にも熱いし盛り上がりを見せてるんですよ。
そんな話を今回していきたいと思います。
まず面白ポイント1つ目の帰る前にガチャ、インバウンド向けの取り組みなんですが、
今回このガチャガチャポンをピックアップさせていただいたのも、
この間僕が成田空港に行く機会があって、そこでおおおっとびっくりしたのがきっかけだったんですよ。
というのも皆さんご存知ですかね、今成田空港旅客ターミナルでガチャがめちゃくちゃ並んでるんですよ。
カプセル取りマシーンですね。めちゃくちゃ並んでて、これ上手だなってやっぱ思ったんですよね。
というのもやっぱり海外から日本に来られた方々が最後やっぱ小銭を結構余っていると。
最後にそのままね、もちろん募金だったりとか小銭をなくしてしまうっていうのももちろんありますけども、
最後の最後まで楽しんでもらいたいという思いで、余った小銭をおもちゃにっていうコンセプトで、
これは株式会社たからとみアーツが成田空港にガチャコーナージャパニーズカプセル取りガチャを開設されたと。
これ2016年7月にこういった取り組みをスタートしたと。
法日外国人の方が帰国する際に余った日本の高価を利用することを想定していると。
実際にめちゃくちゃそのカプセル取りマシーンが並んでて、
旅客ターミナルの第1、第2、第3それぞれにカプセル取りマシーンが設置されていて、
僕が見たのは多分第2ターミナルなんですけど、そこには100種類を超えるカプセル取りマシーンが並んでたんですよ。
これすごいですよね。今回お話しするのも参考としてエアトリさんの記事で皆さんも見ることができるんですけど、
すごい並んでるんですよ本当に。
その僕が行った時にも海外の法日された外国人の方がすごい選んでて、どれやろうこれやろうみたいなのをやってたんで、
ここに置いとくのはマーケターの方さすがだなって思いましたね。
ジャパニーズカプセル取りガチャとしてここに並んでるので、これは面白いなと思って今回のエピソードを撮ろうって決めた背景があります。
いろいろ調べていった中で次の面白ポイント2なんですが、今市場規模がすごいんですよこのカプセル取り。
1年で160億も大きくなっている市場だと。
というところでいろいろ調べてみました。
参考は週刊女性プライムの記事のカプセル取り業界の歴史やビジネス事情に精通する日本ガチャガチャ協会代表理事の小野克彦さんのインタビューを受けてらっしゃる記事で、
実はガチャ、ガチャポンは第4次ブームに突入しているというふうに小野さんはおっしゃってます。
先ほどから160億円増えてるという話させてもらってましたけど、2021年がまず450億円の市場だったんですね。
これも僕もびっくりしてるんですけど、450億円もある市場なんだと。
そこから2022年、一昨年ですね、約610億円まで伸びていると。
なので160億市場が大きくなっていると。
皆さんが買ったりとかそういうので市場が大きくなっているというところらしいんですよ。
僕も都内とかいろいろ行くと確かに見るようになったなと思ったのが、カプセル取りの専門店ですね。
本当にカプセル取りを並べているお店っていうのが結構見るようになったなというふうに思っていて、
ガチャガチャの森とかガシャポンのデパート、池袋に総本店があるらしいんですけど、
とかが目に入ってくるなというふうに思っていて、
このガチャガチャの森は86店舗を全国展開しているというようにおっしゃっていました。
平日利用者の約7割が女性だそうで、完全に僕も子供がやるっていうイメージはまだ結構イメージとして持ってたんですけど、
完全に子供から大人までみんなが楽しめる、男女しかも男女関係なく楽しめるものになっているっていうふうにおっしゃっていました。
確かに普通に大人、僕も今年いい大人ですけども、欲しいなって思うカプセル取りかなり増えたなと。
意外と小銭出てきちゃうし、ポンって買えちゃうなとは思うんですけど、
それぐらいみんなが買えるような、みんなが興味を持ってもらえるようなラインナップになっているのがかなりの変化だというふうに捉えていらっしゃいました。
第4次ブームに突入しているっていう話ありましたけど、じゃあ1,2,3はいつのタイミングだったかっていうと、
1983年にまず第1ブーム、僕が生まれる前ではあるんですけど、
火付役はバンダイさんから出してた筋肉マン消しゴム、訳して筋消しですと、これがまず第1ブームになったと。
IP、キャラクターとか、アニメもそうですね、をガチャガチャとしてカプセル取り、おもちゃとして、
HANNOで展開したことがかなり画期的だったというところで、この筋消しっていうのはガチャガチャカプセル取りの先駆者として、
今でも業界としては歴史に残っていると、これが1983年ですね。
次が1995年、第2次ブームがですね、筋消しはさっき話したように単色だったものが、いろんな彩色、カラーですね、どんどん付けられて、
まず物としてレベルが上がったというところがあるみたいです。
そしてディズニーフィギュアとかのコレクションも、そのタイミングからどんどんカプセル取り業界に入ってきて盛り上げていると。
そのタイミングでさらに今の宝富アーツがですね、これ僕も知らなかったんですけど、2ボックス一体型のガチャマシンを製造したんですって。
今までそれは1台で置いてあって、それを回すって感じだったんですけど、2台積み、2段ボンボンって置くことによって縦に連結できて、
スペースを取らずにいろんなラインナップを並べることができたと。
これは結構画期的だったらしいです。
ここが結構第2次ブームとしてもポイントとなっていったと。
このカプセル取りマシンを作っているのって宝富アーツかバンダイしかないそうです。
なので一番最初の引き続き役だった筋肉マンケージモニュメントだったらバンダイさんが先行してたんですけど、
この2ボックス一体型っていうのが宝富さんから出て、ほぼこの2社でカプセル取り業界っていうのは成立しているというふうにおっしゃってました。
僕これ知らなかったんですけど、ガチャマシンを保有する代理店が商品を各メーカーが購入して、中にどんなおもちゃを入れるかは代理店の自由らしいんですよ。
なのでガチャマシン自体はもう2社、宝富アーツさんとバンダイさんで作っている中で、
じゃあその中に入れるおもちゃっていうのを作ろうっていう、いわゆるハードとソフトの中のソフトの方を作るメーカーがどんどん増えていったらしいんですよ。
市場規模に合わせてですね。
だから今皆さんが実際に見ることができる、いろんな種類のカプセル取りがあるねっていう今の光景になっているということですね。
中に入れるものは代理店が決めるっていうのが面白いですよね。
で、この後2012年にですね、第三次ブームが来るんですけども、これはですね、僕買ったことないんですけど、コップのフチコの出現によって第三次ブームが訪れたと。
これすごいですね。
なんかカプセル取り業界では10万個でヒット、30万個で大ヒットと言われている業界で、このフチコさんシリーズはですね、販売類型2000万個を突破したと。
やっぱりなんか大人も可愛いなっていう風に思える商品。
当時やっぱりSNSも日本でも始まった後ぐらいですけど、これがやっぱりいろんな人が自分が買ったフチコさんを自分なりの場所に置いていくみたいな。
そんなムーブメントもあったりとかしていて、爆発的な人気になっていたと。
完全にフチコさんは大人が欲しくなるような商品だったっていうのもあって、ここは第三次ブームの日付になったというふうにおっしゃってましたね。
そのタイミングでご当地カプセルとかここに行かないと買えないみたいな、そういうカプセル取りも地域でそれぞれ盛り上がるって言ったっていう背景もあって、第三次的な盛り上がりが2012年に起こったとおっしゃってました。
小野さんのこのカプセル取り文化の考察としては面白いなと思ったんですけど、
日本にはもともとくじ文化っていうものがあって、結果どういうものが出てくるかわからないけど楽しめる、そんな日本的文化が昔からあるし小さい頃から親しみだったと。
かつそのミニチュアのものを好むっていう独自の文化もあって、やっぱりこのカプセル取りっていうものの日本人の熱狂度っていうのが生まれてきたんじゃないかなというふうに言ってました。
やっぱ小さいものを手先でいじるのは結構好きだったりするじゃないですか。
プラモデルとかもそうですね。
そういうのもあるので日本人にはやっぱり馴染む商品だったんじゃないかなというふうにおっしゃってます。
また100円硬貨っていうのもちょうどいいよなっていう。
やっぱりアメリカとかだと紙幣になってしまうし、コインはより単価としても安いものになってしまうんですけど、日本は100円とか500円とかそういうものがそもそも使われているっていうのもあるので、絶妙なんですよね100円って。
今はもう缶の飲み物買えないですけど100円だけじゃ。
僕が小さい頃は100円で飲み物買うか100円でおもちゃ買うかみたいな天秤にかけれるぐらいの良い硬貨の価値っていうのがあったので、このカプセル問いっていうのがちょうど日本人の生活には合っていたっていうのが考察されていました。
この小野さんのガチャガチャの経済学っていう本が出版もされているので、ぜひ興味ある方は見ていただきたいなと思います。
僕も今回いろいろ調べさせていただいて興味持ったので、ぜひ読みたいなと思ってます。
最後3つ目ですね。
実は呼び方注意。2社が登録商標をしている。
これ僕も知らなかったですし、多分皆さんも今回のエピソードで富永が言い方どっちにしようか悩んでるなみたいな感じてくださったと思うんですけど、このカプセル問い言い方いくつかありますよね。
これ皆さん何て呼んでるんですかね。
大きくはおそらく4つぐらいなんですけど、ガシャポン、ガチャポン、ガチャガチャ、そしてガチャ。
この4つで人によって言い方違ったりとかするんですけど、これ全てですね商標登録されてるんですよ。
えーって感じですよね。僕も本当知らなかったんですけど。
参考はですね、日本ガチャガチャ協会ガチャガチャラボ。
これも小野さんが作られているホームページなんですけど。
まずですねガチャガチャっていうのを1985年にバンダイさんによって魔神獣気球類とおもちゃ商品28類として商標登録されたとのことです。
まずそれが一つですね。その後にバンダイさんはですねガシャポンとガチャポンっていうのも自社と商標として登録されましたと。
かたやガチャこちらはですね1996年に宝トミーアーツさんが登録していると。
なのでちょっとまとめるとガチャガチャ、ガシャポン、ガチャポンはバンダイさんの商標。
ガチャは宝トミーアーツさんの商標というふうに分かれています。
なので各社ガチャマシンを作られているスーパーとかにあるものを作ってるんですけど、それぞれのところで名前の表記が必ず違うと。
これは意外と知らなかったなと思ってます。
なのでこれは言い間違えちゃいけないし何か自分の商品作る時とかも言えないんですよガチャとかガチャポンとか。
なのでガチャポンもしくはガチャガチャもしくはガチャではあるんですけども正式名称カプセルトイというところでカプセルトイは商標が登録されていないので皆さん使って大丈夫ですので何か悩んだらカプセルトイを使う言葉として使うようにしてください。
実際に宝トミーアーツさんのホームページとかにはガチャは宝トミーアーツの登録商標ですよとか。
バンダイさんのホームページの下の方にもガチャポンガチャガチャはバンダイの登録商標ですよっていうふうに記載あるのでぜひ皆さん興味あったら見に行ってください。
本当だと思えるんですごい面白いですよね。
という今回面白ポイント3つ挙げさせてもらって意外と皆さんが知らなかったとか思う部分もあったんじゃないかなと思ってます。
今後市場規模も1年で160億も増えてきている業界でもあるんで僕最近もっと加速するだろうなと思ってるのがIDとかタッチ決済でカプセルとかゲームとかできるようになってるんですよ。